食い道楽金目鯛旅行～食欲のままに～

2011/04/06 - 2011/04/07

旅行をする機会がなかなか無かったので、簡単に予約などできる所に小旅行をしようという事になりました。


そして、友人の「稲取は良い所だよ。」という言葉のまま稲取へ。

金目鯛で有名な所という事だったので、今回は食べる事メインで！！

と考えていたのだが、思わぬ収穫を得る事になります。

その時、友人が言っていた事の真意を理解する。

エリア 片瀬温泉・白田温泉(静岡)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

稲取まで鈍行列車に乗って行ってきました！

もともと今回の旅は遊び尽くす旅という感じではなかったので
のんびりと稲取へ向かったのです。

そして、到着して思いました。

「ここの街はとても静かな所だ。」と。

そして、港を少し見てから早々に旅館に行きました。

今回お世話になった旅館は「まえだ苑」です。
この旅館金目鯛のしゃぶしゃぶの発祥の店という事で
選ばせていただきました。

旅館はこざっぱりとした旅館で清潔感ある旅館でした。

そしてお目当ての夕食。まさにお魚ずくしです！！

これはお刺身。

これはよるご飯全景。

これがお目当てのしゃぶしゃぶです。

どんな味がするのか楽しみにしていました！

食べてみるとうーん。表面は鳥のささみを軽くボイルした様な
感じ。だけど中はレアのお魚という何とも不思議な食感でした。

金目鯛の甘さも活かされていて凄く美味しかったです！！

ちなみにポン酢でいただきました。

そしてこちらは金目鯛の煮付け。

こちらも甘くて美味しかったです。

ご飯が進む進む。

そして翌日。

稲取といえば「つるし雛」

今回の旅「食」をメインとしていたのであんまり期待していなかったの
ですが（稲取の人本当に申し訳ない。）中で実際に現物を見てみると、
迫力がありました！！

金太郎。

今回は「端午の節句」バージョンもありました。

かわいらしい♪

これは子どもかな？

これはキジですかね。

端午の節句しようの「つるし」です。

「つるし端午の節句」って言うのかなぁ、、、。

つるし雛も見て、会場外に出ると何と無料の足湯が出来る所が！！
のんびり足湯につかる。

体がぽかぽかと暖まって凄く気持ちが良い。夢見心地でいたら
何やら町内放送が聞こえてくる。

「本日、午後１時から被災地に向けて義援金を集います。そのため、
金目鯛を市場で売り始めます。」

東北大震災。ここでもこんな支援活動が展開されているんだと
親近感が湧きました。

興味があったので、１時過ぎに市場へ向かってみました。

どうやら、金目鯛一匹１０００円で売っているとの事。
高いか安いのか分からないので様子を見ていたら、売り切れちゃいました。

姉と二人で（残念がって名残惜しそうな顔しながら）帰ろうとしていたら、
目が合ったおじさん漁師から
「もう一箱開けてやるよー。きなー！！」
と威勢良い声が。

喜んで二人で向かうと
「男はだめー！！」とw
結局売って下さったんですけどねw

金目鯛も買えて大満足。ちなみに調べてみたら一匹２５００円くらいは
するらしい。とってもお買い得だったんだなぁ。

そして、今度は職場の人から薦められていた「徳造丸」という料理店へ。
お刺身定食を頼みました！！

やっぱ魚が美味しい！！

ちなみに黄色いご飯はサフランライスではなく、クチナシのみを使った
炊き込みご飯。おめでたい時に使う料理だそうです。

そして、料理長に相談して金目鯛おろしてもらっちゃいました。
いや、何から何までお世話になりっぱなしですいません。

そして帰る時間が近づき、稲取港をあとにしました。

今回の稲取の旅で一番思った事は、ここの人たちの心は暖かいなぁと
本当に思いました。

地元の人が「稲取には何も無い。これ以上栄える事はないだろう。」
といっておりましたが、「稲取に観光客を。また来て欲しい。」という気持ちは
十分に伝わってきました。それと地元の人はなんだかんだで稲取が好きなんだなぁというのも感じました。

稲取、ここは人の暖かさが名物と言っても過言ではないです。
そういう所でした。

そして家に帰ってからは金目鯛の煮付けを作りました！

煮付けって意外と簡単。

美味しくいただきました！！