旅行のクチコミと比較サイト フォートラベル

成田 旅行記(ブログ) 一覧に戻る

成田人気旅行記ランキング43位(1838件中)

成田空港近くの航空科学博物館訪問記ー実機さながらのB747フライトシュミレーターと戦後初の国産旅客機YS11開発秘話ー

旅行時期 2012/03/20 - 2012/03/20 (2013/03/17投稿

今からちょうど1年前になりますが、<br />3月の3連休を利用して家族で東京に行ってきました。<br />ディズニーシーに行くのが目的だったのですが、<br />3連休の中日のディズニーシーは、<br />東日本大震災の直後で人が少なかった前年(2011年)<br />とは打って変わって人ごみの嵐。<br /><br />それでも午前中はまだ楽しめたのですが、<br />お昼前からはどのアトラクションも長蛇の列。<br />ビッグ・バンド・ビートを見たいと思い朝早くからやってきたのに、<br />ビッグ・バンド・ビートは他のアトラクションとは異なり<br />先着順ではなくてなぜか抽選。<br />わざわざ大阪からやってきたのにその抽選にもはずれてしまいました。<br /><br />はずれても近郊の人たちはまた出直せるのでよいのでしょうが、<br />地方から来た私にとっては、<br />「はずれました、それは残念また出直しましょう」<br />と簡単に割り切れるものではなく、とても理不尽な思いをして<br />二度と行くかと心に誓って(でもまた行くと思います(^^;))<br />TDSを後にしました。<br /><br />今回はそのディズニーシーの旅行記ではなく、<br />帰り道、成田空港から飛行機に乗って大阪に帰ってきたのですが、<br />成田空港近くにある航空科学博物館に寄り道をして帰ってきましたので、<br />日本が戦後初めて開発した国産旅客機YS11の開発秘話も少々おりまぜてレポートしたいと思います。

今からちょうど1年前になりますが、
3月の3連休を利用して家族で東京に行ってきました。
ディズニーシーに行くのが目的だったのですが、
3連休の中日のディズニーシーは、
東日本大震災の直後で人が少なかった前年(2011年)
とは打って変わって人ごみの嵐。

それでも午前中はまだ楽しめたのですが、
お昼前からはどのアトラクションも長蛇の列。
ビッグ・バンド・ビートを見たいと思い朝早くからやってきたのに、
ビッグ・バンド・ビートは他のアトラクションとは異なり
先着順ではなくてなぜか抽選。
わざわざ大阪からやってきたのにその抽選にもはずれてしまいました。

はずれても近郊の人たちはまた出直せるのでよいのでしょうが、
地方から来た私にとっては、
「はずれました、それは残念また出直しましょう」
と簡単に割り切れるものではなく、とても理不尽な思いをして
二度と行くかと心に誓って(でもまた行くと思います(^^;))
TDSを後にしました。

今回はそのディズニーシーの旅行記ではなく、
帰り道、成田空港から飛行機に乗って大阪に帰ってきたのですが、
成田空港近くにある航空科学博物館に寄り道をして帰ってきましたので、
日本が戦後初めて開発した国産旅客機YS11の開発秘話も少々おりまぜてレポートしたいと思います。

写真 65枚

テーマ:
カルチャー体験
エリア:
千葉 | 成田
エリアの満足度:
評価なし
  • 500_28431177

    前日、東京ディズニーシー(TDS)を中途半端に楽しんだ後、
    帰りの飛行機に乗るために成田空港に向かいました。

    今回は往復とも期限切れ間近のマイルを使用して東京にやってきました。

    往路は羽田空港着、
    帰路はもの好きなもので成田空港発にしてみました。

  • 500_28431178

    帰りの飛行機まで時間があるので
    成田空港近くにある航空科学博物館にやってきました。

    【航空科学博物館】
    日本で最初の航空科学博物館として1989年(平成元年)8月1日に開館。

    開館時間:午前10時〜午後5時(最終入館:午後4時30分)
    休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)
    TEL:0479-78-0557
    URL: http://www.aeromuseum.or.jp/

