2011/03/10 - 2011/03/22
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deracineさん
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この旅行記のスケジュール
2011/03/10
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飛行機での移動
成田 コペンハーゲン乗継 キルナ
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車での移動
キルナ空港 からホテルに移動
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電車での移動
キルナ駅からアビスコへ
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電車での移動
アビスコからキルナに戻る
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車での移動
キャンプリパンからクルマでキルナ空港へ移動
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飛行機での移動
SAS 便で キルナ空港からストックホルム・アーランダ空港へ移動
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この旅行記スケジュールを元に
オーロラを求めて旅すること3回目 今回はスウェーデンのキルナ、アビスコを訪れました
運が良かったのか天空から降ってくるような見事なオーロラを拝むことができました
しかし旅行中に東日本大震災が発生、帰り便が果たして運航されるのかなど不安もいっぱいのひとり旅でした
なお気になるオーロラ成績は 3勝5敗1不戦敗(寝てしまった)
勝率は悪いが最初の2日は金星(きんぼし)なのでまずまず満足のオーロラツアーでした
日程(12泊13日)
3/10 成田→キルナ(コペンハーゲン、ストックホルム乗継ぎ)
3/11 キルナ→アビスコ(電車)
3/12-3/16 アビスコ滞在、オーロラウォチングなど
3/17 アビスコ→キルナ(電車)
3/18 キルナ市内観光
3/19 キルナ→ストックホルム
3/20 ストックホルム市内観光
3/21,22 ストックホルム→成田(コペンハーゲン乗継ぎ)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 飛行機
- 航空会社
- スカンジナビア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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往復ともSAS(スカンジナビア航空)を利用、航空券はネット手配 写真は成田からコペンハーゲンまでの搭乗機
今回の旅行でもなるべく窓側の席をゲットし写真撮影に励んだ -
西シベリア台地の美しい雪模様
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乗り継ぐこと2回、最終目的地のキルナには深夜到着 気温は零下12度だった 空港からはホテルのピックアップサービスを利用した
キルナ空港 (KRN) 空港
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ホテルは日本人に馴染みのある Camp Ripan を利用 途中のクルマからもすでにオーロラが見えていた
ホテルに着くとオーロラが頭上で乱舞! 慌てて部屋の前で撮ったため街明かりが邪魔をしてうまくオーロラが映せなかったのがくれぐれも残念だった
こいつぁ初日から縁起がいいわい?とニンマリして就寝したところが、、、、Camp Ripan ホテル
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翌朝ロビーのテレビの前で同宿の日本人ツアー客が大騒ぎ、画面に釘付けになっているではないか!
よく見ると地震により発生した津波で大量のクルマが流されている映像が、、、
異国での旅先で祖国の未曾有の大災害を知ることになった
慌てて家族と連絡をとろうと国際電話を試みたが不通 後日iPad のメールで無事を知り安心して旅行を継続することができた -
WEBで予約、発券した乗車券を使ってキルナからアビスコに移動
写真はアビスコ・ツーリスト・ステーション駅で降りる乗客達アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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アビスコではYH(ユースホステル)であるSTFアビスコ・マウンテン・ステーションに6連泊と腰をすえてオーロラ撮影に励んだ
6泊・朝夕2食付き&オーロラツアー1回付きで58,000円と物価高のスウェーデンでは格安の料金だった
同ホテルはもと鉄道会社の職員住宅を改装したもの 本館はレンガの重厚な造りダブル、シングル部屋以外に自炊のできるドミトリーやコテージも敷地内に併設されている -
ホテルはアビスコ・ツーリスト・ステーション駅から徒歩で行ける
写真はヌオーリャ山にあるオーロラ・スカイ・ステーションから望遠レンズで撮ったもの -
YHから徒歩10分のリフト乗り場 道案内用のランプが点灯しているが明るいうちに道順を確認しておいたほうが安全
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リフト乗り場で強制的に着せられるツナギの防寒具*(ブーツ、手袋も用意されている)
*万一リフトが途中で長時間停止しても寒さに耐えられるようにとの配慮だろう
オーロラ・スカイ・ステーションで20~24時までオーロラウォッチングする Night Visit には防寒具やリフト、ガイド料金も含まれている
3回利用したが初回だけ大当たり、後は空振りだった -
リフトはペアリフトで足でT字型のバーを踏むとガイドバーが前に出てくる方式
乗る際は停止してくれるので安心だが、その度に揺れるし時間がかかる
終点まで20分以上かかるし風が吹くと非常に寒い
なおここのスタッフは笑顔のかわいい好印象の女性だった -
このリフトは途中に終点と誤解されやすい降り場がある スキー客用に作られたものだがオーロラ客は決して間違って降りないこと!
