2011/03/27 - 2011/03/27
22位(同エリア89件中)
ホーミンさん
ご訪問をありがとうございます。
いつまでも寒い三月。山の雪も、なかなか溶けてくれません。
暖かい山を求めて、南に向かいました。
海も山も楽しめるコースです。
姫越山(ひめごやま)
標高 502.9m
歩行距離 約10.3km
累積標高差 約1090m
2011年登山記録
1/15 繖山
1/29 綿向山
2/3 音羽山
2/8 飯道山
庚申山
2/19 雪野山
鏡山
2/27 水井山
横高山
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
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-
山と渓谷社から出ている「三重県の山」に紹介されていた姫越山に登った。
熊野灘に面しており、登山適期は冬とのこと。
この本では、赤のルートを紹介されていたが、 -
ネットで調べたところ、このルートの方がポピュラーらしい事がわかったので、こちらを歩くことにした。
-
錦地区にある日の出公園駐車場に、車を停めさせていただく。
この町のあちこちに、海抜○○mの表示があった。 -
暖かいので、桜のつぼみも膨らみかけていた。
-
駐車場のそばの川に沿って山に向かって歩くと、山の麓に鉄柵付きのコンクリートの階段が見えてくる。
-
8:05
登山開始。
これが、北の登山口だ。
こんな立派な登山口は初めて見た。
この階段は、マウンテニアのために造られたものではなかった。
階段の上は、津波の避難所となっていたのである。 -
太平洋戦争中の1944年12月7日におきた東南海地震により、この錦地区に津波が押し寄せた。
その高さは6.5m。
登山口が海抜5.7mだから、波は山の麓以上まで襲来したことになる。
全壊家屋447戸、船舶被害は101隻。
そして64名もの尊い命がこの津波によって奪われた。 -
階段を上りながら町を見下ろすと、屋根から屋根へ飛び移る2匹の猿が見えた。
リュックのポケットに入れたバナナを盗られないように、気をつけなければ。 -
日当たりの良い斜面には、シダとウバメガシの木がいっぱいだ。
-
ウバメガシは、大紀町の木でもある。
-
最初は急坂。
山歩きは一ヶ月ぶりなので、ちょっとキツイ。
息も切れる。
鮮やかな緑を励みに、一歩一歩頑張る。 -
登り始めて10分もすると、錦港が見えてくる。
疲れも吹き飛ぶ景色だ。 -
ウバメガシの間を、どんどん登る。
この木は、備長炭の原料でもある。 -
太さといい形といい、焼く前から備長炭の姿をしているではないか。
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8:37
展望台に到着。
穏やかな錦湾の全景が見渡せた。 -
人工海浜の錦向井ケ浜遊パークも見える。
-
9:14
爺ヶ塚に到着。
伝説の老武士の墓だ。 -
姫越山には落人悲話が残されている。
「源平合戦の頃、落人とおぼしき老武士が姫をつれて山道を急いでいた。山歩きに慣れない姫はあえぎながらも登っていたが、峠でついに動けなくなってしまった。水を飲ませようと谷に汲みに行った老武士が戻ってくると、姫は息絶えていた。老武士は嘆き悲しみ、ここまで片時も身からはなさず携えてきた軍用金をツツジの木の下に埋め、後を追って自害した。」 -
爺ヶ塚を過ぎると、ガイドブックに載っていた分岐点にさしかかる。
-
9:21
分岐のすぐ先には、姫塚。
ツツジの木の下に、埋蔵金か・・・。
どこにツツジがあるのだろうかと見渡したが、見あたらなかった。
ツツジは全て、埋蔵金目当てに掘り起こされたのかもしれない。 -
やった!山頂に到着か、と思ったら、
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偽ピーク。
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気を取り直してさらに登ると、行く手が明るくなった。
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今度こそ山頂に違いない。
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9:33
頂上に到着。 -
三角点。
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南に向かって、素晴らしい展望が開けている。
雄大な景色に、思わず二人で歓声をあげた。
埋蔵金より、ずっとずっと価値のある風景だ。
マイゾーキンでは、この眺望は買えない。
無料でこの様な素晴らしい景色を見ることが出来るなんて、申し訳ないくらいである。 -
熊野灘は、登る途中の太陽により、キラキラと輝いていた。
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尾鷲の海も見える。
黒潮の海。 -
人影のない芦浜と、海跡湖(海に取り残された池)の芦浜池。
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心なしか水平線が、ゆるやかな丸みを帯びているように見える。
二人で「良い所」「良い山」と、繰り返し絶賛。
かつて中部電力は、ここに芦浜原子力発電所を建てようとしていた。
2000年に白紙撤回されたが、もし建設されていたら、ここから見る景色は全然違うものになっていた。
