2014/08/30 - 2014/08/30
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無知無謀さん
2014年08月24日(日曜日)から09月01日(月曜日)まで8泊9日で、個人手配による夫婦の中国(九寨溝、西安)の旅を楽しんできました。
最近は、旅行会社に行っても、中国旅行のパンフレットはほとんど並べられていません。九寨溝へ行きたいのですがと言うと、奥の方からパンフレットを持ってくるほど、中国は人気がありません。尖閣諸島、靖国神社等の政治がもたらしたものというよりは、マスコミ報道で中国イメージが作られたためでしょう。
しかし、実際に中国へ行ってみれば、対日感情がどうだとかは全く感じられません。最も一時期と異なり、本当に日本人観光客は減っていると実感しますが、・・・
さて本旅行記は8編の観光編で構成しています。
この旅行記は、どちらかと言うと備忘録であり、自己満足の記録です。本旅行記は写真と共に、フリー旅行のすばらしさとフリー旅行の困った点、および、こんなことを知りたい等も記しています。
尚、ツアー旅行以上に個人旅行では年齢による計画面・実行面で相違が生まれると思います。その意味では、60歳を越えた夫婦の旅であることを考慮してお読みください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
8月31日土曜日
普通のツアーでは西安は長くても2日間の観光ですが、定年後の個人旅行ですので、3日間にしました。
後ほど記しますが、幸いしました。本日は雨で、当初の城壁歩きを延期し、博物館めぐりに変更しました。
まずはホテルチェンジです。
最後の2泊は写真の旧ハイアットリージェンシー西安、現グランドメトロパークホテル西安です。
JHC経由で予約、朝食付きで1泊8600円。ヒルトンの半額です。
どうせ最終日は早朝5時チェックアウトですので、少しホテルランクを下げてもよいかなとこのホテルへ。 -
旧ハイアットリージェンシーということだが、改装は、ほとんどしていないのではと思われるほど古めかしかった。
でも8600円。
これで朝食付きの一流ホテルですから、・・・。文句は無し。
チェックインをして(9時でしたが、チェックインができました)ホテルを出た時は小雨、これなら予定通り城壁観光を。
しかし、城壁に近づくにつれ雨脚が速くなる。
城壁を諦め、タクシーで陝西省歴史博物館へ。 -
ここは入場料無料のため、土曜日、日曜日は混雑すると思われたが、雨天のためか意外にチケット売り場はそれほどの行列ではありません。ガイドブックでは、30分待ち、日曜日は1時間待ちも覚悟となっていましたが、20分弱かな??
無料なのにチケット売り場?
身分証明書(私たちの場合はパスポート)を見せ、チケットをもらいます。 -
ところで、西安まで来て博物館??
でも、パリならルーブル、ロンドンなら大英博物館、台湾なら故宮博物館。
それなら西安にきたら陝西省歴史博物館です。
特に日本に故宮博物館の催しがあるとの事で、わざわざ横浜から上野に出かけた人としてはこの博物館は一見の価値あり。否、故宮博物館以上です???