私は間違ってリフトから降りてしまい パニクってしまいました
ここから最後の急斜面になります
写真は昼間に撮ったもの -
リフト終点のオーロラ・スカイ・ステーション
リフトの後ろに見えるU字谷を持つ山がラップランドの門と呼ばれるラポーテン 谷間に見える赤い光はキルナの街明かり
同施設はTV番組「弾丸トラベラー」で菅野美穂さんがオーロラを見られて感激した場所。彼女を撮影したカメラマンとも話をすることができた
周囲に明かりのない、視界の開けた理想的な環境でオーロラの出現を待ったオーロラスカイステーション 建造物
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オーロラ・スカイ・ステーション内部 中には軽食が取れるカフェ、ショップ、オーロラの原理を説明する簡単なミュージアムなどがある
もちろん零下10℃の冷気に凍えた身体を温めてくれる薪ストーブもあった -
イチオシ
3月11日夜、始めは低空にあったオーロラが突如天空を駆け巡り、極北の寒村アビスコの上空を龍のようにのたうち回った
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イチオシ
やがてオーロラは天頂から降ってきた まさにオーロラのシャワーだった 周りに日本人はいなかったが外人さんたちも皆この光景に歓喜していた
オーロラ・スカイ・ステーションのキャッチコピー「地球上でもっとも美しいオーロラが見える」はまんざら嘘ではないようだ -
参考までに星座と主な星、方角を記入した
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やがてオーロラは「ラップランドの門」と言われるラポーテンの上空で舞踊った
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翌日は電車で最北の不凍港、ノルウェーのナルヴィックまで往復した
なおホテルにある一日往復乗車券を利用すれば 100SEK と割安だったことを
後で知った -
無人駅のアビスコ・ツーリスト・ステーション駅
日本人ツアー客が大半だったアビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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駅の温度計
昼間でも零下8度と極寒
東京ではありえない寒さだ -
なおこの路線は本来キルナの鉄鉱石を最北の不凍港ナルヴィックまで鉄道輸送するために作られたもので圧倒的に貨物列車の運行が多い
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鉄鉱石を運ぶ大きなバケットを備えた貨車が何十台も連結されていた
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ナルヴィック手前のロンバックス・フィヨルド 氷河で侵食された深い谷が海になったもの 川のようにみえる
ナルヴィーク駅 駅
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イチオシ
当日はホテルの北側でオーロラウォッチング 最初はリングのようなオーロラがヌオーリャ山から輪投げをするように現れた
オーロラが北にあるうちはホテルの照明もあまり気にならないが、、、、アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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南側にオーロラが回りこむと部屋の明かりが邪魔になる
なお広角レンズに月の光が入ってハレーション、ゴーストが発生しています -
昼間は退屈なのでホテルの周辺をクロスカントリーの真似事をして過ごした
写真は有名な「王様の散歩道」の入り口アビスコ ツーリストステーション STF ホテル
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ホテル近くのミニ渓谷 川面は完全に雪で覆われていた
後ろの山がオーロラ・スカイ・ステーションのあるヌオーリャ山 -
よく見ると川は凍結しておらず冷たそうな水が流れていた
深く積もった雪の下部は青く見えた
落っこちたら即死しそうだ -
オーロラ・スカイ・ステーションのあるヌオーリャ山は山岳スキーのゲレンデもありリフトも完備している
スキーの達人だったら昼はスキー、夜はオーロラが楽しめる
写真を撮っていたら “Why don’t you ski ?” 「どうして滑らないの?」と不思議がられたが “If I ski, I’ll die”. と答えた。
写真はトーネ湖に向かって滑り降りるスキーヤー 左端にホテルのアビスコ・マウンテン・ステーションが見える
右のU字型の山はラップランドの門と言われるラポーテン -
イチオシ
朝起きて部屋のカーテンを開けると朝日でピンク色に染まったラポーテンがU字型の口を開けて挨拶してくれた
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ホテルの部屋はシャワー付きシングル ベッドは小さい、シンプルな部屋だった 右扉奥にシャワー、洗面、トイレがある
*利用後に撮影したためシーツがシワシワに写っています -
ホテルの食堂 朝はバイキング形式 夜は日替わり定食でトナカイやヘラジカの肉料理などが出された
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これがトナカイの肉料理 ちょっとクセがあり何とかのどを通ってくれたという感じ
そのかわりデザートも食べ放題で、これらは美味しかった -
ホテルの図書館には新聞があり、東日本大震災後の原発事故を大きく報じていた スウェーデンも原発を多く抱え、最初にチェルノブイリ原発事故を検出した国でもあり関心も高いようだ
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YHとはいえ設備は立派で、ロビー、バー、ショップ、図書館、PC室、電話ブース、それに子供部屋まで完備している
もちろん北欧なのでサウナ室もあった(混浴時間もあります!)
