2012/03/20 - 2012/03/20
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Mill Reefさん
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今からちょうど1年前になりますが、
3月の3連休を利用して家族で東京に行ってきました。
ディズニーシーに行くのが目的だったのですが、
3連休の中日のディズニーシーは、
東日本大震災の直後で人が少なかった前年(2011年)
とは打って変わって人ごみの嵐。
それでも午前中はまだ楽しめたのですが、
お昼前からはどのアトラクションも長蛇の列。
ビッグ・バンド・ビートを見たいと思い朝早くからやってきたのに、
ビッグ・バンド・ビートは他のアトラクションとは異なり
先着順ではなくてなぜか抽選。
わざわざ大阪からやってきたのにその抽選にもはずれてしまいました。
はずれても近郊の人たちはまた出直せるのでよいのでしょうが、
地方から来た私にとっては、
「はずれました、それは残念また出直しましょう」
と簡単に割り切れるものではなく、とても理不尽な思いをして
二度と行くかと心に誓って(でもまた行くと思います(^^;))
TDSを後にしました。
今回はそのディズニーシーの旅行記ではなく、
帰り道、成田空港から飛行機に乗って大阪に帰ってきたのですが、
成田空港近くにある航空科学博物館に寄り道をして帰ってきましたので、
日本が戦後初めて開発した国産旅客機YS11の開発秘話も少々おりまぜてレポートしたいと思います。
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-
前日、東京ディズニーシー(TDS)を中途半端に楽しんだ後、
帰りの飛行機に乗るために成田空港に向かいました。
今回は往復とも期限切れ間近のマイルを使用して東京にやってきました。
往路は羽田空港着、
帰路はもの好きなもので成田空港発にしてみました。 -
帰りの飛行機まで時間があるので
成田空港近くにある航空科学博物館にやってきました。
【航空科学博物館】
日本で最初の航空科学博物館として1989年(平成元年)8月1日に開館。
開館時間:午前10時〜午後5時(最終入館:午後4時30分)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)
TEL:0479-78-0557
URL: http://www.aeromuseum.or.jp/ -
早速中に入ってみました。
-
フライトシュミレーターや各種見学ツアーをやっているようです。
-
入場すると順路表示で西棟1階に誘導されます。
-
そこでいきなり視界に飛び込んできた巨大なジャンボ・ジェットの模型。
1/8スケールで、
翼の補助翼が動いたり、車輪を出し入れ出来たり、
ライトが光ったりと実物に匹敵する忠実さで再現されています。 -
またこの後ろには飛行機の操縦席付近の一部が見えますが、
この中にはコックピットが再現されていて、
ここで操縦かんを握るとこの1/8スケールの模型が
実機さながらに動くようになっています。 -
世界最大級の模型なのだそうです。
-
写真では動きが分かりにくいですが、
上を向いたり下を向いたり左右に傾いたりと動いています。
後ろの操縦席で小学生くらいの子供たちが順番に操縦を体験していました。
上を向いて離陸しているようです。 -
会場内にはこの飛行機のシュミレーションの動きに合わせて、
離陸するときはエンジンの音が次第に大きくなったり、
逆に着陸の時は逆噴射の爆音が轟いたりと音までリアルに再現されています。 -
機は上昇を続け、
-
車輪を収納して水平飛行にうつりました。
会場内には「ゴーーー」という
飛行機のエンジン音が鳴り響いています。 -
小学生のちびっこキャプテンが教官の指導を受けながら、
順調に飛行を続けているようです。 -
アップで。
-
車輪が出てきました。
-
主翼後縁のフラップと呼ばれる補助翼もしっかり出ています。
機種を上げて、 -
