2013/05/07 - 2013/05/07
71位(同エリア313件中)
阿蘇美忍さん
親不知コミュニティロードと呼ばれる場所が有ります。
昔から交通の難所・天下の険と人との闘いの歴史、四世代にわたる道を一望できるコミュニティロードです。
眼下の波打ち際が、親不知・子不知の由来となった北陸道です。
こんな岩場を親子で歩くから、親不知・子不知?
続いて当初国道としてできたロードは二世代目です。
三世代目は現在の国道8号でして!
そして四世代目が、現在の北陸自動車道と成ります。
天下の険といわれた親不知にも、明治16年、断崖を削った街道が開かれました。
その後、いくつかの改良を経て、昭和48年の国道8号天険トンネルの開通により使用されなくなり、遊歩道として使用されるようになりましたが、現在は通行不可です。
何となく不気味なトンネルですので、撮るのは止めました。
親不知コミュニティロードは、先人たちがその急峻な地形と複雑な地質に挑み、北陸地方の産業、経済の発展に貢献したことを後世へ伝える貴重な土木遺産であるとして、(社)土木学会から推奨土木遺産に認定されています。
展望台からは眼下70mの日本海を一望でき、晴れた日には能登半島も眺望できます。
さらに絶壁の波除け観音、大懐(おおふところ)、小懐などを再現した模型も設置されており、名勝の絶壁を一目で知ることができます。
また、日本近代登山の父として名高い、イギリスのウォルター・ウェストンが明治27年に親不知を訪れており、この機縁からブロンズ像が設置され、毎年5月下旬に「海のウェストン祭 白鳥山山開き」が開催されています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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この旅行記へのコメント (2)
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