ピカソが町田にやってきた：町田版画美術館

2014/06/15 - 2014/06/15

わが街、町田には版画美術館という版画に特化した美術館がある。町田駅から歩いて１５分ほどの芹が谷公園の一角にある。版画とはいいところに目を付けたもんだ。割と安い値段で世界的な作品も手に入る。
そしてピカソはたくさんの版画を残している。残念ながらこの美術館が所有している作品はほんのちょっとだが、いくつかの美術館から集めたピカソの版画が町田にやってきた。

これは見に行かない手はない。

エリア 町田(東京)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

町田版画美術館へは町田駅から東に１５分ほど。坂が多い町田を芹が谷公園に向かって歩いていく。

芹が谷公園に下りる坂からは町田の住宅地が見渡せる。

着いた着いた、芹が谷公園の入口にある美術館で開催されている「パブロ・ピカソ版画展」は、今日６月１５日が最終日。

版画美術館では常設展の他、市民のアマチュア展が開催中。
まあ、いつでもやっているんだけどね。

れんが風の美術館は緑の公園の片隅にお似合い。

チケット売り場は美術館に入ってすぐ。
最終日とはいえ、東京郊外の小さな美術館はすいている。

大きな階段の上に展示室がある。

２階から見たロビーは落ち着いた雰囲気。
版画美術館では市民のために版画教室を開催していて、版画の作成プロセスにはちょっとうるさい。展示品にも作成プロセスを順を追って展示していた。

ピカソ展のポスター。
例によって美術館の内部は撮影禁止。
よって展示品の評論はほどほどに。
ピカソの版画の多くは熱海の池田２０世紀美術館からのもの。町田版画美術館所蔵の作品は１つ２つだったかな。

で、あっと言う間に見終わっちゃった。
左がピカソ展の出口。右は常設展の入口。

常設展の会場前にはリトグラフの古い転写機が置いてある。

今日は気持ちのいい梅雨の合間だ。
東京の空もこんなにきれいな日もあるさ。

美術館の１階には喫茶室が。外のテラス席が特等席。
コーヒーを１杯飲んで帰るかな。

美術館の前では子供たちが水遊び。

公園はその左側に広がっている。
新緑がまぶしい。

さて帰り道。
うわぁ、きっつい坂だ。