着陸したようです。
-
操縦席をよく見てみると、
パイロットまで再現されていました。 -
吹き抜けになった2階から見下ろしてみると
全体の配置がよく分かります。
1/8スケールの模型の後ろに、 -
操縦席付近だけが切り取られた飛行機のモックアップ。
この中には、 -
このように操縦席が再現されていて、
-
操縦すると前方に位置するあの1/8スケールの模型が
操縦した通りに動くようになっています。 -
このシュミレーターは予約制だったため、
残念ながら今回私たちが体験することが出来ませんでした。 -
他にも様々な展示物がありました。
-
「ボーイング757のエレベーター」と書かれています。
大きいので私はてっきり主翼かと思っていましたが、 -
水平尾翼のわずかこの部分(オレンジ色)なのだそうです。
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確かジャンボジェットの後輪だったと思います。
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プラット&ホイットニー社製の「JT9D」と呼ばれるエンジン。
JALのジャンボ・ジェットに搭載されていたエンジンだそうです。 -
-
定時になると航空教室が開催されました。
-
大きな金属の円が内と外に二つ展示されていますが、
内側の円は日本が戦後初めて開発した国産旅客機YS-11の胴体の断面。
外側の円はマクダネル・ダグラス(現ボーイング)のDC-8の胴体の断面です。 -
近寄ってよく見てみると、
飛行機の一番外側をおおう金属板が
実はこんなに薄いことが分かります。
こんなに薄くて大丈夫???って心配になってきます。 -
外の展示スペースには、
頭の部分だけが切り取られたジャンボ・ジェットがありました。
生首を見ているようで飛行機とはいえちょっとグロテスク。 -
この機は1980年から2004年まで24年間、
シンガポール航空やノースウェスト航空(現デルタ航空)で
使用されていた実機だそうです。 -
中も見学できるようですが、
-
有料見学ツアー参加者のみ見学可能となっていました。
-
前輪部分ですがタイヤもでかい!
-
普段まず見ることが出来ないので、
車輪格納庫を見上げてのぞいてみました。 -
東棟2階の展示スペースに行ってみました。
-
このような展示物があり、
何かなと思って見てみると、 -
成田空港の1/800のスケールのジオラマ。
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ボタンを押すとその場所にライトが点灯します。
-
世界初の飛行機ライト兄弟のフライヤー1号の模型。
-
ライトさんの人形。
-
昼食時になったため、
中央塔4階の展望レストランにやってきました。 -
展望レストラン「バルーン」。
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成田空港が一望できます。
昼食の写真は撮っていませんでした。 -
昼食後、中央棟5階の展望展示室を見て回りました。
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管制塔を模した展示スペースになっていて、
-
管制卓など航空管制に関する機器や、
-
説明書き等もあります。
-
ここからも成田空港を離発着する飛行機を頻繁に見ることが出来ました。
-
屋外にも展示スペースがあるので外に出てみました。
成田空港を離陸する飛行機がすぐ頭の上を飛んでいきます。 -
わが子が大好きなルフトハンザ。
これはエアバスのA340ですね。 -
屋外展示スペース。
こちらも引退した実機が展示されています。 -
中に入って操縦席に座ることもできます。
-
こちらは戦後初の国産旅客機YS11の試作1号機
太平洋戦争終了後、
GHQによって航空機に関する一切の研究開発を
およそ10年間にもわたって禁止されていた日本の航空産業。
それがようやく全面解禁となり、
日本が戦後初めて開発した国産旅客機YS-11。