写真は暖炉とラポーテンの絵が飾られていたロビー -
入り口のロビーにはオーロラのタペストリーが飾ってあった
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イチオシ
6連泊したアビスコを離れる朝、素晴らしい朝焼けを餞別に見せてくれた
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アビスコに6泊した後、再びキルナに戻り Camp Ripan に2泊した Ripanの部屋は連棟式のコテージ
キルナ帰着後も天気は良かったが太陽活動が不発のためかオーロラは不調だったキルナ バスステーション バス系
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バスタブはないが北欧インテリアの美しい Camp Ripan の部屋
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キルナ市内では教会や市庁舎を見学した 市庁舎は鉄の町らしく外壁も鉄色、時計台は鉄でできたメカニズムが見えるスケルトン構造だった
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鉱山会社 LKAB が寄贈したキルナ教会 教会外部は木造でベンガラ色
教会の前の斜面では子供達がソリすべりに興じていた -
教会の全体外観 上から見るとちょうど等辺の十字型のようだ
キールナ教会 寺院・教会
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破風には最後の審判のレリーフが彫られていた
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内部には大きなパイプオルガンが鎮座していた 聞いてみたかった
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翌日はキルナ鉱山を見学した
ホテルから観光案内所まで歩き、中にあったツアーデスクで英語ツアーを予約した
右端に停車中のバスがツアーバスキルナ バスステーション バス系
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ツアーは一日2回で、もちろん英語ツアーを選択した
日本人は私だけだった -
ツアーバスに乗ったまま地下バスに乗ったまま地下540mの見学坑道に入っていく
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最初は露天掘りだったが現在では地下1000m以下を掘り進んでいる
ガイドが「現在皆さんは地下500m地点にいます」と説明しているところ -
キルナ鉱山は街の地下を掘り進んだため地盤沈下を来たし、街の移転を計画中
写真は大きなバケット(鉄鉱石を25トン運べる)に驚くツアー客 -
小学校の頃地理で習ったキルナ鉱山や最北の不凍港と言われるナルヴィックを訪れることができて感慨深かった
そこで見学記念として鉄鉱石をおみやげに貰った(無料、いくらでもそこらに転がっています)
キルナで産出する鉄鉱石は磁鉄鉱と呼ばれ磁石に吸い付くので容易に選別できる
右の丸いものはペレットと呼ばれ粉になった鉄鉱石を練って固めたもの -
翌日の早朝、前日手配したホテルのクルマでキルナ空港に向かった
Camp Ripan ホテル
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ローカル空港なので搭乗までのボーディング・ブリッジもなく、極北の寒さが身にしみた
搭乗機は予定とおり目的地ストックホルムに着いた
以下 「水の都・初春のストックホルム観光記」に続きますキルナ空港 (KRN) 空港
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この旅行記へのコメント (5)
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- Rieさん 2013/11/03 21:35:28
- はじめまして!
- こんにちは!!突然のメッセージ失礼します!
