2014/09/28 - 2014/09/28
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hiro3さん
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この日は、二百万本の彼岸花が咲くという愛知県半田市の矢勝川に向かいます。
ちょうど、「ごんの秋まつり」の期間中(2014年9月19日(金)〜10月5日(日))で、彼岸花もたくさん咲いていそうです。
童話「ごんぎつね」の作者として新美南吉は知られていますが、今日は、彼がすごしたところが多く残る半田市を散策します。
天気もよさそうです。新美南吉記念館ホームページで、開花情報や、イベント情報が手に入ります。
ちょうどこの日は、名鉄ハイキングとかさなってすごい人です。
名鉄半田口駅からも近くて便利そうです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
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臨時駐車場が開かれるくらい、多くの人が訪れます。
自分達は、マリモファーム臨時有料駐車場に車を停めました。1台500円で120台ぐらい駐車できます。矢勝川(弘法橋)まで270mなので便利です。
こちらは、イチゴ狩りが楽しめます。営業期間は12月上旬から5月下旬なので、今は、ちょうどオフシーズンになります。 -
矢勝川の堤防にやって来ました。一面真っ赤です。
今年は、咲き方にバラツキがあるようです。もう咲ききって白くなった花や、まだまだ蕾のところなど、少しの場所の違いでかなり変わってきています。 -
紅い〜の
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コスモスも咲いています。
ちょうどこのあたりが、おやすみ処になっています。
お土産などの販売や休憩所があります。 -
新美南吉記念館
半地下式の建物です。南吉が童話に描いた知多半島の自然・風景と調和することを目指していて、全国コンペで選ばれました。 -
新美南吉記念館
キレイなステンドグラスがお出迎え! -
新美南吉記念館
cafe&shop「ごんの贈り物」も館内にあります。 -
敷地内には、モニュメントもあります。
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ででむし(でんでんむし)
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白い彼岸花も咲いています。
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マツバボタン
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権現山
南吉が子どもの頃、この辺りにキツネが住んでいて、「ごん狐」の由来になったと考えられています。
矢勝川は「ごん狐」では兵十がウナギを捕っていた川です。 -
コスモスといっしょに
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コスモスとマツバボタン、後のテントがおやすみ処です。信号機のある交差点が、新美南吉記念館です。
右手が堤防になります。 -
少し白くなった花もあります。
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駅のほうからたくさんの人が歩いてこられます。名鉄ハイキングの方たちでしょうか?
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まだまだ蕾のものもたくさんありました。
堤防全体が紅く染まる時があるのでしょうね。 -
ででむし広場です。
ででむし(カタツムリ)の像やキツネの滑り台などがあります。
広場の名は、南吉が安城高等女学校で生徒たちとつくっていた詩集に掲載した詩にちなんでつけられました。 -
常福院(じょうふくいん)
永禄年間(16世紀中頃)、岩滑城主の中山勝時が建立した浄土宗西山派の寺院です。
戦前は境内で盆踊りが行われ、南吉もよく踊っていました。境内の大ソテツは創建時に植えられたもので市指定天然記念物。童話「ひよりげた」の舞台となったほか、「久助君の話」、小説「塀」にも登場します。 公式HPより -
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岩滑八幡社(やなべはちまんしゃ)
岩滑の氏神。南吉は毎日ここの境内を通って、離れの家と店(生家)を往復していました。童話「狐」「久助君の話」「疣」などに登場するほか、「権狐」(「ごん狐」の草稿)も境内の若衆倉の前で茂助爺から聞いた話として創作されています。 公式HPより -
27日には、岩滑八幡社で結婚式を挙げ、彼岸花が咲く矢勝川堤を新美南吉記念館の手前まで花嫁行列がありました。
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新美南吉の生家
南吉は大正2年7月30日にこの家で生まれました。
右手が畳屋、左が下駄屋になっています。
平屋に見えますが、斜面に立っていて、裏から見ると二階建てです。 -
父渡辺多蔵の畳屋
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継母志んの下駄屋でした。
半田市が購入して、復元しています。 -
常夜燈
南吉の生家の前にあり、幼い頃の南吉の遊び場のひとつだったようです。 -
又、堤防に向かいます。
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もう真っ紅!