この機体はその1号機だそうです。 -
その開発にまつわる苦労と秘話は、
数々の書籍になったりテレビ番組などで放映されています。
その一つの秘話としてこんなのがあります。
YS11をアメリカに売り込むためには、
アメリカでの型式証明を取る必要があり、
そのためアメリカ連邦航空局(FAA)の審査官を乗せての試験飛行中に、
エンジンの一つを停止させたところ、
バランスを失ってきりもみ状態で墜落しそうになったそうです。
当然アメリカの審査官の評価は散々なものでした。 -
片肺飛行時にきりもみ状態になる原因がなかなか分からなかったそうですが、
ようやく主翼の上反角(=飛行機を前方から見て
主翼端が付け根より高くなっている場合の翼に付けられた上向きの角度。)
が不足していることが原因と判明。 -
しかし主翼の設計変更には1年以上の期間が必要となります。
思案に思案を重ねるも有効な解決策を見いだせず。
藁をもつかむ思いで相談したのが、その時はすでに第一線を退き、
かつて太平洋戦争中にゼロ戦などの多くの優れた軍用機を輩出した
土井武夫という元軍用機の設計士でした。
相談を受けた土井氏はその場で
「胴体と主翼の付け根の間に楔をかませ」と指示しました。 -
これはもともとは日本家屋の建築の際に宮大工さんが使う手法から
ヒントを得たものだそうで、
土井氏は戦中の軍用機設計の際に、
上反角が不足していた場合に度々この手法を使って解決してきたそうです。
YS11もこの方法を応用することにより
主翼を再設計することなく上反角を増すことに成功。 -
YS11は他にも克服しなければならない様々な問題が噴出して、
その都度血のにじむような努力で一つ一つを解決。
そして挑んだ2度目のアメリカ連邦航空局(FAA)の審査。
この時、審査官は当初予定にはなかった
「離陸滑走時に片方のエンジンを停止させて離陸せよ」
というさらなる高いハードルを突き付けてきました。
これには現場にいた開発者一同青ざめたそうです。 -
凍てつくような緊張が走る現場。滑走路に向かうYS11。
この時スタッフ一同は試練に立ち向かう
わが子の姿を見守る親の思いだったそうです。
そしてYS11はいよいよ滑走路を走り出しました。
スピードに乗って機首を上げる直前にパイロットが片方のエンジンを停止。
どうなることかと固唾を飲む日本側関係者一同。
しかしYS11は前回空中で片方のエンジンを停止した瞬間に
きりもみ状態に陥ったあのYS11とは思えない
安定した姿勢を保ったまま力強く飛び立ったのだそうです。 -
スタッフの多くはYS11が無事に飛び立った瞬間、
自然と涙があふれ出たと言います。
日本伝統の宮大工さんの技術が、
思わぬところでYS11の運命を救った瞬間でした。
YS11はその後のテストも難なくクリアーして
FAAの審査に合格して型式証明を取得。
数多くの難問を克服したYS11の開発者にFAAの審査官は、
「おめでとう。YS11はとても素晴らしい飛行機だ」
と言って称えたそうです。
以前NHKのプロジェクトXという番組でこの開発秘話をやっていて
とても感動したことを覚えています。 -
64人乗りと小さな飛行機で、
すでにほぼ全機が引退した飛行機ではありますが、
あの克服困難と思われた厳しい試練を克服し、
その小さな機体に開発者の血のにじむような努力と様々な思い、
そして当時の日本中の夢と期待を背負って空を飛んでいた飛行機が、
まさにこのYS11試作1号機なんだなぁとしみじみ感じ、
感傷に浸ってしまった航空科学博物館でした。
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この旅行記へのコメント (14)
-
- ちーちーさん 2013/08/20 22:23:52
- 勉強させていただきました
- Mill Reefさん
航空科学博物館旅行記拝見させて頂きました。
昨年この場所に訪れましたが無知な私...
何となく楽しんでました。
Mill Reefさんのコメント、秘話など拝見し
また行ってみたいな!と思いました。
きっと新たな楽しみ方が出来そうです!
