![カザラノ、レッチェ、カロヴィーニョ<br /><br />オートラントからカザラノへ日帰り遠足。とてもきれいなモザイクとフレスコ画と謎のおじいさんに出会う。<br />レッチェでおいしいランチを食べ、初めてのファームステイに向かいます。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/93/88/650x_10938801.jpg?updated_at=1423661951)
2014/09/22 - 2014/10/01
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cokemomoさん
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カザラノ、レッチェ、カロヴィーニョ
オートラントからカザラノへ日帰り遠足。とてもきれいなモザイクとフレスコ画と謎のおじいさんに出会う。
レッチェでおいしいランチを食べ、初めてのファームステイに向かいます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
オートラントからカザラノという町へ出かける。
電車でイタリア長靴のかかとの上回りか下回りで出かけるが、本数は少ないし時間はかかるし・・(2時間〜3時間、乗り継ぎ時間などで変わる)
タクシーを頼んでかかとを横断すれば小一時間らしいんだが、おばちゃん二人がそんな贅沢をするわけがない。 -
サンタ・マリア・デル・クローチェ教会
大好きな「イタリア古寺巡礼」という本に掲載されていて「絶対見たい」と思っていたものの、そう有名でないのか情報があまり拾えなかった。ダメもとで市役所に「開いてる日時を教えてー」とメールしたものの返事はなく。
とにかく行ってみた。11:00過ぎに到着。
「やったーー!開いてるよぉっ!!」小走りになるおばちゃん二人。 -
内陣の天井モザイク
青色の空に輝く銀色の星に金色の十字架。この教会の創建は5世紀という。その当時はもっと広範囲にモザイクがあったのかも。周囲は塗り直されたようで新しい感じ。
他に誰もいなくてひっそりとしている。
・・どこからか現れた(実際は翼廊あたりの事務所からだと思うが)おじいさんが主祭壇前のテーブルにカメラを置けという。あ、写真はダメなのか・・と思うと、そうではなくここに置いて真上を撮れば天井のモザイクがキレイに撮れるということだった。 -
空のモザイクの奥には壁から天井の曲面に添ってカラフルでかわいらしいモチーフのモザイク。
ところで事前にネットで情報を探していたときに、この教会には時折ガイドのおじいさんが現れることは知っていた・・・んだが・・・
おじいさんは親切で一生懸命に説明してくださるが、イタリア語なので泣きたくなるほどわからない。 -
説明を少しでも理解しようとおじいさんの顔を見てると目的のモザイクを見てられない!困ったぞ。
意を決して拙いイタリア語で「私はモザイクが大好きです(だからゆっくり見たいですの意)」言ってみると、
「そうかそうか、写真を撮りなさい。撮ったね、じゃぁこっち(推定)」と引っ張っていかれた先には・・・ -
おじいさんの一押し(?)ビザンチン様式で書かれた聖母の絵。
「聖母の首飾りは貝殻の裏の部分を粉にしたもので描かれているよ、
さあ触ってごらん(推定)」と触らせてくれたり、いいおじいさんなのだが。
モザイクが・・他の古い絵も見たいんです。 -
同行の友人とは古い付き合い。以心伝心、交代で一人が囮になっておじいさんの話を聞き、その間に見たいものを見る作戦を展開。
最後の晩餐、ユダの接吻など聖書の場面が描かれた古いフレスコ画。
素朴でいい味出してます。 -
作戦実行中に新たな見学者が。「やったー!解放されるぞ」と思ったら、ららら、おじいさんが「もう閉める時間だ、夕方4時においで(推定)」と言っている。
え?12時まではやってるんじゃないの?まだ11時30分前だけど。
おじいさんが戻ってきて私たちに絵葉書を1枚ずつくれて、幾ばくかの喜捨と頬にキスを頼まれ(こういうのって言葉がわからなくても伝わるもんですね)、そして電気が消され、「4時にね」と教会から出されてしまった。
速攻で中で施錠される音。
えーーーっと・・・ -
おばちゃん二人呆然。4時まで時間を潰すアテもなし、どどーんと疲れたまま駅に戻りオートラントに戻ることに。
「もっとゆっくり見たかったね」
「今度は10人くらい募って囮役を増やすとか」
「二人合わせても友達10人いないよ」
「代替わりを待つとか」
「もっとやり手のおじいさんだったらどうすんのよ」
帰路は乗り継ぎが悪くて2時間半かかった。ホテルに戻ってこの犬のように昼寝。
ホテルのロビーであられもなく寝る犬、名前はゼウス。 -
昼寝のあとでまた大聖堂に出かけてモザイクを堪能。放置される幸せをしみじみと味わう。その後、早めの夕食へ。
イタリアは夕食の開始時間が遅いので気軽なピッツェリアに入りました。
イカとエビのフリット -
きのこと生ハムのピザ
野菜のグリルと生ハムの盛り合わせ、全て二人でシェアして
お水、それぞれカフェで合計30ユーロでした。 -
4日目の朝
朝食前に海まで散歩に出かけました。
この日、友人は朝オートラントを出発して帰国の途へ。
短い合流でしたが楽しかった、casaranoの教会で助け合えたしね。 -
オートラントの宿を出るときに見送ってくれたホテルの猫。
グリッツィーナという名前。
今日の夜からカロヴィーニョという町で4泊します。 -
レッチェに戻ってきました。夕方まで時間があるのでレッチェを観光。
素晴らしいことにこの駅には荷物預けがあります!
