隈研吾氏の建築巡り　in栃木

2013/11/13 - 2013/11/13

先週に引き続き、平日にお休みが取れたので、隈研吾氏の建築を巡るプチ旅に行ってきました。

栃木には隈研吾氏が手がけた建物が数多くあるということで、
まずは那須の石の美術館へ向かいます。

エリア 那須(栃木)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

11時頃石の美術館へ到着。

入館料は大人500円。

受付のお姉さんから、この建物について説明してくれます。
元々農協の建物だった３棟の石の蔵を利用し、そこに隈研吾氏が手を加えてできた美術館だそうです。

この建物は元々の蔵（１つ目）。
中には、ショップとカフェが併設されています。

こちらは隈研吾氏が手がけた建物。

こちらは元々の蔵（２つ目）。
中では、隈研吾氏の「石のライブ」が開催されており、
隈氏が手がけた様々な建物に使った石や、図面等が展示されています。

隈氏が手がけた建物の中。
外からは想像できないくらい、光が建物内に入ってきていて意外と明るい。
ちなみに、明かりが入ってきている隙間にはガラスが無く風も入ってくるので、風が強い日に行くと寒いかも。

この建物の中では、月の写真が展示されていました。
販売もしているようです。

作品の接写はNGとのことでしたので、全体はこんな感じ。
砂漠で撮影された月の写真などとても美しくてうっとりしてしまいました。

元々の建物。（３つ目）
茶室になっています。

２つ目の目的地。那須歴史探訪館。
こちらは石の美術館から３分くらいのところにあります。

入館料２００円。

中では、地域の歴史を紹介するVTRを見ることが出来たり、
いろいろな歴史的書物などが展示されています。

中の様子。

次の目的地に向かう途中、お腹がすいたので道の駅へ寄る事に。
敷地内にあるお蕎麦屋さんに入ります。

メニューはこんな感じ。

温かい鴨南蛮そばを頼もうと思って入ったら、既に食券機は売り切れのランプが多数！

ほとんどが頼めない状態…。
それもそのはず、店の中はお客さんでいっぱいでした。

食事処から見た水車。
あれでそばを挽いているのかな。

頼んだのは「伊王野水車天ざるそば」
ホントは売り切れだったけど、１人前だけ出せる！とお店の人が特別に出してくれました。
普通のそばに比べて、色が黒？緑？っぽくて、とてもコシがあって美味しかった。

３つ目の目的地。那珂川町にある「馬頭広重美術館」

美術館は横長で、全体を写真に納めるのは大変。
前の車が写ってしまうのが残念。

美術館の後ろの山の紅葉が見ごろでした。

通路。
そのまま歩いて建物の反対側へ抜けられます。
通路の右側が美術館。左側はカフェと益子焼などの食器などが置いてあるショップ。

通路を抜けて一旦外へ。

反対側から見た様子。

建物の裏手に生えていた竹と空がきれいだったので撮ってみました。

竹と建物。

美術館入り口までの通路。

中では【天下をめぐる男たちの戦い−城と武将−】が開催されていました。
入館料は700円。

今日行った、３箇所の隈氏の建築物。
全てでトイレに入ったけど、共通して手洗い場はこのデザイン。
蛇口のデザインも同じ。
これは隈スタイルなのか…。

外のトイレもおしゃれ。
（入らなかったけど。）

最終目的地の「JR宝積寺駅」

駅を有名建築家が手がけるってすごい。
いったいいくらかかっているんだろう。

階段の天井。

自由通路の天井。

駅から出るとそこには広場が。
「ちょっ蔵広場」と言うようです。

広場の左右には建物があり、こちらの建物には、貸しスタジオがあるようで、中からバンドの練習をしている音が聞こえました。

こちらの建物には、駄菓子なども売っている小さなショップや飲食店など３つくらいのテナントが入っていました。
到着したときは夕方で、小学生と思われる少年少女がたくさん自転車で乗り付けていました。小学生の憩いの場のようです。

小学生が写真に入らないように撮るのは大変だった！

ちなみに、駅前のロータリーには駐車場があり、車はそこに止めて写真を撮りました。駐車料金は1時間までは無料。

建物と建物の間の広場には、クリスマス用のイルミネーションの準備がされていました。

なんとか１日で隈氏の建築物を見てまわることができました。
プチ旅行だったけど、大満足！有意義な休日でした。