2012/07/27 - 2012/07/27
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inabayukiさん
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2012年の夏に8泊9日でバルト三国&フィンランドのヘルシンキに行ってきました。
2012年7月24日(火) フランクフルト→ビリニュス→トラカイ→ビリニュス(ビリニュス泊)
2012年7月25日(水) ビリニュス→カウナス(カウナス泊)
2012年7月26日(木) カウナス→シャウレイ→リガ(リガ泊)
2012年7月27日(金) リガ→ルンダーレ宮殿→リガ(リガ泊)
2012年7月28日(土) リガ→パルヌ→ムナレイド→キフヌ島(キフヌ島泊)
2012年7月29日(日) キフヌ島→パルヌ→タリン(タリン泊)
2012年7月30日(月) タリン→ヘルシンキ(ヘルシンキ泊)
2012年7月31日(火) ヘルシンキ(ヘルシンキ泊)
2012年8月01日(水) ヘルシンキ→フランクフルト
移動は基本的にバスです。ただ、フランクフルト→ビリニュス、ヘルシンキ→フランクフルトは空路、タリン→ヘルシンキは海路です。
今回バルト三国を選んだ理由はいろいろありますが、日本の猛暑を避け、涼しい北欧方面に行きたかったのが一つ。
また、旧共産圏は民主化から約20年とはいえ、まだいろいろな観光施設が整備中で、ホテルやユースホステルが新しいこと。
そして何より物価が他の西欧諸国に比べても安い!ごはんが美味しい!ビールが美味しい!これは行くしかないです。
バルト三国の人はちょっと無愛想なところもありますが、素朴で優しく、親切でした。噂に聞いていましたが美女が多いです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
2012年7月27日(金)
前日にリガの観光案内所で予約していた『ルンダーレ宮殿とバウスカ城ツアー』に参加しました。
集合時間になっても、ブラックヘッド会館横の集合場所にいるのは私だけ。本当にツアーが開催されるか不安に思っていると、お姉さんがやって来ました。どうやら彼女がガイドさんで、「今日のツアーはあなただけです。」とのこと。
ラッキー。って、今7月ですよね?観光ハイシーズンじゃないんですか?
ということで完全貸切ツアーです。運転手さんとガイドさんと私の3人で軽自動車に乗り込んでリガを出発します。なんだか友達と旅行してるみたいです。
まずは本日最初の目的地、『バウスカ城(Bauskas Pils)』に向かいます。 -
バウスカ城は、ラトビア南部の町バウスカにある城址です。
バウスカは、隣国リトアニアとの交易拠点として発展した街です。ルンダーレ宮殿に路線バスで行く際はこのバウスカで乗り換えるみたいです。
15世紀にリボニア騎士団により建造されました。その後、16世紀後半にクールラント大公が宮殿を増築しましたが、18世紀初頭に帝政ロシアの攻撃を受けて破壊されました。
現在はそれぞれの時代に建てられた城の一部が残っています。
塔の上に登ることができます。木製の階段はちょっと怖いですが、見晴らしが良いとのことで、登ってみます。
しかし、ガイドのお姉さんは高所恐怖症なので登れないとのこと。おいおい。
まあ、見どころは事前に教えてもらえましたが。 -
城の塔からの眺めです。
バウスカ城は2つの川の合流地点に建てられているので、それぞれの川が田園地帯を流れて来る様子がよく分かります。
確かにこれは素晴らしい眺めです。 -
なんとものどかな風景です。
しばらくここでボーっとしていたいのですが、次の予定があるので切り上げます。 -
城の中庭で中世風兵士の衣装を着たお兄さんが、弓矢のデモンストレーションをしていました。
結構な距離があります。 -
バウスカ城を後にし、いよいよツアーのハイライト『ルンダーレ宮殿(Rundles pils)』へ。
ルンダーレ宮殿は、バロック−ロココ様式の宮殿で、「バルトのヴェルサイユ」と呼ばれています。
1736〜40年にビロン公の夏の宮殿として、ロシアの宮殿を手掛けたラストゥレリにより建てられました。2階建ての宮殿には138の部屋があります。 -
ルンダーレ宮殿最大の見どころは、バラの間の天井装飾です。美しい花の模様から、当時の豪奢な生活ぶりを垣間見ることができます。
ちなみに、この宮殿はソ連占領時代は学校等に使用されており、なんと、この広間は学生のバスケットコートに使われていたとか。
壁の装飾にボールが当たったら…と考えると恐ろしいのですが。 -
ルンダーレ宮殿では、単に宮殿の維持管理をしているだけではなく、豊富な美術コレクションも所有しており、各部屋に飾られています。
ピンクの色合いが可愛い部屋です。 -
こちらはパステルカラーが素敵なお部屋。
全体的に淡い色合いが多く、ギラギラしてないので落ち着きます。
何より人が少ないのでゆったり見て回れます。ガイドさん曰く、たまたまこの日は少ないとのことですが。 -
フランス式の広大な庭園も見どころです。
ただ、庭園は日光を遮るものがほとんど無いので暑いです。木陰で休み休み進みます。
庭園の一角でガーデンパーティができるようになっていました。ガイドさんに聞いてみると、結婚式のパーティがよく開かれているんだとか。
宮殿の庭園で結婚式のパーティとは素敵ですね。 -
2005年にはローズガーデンの造園が始まり、その大きさは9,000平方メートル。初夏には、ラトビア最大の12,000種のバラが咲き乱れるそうです。
7月下旬はもうシーズンの終わりでしたが、それでも何種類かのバラが可憐に咲いていました。 -
ルンダーレ宮殿を後にしてランチを取ります。
ガイドさんにお願いして、地元のラトビア料理が食べられるレストランに連れて行ってもらいました。もう貸切ツアーなので、要望出しまくりです(元々そういう旅程だったかもしれませんが)。
ビリニュスで飲んで以来気に入った麦芽飲料を注文しました。なにせ宮殿の庭園が暑かったもので…。 -
ガイドさんオススメの魚のグリル、豆のソース掛けです。
魚はふんわりして美味しかったです。
つけあわせのポテトもGOOD! -
デザートはレーズンと木の実のホットソース(バニラアイス添)です。
美味しいのですが、夏に食べるにはちょっと熱かったかもしれません。
ちなみに、私のおごりでガイドさんも一緒に食べたので、二人で約1000円。安い…。
食事中、ガイドさんの身の上話を聞いてました。
若いな〜と思っていましたが、やっぱり大学生で、夏休みを利用してガイドのバイトをしているそうです。ラトビアではよくあることだそうですが、彼氏はロンドンに出稼ぎに行っていて遠距離恋愛中。
バルト三国の失業率と経済はイマイチなんだそうで。 -
食後はレストランの向かい側にある自動車博物館へ。
世界中、どこへ行ってもお目にかかれないような旧ソ連時代の車が、ここにはコレクションがされています。 -
こちらは昔の農業用車両。
ちなみに、博物館のガイドさんがいろいろ説明してくれるのですが、これがすごく面白かったです。
「昔、スウェーデン人はラトビア人は森の中でマッシュルーム狩りばっかりしてると思ってたから、こんな古い機械しかくれなかったのよ。麦も作ってるのに失礼しちゃうわ。」
なんだか可愛いですね、マッシュルーム狩りばっかりしてるラトビア人…。
自動車博物館でツアーは終了。その後、リガに帰りました。
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