旅行記拝見させていただきました。今月半ば、留学先からの帰国を前にヨーロッパ旅行を計画しています。行き先にスウェーデンのキルナ、アビスコも入れています。実は先日、友人とロシアのムールマンスクへオーロラを見たくて現地滞在3日で行ったのですが、天候に恵まれず、残念ながら見ることはできませんでした。今回は晴天率が高いと聞くキルナでリベンジをと思っています。そこでderacineさんに質問があるのですが、宿泊されたアビスコ・マウンテン・ステーションの宿泊費朝夕2食付き&オーロラツアー1回付きと書かれていますが、インターネットからホテルのサイトでシングルルームを予約しようとすると食事は朝のみでツアーのことについては書かれていませんでした。deracineさんはオプションを追加されたのでしょうか?お忙しいと思いますが、よろしくお願いします。
- deracineさん からの返信 2013/11/04 01:20:40
- RE: はじめまして!
- こんにちは、記事をご覧いただき有難うございます
この旅行記は次のブログ記事を簡略化したもので、元の記事にはそのあたりの詳細について書かれています
http://blogs.yahoo.co.jp/forza_tutti/20013882.html
現在同YHのHPを見るとこのパッケージプランは無くなったようです。
もしオーロラの写真撮影を考えておられるならオーロラ・スカイ・ステーションは最高の場所のひとつだと思います。
ただし同ステーション行きのリフトは暗くて長く降り場を間違いやすいので注意が必要です。 くれぐれも途中で降りないように!
同ステーションでオーロラを見るツアーが"Night Visit at Aurora Sky Station" で9月1日から営業しておりYH会員だと525SSEKです。
私は合計3回(うち1回はプランについていたもの)利用しましたが初回のみバッチリ、後は不発でした。
料金も高いので天候やオーロラ予報も参考にされて申し込まれるのが良いかも知れません
その他いろいろくだらない事を多々書いておりますので参考になることがあれば嬉しいです。
よいオーロラに出会うことをお祈りします!
-
- TSUNEさん 2012/01/07 23:07:29
- 感動ものです!
- はじめまして。
『オーロラ』という言葉があるといつかはみたいという願望からいろいろな旅行記をみていますが、この旅行記の写真はすごいですね。
感動しちゃいますね、実際にみることができたら・・・。
写真もすばらしいし。
なにより今回、この地名をはじめてききました。
休みがとれるならいってみたいです。
- deracineさん からの返信 2012/01/08 02:14:23
- RE: 感動ものです!
- > はじめまして。
> 『オーロラ』という言葉があるといつかはみたいという願望からいろいろな旅行記をみていますが、この旅行記の写真はすごいですね。
> 感動しちゃいますね、実際にみることができたら・・・。
> 写真もすばらしいし。
>
> なにより今回、この地名をはじめてききました。
>
> 休みがとれるならいってみたいです。
はじめまして
このフォートラベルというサイトについては初心者ですのでよろしくお願いします
素晴らしい旅行歴をお持ちの大先輩から声をかけていただき恐縮です
オーロラは3度目ですが今回は一番すごいのを見ることができました
ただ例の不幸な大災害があり、安心してゆっくりとした気持ちで見られなかったのがくれぐれも残念でした
オーロラの写真については少し画像処理しています(大半の写真もそうだと
思いますが、、、)
見る人の目の色覚能力にもよりますがこの写真のように鮮やかに見えるものと思うと失望するかもしれません
もしオーロラツアーされるのでしたらイエローナイフ、フェアバンクス(いずれも北米)そして今回の経験やその他情報から次のように考えています
1)見える確率は北米、特にイエローナイフが一番(日本人多し)
2)アラスカはロッジ滞在など旅のスタイルの多様性多し
3)北欧は確率は劣るが風景の多様性が北米より優位(美しい写真が撮れる)
また街歩きも楽しめる
4)時期的には9月、2〜3月がベスト
以上です さらに詳しい情報が欲しいと思われた場合は拙ブログをご一読いただければ幸いです
http://blogs.yahoo.co.jp/forza_tutti
- TSUNEさん からの返信 2012/01/08 18:35:52
- RE: RE: 感動ものです!
- わざわざ、オーロラ情報をありがとうございます。
イエローナイフはよく聞きますね。
やはり北米の方が確率は高いんですね。
私もまだまだ1年以内の初心者です。
これからもよろしくお願いします。
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アビスコ ツーリストステーション STF
3.37 -
Camp Ripan
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旅行記グループ オーロラの降る街を~スウェーデン・オーロラ紀行
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