ちーちー
- Mill Reefさん からの返信 2013/08/21 00:52:57
- RE: 勉強させていただきました
- ちーちーさん、こんばんは♪
先日はこちらこそ航空科学博物館の旅行記を
楽しく拝見させて頂きありがとうございました。
私が行った時は春休みで子供連れ家族が多くて
フライトシュミレーターが出来なかったので
ちーちーさんの旅行記で一緒に楽しませて頂きました。
ちーちーさんが行かれた時は
YS11の中にも入っていらっしゃいましたね。
私が行った時はまだ内部は公開されていなかったので
中に入れなかったんですよ。
あの日本中の夢と希望を背負って飛び立った
伝説の(ちょっとオーバーかな…(^^;)
YS11の1号機だったので、
是非中も見学してみたかったなぁ。
成田には関西空港からLCCも就航しますし、
安くで行けるようになればまた行ってみたいなと思っています。
結構楽しめますよね、ここ。
またお邪魔させて頂きますね♪
-
- わんぱく大将さん 2013/05/19 09:04:43
- コンコルド
私にとっては、いまだにコンコルドが一番です。 大将
- Mill Reefさん からの返信 2013/05/19 09:46:12
- RE: コンコルド
- 大将さん、こんにちは。
人それぞれに思い入れはありますね。
知り合いの鉄道ファンは新幹線といえば
のぞみではなくひかり号だと言っていました。
最近は技術の進歩で双発機ばかりになってしまって、
コンコルドやジャンボの様な個性的な飛行機が少なくなって残念です。
コンコルドはニューヨークで何度か見たことがありますが、
あの細くて流麗な美しいフォルムは一目見ただけで魅了されてしまいますね。
乗ってみたかったなぁ。
-
- たらよろさん 2013/03/20 12:10:25
- こんなものが空を飛ぶんだからねぇ〜
- こんにちは、MillReaf様。
航空機のお勉強会とかも開催されているんですね。。。
操縦だけじゃなく、内部構造などもこうして楽しめると、
子供達の将来に夢が膨らむのかな?
あっ、でも、今は私たちが幼い頃と違って、パイロットさんもCAさんも憧れの職業じゃなくなっちゃったかな?
私は航空機部品を製造している会社で働いているので、
エンジンの勉強とか結構するんですね。。。
YS11の開発時には、今のような試験装置もまだ無かった時代だから、
実際にエンジン内部に鳥を挟んで実験したりとか、、、
その映像を見た時は、ちょっと怖くなったのを思い出しました。
人間のエゴで行われる動物実験!ってこの世の中いっぱいあるけれど、
やはりそれを映像で目の当たりに見るのは心が引いてしまいました。
今のB787も、早くすべてのことがクリアーになり、
日本に明るい兆しが見えてくると良いですね〜
たらよろ
- Mill Reefさん からの返信 2013/03/21 23:52:24
- RE: こんなものが空を飛ぶんだからねぇ〜
- たらよろさん、こんばんは♪
お返事が遅くなって申し訳ございませんでした。
出張で南九州に行っておりました。
向こうはポカポカ陽気ですでに桜が満開だったのに、
今日大阪に帰ってきたら寒いのなんのって、
薄着して帰って来たので余計にこたえました。
(大げさな話ではなく本当に)
たらよろさんは航空部品関係の会社にお勤めだったのですか!
私のイメージとは少し違っていたので驚きました。
私もかつては航空分野とか宇宙開発分野とかに
真剣に憧れた時期がありまして進路を決めるときに迷いました。
結局同じ理系でも全く異なる分野に進んでしまいましたが、
今でもH2ロケットの打ち上げ成功や、
惑星探査機はやぶさなんかの大活躍を目にすると、
こんなのの開発に携わってみたかったなぁとうらやましく思います。
YS11にニワトリをぶつけて風防実験をした話し、
私も聞いたことがありますよ。
YS開発の時も新人研究員の最初の仕事が農家を回って
大きなニワトリを買ってくることだったりしたそうですね。
最近読んだ本に書いてありました。
けど動物実験の件、私も同感です。
いくら人間のためとはいえ、
出来るだけ生き物の殺生はしてほしくないですね。
B787問題、日本製バッテリーが悪者にされていますが、
どう考えても腑に落ちないことがありまして、
少ない情報からでは正確に判断しようがありませんが、
配線ミスか過充電防止装置の欠陥か、
あるいはボーイング社の設計ミスなど、
バッテリー以外のところに問題があるとしか思えないですね。
となると永久に問題がクリアーにされることはないのでしょうね。
私は日本製バッテリーはきっと無実だと信じております。
航空科学博物館、とても楽しめました。
いつかはやぶさの記念館に行ってみたいと思っております。
ではまたよろしくお願いしますね!
