夢いっぱい人もいっぱいのサンシャイン水族館（2）色鮮やかな水の中の世界～チョウチョウウオやクマノミほか

2012/03/17 - 2012/03/17

またもや曇天の週末。
そろそろ春の花撮影散策を楽しめるはずなのに、ちっとも春めいた気分になれません。
３月17日の土曜日19時から新国立劇場で観劇予定を入れたのは、昼間、新宿御苑あたりで春の花紀行もセットにできるのでは、と楽しみにしていたからなのに。

といわけで、今度は、同じく曇天の先週末の３月10日の選択肢で選ばなかった方、サンシャイン水族館に行きました。

しかし、外は雨。考えることは、みな同じ！？
サンシャイン水族館はどこもかしこも超満員でした（苦笑）。
初めて訪れた改装前の一昨年2010年の３月の連休のときは、雨天でもなかったからだと思いますが、さほど混雑していなくて、ゆったりと見学できたのに（泣）。

１つ１つの水槽が思ったより大きくなかったのも、混雑の一因でしょう。
ただし、どの水槽も、魚の生息地を思わせるような演出がなされていて、写真の中とうっすらと残る私の頭の中の記憶と比べても、ずっと美しく、見やすく工夫されていたと思います。
だから、混雑にうんざりしつつも……最前列に行けるのを辛抱強く待って、粘っちゃいました。

水槽の中の生き物は動物よりもよく動くので、ピント合わせが非常に困難でした。
もちろん、コンデジよりも一眼レフの方がまだ、動く魚に狙いをつけやすかった感触はありました。
初めて水族館の撮影にチャレンジした一昨年の２回の撮影チャンスに比べると、これならいいかな、という写真が何倍も撮れたのは、そのおかげです。

でも、水族館撮影はやっぱり超難関！！

＜改装後に初めて訪れた２度目のサンシャイン水族館の旅行記のシリーズ構成＞
□（1）海のオアシス～珊瑚礁や日本の海の魚ほか
■（2）色鮮やかな水の中の世界～チョウチョウウオやクマノミほか
□（3）魚に埋め尽くされた優雅な水中パフォーマンス
□（4）両生類からは虫類にも出会う水辺の旅と、いろんなお菓子がいっぱいのショップ

サンシャイン国際水族館公式サイト
http://www.sunshinecity.co.jp/sunshine/aquarium/

＜これまでの水族館の旅行記＞
2010年３月22日
「連休は甥っ子姪っ子とサンシャイン国際水族館」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10441402/
2010年１月24日
「２年ぶりの葛西臨海公園（2）魚の撮影は超難関！───でも思ったより楽しかった水族園」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10422535/

＜タイムメモ＞
11:40　サンシャインシティ到着
11:45　水族館へ
11:50～13:30　さまざまなオアシス～ロシアラッコ（１Ｆ）
13:30～13:50　水中パフォーマンス（サンシャイン・ラグーン）
14:20～15:00　ふわりうむ～海の忍者のイカ（１Ｆ）
15:00～16:00　川と緑のオアシス～クマノミとイソギンチャクの海（２Ｆ）　
16:05～16:15　併設ショップまわり
17:00すぎ　水族館を出て観劇会場の新国立劇場へ向かう
19:00　新国立劇場バレエ「アンナ・カレーニナ」開演

シリーズ２本目のこの旅行記に集めた主な写真は以下のとおりです。
なんとなくインターナショナル・トロピカル・テイストでまとめました。

・ウイーディーシードラゴン
・チョウチョウウオの舞
・洞窟に咲く花（珊瑚）
・ロシアラッコ
・サンシャイン・ラグーン
・クマノミとイソギンチャクの海

エリア 池袋(東京)

