パールハーバー　戦艦はさすが迫力満点！　でも気分はちょっぴりアウェー、、、

2012/03/23 - 2012/03/28

ワイキキからバスを乗り継いて真珠湾へ、
ワイキキ、クビオ通りからバスでアラモアナセンター乗り換え、ホノルル空港経由で真珠湾、アリゾナメモリアルバス停へ、
、とりあえず空港から乗ってきてたバックパッカーたちのあとを歩き、ゲートへ、
ここでふと気づきました、周りを歩く人の群れに日本人は自分ひとり、ましてや、すぐ目の前を歩くスキンヘッドのでっかいオッサンのＴシャツの背中には、”Remember Parl Harbor”なる怪しげなロゴ、、、何、何、なんなんだ、この空気は？！
　、、、　　めちゃめちゃアウェーです。

エリア オアフ島(ハワイ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

ワイキキからバスを乗り継いて真珠湾へ、　まずは、クビオ通りまで歩き、アラモアナセンター行き８番のバスに乗車、その後、アラモアナセンター海側のバス停で２０分くらい待つと２０番のパールリッジセンター行きのバスが到着、とりあえず運転手にパールハーバーに行くか確認して乗車、ホノルル空港経由で真珠湾え、
ダウンタウンや空港を経由し、１時間と少しでアリゾナメモリアルに到着しました。

先ず真珠湾のエントランス、ボーフィンメモリアルへ、ここのゲートでチケットを購入、今回はフォード島の戦艦ミズーリと航空博物館のセットチケットを購入、

ゲートをくぐると魚雷やミサイルなど様々な屋外展示物が、ただ屋内展示は「かって東洋の小国によってこの美しい島はあんな、こんなで、ひどいことをされたんだ！」というような展示ばかり、金髪のでっかい人々が熱心に見ておられる、、、

さらに、写真の潜水艦！これは我が国の商船を最も多く沈めた英雄？？？
潜水艦ボーフィンです。司令塔側面にいくつもの日の丸や旭日旗が記されていました、、、
　　日の丸の数の多さが商船の撃沈数のようで、、、ふざけるな！！
　　、といった感じで、完全にアウェーです！！

仕事やプライベートでアメリカ人と度々接する機会が有り、この人たちとは価値観、思想など結構共感できる友達と思っていたのですが、ここでのこのとんでもないアウェー感にちょっとショックでした。

人間魚雷、回天
このあたりに関しては、自国の兵器とはいえ、何と愚かなものを作ってしまったのでしょうか。

ボーフィンパークから望むフォード島、
戦艦ミズーリが係留されています。
戦艦ミズーリの手前の海上に白い建物があります。これがアリゾナメモリアルです。海中に沈んだ戦艦アリゾナの上に建てられており、その中はには戦死したアリゾナの乗務員の名が記してあるそうです。沈んだ船そのものがお墓です。
アリゾナ記念館へは専用の船で行けるようで、ここへ行けばもれなく約２０分間（海上でどこにも逃げることのできない空間で）、東洋の小国が行った非道についてのお話を聞かせていただけるそうです。
　　と、これをたくさんのアメリカ人たちと聞くなんてとてもできねぇー、、ここはパスです。

ボーフィンパークからバスに乗ってフォード島へ、いよいよ戦艦ミズーリへ、
戦艦ミズーリといえば、終戦による降伏文書の調印式が行われた船ですね。

フォード島の対岸には、イージス艦が停泊していました。元祖イージスのタイコンデロガ型やアーレイバーグ型が並んで泊まっています。第７艦隊？第３艦隊？

これぞ正に大艦巨砲主義の最後の生き残り、三連装１６インチ主砲、壮観ですね。
とわいえ、我が国が生み出した世界最大最強の戦艦「大和」に比べれば、、、などと、敗戦国民のヤッカミ半分の感想も漏らしつつ艦内巡ってみます。

このあたりに来ると、もう最初のアウェー感など忘れ、軍ヲタ根性丸出しで、完全にはしゃぎまわっていました。

主砲脇に何やらハッチが開いてました。これは中に入らねばなんべぇ〜、探検だぁー！

下に降りていくと先ずは食堂らしき広い部屋、ハッチから階段を降りる時は洞窟へ入るような探検気分だったのですが、中に入ってみるとことのほか広々とした開放的な空間、逆の意味でちょっと驚きました。

壁にマイコーヒーカップ、、、何やら優雅な感じ、、こんなことをやってる余裕のある連中に、根性と竹槍だけで挑むのは、正に無謀だったんでしょうねぇ。

これを見て、「あっ、コンピューター」と思った人、きっとおじさんだけでしょうね。若い人には何かよくわからないんじゃないでしょうかねぇ〜。8インチのフロッピードライブがイカすぅ〜！

