2015　6月　楽しい列車の旅「伊予灘ものがたり号・八幡浜編（松山13:28発→八幡浜15:52着）」、列車内でフレンチを楽しむ。

2015/06/06 - 2015/06/06

６月上旬、急きょ四国に行くことになりました。

四国は本当に久しぶりです。
折角なので、土日の休暇と合わせて観光を楽しんできました。

以前から、ＪＲ四国の「伊予灘ものがたり号」が気になっており、この機会に乗ろうと計画。幸い指定券等も希望どおりに購入できました。

この列車は、国鉄時代の気動車を全面改修し、事前に予約すれば食事も楽しめるクルーズトレインです。快速列車のグリーン車指定席として営業しているため、乗車券と普通列車用グリーン券、お食事予約券が必要になります。

エリア 八幡浜・佐田岬(愛媛)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

久しぶりの松山駅です。

すでに「伊予灘ものがたり」号は入線していました。

団体のお客様もいるようです。

車両は、国鉄時代のキハ４８です。

主に非電化区間の普通列車用として供用されましたが、このような観光列車になるとは思ってもみなかったと思います。

車内は、カウンター席（海側）、２人用ボックス席（山側）、４人用ボックス席（海側）で構成されています。

今回は、カウンター席を予約しました。

座席と窓枠が一致しない席もあります。

指定された席にはすでにお食事用のメニューや箸などが用意されていました。

食事は、事前予約制です。

今日は、満席でしたが食事を予約していないお客様もいました。

内容は、洋食のお弁当のようですね。

カウンターもありますが、飲食類はすべて座席まで持ってきてくれます。

今日は、お天気に恵まれて、日差しが強い。。

予約なしで車内で頼めるメニューです。

おつまみやデザートなども用意されています。

すごい。

メニューも豊富です。

おみやげなどもあります。

列車は、ゆっくり運行します。

のどかな風景に癒されているとアテンダントさんが食事の予約をしているのか確認に来ました。

グリーンピースのスープです。

濃厚なお味で美味しい。

お手製の沿線マップもありました。

洋食のお弁当がきました。

列車は、徐々に海のほうに向かいます。

ここで生ビールを注文。

土曜日のお昼から飲めるなんてシアワセです。

下灘駅に到着。

しばらく停車します。

昔、青春１８きっぷのポスターになった駅です。
目の前が瀬戸内海でのどかな風景が青春１８きっぷに似合ったのだと思います。

私は、１０年ぶりの再訪です。

駅本屋は、典型的な国鉄型の家屋。

今は無人駅ですが、昔は有人駅でした。

下灘駅に停車中の「伊予灘ものがたり号」。

５分程度の停車ですがお客様全員が駅を散策しました。

今日は、下灘駅開業８０年目だそうです。

記念のバッチをいただきました。

お食事も終盤。

カウンターではコーヒーの用意がされていました。

カップは砥部焼みたいです。

串の鉄橋では徐行運転。

引き潮のようですね。

喜多灘駅を通過。

この駅は、伊予市と大洲市の行政境に設置されているそうです。

ここで行政からちくわのサービス。

砥部焼カップでコーヒーをいただきました。

途中、国鉄型気動車キハ３２とすれ違いました。

まもなく、伊予大洲駅に到着するようです。

トイレが広くて驚きました。

列車内とは思えません。

手洗い石鹸も完備されています。

たぬき駅長？も歓迎してくれました。

この辺りで瀬戸内海から内陸側に入ります。

伊予大洲駅に到着しました。

下車されるお客様は皆無でした。

伊予大洲駅を過ぎると大洲城が見えました。

伊予平野駅で特急の通過待ちのため運転停車。

駅のホームに降りられるのがいいですね。

伊予平野駅本屋です。

近所のパン屋さんがパンの販売をしていました。

キロ４７-１４０２。

形式称号をグリーン車のロに変更されています。

今日は真夏日のような日差し。。。

暑くてすぎに車内に退散。

松山駅から約２時間３０分で終点の八幡浜駅に到着しました。

私は、食事と生ビールをいただき、ほろ酔い気分です。

この後、数分の停車を経て、折り返し「伊予灘ものがたり道後編」として松山に戻ります。

松山に向かって「伊予灘ものがたり道後編」は、走っていきました。

留置線にキハ３２がいました。

珍しいのでパチリと撮らせてもらいました。

八幡浜駅です。
近くの八幡浜港からフェリーで九州へ行けるそうです。

これから八幡浜の観光でもしようかと思いましたが、時間がなく断念。
特急宇和海号で松山に戻ります。慌ただしいな。。

こうして、「伊予灘ものがたり八幡浜編」の列車旅を終えました。
本格的なお食事と飲み物の提供もあり、観光バスのような車内案内もあり、至れり尽くせりの素晴らしいおもてなしを受けました。個人的には生ビールが飲めたのが嬉しかったです。