  • 500_28431179

    早速中に入ってみました。

  • 500_28431180

    フライトシュミレーターや各種見学ツアーをやっているようです。

  • 500_28447195

    入場すると順路表示で西棟1階に誘導されます。

  • 500_28431212

    そこでいきなり視界に飛び込んできた巨大なジャンボ・ジェットの模型。

    1/8スケールで、
    翼の補助翼が動いたり、車輪を出し入れ出来たり、
    ライトが光ったりと実物に匹敵する忠実さで再現されています。

  • 500_28431230

    またこの後ろには飛行機の操縦席付近の一部が見えますが、
    この中にはコックピットが再現されていて、
    ここで操縦かんを握るとこの1/8スケールの模型が
    実機さながらに動くようになっています。

  • 500_28431219

    世界最大級の模型なのだそうです。

  • 500_28431220

    写真では動きが分かりにくいですが、

    上を向いたり下を向いたり左右に傾いたりと動いています。

    後ろの操縦席で小学生くらいの子供たちが順番に操縦を体験していました。

    上を向いて離陸しているようです。

  • 500_28431223

    会場内にはこの飛行機のシュミレーションの動きに合わせて、
    離陸するときはエンジンの音が次第に大きくなったり、
    逆に着陸の時は逆噴射の爆音が轟いたりと音までリアルに再現されています。

  • 500_28431213

    機は上昇を続け、

  • 500_28431214

    車輪を収納して水平飛行にうつりました。

    会場内には「ゴーーー」という

    飛行機のエンジン音が鳴り響いています。

  • 500_28431221

    小学生のちびっこキャプテンが教官の指導を受けながら、

    順調に飛行を続けているようです。

  • 500_28431215

    アップで。

  • 500_28431216

    車輪が出てきました。

  • 500_28431217

    主翼後縁のフラップと呼ばれる補助翼もしっかり出ています。

    機種を上げて、

  • 500_28431225

    着陸したようです。

  • 500_28431226

    操縦席をよく見てみると、

    パイロットまで再現されていました。

  • 500_28431224

    吹き抜けになった2階から見下ろしてみると

    全体の配置がよく分かります。

    1/8スケールの模型の後ろに、

  • 500_28431227

    操縦席付近だけが切り取られた飛行機のモックアップ。

    この中には、

  • 500_28431228

    このように操縦席が再現されていて、

  • 500_28431229

    操縦すると前方に位置するあの1/8スケールの模型が

    操縦した通りに動くようになっています。

  • 500_28431222

    このシュミレーターは予約制だったため、

    残念ながら今回私たちが体験することが出来ませんでした。

  • 500_28447196

    他にも様々な展示物がありました。

  • 500_28447201

    「ボーイング757のエレベーター」と書かれています。

    大きいので私はてっきり主翼かと思っていましたが、

  • 500_28447200

    水平尾翼のわずかこの部分(オレンジ色)なのだそうです。

  • 500_28447199

    確かジャンボジェットの後輪だったと思います。

  • 500_28447197

    プラット&ホイットニー社製の「JT9D」と呼ばれるエンジン。

    JALのジャンボ・ジェットに搭載されていたエンジンだそうです。

  • 500_28447198

  • 500_28447202

    定時になると航空教室が開催されました。

  • 500_28447204

    大きな金属の円が内と外に二つ展示されていますが、
    内側の円は日本が戦後初めて開発した国産旅客機YS-11の胴体の断面。

    外側の円はマクダネル・ダグラス(現ボーイング)のDC-8の胴体の断面です。

  • 500_28447203

    近寄ってよく見てみると、

    飛行機の一番外側をおおう金属板が

    実はこんなに薄いことが分かります。

    こんなに薄くて大丈夫???って心配になってきます。

  • 500_28431234

    外の展示スペースには、

    頭の部分だけが切り取られたジャンボ・ジェットがありました。

    生首を見ているようで飛行機とはいえちょっとグロテスク。

  • 500_28431235

    この機は1980年から2004年まで24年間、

    シンガポール航空やノースウェスト航空(現デルタ航空)で

    使用されていた実機だそうです。

  • 500_28431233

    中も見学できるようですが、

  • 500_28431763

    有料見学ツアー参加者のみ見学可能となっていました。

  • 500_28431236

    前輪部分ですがタイヤもでかい!