さあー中国の歴史に触れてみよう。
先史時代から周、秦、漢、唐の時代の陝西地方の文物が展示されています。 第一展示室は先史時代から秦代まで。第二展示室は漢代から魏晋南北朝時代まで。 第三展示質は隋代から清代までの文物が陳列されています。 -
7000−8000前
こんな高度のものが!! -
7000−5000年前の象形文字
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西周中期(BC10世紀)
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後周
食器の模様の一部 -
ベル
音程
戦国時代の青銅器、銅編鐘。紀元前475年〜221年頃のもの。叩いて鳴らす楽器です。 -
紀元前10世紀半ば〜9世紀半ばの青銅器。 写真が暗くて上手く写っていないのですが、飛び出している舌は酒の注ぎ口。
上部の四角い蓋の取っ手は虎の形をしています。
ところで、鑑賞は疲れる!! -
鳥の形をしたポット
戦国時代の青銅器、鳥蓋瓠壷。紀元前475年〜221年頃のもの。独特の形状と紋様が印象的です -
秦の時代
兵馬俑
兵馬俑博物館に行けなくても、一部をここで鑑賞できます。 -
兵馬俑の兵士一人一人は全く異なった顔です。
もちろん、昨日の兵馬俑博物館では、もっと実感しています。 -
兵馬俑の馬
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この写真もよく出てきます。
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後漢(西暦25−220)の時代です。
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何となく楽しい。
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五胡十六国時代を経て北魏(386−534)の時代
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そして唐の時代へ進みます。
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唐三彩の「三彩天王俑」です。もちろん、唐時代(618−907)の遺物です。
唐三彩とは陶磁器の一種で、その用途は、装飾品や美術品ではなく、貴族の墓におさめられた副葬品(詳説 世界史研究より)。 -
英語で、「Tri-colored Female Figure」と記されています。
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英語では、「Painted pottery Foreign horse rider」
Foreignとなっていますので、ウイグルなど北のほうの兵士かな?? -
金(1115−1234)の時代となっています。
金とは中国東北地方で半農・半牧の生活を営んでいた女真族。 -
仏教関係も
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最後の写真は、宋時代(960−1127)
最後の方の鑑賞は疲れました。
3時間ほど博物館にいたことになります。
タクシーで市街に戻ります。
まずは、中心地の鐘楼へ。 -
中心地十字路の真ん中に建っている鐘楼。
地下から入場します。
鐘楼は創建が西暦1380年。
高さ36m。
時報代わりに長安の街に時を告げていたのでしょう。 -
入場した時、演奏の時間でした。
小さなステージがあり、10分ほどの演奏が毎日数回定期的に行われています。古代風の衣服を身にまとった6人ほどの演奏者がコンコーンという銅鐸独特の柔らかい響きがリズムよく奏でられ、会場全体を古代の都に引き戻されます。 -
その2
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ちなみに演奏時刻です。
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鐘楼から見た開元商城
街の中にあるショッピングセンター -
ところで、鐘楼は十字路の中心に立っています。
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次は鐘楼からも見える鼓楼へ行きます。
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鼓楼の創建は、1380年。
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鼓楼ですから太鼓が並んでいます。
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上層階があり、古代の調度品等が並べられている。
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ここでも定期的に毎日数回の演奏があります。
5人ほどの奏者が大小の太鼓をたたきますが、日本の大太鼓ほどの迫力はありません。 -
ちなみに演奏時刻です。
ぼけていてすいません。 -
夕食は、開元商城の最上階のフードコートへ。
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ところで、開元商城にはユニクロがありました。
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無印良品もあります。
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夕食の後は唐舞踊。
唐舞踊、どの劇場にするか下記2つのサイトで検討
http://www.tasaixa.com/gewu.asp
http://d.hatena.ne.jp/xian_golden_bridge/20120309/1331229624
千手観音菩薩ショーに興味を引かれ西安陽光麗都劇場を選択する。
但し、旅行記を読むと多くの方が行かれているのは
唐楽宮
陝西省歌舞大劇院
上記のうち、第1番目のサイト(西安海外旅遊有限責任公司)でのチケットはほぼ同価格。ディナーのつかないショーだけですと160元前後。 -
前の方の席は、デイナー込みの席です。従って、ディナー込みの方が席としては良いと思いましたが、実際には、それほどディナー込みのお客さんは多くないため、テーブル席は少なく、ショーのみの席で十分です。
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開演です。
一応、英語と中国語の簡単な説明文が舞台脇の大型表示板で字幕として記されます。
日本語はありません。 -
華やかな唐舞踊の始まりです。
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多分唐時代のファッション
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字幕によると、Umbrella show
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昨日もこんなダンスがあったな!!
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Spring flowers on the moonlit(月に照らされた) river
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その2
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長袖舞です。
3メートル以上ある長い絹布の袖を、自由に振り回し華麗に舞う優美な踊りです。
現代の新体操のリボンみたいです。 -
Drum Dance
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そしていよいよ千手観音菩薩ショー
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その2
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その3
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字幕で点兵
これ何? -
盛世大唐(Glorious Tang Dynasty)
唐の栄えた文化のことか?
そしてフィナーレへ。 -
その2
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その3
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どうも中国では、幕が下りないうちに席を立つのは失礼ではないようです。
ほとんどの観客が立ち上がります。
小雨でしたが、それなりに楽しめた雨の日でした。
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