近未来新幹線の実験線を見に行こう！！リニアモーターカーはすごい刺激だ！

2014/05/02 - 2014/05/02

リニア見学センターは親子連れが良い、実験から実現まで半世紀！

山梨は今新緑がとてもきれいだが、それにもまして新装なった山梨県立のリニア見学センターが熱い視線を浴びている。
超伝導を動力に使う発想は1964年に始まり、ちょうど今年で５０年、半世紀が経つ、一つの科学技術が物になるまではこんなにかかるんだ、と感心しながら見学センターを観て廻ったが、実は前回は富士の名水を汲みにそして今回はキャンピングトレーラーの保管場所と山梨の隠し湯を訪ねて車を走らせたものです。
　ご存じのように液体窒素はマイナス１９６度近くで液体の状態で存在するが、その温度まで超低温にすると磁場が不思議な力を発揮するそうだ。　ピン止め効果もその一つで磁気盤の上に−１９０度以上に冷やした磁気物を置くと浮上するのであるが、そんな原理から実際の浮上伝導体に乗ってのリニア体験など、分かりやすく科学できる施設があるのだ。中央高速から河口湖方面へと乗り継ぎ、都留インターで下りたらすぐのところにこのセンターはあり、すでに４０キロ以上の実践型試験コースで営業運転へ向けてのテストを重ねているが、東京〜大阪間を７０分ぐらいで結ぶと言うのだからすごい。
　未来交通の主役を見ることができるだけそれが現実に近づいていることを実感できるのは何より刺激的でいい。
　入場料も安く大人でもわずか４００円、これはお薦めである。
　温泉好きにはここからちょっと東京方面に戻り富士急電車の赤坂駅前（左手にマクドナルドが目印）を右に入ると芭蕉が愛した「芭蕉月待ちの湯」と言う、隠れ湯温泉をお薦めしたい。
　ここのお湯は弱アルカリだがままに囲まれた中、露天風呂に入りながら無想の気持ちになる時、生きる喜びを改めて感じるほどです。この温泉の横には近所のおばちゃんが本格的な手打ちソバを打って「おもてなし」してくれる明治時代の歴史的建造物（青い建物）があり、風呂上りのそばをお薦めしたい。
　山梨の中でも人口わずか３万３千人の都留市は目立たないようだが、今富士の名水を生み、リニアカーの本格稼働へのベースキャンプとして生き生きとしている。　　ぜひ一度、リニア見学センターを訪れることをお薦めしたい。

エリア 都留・道志(山梨)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

リニアモーターの原理を分かりやすく教えてくれる実験が楽しい！

現在は実験線だが、そのまま営業線になるんだよ。
東京〜大阪間が約１時間、時速５００キロだよ。　　　　　　　　　　　　　　　　　

リニアモーターカーの心臓部は何と言っても超伝導装置部分です。ドイツの開発したリニアカーは浮上がわずか３センチと言うのに日本のは浮上が１０センチと言うから素晴らしい。