この眺めが残されたことに、乾杯したいくらいだ。 -
ゆっくりと景色を堪能していたいが、先を急がねばならない。
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のろし台のそばを通過。
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この辺りはちゃんとした道標類がないが、誰かがこの様に書いていて下さるので、とても助かる。
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芦浜が大きく見えてきた。
春休みの日曜にもかかわらず、人がいない。
海水浴のシーズンになっても、人はここにあまり来ないと思われる。 -
なぜなら、この浜へは車で来ることが出来ないからだ。
山道を二時間ほどかけて歩いて来るか、船でしか来られない。
泳いでくるという方法もあるが・・・。 -
トレースは、終始しっかりしている。
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原発の建設を断念したとはいえ、ここは中部電力の社有地。
でもどこからどこまでが社有地なのか、はっきりわからない。
いけないとは思いつつ、通らせていただく。
通らないと帰れないから。 -
振り返って、姫越山。
-
日当たりも良く風もないので、歩いていると汗をかくくらい暖かい。
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ここには、花も咲いていた。
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さらに近付く芦浜。
耳を澄ますと、波の音が聞こえる。
あそこで昼食にしよう。 -
何度も振り返って、姫越山。
-
A3地点。
何のための表示だろう。 -
A2もあった。
中部電力のかな? -
爪痕?
まさか・・・。 -
だんだんと潮騒の音が大きくなってきた。
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山を下って平地に来ると、立派な山小屋があった。
ここまで来ると、潮の香りもする。 -
湧き水も豊富。
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10:53
芦浜に辿りつく。 -
低山とはいえ、一山越えてきた足で、砂浜を歩くのはきつい。
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それでも吸い寄せられるように砂浜に向かう。
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遠くから見ても、近くで見ても、美しい入り江。
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少年が三人、力を合わせて楽しそうに筏を運んでいた。(右端)
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芦浜から見た姫越山。(左ピーク)
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波打ち際は、本当に美しかった。
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浜の小石も、波に洗われて光っている。
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キラキラ・・・
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人が来ない浜だから汚されていないかと思ったが、波打ち際から10メートル以上離れると、ゴミ浜と言っていいくらいにゴミだらけだった。
誰も掃除をしに来ないからだろう。
中にはロシアから流れ着いたものらしいゴミもあった。 -
穏やかな波。
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主人が貝殻を探して、波打ち際を歩く。
その後ろ姿を見て、ブルッと身震いしてしまった。
この半月前にあった津波の映像を思い出してしまったから。 -
静かな海なのに、見ていると恐怖心がじわじわと芽生えてくる。
-
主人が、砂浜で食事にしようと言う。
-
「高台の方が景色がいいよ。高い所で食べよう」
そう答える私。 -
こんな所にまで、津波警報は届かないだろう。
そう考えると、低い所で食事をする気になれなかった。
今まで何ともなかったのに、近くで波を見てナーバスになってしまった。
高台から見る海は綺麗だった。 -
温かい赤だしと、
-
幕の内弁当に、
-
おにぎり。
暖かい日とはいえ、おにぎりは冷えきっていた。
やっぱりカップ麺の方がよかったな。 -
私の心は一時乱れたけれど、海は相変わらず穏やかで美しい。
-
11:43
錦地区に戻る登山道は、堰堤の西の端にあった。 -
少し登ると、芦浜池が見えた。
-
ガイドブック通りに歩いたら、ここに辿りつく。
浅間(せんげん)神社は、南の登山口にある。
私たちの最終目的地だ。 -
右にも左も海が見える。
左側は、断崖絶壁だ。
尾根巾は、1メートルもない。
いっぱい木が茂っているので恐くはないが、もし木がなかったり疎らだったりしたら、きっと足がすくむことだろう。 -
雨にも嵐にも振り落とされなかった、セミの抜け殻。
去年のかな?
