最高のステーキと、アートなAce Hotelに刺激されたニューヨーク

2014/05/24 - 2014/05/27

12年ぶりのニューヨーク。

前回、学生の時はとりあえず観光スポットを巡っていたけど、今回はACE HOTELでデザインに五感を刺激されたり、マンハッタンの夜景をゆっくり撮影したり、ステーキ名店の食べ比べをしたり、自分のスタイルで旅を楽しめた。

久しぶりの旅先で、過去の自分との感性の違いを楽しむのもいいのかもしれない。

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

シカゴよりアメリカン航空にてニューアーク空港到着。
（現在シカゴに住んでいます）

空港バスにてマンハッタンへ移動。

ふと空を見上げると、飛行機雲でつくられた広告。

マディソンスクエア近くで、マリメッコ主催のイベントがありました。
屋台がたくさん。

パラソルが鮮やかなマリメッコ柄。

どのお店もお洒落で、なによりもおいしそう。

なにか食べてみようかと思ったけど、今日のお昼は絶対にラーメンと決めていたので残念ながら見るだけ。。

ランチはずっと楽しみにしていた、一風堂NY店。

ラーメン不毛地帯のシカゴ住民にとって、それはそれはうれしい日本の味。
しかしニューヨークでも相当人気があるようで１時間くらい待った。
（チェックインしてあと何分みたいな便利なアプリがあったので、時間を有効に使えたので苦ではなかった）

ラーメンで胃が満たされたあとは、おいしいスイーツで心も満たされようかなと。
元NY在住の友人に教えてもらった、カフェ・レッジオ。
グリニッジビレッジにあります。（一風堂から歩いて１５分くらい）
アンティークだけど決して気取ってなく、とても居心地がいい雰囲気。

Cafe Reggio
119 MacDougal Street
New York

色々迷ったけどイタリアンカフェなので、カンノーリに。

甘さ控えめで濃厚なクリームがおいしい！

ふたたび街を歩いて、お腹をすかせたて訪れたステーキハウス、ウルフギャングズ。（タイムズスクエア店）

今回の旅の楽しみの一つである、ニューヨークステーキ名店食べ比べ一回目。

Wolfgang's Steakhouse Times Square
250 West 41st Street
New York

Steak for twoをミディアムで。

熟成肉を使用しているらしく、赤身だけどはお肉はとても柔らかい。
表面はこんがり香ばしく、食感もおいしい。

しかし、残念ながら店員の対応があまりよくない。
メニューをとりにくるのは遅いし、ステーキの焼き加減もあちらから聞いてこない。
ナイフの置き方もがさつ。

あとからレシート見たら、どうやらチップが支払い前に自動的に加算されていた。
だからやる気がないのか。。。

いちおうタイムズスクエアにも来てみた。

今回の旅で一番の楽しみでもある、エースホテル。

ACE HOTEL NEW YORK
20W 29th Street at Broadway
New York

ホテルとは思えないカッコよすぎるフロント。

カフェとクラブが一体になったような空間のロビー。
地元のニューヨーカーが集まるナイトスポットでもあるらしい。
週末はほぼクラブ化していた。

廊下の壁も洒落たデザイン。

遊び感覚あふれる、モダンな客室。

家具や小物ひとつひとつのデザインがカッコいい。
ホテルというよりは、センスいい誰かのアパートの一室という感じ。

デスクにはIpodドックやターンテーブル。

客室に入った時は、あらかじめラジオが流れていた。
レコードも何枚かストックがあり、ものすごく久しぶりにレコードなられはの音質を楽しめた。

オフホワイトのやさしい色のバスルーム。
蛇口やシャワーヘッド、小物など細かいところまで考えられたんだなと思うくらいお洒落。
NYのアパートの洒落たバスルームってこんな雰囲気なんだろうか。

いつか自分の家もこんなバスルームにしたいな。

ずっと気になっていたSMEGの冷蔵庫。

レトロなんだけどどこか洗練されてるデザインが美しすぎる。
値段が気になって調べたところ、とあるサイトでは５０万円だった。
高いけど、これ一つ部屋にあるだけでだいぶ印象がかわりそう。

