◎ロトルアとオークランド（3）

2015/04/28 - 2015/05/11

(写真はオークランド/スカイタワー）

クライストチャーチからオークランドに飛び、そこから再びインターシテイバスでロトルアへ。 バスはハミルトン乗換えで2時間待ち、計所要５時間半。オークランドのホテルはクライストチャーチにて手配済みのハズだったが・・・

ロトルアは火山の町、あちこちで蒸気が立ち登る。　湖岸はもちろん庭や公園、排水溝からも盛んに蒸気を噴き上げる様は、日本でいえば別府と八幡平(泥火山、マッドポット）を合わせたかのよう。　市民はこれで卵や野菜を茹でたり､蒸したりに使っている。　またここはマオリ族の聖地でもある。　ここでも他と同じように、エクスカーションや入場料も高いので、なるべく金のかからない所を廻ることにする。　天気はここに来てずっと雨。

２泊後、最後の訪問地オークランドに向かう。
やはりインターシテイバスで約４時間後、スカイタワーに19:30到着。　さっそく３日ほど前にネットで予約したはずのホテルに向かったのだが、なんと予約が入ってないし、すでに満員だという。　この時間まいった。　どうも最後まできちんと予約を完了させてなかったようだ。　急ぎスカイタワーのi-siteに引き返したのだが、あいにくclosed.　しかたない。　スカイタワーinformation のお姉さんにバックパッカー用のホテルを紹介してもらい、２日間世話になる。　場所だけはクイーン通りに面しよかったが、シャワー、トイレは共同だし、ベッドと冷蔵庫以外は窓も何もない部屋だった。　まあこんなこともある。　旅は修行だ。　ホテルの選択には安全・清潔・コスパが優先だが、場所も重要だ。　やはり便利な場所でないと毎日の時間の無駄やタクシー代など余計な出費がかさむことになる。　ただ１ケ所4泊はしないと窮屈な感じです。

　・ホビットの山のあなたのそら遠く　　　＜リング＞

エリア ロトルア(ニュージーランド)

ロトルア
テ・プイアのポフツ間欠泉

１時間に2回ほど噴き上げる。　間欠泉というより垂れ流しの感がある？
青い空が欲しいが、ずっと雨

　・雨男晴女ふたり欲しきなり

マオリの勇士

　マオリに会いたくばロトルアに来なさい！

テ・プイアはファカレワレワ地熱地帯に造られたマオリの文化センターのようなところ。　園内は広く、マオリのショウもあり、国鳥キーウイも飼育されている。　町から１０分ほどで行ける。　ただ入場料は驚くなかれ5000円近い。

ガバンメントガーデン内
ロトルア博物館、建物は英国調です。

ロトルア博物館内にはかつて温泉治療施設がありました。

今回利用したSホテルにも天然温泉スパがあり、十分保養になりました。

早朝のロトルア湖畔、出発日になってやっと晴れ間が見えた　

　蒸気なのか朝霧なのか
カモメがやたら群がっていた

湖面は静かだが、カモメがギャーギャーうるさいカモね
太古の地球はこんなもんか

ここはどこ？　　湖岸？それとも彼岸？

　・気が付けば三途の川の渡しなり　　＜末法＞

オヒネムツ・マオリ村　(マオリ族の戦没者慰霊碑）

　街の中心から歩いて10分ほど。　数少ない無料の施設
売店のマオリのオバさんがいろいろマオリのことを話してくれた。
残念ながら年代的にも私のルーツでないことがわかった。　太平洋のどこかの島がマオリのルーツであり、そこから一部が日本に流れ着いたことはありえーる話し。　

さて最後の街オークランドに着きました。
観光するのは丸１日しかありません。　このアルバートst.やメインのクイーンst.
、ハーバーを中心に歩きます。　巨泉さんのOKショップも流行っているようです。

しかしこの国を長距離バスで30時間走って感じることは、日本では田や畑になっているであろう平坦地がほぼ牧草地や雑草地にしかなっていないということ。　確かに総人口たった450万しかいないので、食料は足りてるってことか。　それほどこの国は製造業やIT産業が発達しているとも思えないが、小麦でも栽培して輸出すれば、と勝手に思ってしまいました。

　・大都市の午後ひとときを歩きみる

クイーンSt.を下りていけばヴァイアダクト・ハーバーです。
クルーズ船や近くの島への定期船が盛んに発着しています。
　
海に面したカフェでしばらく朝飯タイム、ホットサンドとコーヒーで過ごします。

スカイタワーからクイーンSt.へ向かう

　クイーンズタウン同様、坂の多い街です。この近くに大変安いスーパーがありました。　水1.5Ｌで120円、今までで最安値です。

帰りは空港行きのバス停がすぐ近くで助かりました。16NZ＄
空港まで45分と意外に距離がある。タクシーなら7-8000円は取られそう。　

最後にスカイタワーに上りました。　２８NZ＄と値段も高いこと。
今宵は揚出し豆腐に豚の生姜焼きと日本食づくしで〆ましょう。
これで残る主な目的地は南米だけとなりました。

◎NZ予算まとめ　(12泊14日、1NZ$=100円）
・AIR（NRT/AUK/ZQN、CHC/AUK/NRT ￥90,000 　
・ﾎﾃﾙ12泊ｼﾝｸﾞﾙ 利用　　　　　　　 ￥110,000
・長距離バス（ZQN/CHC、AUK/ﾛﾄﾙｱ/AUK)
　　　　　　　　　 ￥10,000
・ﾐﾙﾌｫ-ﾄﾞ含めｴｸｽｶｰｼｮﾝ2、入場料3　 ￥40,000　　　　　 　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　 --------------------------
　　　 計（食事抜き） 　　 　￥250,000

　1.物価がやたら高い。日本の最低２倍の感、イギリス並み。 どうやらNZ$の一番高い時　にきてしまったようだ。　食事代を安く上げるにはフードコートや朝のカフェテリアが安くて便利
　2.中国人団体や韓国人がやたら多い。 インド人も目立つ。
　　　日本料理といっても大体は韓国人がパクって作っている。
　　　料理の心得がある方ならぜひ日本人による日本料理屋を開いてほしい
　3.プラグは三極式フラットタイプ、忘れずに持っていきたい。
　4.ネット環境は悪い。　ホテルでもほとんどはWifi有料か時間制限あり
　5.銀行のexchangeで手数料10％は儲けすぎだろ。実質１NZ$は公定90円程度のはずが100円を超えている
　6.航空券は安くなってきたが、物価高を埋められず。　結果トータルで高し