水兵さんの居住区、狭い空間に３段ベッドが並びます。
狭いとはいえ、ハンモックじゃないので、まだしも最低限のプライベートが確保されているのかな？？？！

再びデッキに戻り、次は艦橋に登ってみます。

艦橋から前方の主砲越しにアリゾナメモリアルを望みます。

何やら計器が並びます。操船をするフロアでしょうか、ここの裏側の部屋には海図が広げられた部屋もありました。

艦橋から外を眺めると本当に気分がいいですねぇ、これはお城の天守閣に登った時の感覚と同じで、殿様ならぬ、艦長気分全開です！！

、、、kところが、

艦長の椅子に腰掛けようとしたのですが、先約が、、、
座りたかったのですが、なかなのいてくれません。

艦橋後方側面、副砲らしき砲が並びます、
サイル全盛の現在では、主砲はともかく、副砲なんて使い道、あるんでしょうかねぇ〜！
ほかに、ミサイルや砲弾、バルカン砲なんかも甲板には展示してありました。

戦艦みズール、今となっては過去の遺物かもしれませんが、やはり戦艦の迫力、威圧感は桁が違い、男子の心にグっとくるものがありますねぇ、

ミズーリを降りて、お土産を買い、またバスに乗車、次はフォード島中心部、太平洋航空博物館に向かいます。
バスは、フォード島の中央部の滑走路へ向かったていると思ったら、、、
フォード島中央部を一直線に貫くのはてっきり滑走路と思いきや、2車線の道でした。これでこの島はもう飛行場としての役割を完全に終えたんだなぁ〜、と思いつつ、航空博物館、というより実物の格納庫に到着しました。

先ずはゼロ戦、

B25ミッチェル、この双発爆撃機、陸用爆撃機だというのに無理やり空母に積み込まれ、決死の飛行により、東京への初の空襲を挙行した機体ですねぇ〜、

太平洋戦争時の艦上機では、艦上攻撃機流星が一番好きです。逆ガルウイング型の翼に、高出力エンジン、運動性能、速力、更に雷撃と急降下爆撃をこなせるこの機体からすると、こいつら何ざぁ〜、まだまだ、、、

F15イーグル、1970年代の期待ながら、現在でも自衛隊の主力迎撃戦闘機です。

F14トムキャット、可変後退翼装備の海軍機、20世紀はこれこそ最高の戦闘機と思ってたトップガン世代です。

結局、4時に家族とアラモアナセンターで待ち合わせをしていたので、2時頃に再びボーフィンパークにもどり、ここでホットドック（味は特筆すべき点なし！）とコーラの遅いお昼を取り、帰りのバス亭へ、
帰りは、来た時降りたアリゾナメモリアルのバス亭がアロハスタジアム方面行きだけなので、歩いてハイウェーまでもどり、そこのバス停で待ちます。
帰りも行きと同じ２０番、ただし、空港から先、ダウンタウンまで渋滞がひどく、結局アラモアナセンターまで１時間半位上、お疲れ様でした！

この旅行記へのコメント （2）

• いちごいちえさん 2014/02/10 19:06:56

  戦艦！

  こんばんは、Tam-Kさん♪
  
  パールハーバー、私も２度行き、戦艦ミズーリの中を見学！
  日本語のガイドさんと共に３０分程案内してもらい、あとは自由に艦内を散策していました。
  
  悲しい歴史ですね･･･。
  日本人の方も、一度は訪れるべき所なんだと思いましたよ。
  
  それにしてもTam-Kさんは戦艦に詳しいですね。
  私なんか「すっごい迫力があり、大きいな〜！」なんて思うくらいです。
  やはり乗り物や戦艦などは、男の人のロマンなのでしょうか。
  主人も飛行機やら、電車、船･･･などなど、乗り物が好きなんですよね〜♪
  
  ハワイ島の旅行記に投票いただき、ありがとうございました。
  オアフとは別の顔を見せてくれた「ハワイ」を満喫してきました♪
  
  　　　　　　いちごいちえ

  Tam-Kさん からの返信 2014/02/11 10:11:59

  RE: 戦艦！

  いちごいちえ
  
  メッセージありがとうございました。
  おっしゃるとおり、男というのは乗り物が好き、ましてや戦艦のような巨大でいかにも強そォー、、というたぐいのもについつい食いついてしまいます。ロマンといえば聞こえはいいのですが、その実、単にいつまでたっても子供なのでしょうか、、、
  いちごいちえさんの旅行記、九州や、広島など最近のものを拝見させて頂きました。他にもナイアガラなどわたしが行ってみたい所のものがあり、大変興味を惹かれ、フォローさせて頂きました。
  どうぞよろしくお願い致します。
  
  Tam-K