  • 500_28431237

    普段まず見ることが出来ないので、

    車輪格納庫を見上げてのぞいてみました。

  • 500_28431238

    東棟2階の展示スペースに行ってみました。

  • 500_28431241

    このような展示物があり、

    何かなと思って見てみると、

  • 500_28431239

    成田空港の1/800のスケールのジオラマ。

  • 500_28431240

    ボタンを押すとその場所にライトが点灯します。

  • 500_28431242

    世界初の飛行機ライト兄弟のフライヤー1号の模型。

  • 500_28431243

    ライトさんの人形。

  • 500_28431275

    昼食時になったため、

    中央塔4階の展望レストランにやってきました。

  • 500_28431276

    展望レストラン「バルーン」。

  • 500_28431274

    成田空港が一望できます。

    昼食の写真は撮っていませんでした。

  • 500_28431277

    昼食後、中央棟5階の展望展示室を見て回りました。

  • 500_28431278

    管制塔を模した展示スペースになっていて、

  • 500_28431281

    管制卓など航空管制に関する機器や、

  • 500_28431279

    説明書き等もあります。

  • 500_28431280

    ここからも成田空港を離発着する飛行機を頻繁に見ることが出来ました。

  • 500_28453135

    屋外にも展示スペースがあるので外に出てみました。

    成田空港を離陸する飛行機がすぐ頭の上を飛んでいきます。

  • 500_28453137

    わが子が大好きなルフトハンザ。

    これはエアバスのA340ですね。

  • 500_28431282

    屋外展示スペース。

    こちらも引退した実機が展示されています。

  • 500_28431283

    中に入って操縦席に座ることもできます。

  • 500_28431285

    こちらは戦後初の国産旅客機YS11の試作1号機

    太平洋戦争終了後、
    GHQによって航空機に関する一切の研究開発を
    およそ10年間にもわたって禁止されていた日本の航空産業。

    それがようやく全面解禁となり、
    日本が戦後初めて開発した国産旅客機YS-11。

    この機体はその1号機だそうです。

  • 500_28431284

    その開発にまつわる苦労と秘話は、
    数々の書籍になったりテレビ番組などで放映されています。

    その一つの秘話としてこんなのがあります。
    YS11をアメリカに売り込むためには、
    アメリカでの型式証明を取る必要があり、
    そのためアメリカ連邦航空局(FAA)の審査官を乗せての試験飛行中に、
    エンジンの一つを停止させたところ、
    バランスを失ってきりもみ状態で墜落しそうになったそうです。

    当然アメリカの審査官の評価は散々なものでした。

  • 500_28431286

    片肺飛行時にきりもみ状態になる原因がなかなか分からなかったそうですが、
    ようやく主翼の上反角(=飛行機を前方から見て
    主翼端が付け根より高くなっている場合の翼に付けられた上向きの角度。)
    が不足していることが原因と判明。

  • 500_28431288

    しかし主翼の設計変更には1年以上の期間が必要となります。
    思案に思案を重ねるも有効な解決策を見いだせず。
    藁をもつかむ思いで相談したのが、その時はすでに第一線を退き、
    かつて太平洋戦争中にゼロ戦などの多くの優れた軍用機を輩出した
    土井武夫という元軍用機の設計士でした。

    相談を受けた土井氏はその場で
    「胴体と主翼の付け根の間に楔をかませ」と指示しました。

  • 500_28471655

    これはもともとは日本家屋の建築の際に宮大工さんが使う手法から
    ヒントを得たものだそうで、
    土井氏は戦中の軍用機設計の際に、
    上反角が不足していた場合に度々この手法を使って解決してきたそうです。