一昨年のだったりして。 -
けっこう険しい山道が、延々と続く。
頭も足も疲れてきているので、足を踏み外さないよう、右に寄って歩く。 -
黙々と歩く。
-
展望台があるようなので、寄り道をしてみた。
-
自然歩道が岬の先まで続いているようだ。
その途中に展望台はあった。 -
ここでコーヒータイム。
熱いコーヒーを入れたが、それが飲みにくいくらいの暖かい日だ。 -
ここにも美しい浜辺がある。
-
人影はないように見えたが、
-
よく見ると、先端で釣りをしている人がいた。
-
そこに向けて進む一艘の船。
-
錦港。
-
錦湾の向こうは、紀伊山地。
なんて、見晴らしがいいのだろう。 -
途中、錦中学に抜ける道と、三叉路になる。
南の登山口に行くときは、中学に向かわずに真っ直ぐ進む。
姫越山は、椿の多い山でもあった。 -
13:20
浅間神社に到着。
もっと大きい神社を想像していたので、ちょっと驚く。
神社の隣は、津波の避難所になっていた。 -
避難所からの眺め。
-
この階段が、
-
南の登山口だ。
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南から登りたい人は、浅間山避難所を目標にするのがいい。
-
町を守る堤防には、子どもたちによって絵が描かれていた。
かわいい水族館のようだ。 -
堤防の外側を歩く。
町のスーパー(個人商店)を覗いたら、マンボウの切り身が売っていた。
どんな味か興味はあったけれどマンボウは買わずに、100グラム110円のサザエを数個買った。 -
錦大橋から見た姫越山。
-
13:40
駐車場に到着。
山歩きも一ヶ月あけると、きついものがある。
低山でもいいので、近いうちに次の山に登りたいと思う。
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この旅行記へのコメント (12)
-
- rokoさん 2011/05/01 16:06:14
- 素晴らしい眺め・・・
- ホーミンさん こんにちは〜
三重の山、またまた知らない山
なんて眺めのいい山でしょう〜
やはりお天気はいいね! 海が真っ青
ご主人さまの後姿から満足感が伝わってきます。
>熊野灘は、登る途中の太陽により、キラキラと輝いていた
ステキ・・・
芦浜
ここに来るには山道を二時間ほどかけて歩いて来るしかないなんて
秘境ですね。
やはり山登りは眺望が開け、海や遠くの山並が見渡せるのが
最高ですね(*^^)v
roko
- ホーミンさん からの返信 2011/05/01 18:27:32
- RE: 素晴らしい眺め・・・
- roko師匠さま
こんにちは。
いつも旅行記を読んでくださってありがとうございます。
書き込みと投票もありがとうございます。
師匠は今日、お家にいらっしゃるんですね?
トラベラーさんたちは本業(?)の旅行に急がしいのか、書き込みをしても半分くらいは返事がありません。
> 三重の山、またまた知らない山
カモシカ師匠には低くて物足りない山かも。
お花は殆どなかったです。
あっても見過ごしたかな?
> なんて眺めのいい山でしょう〜
でしょ、でしょ〜〜。
あんまり期待せずに行ったんですが、二人とも大満足♪
> やはりお天気はいいね! 海が真っ青
> ご主人さまの後姿から満足感が伝わってきます。
おおっ!
そうですか?
主人は、山に登る前はアングラーだったのです。
今も年に数回は行ってます。
海を見ると、血が騒ぎ、どうも興奮するようです。
釣りをするより山登りをする方が行動的で、お金もかからない。
私は釣りが好きではないので(手が汚れる&生きた魚がつかめない他)釣りにはついていきません。
そんなこんなの理由で、ニコイチ夫婦は山に向かうのです。
> 芦浜
> ここに来るには山道を二時間ほどかけて歩いて来るしかないなんて
> 秘境ですね。
おっしゃる通り秘境ですね。
秘境だと思うと、それだけで価値が上がりそう。
> やはり山登りは眺望が開け、海や遠くの山並が見渡せるのが
> 最高ですね(*^^)v
頑張った者にだけ与えられる風景、くじけず登ってきて良かったと思う瞬間です。
そこにお花があれば言うことなし、ですね。
そうそう、お花と言えば・・・。
大津の南の方にある某お店、そこの近くに山野草がいっぱい咲いていると、今日ネットで見ました。
カタクリにイワウチワ、イカリソウ(白も)にミズバショウ、ショウジョウバカマにユキワリソウなど。
もう時期が遅いかもしれませんね。
近いことだし、来年はそこで見ようかと思っています。
-
- おかかさん 2011/04/09 01:40:08
- 生命の源にも凶器にも
- ホーミンさん、こんばんは!
なんていい所なんだろう!
