スペイン・ポルトガルの旅 その５　世界遺産の町クエンカ

2010/05/08 - 2010/05/17

バレンシアをあとに本日の宿泊地マドリッドへ〜
その途中で寄ったのが歴史的城壁都市・世界遺産クエンカです。
この町はそのむかし崖の上に築かれたイスラムの難攻不落の砦でした。


15〜16世紀、繊維産業により町の人口は爆発的に増加、崖の上の限られた土地にもはや余裕はなく、建物は上に伸びるしかなかった。
崖の上に林立する中世の高層ビル群？はこうして誕生したそうです。
　　　

エリア クエンカ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

谷のこちら側でバスを降りてまずは展望台からの眺めです。
右は元修道院で今はパラドールという国営宿泊施設。

でいったん谷底へ降りて・・冗談
橋が架かっています。

その橋の上から撮影したクエンカ１の絶景。

ズーム・イン

クエンカの建築を代表する「宙づりの家」。

橋を渡って家の横に・・標識です。
カサス・コルガーダス
(ぶら下がった家）

15世紀

一部が美術館になっています。

生活排水は(今は配管）直接下の谷に落としていたそうです。

細い坂道を上っていくと小さな広場に出ました。

イスラムの町クエンカに入るアルフォンソVIII世の像。

この時からクエンカはカスティりャ王国の支配下に入り、キリスト教徒の町へと生まれ変わったのです。

ペンションの看板

雨に濡れた舗道、町はひっそりしていました。

狭い道も楽しい発見があります。

門をくぐって・・

町の中心へ階段を進む

マヨｰル広場に着きました。
横から見たカテドラル。

ネオ・ゴシック様式のファサード

外観はフランスっぽい？☆☆

正面２階に旗がたっているのが市庁舎です。

市庁舎の１階部分

同じく

マヨール広場のお店

おしゃれなカフェ

イスラム風

この坂を下ると・・ダウンタウン

現地ガイドさんお勧めのお菓子をおみやげに買いました。地元のお菓子。

皮はパンとウエハースが材料ということですが、柔らかくも硬くもありません。
中には甘いヌガー状のものがはさまっています。
中身の材料は蜂蜜・ナッツ・砂糖・グルコースでオレンジの香り。
今までに味わったことのない不思議な、でもおいしい味です。
スペインはナッツを使った甘〜いお菓子が多く、ドライフルーツも美味しかったです。
トルコでもそうでしたからイスラム文化の影響かもしれません。

さあ来たときとは違う別の坂を下って駐車場へ

マンホールのふたです。
ＣＵＥＮＣＡと書くんですね。

結構歩きました

今夜の宿マドリッド空港近くのホテルに到着。
今日から２連泊。