「宮城あるくさんぽ」 昭和元年築の佇まいと絶品料理"岡崎旅館"編 (宮城県川崎町)

2014/01/01 - 2014/01/03

宮城県川崎町の青根温泉"岡崎旅館"編です。

我が家は、仙台と盛岡に縁深いため、宮城県と岩手県へのちょい旅はコンスタントなイベント。

仙台出身の私でも、まだまだ知らない宮城県が多くあります。

ここ青根温泉は、伝統的建物と絶品料理や秘境的温泉でありながら、アクセスとコスパが良いのでなかなか予約が取れない宿です。

日常的な旅のせいか、感動よりも安心感が勝り写真は少ないのですが、青根温泉をぷちネタでご案内します。

エリア 柴田・大河原・川崎(宮城)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

「ひなびた古い宿に泊まりたいけど、汚いのはダメ」「出来れば、料理も美味しい処が良いなぁ〜」

そんな方に、ここ岡崎旅館はおすすめです。

(山形自動車道 宮城川崎ICから約14km)

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

窓は木製、アルミサッシではありません。

ここは昭和元年の完成の建物。

【日本料理 おかざき(宮城県仙台市青葉区)】

話は逸れて、こちらは仙台市中心部にある料理店。

岡崎旅館館主のご兄弟が経営されていて、仙台市内の割烹の中でもなかなか予約が取れない店。

まだ入ったことはないのですが、岡崎家は料理に定評があるんですね。

【青根温泉(宮城県川崎町)】

岡崎旅館のある青根温泉は、宮城川崎ICから約14km。

秘境でありながら、道路も整備されていて険しい道を経由するわけではありません。

【青根温泉(宮城県川崎町)】

岡崎旅館の近くに足湯がありました。

"停車場の湯"と云うそうです。

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

"古里の想いが甦る宿"と称しているだけあって、歴史を感じさせる建物です。

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

私達は、こちらの本館に宿泊することにしました。

【岡崎旅館(宮城県川崎町青根温泉)】

こちらは新館のロビー。

【岡崎旅館(宮城県川崎町青根温泉)】

本館にはフロントがなく、新館でチェックインを済ませます。

【岡崎旅館(宮城県川崎町青根温泉)】

新館と云っても年季が入っています。

【岡崎旅館(宮城県川崎町青根温泉)】

古さを隠す訳ではありませんが、装飾の隅々に工夫が感じられます。

【岡崎旅館(宮城県川崎町青根温泉)】

すべての装飾にに手作り感があって良いですね。

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

新館と本館を結ぶ地下通路。

雪や雨の日は、従業員さん達もこの通路を利用して料理や備品を運びます(大変ですね〜)

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

本館に入ると、床がミシミシと音を立てます(笑)

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

随時リフォームを重ねているのでしょうか。

古さはそのままに、清潔感だけは維持しようという想いは伝わります。

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

本館にも季節の花々を絶やさないようです。

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

もちろん客室にバストイレはありません。

本館には計3ヵ所のトイレがありました。

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

部屋からの眺望。

とても静かな大自然の世界が広がります。

秋の紅葉シーズンにも来てみたい。

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

客室は昔のまま。

LAN? WiFi? そんなものはありません(笑)

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

素朴さが良い部屋です。縁側がとても気に入りました。

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

実は、建物が傾いています。

部屋もな〜んかナナメになってて、缶やペットボトルもしばらくすると緩やかに転がってました(笑)

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

食事処は1階。

この和室は、おそらく昭和元年のままの優雅な趣き。

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

お隣の席は、シニアのご夫婦がどうやら連泊のよう。

日本酒の利き酒プランを楽しんで、ちょうど食事を終えられたところでした。

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

本日のお品書きなり。

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

一品一品が、和の極みと創作感を融合させた素晴らしき美味。

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

こちらはHPから借用した料理画像。

食べる事に夢中で、写真を撮るのを忘れた(笑)

でもこの写真だと、岡崎旅館の極みの真髄が伝わらないなぁ。

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

窓の外の雪を眺めながらの優雅な食事。

給仕さんはすべて男性。

つかず離れず一品一品丁寧な料理の説明と、青根温泉の概要についてわかりやすく優しく説明して下さいました。

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

美味しゅうございました。

【岡崎旅館本館(宮城県川崎町青根温泉)】

翌朝の朝食。

こちらも秀逸です。

【岡崎旅館(宮城県川崎町青根温泉)】

大浴場からも宮城蔵王の山々が眺められます。

【青根温泉(宮城県川崎町)】

岡崎旅館付近の散歩コースからも雄大な景色を楽しめます。

【青根温泉(宮城県川崎町)】

岡崎旅館のとなりには、町の運営する日帰り温泉施設"じゃっぽの湯"があります。

旅館の大浴場と合わせて楽しめます。

【青根洋館(宮城県川崎町)】

温泉施設の向かいにあります。

仙台教会の発展に伴い来日した宣教師たちの住宅として明治末期に仙台市青葉区に建設され、昭和34年川崎町青根温泉地内に解体移築され、その後平成14年に現在地に資料館として移築復元された建物です。

(入場料:無料)

【岡崎旅館(宮城県川崎町青根温泉)】

都会の喧騒から離れ、のんびり連泊したい方におすすめです。

宮城県を訪れる際は、ぜひ岡崎旅館をお試しを。

(今回利用したプラン:夕朝食付き本館和室 \10,650/人・休前日)

(おしまい)

この旅行記へのコメント （2）

• moonさん 2014/10/12 21:03:43

  初めまして♪

  forestさんへ
  私の古めの旅行記にご投票頂きましてありがとうございます。
  あーなるほど！！
  私も本館に泊まりましたよ。
  雪の青根温泉も風情があり良いですね。
  低コストなのに、料理長さんのこだわりのある美味しいお食事。
  とても懐かしく思えます。
  ずんだのソースがすんごく美味しかった記憶があります。
  お宿では三男さんが頑張っていましたが、なるほどご兄弟でお店も持たれてるんですね。
  あれから色々なお宿に泊まりましたが、こだわりのある料理長さんのお食事に出会えたのは去年1回と今年1回です。
  なかなか出会えないものです。
  また行きたいなぁと思いました。
  ありがとうございます。
  
  moonより

  forestさん からの返信 2014/10/13 10:59:35

  RE: 初めまして♪

  moonさんへ
  この度はメッセージを賜り誠に有難うございました。
  
  moonさんにお邪魔させていただいた理由は、もちろん岡崎旅館繋がりでした。
  
  他にも理由がありまして、moonさんの他の旅は、決してマニアックな旅ではないのに厳選して渋い旅先を選んでらっしゃる事と、同い年であること(笑)です(69年生まれ?)
  
  私は海外へは頻繁には行けません。
  国内一人旅は、ほぼビジホパックパッカー。料理旅館へは妻が同行しないとほとんど行きません(笑)
  
  そんなこんなでmoomさんの旅行記が羨ましくも楽しませていただきました。
  
  今後も旅行記を楽しみにさせていただきます。
  これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。
  
  forest