山から見る海の青の美しさといったら。
山と海、両方あって、しかも海水の透明度が高そうですね。
毎日でも通いたくなる景色ですね〜
人が少ないのが不思議です。
地元の方はこの素晴しい海や景色を見慣れてしまっているんでしょうかね。
しかしこの時期に海というと、やはり重ねてしまいますよね。
あんなに何もかも奪ってしまうなんて。
海は生命を生み出すけど、また破壊もしてしまう。
穏やかな時はこんなに美しいのに。
琵琶湖も波があるんですね。まるで海のように見えました。
琵琶湖を見慣れているホーミンさん達でも海は新鮮なんでしょうか?
老武士とお姫様の話が切ないですね・・・
でも埋蔵金の行方も気になります・・・
- ホーミンさん からの返信 2011/04/09 10:06:34
- RE: 生命の源にも凶器にも
- おかかさま
こんにちは。
いつも旅行記を読んでくださってありがとうございます。
書き込みと投票もありがとうございます。
関東も幾分落ち着いてきたような報道がされていますが、いかがお過ごしですか?
納豆不足とか?
こちらはちっちゃいパック入りのヨーグルトが品薄ですが、500ml入りのを買えば問題はありません。
近所のスーパーも、二日前から明るくなりました。
> なんていい所なんだろう!
内陸に住んでいる者にとっては、たまらない風景です。
> 人が少ないのが不思議です。
> 地元の方はこの素晴しい海や景色を見慣れてしまっているんでしょうかね。
ここは簡単には行けない浜なんですよ。
ここに通じる車道がないのです。
小舟で行くか、山道を2時間ほどかけて行くかしないと辿りつけない浜なのです。
泳ぎの得意な人は泳いでいくテもありますが、歩いた方が楽でしょうね。
> しかしこの時期に海というと、やはり重ねてしまいますよね。
> あんなに何もかも奪ってしまうなんて。
あの夜、次男は白浜にいました。
和歌山の川が、逆流したのを見たそうです。
和歌山でも津波が目視出来るのですから、この芦浜にも津波は押し寄せたに違いありません。
そう思うと恐かったです。
> 海は生命を生み出すけど、また破壊もしてしまう。
> 穏やかな時はこんなに美しいのに。
本当にそうですね。
恵みの海も、牙を剥くとひとたまりもありません。
津波の水って、土や油や何やかやを巻き込んでいるので、真っ黒でしたね。
黒い波がざっぷ〜んと・・・、信じられない光景。
> 琵琶湖も波があるんですね。まるで海のように見えました。
> 琵琶湖を見慣れているホーミンさん達でも海は新鮮なんでしょうか?
びわ湖は美しいですが、規模や神秘さでは、海に勝てません。
「地震が来てびわ湖から津波が来たらどうしよう・・・」という( ̄▽ ̄;)な事を、びわ湖岸に住んでいる人は、一度は口にするみたいです。
> 老武士とお姫様の話が切ないですね・・・
> でも埋蔵金の行方も気になります・・・
今埋蔵金が発見されたら、義援金に全額回されるかな・・・?
- おかかさん からの返信 2011/04/09 18:13:09
- RE: RE: 生命の源にも凶器にも
- > 関東も幾分落ち着いてきたような報道がされていますが、いかがお過ごしですか?
> 納豆不足とか?
もうだいぶ通常と変わらなくなってきました!
やはり納豆、ヨーグルト、水は少なめなようです。
納豆は高いのならたまにちょろっと残っていますが・・・
> 近所のスーパーも、二日前から明るくなりました。
おおーそうですか!
灯りのありがたさを感じそうですね。
でも店の灯りはやはり過剰気味ですよね。
今回の電力不足を機に、今後電力の供給を以前の水準に戻すだけでなく、
使う方も経済活動優先から環境に負荷がかからないような仕組みに
変えていく時期なんじゃないかと思ってしまいます。
> ここは簡単には行けない浜なんですよ。
> ここに通じる車道がないのです。
> 小舟で行くか、山道を2時間ほどかけて行くかしないと辿りつけない浜なのです。
> 泳ぎの得意な人は泳いでいくテもありますが、歩いた方が楽でしょうね。
そうだ、本文にきちんと書かれていましたね、失礼しました。
だからこその美しさかもしれませんね。
水路か2時間の山道でしか見れないなんて、宝石箱のような秘境ですね〜
ご次男、すごいものを目撃されましたね。
震源が琵琶湖なら、やはり津波になるのでしょうか。
そうならないでほしいですね。
- ホーミンさん からの返信 2011/04/09 19:41:14
- RE: RE: RE: 生命の源にも凶器にも
- > もうだいぶ通常と変わらなくなってきました!
