2014/05/17 - 2014/05/17
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jilllucaさん
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今日は今春からレッサーパンダの飼育を開始した福知山市動物園です。
4月21日に埼玉県こども動物自然公園からまだ0歳のキャラ君がやって来て、正式公開前の4月27日居ても立っても居られない気持ちでフライング気味に訪問し(旅行記→http://4travel.jp/travelogue/10880263)馴致中のキャラ君を遠くから見ることができたのですが、今日は5月2日の正式公開後初めての訪問となりました。
来園から3週間近くが経ちキャラ君も福知山の環境にだいぶん慣れて余裕が出てきた感じがします。
今年度中にはお嫁さん候補も来るそうなので、逆に一匹暮らしのキャラ君の様子が見れるのは今のうちだけかもしれません。
大人の階段を一気に駆けあがり中のキャラ君をお楽しみくださいね。
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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今日は家から車を飛ばして1時間ちょっとの福知山市動物園を訪問です。
福知山市動物園は市郊外の三段池公園にあります。
三段池は福知山藩主松平忠房候により潅漑用に造られた池だそうで、名前から三段の池に分かれているのかと思いけや大きな池が一つです・・・昔は3つの池が段々にあったのでしょうか? -
こちら福知山市動物園、市営の小さな動物園です。
入園料は大人210円ととてもリーゾナブルです。 -
入園するとちょうど3月3日生まれのテナガザルの男の子が日向ぼっこに出てきていました。
福ちゃんとクリン君の第2子で先日名前が桃太郎君に決まりました。
時々このようにお客さんの前に出てきてふれあいとフォトセッションのような時間となります。 -
福知山市動物園を分かりやすく表現すると一昔前のタイプの動物園・・・ただ、家畜種を中心にふれあいが重視されているのでお客さんは子供連れの家族が多く雰囲気は明るいです。
最近の多くの動物園は以前のような”子供のための空間”から”学びの場&趣味の場”に徐々にシフトしている感じがするので、逆にこの一昔感は新鮮でもあります。 -
そんな、福知山市動物園ですが昨年の秋から隣接した空空間を利用した拡張工事が始まり、今春、今までの福知山市動物園のスタンダードから諮るとかなり異色な施設が完成しました。
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それが4月21日に埼玉県こども動物自然公園から単身福知山へやって来たキャラ君の暮らすレッサーパンダ舎です。
福知山市動物園にとってキャラ君が初めて飼育するレッサーパンダとなります。 -
それにしても他の動物たちに申し訳ないほどの施設です。
屋内に広い展示室が2部屋、屋外放飼場が1面(後ほどご紹介しますが非公開の予備放飼場も1面ありそうです)、バックヤードには寝室が6部屋ほどあるそうです。
造りとしては2014年スタンダードのレッサーパンダ舎としては標準的な施設かと思われますが、他の動物たちの飼育環境が1980年代頃の状態なのでレッサーパンダ舎の素晴らしさがより鮮明に浮き出します。
来るお客さん来るお客さんのほとんどが「さすがレッサーパンダはVIP待遇やな〜」とおっしゃるのもよく分かるほどの異色ぶりです。
でも、これは福知山市動物園にとってわるいことではないと思います。
ここまで明確に飼育環境の差を見れる動物園はまれです、訪れた多くのお客さんのが飼育環境について考えてくれるでしょうし、レッサーパンダ舎新築工事は前年に5000万以上の予算を使った公共事業ですので、多くの市議や市役所関係者の方が視察に来られてレッサーパンダと他の動物との飼育環境の差に驚くことでしょう。
それが大河の一滴となり、いずれ他の動物たちの飼育環境が改善されるものと大いに期待しています。 -
この御殿のご当主はまだ0歳のキャラ君です!!
将来の福知山パンダを支えていくであろうパイオニアです。 -
キャラ君は2013年7月10日埼玉県こども動物自然公園生まれ、お母さんはリリィちゃん、お父さんはコウタ君、双子の弟にメル君がいます・・・もちろん兄弟合わせてキャラメルです。
キャラ君は4月21日に福知山に来園、施設に慣れるための馴致を経て5月2日から公開が開始されました。
実は僕はまだ公開前の4月27日に福知山市動物園を訪れ馴致中のキャラ君を遠くから見ることができた(旅行記→http://4travel.jp/travelogue/10880263)のですが、正式に公開されてからは初めての来訪となります。 -
5月2日のレッサーパンダお披露目会は盛大に行われたようで、レッサーパンダ舎前では記念植樹も執り行われました。
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碑には福知山市長と鯖江市長が連名で。
今回の福知山市動物園でのレッサーパンダの飼育開始は、国内で有数のレッサーパンダの繁殖実績を誇る鯖江市西山動物園の全面的なバックアップにより成し遂げられました。 -
その期待を一身に担ったキャラ君は孟宗竹を挿してもらった塩ビ管に頭を突っ込んで残っている葉っぱを食べていました。
食欲旺盛でよろしい!! -
ついに孟宗竹を引っこ抜いちゃいました!!
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キャラ君の食べ跡・・・お見事っ!!
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レッサーパンダ舎の周りを歩き回っているのは自由亀の亀吉さん。
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以前の福知山市動物園の地面の土は固かったのですが、新しく出来たレッサーパンダ舎の周辺の土は一部砂地になっており、なんと亀吉さんは先日その砂地を30cmほど掘って卵を産み付けたとか・・・って、亀吉さん女性だったの!!