-
- hot chocolateさん 2013/03/17 23:18:46
- YS11開発秘話。
- Mill Reefさま、こんばんは。
昨年のTDSのビッグ・バンド・ビートは残念でしたね。
折角大阪から来たというのに・・・
でも、成田の航空科学博物館では、飛行機好きの息子さんは大喜びだったのではないですか。
実物ではないといっても、操縦かんを握れるなんてめったにないことですからちびっこたちは、
真剣だったでしょうね。
戦後初の国産旅客機YS11開発秘話、興味深く拝見しました。
私の初めてのフライトがYS11だったような気がします。
小さな機体で、プロペラ機だったので、これで函館までちゃんと飛ぶのか心配になりました。
そのYS11に、このような秘話があったとは知りませんでした。
hot choco
- Mill Reefさん からの返信 2013/03/19 23:52:07
- RE: YS11開発秘話。
- Hot chocolateさま、こんばんは♪
お返事が遅くなりまして申し訳ございません。
航空科学博物館、
子供よりも私の方が楽しんでいたかもしれません(^^)
みっちゃんさんのお返事にも書かせて頂いたのですが、
主翼の付け根に楔をかませて上反角の問題を解決した件で、
少し記述が間違っておりましたので訂正いたしました。
上反角を増すために楔をかませるように指示したのは、
宮大工さん直々のアドバイスと書きましたが、
実は土井武夫さんという方で、
当時はすでに航空分野の第一線から退いていましたが、
大戦中は数々の優秀な軍用機を開発した設計士さんでした。
この土井氏が、
宮大工さんが傾いた建築物などを修復するのに、
柱に楔をかませる手法をとることにヒントを得て
この方法を飛行機にも応用させたそうです。
日本の宮大工さんの伝統技術が応用されて
YS11が救われたということに違いはないのですが、
少し記述が間違っておりましたので補足させて頂きますね。
航空科学博物館に行く前に、
hot chocolateさんに教えて頂いた
「さくらの山公園」にも行きたかったのですが、
そこまでは無理でした。
そろそろ桜が咲き始めているようなので、
今頃行けば綺麗な桜も一緒に見られるんでしょうね。
次こそ是非行ってみたいです。
-
- みっちゃんさん 2013/03/17 20:44:19
- プロジェクトX・・。
- 以前ありましたね〜〜・・。
NHKに良い番組が・・。よく見てました・・。(^^)
YS11の開発秘話は、記憶には無いんですが、改めて
日本の先人技術者の素晴らしさ・逞しさ・そして宮大工さんの
まさに、「古きをたずね新しき知る」
色々為になる旅行記でした・・。
いつもありがとうございます・・。
みっちゃんm^^m
- Mill Reefさん からの返信 2013/03/19 23:38:04
- RE: プロジェクトX・・。
- みっちゃんさん、こんばんは♪
お返事が遅くなりまして申し訳ございません。
ずいぶんと以前のこと(2006年頃)になりますが、
たまたま夜テレビをつけたら、
YS11の開発秘話をテーマにしたNHKのプロジェクトX
「翼はよみがえった〜YS-11・日本初の国産旅客機〜」
をやっていてとても感動しました。
その後永久保存しようと思いDVDまで購入してしまいました(^^)
主翼の付け根に楔をかませて上反角の問題を解決した件ですが、
少し記述が間違っておりましたので訂正いたしました。
上反角を増すために楔をかませるように指示したのは、
宮大工さん直々ではなく土井武夫という方で、
当時はすでに航空分野の第一線から退いていましたが、
大戦中は数々の優秀な軍用機を開発した設計士さんでした。
この土井氏が、
宮大工さんが傾いた建築物などを修理するのに、
柱に楔をかませる手法をとることにヒントを得て
飛行機にも応用させたそうです。
この時のYS11もこの方法で救われたということです。
プロジェクトXはその後の不祥事で番組が打ち切りになりましたが、
日本人に元気を与えてくれるよい番組でしたね。
それだけに私も終わった時はとても残念でした。
-
- norisaさん 2013/03/17 15:38:51
- 開発秘話!