何よりです!
被災していない場所で、一ヶ月も経っているのに物資不足なんて、今回の地震の影響は大きすぎます。
被災地も仮設住宅が建ったりと復興の兆しは見えますが、原発は危機進行中だし、その周辺はご遺体の収拾もままならない。
先は長いようです。
> でも店の灯りはやはり過剰気味ですよね。
私もそう思います。
この機会に、電気をたくさん使わない生活に慣れたいものです。
> 使う方も経済活動優先から環境に負荷がかからないような仕組みに
> 変えていく時期なんじゃないかと思ってしまいます。
おっしゃるとおり!!
会社や工場のことはわからないけれど、家庭で使う電気を2〜3割位減らすことは、可能だと思うのですが。
> そうだ、本文にきちんと書かれていましたね、失礼しました。
いえいえ、登山旅行記はどうしても写真の枚数が多くなります。
いちいちコメントを読んでいたら、時間ばっかりかかってしまいます。
ナナメにお読み下さい。
> 震源が琵琶湖なら、やはり津波になるのでしょうか。
なるんでしょうかね〜?
びわ湖が震源なら、津波が来る前に家が潰れそう。
-
- いっちゃんさん 2011/04/06 17:07:12
- 姫越山から備長炭を知る
- ホーミンさん こんにちは
姫越山 見させていただきました。
三重の山・・山に登って海の景色にほれぼれ
確かに海岸沿いの山からはこんな景色が連なりますね。
それよりウバメガシ・・備長炭の原木とは。
初めて知りました。
今は日本人 誰もが地震恐怖症に・・
高台で昼食は・・良く解ります。
素晴らしい景色をありがとうございました。
いっちゃん
- ホーミンさん からの返信 2011/04/06 21:18:46
- RE: 姫越山から備長炭を知る
- いっちゃん師匠さま
こんばんは。
旅行記を読んでくださってありがとうございます。
書き込みと投票もありがとうございます。
> 姫越山 見させていただきました。
ありがとうございます。
いっちゃんさんに見ていただくなんて、嬉しくて、そして緊張します。
> 三重の山・・山に登って海の景色にほれぼれ
> 確かに海岸沿いの山からはこんな景色が連なりますね。
滋賀県の山に登るとたいていびわ湖が見えます。
見慣れたびわ湖でも感激します。
しかし、大きさでは海にはかないません。
果てしなく続いて、彼方まで煌めく太平洋を見て、来てよかったなぁ登ってよかったなぁと、しみじみ思いました。
> それよりウバメガシ・・備長炭の原木とは。
> 初めて知りました。
実は私も、今回初めて知った次第です。
> 今は日本人 誰もが地震恐怖症に・・
> 高台で昼食は・・良く解ります。
私は内陸育ちなので、津波警報がどう出されるのか知りません。
サイレンなのか鐘なのか。
あんな人けのない浜まで、警報は届くのでしょうか?
大きな余震で津波が来て・・・・そう考えてしまいました。
私でさえこんなに神経質になってしまうのに、被災者はいかばかりか・・・。
新聞やテレビを見て、涙ぐまない日はないです。
-
- zzr-cさん 2011/04/05 19:12:24
- とっても綺麗な海
- ホーミンさま こんばんわ!