報道によると、亀吉さんは21歳で、約10年前に愛好家の方から寄贈されて以来ずっと雄として飼育されてきました。
そして、昨秋にお嫁さん候補の13歳のプーミンさんが来園、同居させたところプーミンさんが亀吉さんを追って求愛行動・・・不審に思って詳しく調べたところ、亀吉さんが雌でプーミンさんが雄であることが判明しました(笑)
亀吉さんはもちろん今回が初めての産卵。
産卵した場所は地面の温度がふ化には低いこともあり、卵はキーパーさんが保護しふ卵器に移したそうです。 -
どういう行動規範なのかは分かりませんが亀吉さんはお客さんがたくさんいるレッサーパンダ舎のガラス前にもやってきます。
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チビッ子達の関心もキャラ君から一気に亀吉さんへ!!
キャラ君も亀吉さんを見ていますね(笑)
キャラ君の生まれ故郷の埼玉こども動物自然公園には自由飼育のマーラがおり、時折レッサーパンダ舎にも顔を出していましたね。 -
埼玉県こども動物自然公園では双子のレッサーパンダが2組誕生しました。
キャラ君は昨秋から4月中頃までその4匹を含む最大7匹の賑やかな同居展示を経験しました、そして、4月21日に急に1匹にされて見知らぬ福知山にやってきました。
人間の感性から言うと「気落ちしていないか」と心配だったのですが、そこは飼育動物とは言え野性を備えたキャラ君、なんてことない感じで新しい飼育環境に早くも順応しているように見えました。
まだ0歳ですが、その場その場で生きるための最良の選択をしてるんでしょうね。 -
さて、レッサーパンダ舎に一番近い他の動物の獣舎はミニブタ舎になるのですが、
そのミニブタの中に格別に小さい子豚ちゃんがいるのです。
前回来た時にあまりの小ささにビックリしたのですが、今日も会えるのを楽しみして来たのです。
いました、いました!! -
前回から約3週間の時が経ち少し大きくなっているように思いますがそれにしても小さくて可愛いです。
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こちら台の上で可愛く寛ぐヤギさん。
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3mのポールに登り、下から投げってもらったブドウやゆで卵をキャッチする姿が人気だったアライグマのランちゃんは今年1月に天国に旅立ちましたが、今でもランちゃんの放飼場はそのまま残っていました。
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レサーパンダ舎に戻ってきました。
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キャラ君がしきりにバックヤードの方を気にしていましたので、おそらくいつもの日ならこれくらいの時間に孟宗竹の入れ替えがあるとか、外に出るとか、があるんだと思います。
今日はキーパーさんが代番さんなのかもしれませんね。 -
今日はどうやらキャラ君の屋外放飼はないようですね・・・。
こちらが屋外放飼場です。
高い木はありませんがアスレチックが充実しています。 -
建屋からのレッサーパンダ通路は3つあるようですね、建屋内がどのような寝室の配置になっているのか気になりますね。
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福知山市動物園のレッサーパンダ放飼場で一番心配なのが餌の投げ入れです。
この動物園では主に家畜種に与えれる餌を園内で販売しており、今までお客さんは割と種に無頓着に様々な動物に餌を与えてきた経緯があり、園内には「どの動物にも餌をあげてもいい」という雰囲気が漂っています。
しかし、やはりここはきっちりと”あげてもいい動物”と”あげてはいけない動物”の線引きをする必要があります、これはマナー云々ではなく動物の命に係わる事項ですから飼育する側にはその義務を背負ってもらはなくてはなりません。 -
レッサーパンダ舎の左裏には柵で囲われた空間がありました・・・予備放飼場かな?
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元気に展示室を歩き回るキャラ君。
福知山来園当初の報道では体調60cm、体重3235gと伝えられていましたが、見た感じとても3kgちょっととは思えません・・・4キロ台中盤はありそうな気がしますが・・・。 -
目尻からほっぺたに掛けての柄の色がお父さんのコウタ君に似てとても濃い(濃いこげ茶)なのでよく”チビコウタ”と言われるキャラ君です。
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ちょっとぶちゃ顔になったとこ・・・ぶちゃ顔も可愛いので載せてみました。
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今度は澄まし顔。
先日、お母さんのリリィちゃんの生まれ故郷である札幌市円山動物園に行った時にファンの方と話した時には「キャラはリリィそっくりですよ」と言われてハッとしたのですが、確かにこうしてみるとリリィちゃんの面影も色濃く残っていますね。 -
父方の祖父に風太君、祖母にチィチィちゃん、母方の祖父にセイタ君、祖母にココちゃん、お父さんがコウタ君、お母さんがリリィちゃん・・・こう書いてみるととんでもなく人気の高い家系のお坊ちゃんなんですね、キャラ君は。
そんなキャラ君が家から車でわずか1時間程度のところに居るなんて・・・いまだになんだか実感が湧きません。
年度内にはお嫁さん候補が来園する予定なので楽しみは尽きませんね。
また、時間見つけてちょくちょく訪問しようと思っています。 -
帰り際にミニブタ舎に寄ってみると・・・子豚ちゃんはママのお腹の上で気持ちよさそうにお昼寝していました。
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