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白い彼岸花の群生地
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紅白
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少し、ピンク入っています。
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田んぼアート
ごんぎつねです。立派に育っているので、輪郭部分が隠れてしまってわかりにくくなっています。左下のような小さな看板が足元にあったのですが、見逃す方も多くて、何あれ?とスルーされる方もいましたよ。 -
矢勝川、咲きそろうと堤防全体が真っ紅になるようですが、それでも、充分に楽しませていただきました。
南吉さんの足跡を訪ね、当時とあまり変わらない風景に、ごんがヒョッコリ顔を覗かすような気がする、そんな不思議な魅力あるところでした。 -
半田市観光協会
国登録有形文化財「小栗家住宅」(旧萬三商店事務所)が観光協会の事務所です。
知多半田駅前とこちらで、案内されています。
「はんだ蔵のまち」と「はんだ南吉の里」を案内されています。
観光駐車場もありますが、すぐにいっぱいになるかもしれません。 -
蔵のまち
半田運河沿いには、多くの蔵が建ち並んでいます。 -
中埜半六邸
「土壁ワークショップ」と名付けられた蔵の修復工事。
一般の方も参加して、土壁を修復されています。 -
國盛 酒の文化館
今日は、自由に見学できます。普段は、電話予約が必要のようです。入場は無料です。 -
國盛 酒の文化館
名鉄ハイキングのコースになっているようで、こちらでも多くの人で賑わっています。 -
國盛 酒の文化館
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業葉神社(なりはじんじゃ) 通称八幡さん
お隣の光照院とは境内続きです。
毎年、祭礼で4台の山車に警固された神輿が、こちらの業葉神社と山之上社との間を渡御するそうです。 -
泉重寺
曹洞宗のお寺です。 -
光照院
西山浄土宗のお寺です。 -
光照院
きれいに手入れされた境内です。
聖観世音菩薩立像(しょうかんぜおんぼさつりゅうぞう)が秘仏として、半田市指定文化財の指定されています。 -
紺屋海道
交通の要衝として栄えた街道の中で、染物屋があったと伝えられる界隈 -
紺屋海道
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明治43年に設置された日本最古の跨線橋です。手前は、ランプ小屋。
燃料を保管されていました。 -
半田市鉄道資料館
C11 265は武豊線最後の蒸気機関車牽引列車である「SLさよなら列車」を牽引した蒸気機関車です。
1977年(昭和52年)11月3日に開設されたました。小樽市総合博物館の次に開設された歴史ある資料館です。 -
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キレイに手入れされています。
稼動する部分が多いのが驚きです。 -
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「けん、けん、ぱ。 けん、けん、ぱ。」で進まなくてはならない道路標識(笑)
名鉄知多半田駅前から、蔵のまちや半田運河への道しるべとして作られたようです。 -
街灯には、「蔵しっくたうん」の看板が・・・。
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対照的な店構え
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料理旅館 末廣
明治15年創業の料亭、木造2階立て大正期の建物だそうです。
2階には105畳の大広間があるそうです。 -
半田運河にやって来ました。
あのマークは・・・、三本線に丸!
ミツカンの蔵が続きます。
江戸時代中期の1804年(文化元年)、中野又左衛門により尾張国半田村(現在の愛知県半田市)で酒造業として創業されました。
そして代々社長は「中野又左衛門」(四代目以降「中埜」)を名乗り、戸籍上の名前も変更されているそうです。 -
こちらは、観光案内所のあった萬三商店の蔵
今は、使用されていないそうです。 -
半田運河
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黒板囲いの蔵が並びます。
海が近く、海風から壁を守るために、コールタールが塗られているから、黒い色になっています。白いミツカンのロゴが余計に引き立ちます。 -
半田赤レンガ建物(旧カブトビール工場)や、旧中埜家住宅は、現在、改修中で見学することが出来ません。そして、ミツカンミュージアム(以前は酢の里)は平成27年秋オープン予定に向けて建築中です。
同時期に見学できないのは、残念ですが、それでも、魅力的なところです。
久しぶりの半田市でしたが、とても魅力的でした。
南吉の里では、ボランティアの人たちが、詳しく説明してくださったりして、参考になりました。
修復が終わる時期が楽しみです。
ご訪問ありがとうございます。次は、JR東海さんだぁ〜!
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この旅行記へのコメント (2)
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- みかりさん 2014/10/22 00:03:36
- 懐かしい風景〜
- hiro3さん、こんにちは!
今回は曼珠沙華を見に、半田観光だったんですね。
南吉の故郷懐かしいです〜。ずいぶん昔に感じるけど、去年行ったのかな?
河原の曼珠沙華・・・あの道はのんびり歩くと気持ちが良いですよね。
私の時も、ちょっぴり時期がずれていて・・・真っ赤な彼岸花は見れなかった
ですが、それでも素敵な風景だな〜と思いました。
・・・枯れると赤が白っぽくなるんだと言う事も知りましたが。(笑)
ごんぎつねの故郷の風景を楽しみ、歴史ある建物や街並みを楽しみ・・・
見所も多くて、なかなか楽しい町ですよね。
久しぶりの風景、懐かしく思い出しました♪
みかり
- hiro3さん からの返信 2014/10/22 09:01:43
- RE: 懐かしい風景〜
- みかりさん、おはようございます。
半田観光、みかりさんも行かれたのですね。
ちょうど、改修時期になっていて、赤レンガ建物、酢の里、旧中埜家住宅、すべて見ることが出来ませんでした。
酢の里は全て取り壊されて、新たにミツカンミュージアムとして、建築中でした。行く前からわかっていたことだったので、ガッカリ感はなかったのですが、完成したら訪問したいですね。
南吉の故郷、こちらの彼岸花をメインに訪問したのですが、たくさんありすぎて、咲き方に少しバラツキがあったような気がします。
それでも、充分に楽しめました。
あのあたりは、ごんの風景が残っていて、今にも顔を出しそうな不思議な感覚になりました。
お出かけにイイ季節、どこに行こうかな?
hiro3
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