館内マップとこの旅行記の写真の水槽の場所

この旅行記の写真の水槽の場所は、２フロアあるうちの主に下のフロアですが、最後の「クマノミとイソギンチャクの海」は上のフロアにありました。
まず、２番の「生命の躍動・東京湾」の隣に星印をつけたあたりに、ウイーディーシードラゴンがいました。
その次に、３番の「チョウチョウウオの舞」。
それから、次の星印のあたりで、珊瑚とイソギンチャクが美しい海底洞窟の水槽「洞窟に咲く花」を見て、そして、５番のロシアラッコ、４番のサンシャイン・ラグーンの水中パフォーマンスの後の写真、そして上のフロアの星印あたりにあった「クマノミとイソギンチャクの海」と続きます。

３匹のウイーディーシードラゴン

シードラゴンは、一昨年の水族館めぐりで２回ともろくに撮れなくて残念だったターゲットです。
リベンジ叶って嬉しいです。

これが生き物なんて、なんか信じられない@

じっとしているので撮りやすかったです。
贅沢をいえば、変化が少なかったです（苦笑）。

チョウチョウウオの華やかな世界

真ん中のあの子は、セグロチョウチョウウオ。

「チョウチョウウオの舞
　広い海を有がに泳ぐチョウチョウウオの仲間たち。その色や模様、口の形や食性は変化に富んでおり、世界には120種類以上もの仲間が知られています。ひらひらと泳ぐ姿はまるで蝶々のよう。ここは海中の蝶々たちが舞う楽園なのです。」
（展示の説明より）

チョウチョウウオの名前は展示で説明されていたのだけでは分からないのがいつくもあったので、こちらのサイトを参考にしました。

「チョウチョウウオの仲間」
http://isigaki.info/ikimono/chouchou/chouchou.htm
「魚図鑑─チョウチョウウオ科」
http://www.nangokulife.net/fishguide/perciformes/chaetodontidae/chaetodontidae.html

ただ、私は模様で見分けようとしたので、この２つのサイトでも分からなかったのもありました。

鮮やかなハタタテダイのいるチョウチョウウオの世界

悠々と泳ぐブラックピラミッドバタフライフィッシュ

つんと向きを変えるスダレチョウチョウウオ

仲間に入れて〜

アメミチョウチョウウオの群れに入ろうとしているように見えるハタタテダイを中心に。

目にキズが入った海賊のようなセグロチョウチョウウオ

目につきやすいハタタテダイ

群れに入りたいハタタテダイ！？

麗しいラインが入ったキミは……

トゲチョウチョウウオかな。

黄色い仲間！

模様をヒントに探したのですが、何という名の魚なのか分かりませんでした。

追いかける

腹を見せて大サービスするエイ

目玉のような模様が目立つチョウチョウウオ

この模様はきっと敵を威嚇して身を守るためですね。

さまざまなチョウチョウウオが息づく華やかな世界

あれは何！？

───トラフザメという、鋭い歯のないサメだそうです。

「洞窟に咲く花」───美しい海底洞窟を覗き見る

「暗くひっそりとした海底洞窟は、静かで何もいないように感じられます。しかし暗がりに目を凝らすと、岩肌にはサンゴの仲間たちが暮らし、花のような形のポリプを開いています。洞窟には人知れず咲き誇る花園があるのです。」
（展示の説明より）

中央の石の塔にジュウジキサンゴがニョロニョロ@

流れにたゆとう

迷路のように伸びるサンゴ

不気味でもあり、神秘的でもある世界

サンシャイン・ラグーンを泳ぐヒョウ柄の巨大なウツボ

この子は一昨年も写真を撮ることができました。ただし、一部がやっとでした。

関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/18641460/
関連の旅行記
「連休は甥っ子姪っ子とサンシャイン国際水族館」（2010年３月22日）
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10441402/

迫力あるエイ

サンシャイン・ラグーンに、エイの仲間は３種類くらいいました。
背中がブラックに、所々に白い水玉があるエイ、一回り小さくて子供みたいに見えたエイ、それから……。

ヒョウ柄のヒョウモンオトメエイがやって来た！

豹紋は分かるけれど、乙女エイだなんて@
それとも、そのオトメとは違うのかな。

トラフザメもヒョウ柄@

サンシャイン・ラグーンにはヒョウ柄が多いです。

腹からみるとサメのようなエイ

それともエイのようなサメ！？

横から見るとブタさん顔のエイ・その１

この子は一昨年も写真を撮ることができました。
逆に、背中はなかなか見せてくれませんでした。
見せたとしても、すいーっと泳いで去ってしまうので、カメラに捉えるのは難しかったです（苦笑）。