最近は日がすっかり長くなってきましたね。
紀伊半島は昔良く釣りに出かけていました。
亡き父親が大好きだったのです。
そして錦港も行きましたよぉ〜
紀伊長島よりも近いんですが、昔は上の方から下りていく道がなく、
荷阪峠を降りて紀伊長島経由でしか行けませんでした。
港の中で釣りをしていると地元のおじいさんが
散歩しながらやってきて色々しゃべって帰っていく
のが懐かしく思い出しました。
山の上から海を見るととってもよい景色。
内湾に囲まれた場所は確かに錦港ですね^_^
あんな地震があった後だと、浜辺も少し怖さを感じてしまいますよね。
それ位あの地震の津波は衝撃映像でした。
とってものどかな紀伊半島、被災した地域もこれくらいのどかになる日が
来る事を祈っています。
じぃ〜
- ホーミンさん からの返信 2011/04/05 22:40:44
- RE: とっても綺麗な海
- じぃ〜さま
こちらも読んで下さってありがとうございます。
> 紀伊半島は昔良く釣りに出かけていました。
美味しそうな魚が釣れそうです。
潜っても良さそうですね。
> 亡き父親が大好きだったのです。
お父様、若くしてお亡くなりになったんですね。
生前に親子で釣りをされたり、親孝行が出来てよかったです。
仲のいい親子だったんですね。
> そして錦港も行きましたよぉ〜
> 紀伊長島よりも近いんですが、昔は上の方から下りていく道がなく、
> 荷阪峠を降りて紀伊長島経由でしか行けませんでした。
紀勢道路の終点から、錦は近かったです。
昔はあの取り付け道が、なかったんですか。
不便な所にあったんですね。
錦にあった中学校は、廃校になっていたような・・・。
道路がついて交通事情がよくなり、統合されたのかな。
> あんな地震があった後だと、浜辺も少し怖さを感じてしまいますよね。
映像でしか見てないのに恐怖心が芽生えるくらいだから、実際に見た人はトラウマになっていることでしょう。
犬でさえ海の方に向かっては、散歩に行きたくないそうです。
> それ位あの地震の津波は衝撃映像でした。
しばらく津波の映像は流れてませんでしたが、今日初めて見る映像をテレビが放映していました。
ぞっとする映像です。
> とってものどかな紀伊半島、被災した地域もこれくらいのどかになる日が
> 来る事を祈っています。
時間はかかるけれど、きっと来ます。
錦がそうであったように。
今は最悪の時期、これ以上悪くはならず、もう上に向くしかないです。
-
- bettyさん 2011/04/05 12:37:33
- なんと素晴らしい景色!
- ホーミンさん、こんにちは〜
きょうはいいお天気で暖かいので、こうしてパソコンの前にいるのは
もったいないですね^^;
チャリティー野球観戦の時にこのように暖かければもう少し
観客も募金も増えただろうに・・・
姫越山はガイドブックを見てここへ登ろうと決められたと思いますが、
期待を裏切らない素晴らしい景色でしたね!
お天気が良かったせいもあるけど、とても静寂な美しい景色です。
所々に津波の避難用の階段などがあり、この町の人たちは
あの震災を他人事ではなかったと推定されます。
日本ではこのような町はたくさんあり、これからは想定以上の対策を
してもらわなくてはいけません。
三陸海岸は行ったことがありませんが、きっとこの旅行記の写真の
ように美しい海岸だっただろうに・・・
旅行記を拝見しながら、この景色はこのままでいてほしいと
強く願い、そして祈りました。
さて、bettyもお出かけしましょう〜♪
とは言ってもすごーく近所を
運動しなくては(^_^メ)
betty
- ホーミンさん からの返信 2011/04/05 15:20:22
- RE: なんと素晴らしい景色!
- bettyさま
こんにちは。
いつも旅行記を読んでくださってありがとうございます。
書き込みと投票もありがとうございます。
> きょうはいいお天気で暖かいので、こうしてパソコンの前にいるのは
> もったいないですね^^;
もったいないよ〜〜〜。
この頃、好天続きですね。
さて、入学式に桜は咲いているでしょうか〜?
この陽気で、ぱーーーっと咲いて欲しいよね。
> チャリティー野球観戦の時にこのように暖かければもう少し
> 観客も募金も増えただろうに・・・
ホントだね。
でも募金箱は街中にあるし、いつでも出来るからいいよね。
世間には募金箱を盗むヤツらもいるようで、けしからん事です!
募金箱に入ったお金は、すでに被災者のもの。
被災者からお金を盗んでいることになります。
なんてことでしょう!!
> 姫越山はガイドブックを見てここへ登ろうと決められたと思いますが、
> 期待を裏切らない素晴らしい景色でしたね!
下調べをしているので、どういう所か大体わかって登っています。
それでも、感激しました!
びわ湖を見慣れている私でも、あの大きな海を見ると、この歳になっても感動します。
自分の足で登った山から見る海は格別です。
> 所々に津波の避難用の階段などがあり、この町の人たちは
> あの震災を他人事ではなかったと推定されます。
今回も、ドキッとされたでしょうね。
東北に来たのと同じ規模の津波がここに来たら、あの津波避難所では波にのまれたかもしれません。
もう少し高い所に造りかえるかも。
> 日本ではこのような町はたくさんあり、これからは想定以上の対策を
> してもらわなくてはいけません。
日本列島を、万里の長城で囲むとか?
取りあえずは、今ある原発を高い塀で囲んで欲しいわ。
bettyさん、近頃せっせとお身体を鍛えていらっしゃるようで・・。
きんさんぎんさんも、100才をこえてから鍛えてらっしゃいましたもんね。
医者を遠ざけるためにも、お互い頑張りませう。
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