駅から出て駅舎を背に右側に歩いて行くと倉庫のような所。
残念なことにこの荷物預けはシェスタを昼から16:00まで取ります・・・
11:00から16:00まで預けて3ユーロでした。 -
独特な黄色がかった石で造られたバロック建築の街。
-
ドゥオーモ内部。天蓋の様子。
入場は無料ですが、クリプタは1ユーロ払います。 -
バールで休憩
カフェ・レッチェーゼ、1.5ユーロ。
アーモンドから作ったミルクを加えるそうで、アマレットを思わせる風味で美味しい
Syrbar
シルバール
住所: Piazza Duomo 1/A - Via Libertini, Lecce -
ローマ時代の円形闘技場が市庁舎近くにあらわれる。
バロックの街並みとの対比がすごい。 -
遠目で見ると怪獣のよう。
何か言われがあるのか、円形闘技場の近くにある街灯の柱に錠前がぎっちり。 -
神社で人々が奉納した絵馬を見るのと同じ感覚で「どれどれ?」
おぉ、永遠の愛を誓ってますな。
おばちゃんはそんなモノは信じてないが、若者の気持ちは分からなくもない。 -
サンタ・クローチェ聖堂
レッチェの街では一番の見所となるのでしょう。
が・・・12:00から17:00まではお昼休みで中に入ることができなかった。
ま、いいや。 -
サンタ・クローチェ聖堂前で見かけた観光用電車型自動車。
-
サンタ・クローチェ聖堂の外壁の一部。
重そうだ。
と、大変頭の悪いコメントしか出てこない。 -
南イタリアの教会や美術館はお昼休みが長い所が多い。
そんなときには美味しい食事をして時間をつぶすに限る。
お店の前にあるメニューをじっくり読み、お店の中やお客さんの様子を観察しつつ
やっと決めたお店。http://www.torredimerlino.it -
お店からの小さな一品。「ガスパチョ」
スペイン?と怪訝に思いつつ、おいしい!これは期待がもてる♪ -
前菜は「カルドンチェッリのスフレ」
カルドンチェッリというのは茸の一種です。
熱々ふんわり、茸の味もしっかりわかる。
ソースはチーズベースで濃厚でした。 -
プリモに「ムール貝とアサリとトマトのリングイネ」
いやーー、うんまーーーい。
貝がたっぷり、しかもちゃんと殻を外してあるのが嬉しい。
この後、レモンシャーベットとカッフェ、心付けを少々でしめて40ユーロでした。 -
お腹いっぱいになったけれど、まだ荷物をピックアップするにも、
教会を見学するにも時間が早すぎる・・・
ので、猫をかまったりしながら歩き回りました。 -
さて、レッチェから5:15発の列車に乗ってCarovigno駅に6:01到着。
お世話になる宿のご主人とお嬢さんが駅に迎えに来てくれてました。
ここから挨拶したりいろいろと気を取られて写真がとても少ない。
おばちゃんは一度に一つ以上のことは出来ないんである。
ちなみにこの駅、駅舎を出るとオリーブの樹海!目に入るものはオリーブの木だけ。
私が4泊過ごした部屋のリビング部分 -
こちらが寝室。
石造りの建物でなんだかとても落ち着く。
このGallina Rossa Farm で一泊2食(朝・夕)付きのプランをお願いしました。
それに加えて
1日かけてアルタムーラまでのドライブと昼食、
オストゥーニの朝市を案内してもらいその後自由行動
昼食(プーリア州のお料理いろいろ)夕食(手作りピッツァ)の料理レッスン
といったプログラムを組んでいただきました。
詳しくはこちらを・・http://gallinarossa.jimdo.com
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