関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/18641458/
関連の旅行記
「連休は甥っ子姪っ子とサンシャイン国際水族館」（2010年３月22日）
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10441402/

横から見るとブタさん顔のエイ・その２

再びヒョウモンオトメエイをカメラで追う

あの美しいヒョウ柄を撮りたくて。

狭い通路もすいっ！

背中のヒョウ柄がよく見える

あっという間に目の前に

見事なヒョウ柄にうっとり@

精悍そうなツマグロ

メジロザメ目メジロザメ科のサメです。

サンシャイン・ラグーンの黒い使い

その名は、シノノメサカタザメ。
サメに見えるエイのようです。

サメにしか見えないエイ@

呪文でもかけられたような背中の模様

ピントが甘くてあしからず。
背中の模様がよく分かるように撮れたのはこれだけだったので。

水面に顔を出したロシアラッコ

ラッコの有名なしぐさ───おなかに石をのせて、それに貝をぶつける───は、お腹に何もなかったのに見られました。可愛かったです@
水中でウンチをするところも目撃しました。
おしりのあたりから、消化しきれなかった麦わらのかけらのようなものが、ぱあーっと拡がったので分かりました@

「ロシアラッコ
　ラッコは海にすむ哺乳動物の中で、最も体の小さい生き物です。北太平洋の沿岸部に生息しており、その生息域によって３つの亜種に分けられます。
　いずれの生育域も、寒流の影響を受けるため水温は年間を通して低く、海中には大型の海草類が群生しており、それらを中心とした豊かな生態系が存在しています。」
（展示の説明より）

ぬいぐるみ顔の可愛いロシアラッコ

ラッコが水中にもぐっているときは、動きがすばやくて、とてもカメラでは捉えられませんでした。
また、サンシャイン・ラグーンの水中パフォーマンスの後にラッコのえさやりタイムがあったのですが、ちょっと水槽の前から離れたら、ものすごい人だかりになってしまったので、見学をあきらめました。

「ラッコの全身に生えている体毛は外側の固くて長い被毛（ガードヘアー）と内側の柔らかくて短い綿毛（アンダーファー）の二層構造となっています。
　内側の密集した綿毛の間に空気をためることで、断熱材の役目を果たし、ラッコは冷たい水の中でも体温の低下を防ぐことができるのです。
　上質な毛皮を持つラッコは、その毛皮目当てに大量に乱獲され、生息数が著しく減少してしまった過去があります。現在では国際条約や保護活動などにより、その生息数は少しずつ回復しています。」
（展示の説明より）

「クマノミとイソギンチャクの海」でクマノミを追いかける

ちっちゃくて本当に可愛いです、カクレクマノミ。
やっぱり魅了されます。そして癒されます@

あっ、いいことしてる！！

イソギンチャクの中でぬくぬく@

チェリーレッドの小エビ！

触手と手足の白さも斬新！

ピンクと白の美しいイソギンチャク

クマノミが遊ぶ水中

「クマノミとイソギンチャクの海
　海の中は危険がたくさんありますが、クマノミたちはイソギンチャクによって守られて暮らしています。クマノミの卵は両親に大切に育てられ、孵化します。孵化した子供たちは過酷な大海原を漂い成長してからイソギンチャクとの共生を始めます。」
（展示の説明より）

多彩な岩肌に映えるクマノミ

クマノミと赤い小エビ・その１

クマノミと赤い小エビ・その２

イソギンチャクの中から誘われて

外で遊んだ方が楽しいヨ

白いイソギンチャク（！？）に引き寄せられる

ボクはやっぱりこの中にいよーっと

海の中は冒険と刺激がいっぱい！

旅立ち！？

花のようなイソギンチャクのそばで

「夢いっぱい人もいっぱいのサンシャイン水族館（3）魚に埋め尽くされた優雅な水中パフォーマンス」へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10654547