    YS11もこの方法を応用することにより
    主翼を再設計することなく上反角を増すことに成功。

  • 500_28471654

    YS11は他にも克服しなければならない様々な問題が噴出して、
    その都度血のにじむような努力で一つ一つを解決。
    そして挑んだ2度目のアメリカ連邦航空局(FAA)の審査。

    この時、審査官は当初予定にはなかった
    「離陸滑走時に片方のエンジンを停止させて離陸せよ」
    というさらなる高いハードルを突き付けてきました。

    これには現場にいた開発者一同青ざめたそうです。

  • 500_28447895

    凍てつくような緊張が走る現場。滑走路に向かうYS11。
    この時スタッフ一同は試練に立ち向かう
    わが子の姿を見守る親の思いだったそうです。

    そしてYS11はいよいよ滑走路を走り出しました。
    スピードに乗って機首を上げる直前にパイロットが片方のエンジンを停止。
    どうなることかと固唾を飲む日本側関係者一同。

    しかしYS11は前回空中で片方のエンジンを停止した瞬間に
    きりもみ状態に陥ったあのYS11とは思えない
    安定した姿勢を保ったまま力強く飛び立ったのだそうです。

  • 500_28431287

    スタッフの多くはYS11が無事に飛び立った瞬間、
    自然と涙があふれ出たと言います。
    日本伝統の宮大工さんの技術が、
    思わぬところでYS11の運命を救った瞬間でした。

    YS11はその後のテストも難なくクリアーして
    FAAの審査に合格して型式証明を取得。
    数多くの難問を克服したYS11の開発者にFAAの審査官は、
    「おめでとう。YS11はとても素晴らしい飛行機だ」
    と言って称えたそうです。

    以前NHKのプロジェクトXという番組でこの開発秘話をやっていて
    とても感動したことを覚えています。

  • 500_28431289

    64人乗りと小さな飛行機で、
    すでにほぼ全機が引退した飛行機ではありますが、
    あの克服困難と思われた厳しい試練を克服し、
    その小さな機体に開発者の血のにじむような努力と様々な思い、
    そして当時の日本中の夢と期待を背負って空を飛んでいた飛行機が、
    まさにこのYS11試作1号機なんだなぁとしみじみ感じ、
    感傷に浸ってしまった航空科学博物館でした。

成田人気旅行記ランキング43位(1838件中)

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。問題のある投稿を連絡する

千葉のホテル 最新情報

3.46

最安値(2名1室):43,200円

お得情報

★公式HP予約限定★最安値&お得な”鴨川館3大特典”付き♪

★HP限定3大特典★南房総 鴨川温泉 鴨川館では、公式HPからのご予約限定で3大特典が付きます!加えてお値段も公式サイトだからこそのベストレート!<お得な特典>... もっと見る

4.32

最安値(2名1室):8,800円

お得情報三井ガーデンホテルの宿泊予約なら公式サイトがお得!

オフィシャルサイトで最安値予約さらにメンバーズであればご優待料金にてご予約いただ... もっと見る

4.14

最安値(2名1室):10,000円

お得情報<60日前までの早期予約>温泉1回利用・駐車場無料♪プラン

60日前までの早期割引でとってもお得なシーズンプラン!天然温泉付き大浴場1回利用... もっと見る

このエリアに旅行をご検討中の方へ!

フォートラベルポイントが航空券代金の最大10%分たまる!

フォートラベルの国内航空券なら、JAL、ANA、スカイマークをはじめ、話題のLCCも含めた13社の国内航空会社から、その時期おトクにいける航空券を比較しながら、予約できます。
急な出張や休暇が取れたときでも…出発の3時間前までご予約いただけます!

今すぐ!国内航空券を検索する

内容が近い旅行記

このエリアの旅行記一覧へ

Mill Reefさん

Mill Reefさん 写真

海外3カ国渡航

国内14都道府県訪問

写真 | QA掲示板 | 行ってきます | 掲示板 | コミュニティ | 行きたい

Pickup!! フォートラベルからのおすすめ情報