朝食は一階のレストランThe Breslinにて。
Oven baked 3 cheese sandwich with house smoked ham

おそらくバターがたっぷり使われていそうだけど、香ばしくてカリカリしてておいしい。

Whole wheat pancakes with pear butter, candied walnuts & maple syrup

いま住んでいるシカゴのパンケーキと比べると、限りなくお上品な量とお味です。

朝食後セントラルパーク周辺を散策したりして、ニューヨークステーキ名店食べ比べ二回目。
老舗中の老舗、ピータールーガー。
二週間前に予約の電話をしたところ、１４時４５分しか空いていないと言われ、中途半端な時間になってしまった。

Peter Luger Steak House
178 Broadway, Brooklyn
New York

老舗とか予約がとれないとあったので、堅苦しい雰囲気だったらめんどうだなと思ったけど、かなりカジュアル。木のテーブルが私の好み。

やっぱりステーキハウスはこうでなきゃ！

ステーキを思う存分に楽しみたいので昨日のウルフギャングでは前菜は控えたけど、どうしてもベーコンが気になってしまい注文。

しかしなんとベーコンというよりちょっとしたポークソテー並みの大きさ！
でも柔らかくスモークの香りも絶妙で、一人一枚しっかり食べちゃった。

Steak For Two

一口食べた瞬間、昨日のウルフギャングより格上と思った。
なんだろう、お肉の柔らかさと香りが全然違う。
いつまでも食べていたいような、最高のおいしさ。

つけあわせにフライドポテトとクリームスピナッチ。

日本にいたらステーキにフライドポテトなんてありえないけれど、なぜかこの国にいると頼んでしまう。
おいしいと聞いていたクリームドスピナッチは、日本人の胃袋にはかなり重たい。
（いや、ベーコンとフライドポテトのせい？）

次回はブロッコリにしたいかな。

食後にはチョコレートがサービス。

昨日とちがって、店員のサービスも格段にいい。
ウルフギャングとピータールーガーの食べ比べ、結果的には断然「ピータールーガー」がおいしかった。ステーキの味もスタッフもよかった。

どちらもおいしいので好みによるところなのかもしれませんが、私はピータルーガーをおすすめします！

おいしかったけれどあまりにも食べ過ぎたので、橋を歩いてマンハッタンに戻ります。

橋から少し歩いて、チャイナタウンを通過。

まさに突然中国に入国したかのよう。

チャイナタウンからしばらくあるいて、やってきましたグラウンドゼロ。
左は建設中のワンワールドトレードセンター。

実は１２年前もこの場所を訪れましたが、９.１１直後のあの頃とは当然のことながら生まれ変わっていました。

ツインタワーがあった場所につくられた、9.11メモリアル。

犠牲となった方々のお名前が刻まれていました。

ブルックリンブリッジからの眺め。

ゆっくりと夕焼け色にかわるニューヨークの空。

美しかった車のライトの軌跡。

ブルックリン側より。

マンハッタンの光をちょっと楽しみました。

最終日の朝食はエースホテルにある、スタンプタン・コーヒーロースターズにて。
ACE HOTELと同じく、オレゴン発のカフェのようです。

Stumptown Coffee Roasters
18 West 29th St
New York

カフェラテ。
ミルクが濃厚で豆の香りがものすごくいい！
比較しても仕方ないけど、スタバのラテなんかとは全然違う。
バリスタさんの服装もものすごくセンスがよい。

カフェ自体には立ち飲みカウンターしかないけど、ホテルロビーに持っていって飲めます。

チェックアウトした後、ミッドタウンをぶらぶらして、マディソンパークに。
ランチにはずっと気になっていた、シェイク・シャック。

Shake Shack
11 Madison Avenue, New York

噂には聞いてたけどやっぱり行列。
２０分くらい待った。

シャックバーガー、フレンチフライ、コーラで約１０ドル。
バンズはほのかの甘くもちもち。
パティはミディアム。ジューシーでお肉のおいしさが際立っていた。
なんていうか、これを食べるとマクドナルドのハンバーガーが添加物いっぱいなんだなーとわかる気がする。
最近多い１５ドルを超すグルメバーガーが多いことを考えると、セットで１０ドルでこのクオリティーはすばらしい。
またニューヨークに来たときも、また食べたいなと。

というかシカゴにも進出してほしい。

五感を刺激されて楽しかった、あっというまの四日間。

これからアメリカン航空にてシカゴへ帰ります。