2014/08/12 - 2014/08/12
57位(同エリア168件中)
パンガンさん
東京都内、主に世田谷の美術館めぐりをして来ました。
さほど美術そのものに造詣がある訳ではありませんが、とにかく美術館のひっそりとした雰囲気と自分と対話できる環境が好きで、よく行っています。都内東部在住のためなかなか都内西部の館には訪れる機会がないのですが、この日は8館を訪問する計画を実行。どれも特徴のある館ばかりで印象的な一日となりました。
いずれは都内にある館の全館制覇が目標です!
午前中人間ドック受診のため赤坂見附のクリニックへ
→終了後、半蔵門線で赤坂見附→渋谷、井の頭線で渋谷→神泉
1. 戸栗美術館
2. ギャラリーTOM
モンゴル国大使館
3. 渋谷区立松濤美術館
→バスで駒沢に移動、昼食
4. 世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館
→バスで自由が丘駅に移動
5. 世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
6. 一誠堂美術館
→井の頭線で自由が丘→二子玉川、田園都市線で二子玉川→用賀
用賀駅からピストンバス
7. 世田谷美術館
→バスで成城学園前駅
8. 世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー
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年一回職場で義務づけられている「人間ドック」受診に、赤坂見附のクリニックへ。
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午前10時半程で人間ドック終了。
以降は一日時間が空いたので、都内美術館めぐりと相成りました。元々美術館めぐりは好きですが、この日は今までに訪れたことのない館だけを訪問する事といたしました。
赤坂見附から東京メトロ半蔵門線で渋谷へGO! -
渋谷到着。ここから井の頭線で神泉まで。
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渋谷は新宿や池袋と比べるとちょっと苦手と言いますか、独特の喧噪感がありますね。あまり来ない街ですw
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神泉駅に到着。
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閑静な住宅街を抜けて、戸栗美術館へ向かいます。
神泉駅から徒歩10分程。 -
坂の多い街でした。
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おしゃれな感じのお店も多かったです。
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戸栗美術館近くの道です。
「日本でも有数の陶磁器専門美術館」とのこと。
来館時は「涼のうつわ-伊万里焼の水模様-展」を開催。日本各地の重みのある陶磁器の数々を見る事が出来ました。一つ一つの作品に作者の思いを感じました。
(入館料1,000円)
http://www.toguri-museum.or.jp/ -
戸栗美術館を出て、次は歩いて5分ほどの「ギャラリーTOM」へ。
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1984年、村山亜土・治江夫妻が、視覚障害者だった長男錬さんの「ぼくたち盲人もロダンを見るけんりがある」という言葉に突き動かされ、視覚障害者のための手で見るギャラリーとして開館しました。
ギャラリーTOMのこれが全景です。
大きな看板とかが出ていないので、トビラを開けて「こちら美術館ですか?」と聞きました。(入館料500円) -
村山錬さんの言葉が建物に掲げられています。
全国の視覚障害の生徒さんらの作品と点字資料が展示されていました。何かひっそりとした中から思いや訴えが聞こえて来る作品ばかりでした。ぜひ訪れてもらいたい美術館の一つです。
http://www.gallerytom.co.jp/ -
美術館ではないのですが、近隣に「モンゴル国大使館」があるようだったので行ってみました。
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マンションの建物の一部をモンゴル国大使館として使っている様子。
一度は行ってみたい国なんですが・・モンゴル! -
次は同じく徒歩10分ほどで、渋谷区立松濤美術館へ。
見た目も館内もラウンド構造になっていました。 -
「いま、台湾 台湾美術院の作家たち」展を開催。
独創的な感じの新進アートが多かったです。色使いもエネルギッシュ。
台湾を取り上げたのはかなりタイムリーな企画だと思いました。
入館料500円なのは良心的かも。
http://www.shoto-museum.jp/ -
徒歩で玉川通りのバス停に向かいます。
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東急バスで駒沢に向かいます。
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駒沢バス停前のラーメン屋さんで一服の昼食。
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次は「世田谷美術館分館向井潤吉アトリエ館」に向かいます。趣きのあるマンション前で。
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このような住宅街を駒沢から徒歩10分程。
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到着です。
洋画家の向井潤吉が長年愛用していた自宅兼アトリエをもとに、画業をさまざまな始点から展示しています。入館料200円。 -
向井潤吉の素朴なタッチの風景画が心地よく感じました。
http://www.mukaijunkichi-annex.jp/ -
涼しげなお庭でした。こういう庭のある家で夏を過ごせたらいいだろうなあと思わせるたたずまい。
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駒沢大学駅前から東急バスで自由が丘へ向かいます。
バス停を降りたすぐに「大丸ピーコック」というスーパーマーケットがあり、自由が丘由来の碑がありました。また、ここが黒柳徹子さん「窓ぎわのトットちゃん」で一躍著名となった「トモエ学園」の跡地だそうです。感慨深いものがありました。 -
これが大丸ピーコック。結構狭い通りなので歩行者が気をつけなくてはなりません。
昔はのどかだったのでしょうね。 -
「世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館」へ来ました。
入館料200円。
http://www.miyamotosaburo-annex.jp/ -
「従軍体験と戦後の再出発 宮本三郎の仕事」展を開催していました。
絵の道を志した学生やもちろん画家たちも多くが戦地に赴きました。感受性豊かな彼らが見た戦いの現場は大変なものだったろうと推察します。 -
次は「一誠堂美術館」へ。入館料500円。
地元でメガネ販売をしていた店主が、かねてよりコレクションしていた19-20世紀のアールヌーヴォーのランプなどのガラス工芸品を展示する美術館を開いたとのこと。幻想的な光と色合いが印象的でした。 -
自由が丘の街自体に初めてやって来ました。
名前はもちろん知ってましたが、やっぱりオシャレな街ですね。バス通りなどは注意が必要ですが、それ以外の商店街などは歩きやすいと思いました。雰囲気も良かった。 -
井の頭線で自由が丘から二子玉川へ、田園都市線で二子玉川から用賀へ移動。
用賀から世田谷美術館へ向かうノンストップピストンバスが出ていました。料金100円。長蛇の列でした。
世田谷美術館はこのような林の中にありました。 -
世田谷美術館到着。
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「ボストン美術館 華麗なるジャポニズム展 印象派を魅了した日本の美」を開催していました。
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入館料1,500円。館内も結構にぎわっていました。
日本が西洋に与えた美の領域の広さには驚かされます。一点一点の作品は混雑もありゆっくりとは見る事が出来ませんでしたが、多様性はしっかりと目に焼き付けました。 -
ちょっと交通の便が不便ではありますが、結構広い美術館ですね。次回展示にも期待します。
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/ -
砧公園の中に咲く美しい花
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凛と立つ向日葵
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ユリも猛々しく美しかった
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さて、砧町バス停から成城学園前駅へ小田急バスで向かいます。
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成城学園前駅から徒歩5分程で、「世田谷美術館分館 清川泰次記念ギャラリー」へ。
http://www.kiyokawataiji-annex.jp/ -
入館料200円。
「清川泰次 色との対話」展を開催。 -
長年創作の場として愛用した住居兼アトリエを開放しているとのこと。
色彩が鮮やかで印象的な作品ばかりでした。特に青とエメラルドグリーンが素晴らしく思えました。 -
成城学園前駅に戻り、この日の目標は無事に達成。
怒濤の1日8館の美術館巡りでしたが、非常に充実していました。
東京の美術館全館制覇はいつになるやら。
元々美術館めぐりは好きなので、こつこつと達成に向けて頑張りたいですね。
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