- Mill Reefさん
こんにちは!
YS11開発秘話!とても参考になりました。
現在B787が飛行禁止など、飛行機にまつわるトラブルが多いのですが人命を預かるので当然厳しくなりますねーー。
ありがとうございました。
norisa
- Mill Reefさん からの返信 2013/03/17 20:20:31
- RE: 開発秘話!
- norisaさん、こんにちは♪
ご訪問とご投票と書き込みをありがとうございます!
B787自身は炭素繊維複合材など
日本の画期的な技術がいかんなく発揮された
大変優れた飛行機なのにとても残念ですね。
日本製のバッテリーが悪者にされていますが、
個人的には過充電など配線の設計上のミスの可能性が高いように思っています。
飛行機はひとたび事故が起これば大惨事になりますから、
テストは当然厳しいものになりますね。
YS11は新幹線と同じく
戦前にゼロ戦などの軍用機を設計した開発者らによって設計されたそうで、
同型機の1.5倍もの強度を持たせ、
耐荷テストを行う機械の方が先に壊れるほど頑丈だったそうです(^^)
私も何度も乗ったことがありますが、
ジェット機とは違って低空を飛ぶので夜間の飛行などでは
街の明かりがとても綺麗でずっと外を眺めていましたね。
懐かしい思い出です。
この度はありがとうございました。
今後ともよろしくお願いしますね。
-
- ガブリエラさん 2013/03/17 13:55:08
- ここ、行きたかったんです♪
- Mill Reefさん☆
こんにちは♪
旅行記見て下さって。、ご投票ありがとうございました(*^_^*)
ちょっと今年に入って、胃炎が続いてしまい、今まさに3回目で、胸やけのせいで、PC前に長く座ってるのがつらく、旅行記は拝見してたのですが、書き込みできずすみません(^_^;)
五黄の寅さんという、4トラベラーさんの旅行記で、この博物館を見てて、「行きたい!!!」と思ってたのですが、Mill Reefさんの旅行記を拝見してて、ますますその思いが強くなりました♪
ルフト大好きな息子さんのために、なにかステッカーでももらえないかな・・と、12月のドイツの帰りにチャレンジ予定が、フライトキャンセルで、エールフランスに・・・(@_@;)
次は、いつになるのかわかりませんが、機会があったら、リベンジしますね♪
ガブ(^_^)v
- Mill Reefさん からの返信 2013/03/17 18:46:25
- RE: ここ、行きたかったんです♪
- ガブリエラさん、こんにちは♪
お体大丈夫ですか?
ストレスかかっていませんか?
ヨーロッパ旅行記、楽しませて頂いてます。
フッセンのノイシュバンシュタイン城でのマナーの悪い台湾旅行者、
私も呆れました。
けどそれに対してしっかりと言い負かしたガブリエラさんの姿、
とても立派で感心しましたよ。
英語が得意なガブリエラさんならではですね。
向こうも相手が悪かった(^^)
航空科学博物館、なかなかよかったですよ。
五黄の寅さんの旅行記も拝見させて頂こうと思います。
行かれる時はシュミレーターのご予約をお忘れなく!
ご旅行中ルフトハンザ大好きのうちの子のことを
思い出してくださったそうで本当にありがとうございます。
それだけで十分嬉しいです。
私はヨーロッパに行ったのはもうかれこれ15年くらい前になります。
ノイシュバンシュタイン城にも行きました。
懐かしく拝見させて頂き、
自分も行った気分にさせてもらっています。
また訪問させて頂きますね。
早く元気になってくださいね。
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