2009/03/12 - 2009/03/12
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がおちんさん
雲南旅行11日目。
今日は普者黒で彝族の結婚式が行われます。
村では、朝からスオナが吹かれ、爆竹が鳴り響いていました。
お祝いムードの中、またしても白酒ぜめに遭い、ギブアップ寸前。
酔ってフラフラになりながらも、なんとか式の様子を写真に撮りました。
一体、彝族の人はどれだけ飲むんだ?
答え:軽く一斤(500g)は行くそうです。
恐ろしい。マジで死ぬぞー!
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
-
2009年3月12日(木)
雲南旅行11日目。
昨夜はひどく飲まされたため、宿に帰ってからの記憶が曖昧だ。
机の上に、みかんの皮が散らかっている。しかし食べた記憶はない。これだから白酒は怖い。
朝7時、まだ夜は明けていない。
山の上に満月が光って幻想的な眺めだ。
明日、日本に帰ると思うと辛い。
久々に来た雲南が、こんなに楽しいとは思わなかった。
帰りたくないよー。 -
普者黒の夜が明けた。
鳥の声、馬車の音、村人の声。
全ての音が心地良い。
うーん、美しい朝だ。
☆音声はこちらです
http://www.voiceblog.jp/gaochin/1009436.html -
9時頃、スオナ(哨吶・チャルメラ)の音が聴こえて来た。結婚式を知らせる合図だ。
完全に二日酔いだが、私も急いで部屋を出た。
すでに新郎のPさん宅には、大勢の人が集っていた。
☆結婚式を告げる、スオナの音です
http://www.voiceblog.jp/gaochin/1009447.html -
朝から宴会なのである。
そして怖いことに、もう酒を飲んでいるのだ。
いや、結婚式だから当然か。
昨夜、一緒に飲んで歌った人達も、しっかり飲んでいる。
しかし、どーいう体をしてるんだ?
こっちは体調が悪くなりかけているのに。
ひ弱な日本人の目の前で、賑やかに飲み食いする彝族の男達であった。
いや、俺もけっこう飲むほうなんだけども、完敗。 -
次々と料理が運ばれ、そして次々と酒が振舞われる。
やかんに入っているのは白酒だ。
彝族の自家製は特にキツイ。
もちろん、私だけ飲めませんなんて通用しない。
昨夜のように、バンバン飲まされてしまう。
いや、もう本当にゲロが出そうだって。
でも、男とみなしてもらうために、頑張って飲む俺。 -
おお、彝族のアニキ、まだ飲みますか。
なんのなんの、ここからが本気モード。
その顔つきから、スイッチが入ったことがわかる。
とても彼らのペースに合わせられない、日本人。
ちっくしょー。 -
えっ、こっちのテーブルじゃ、可愛い娘さんまで白酒を飲んでいるぞ。
まだ15歳ぐらいなのに。
恐るべし、彝族の女。 -
そして酔いが完全に回った頃、結婚式が始まった。
スオナを先頭に、新郎が新婦の家まで迎えに行くのだ。
私は彼らの記念になるよう、良い写真を撮らなくてはならない。
頭がフラフラするけど、気合を入れて参加した。
爆竹の音が凄まじい。
耳がキーンと鳴りっぱなし。
☆その時の音声
http://www.voiceblog.jp/gaochin/1009465.html -
中央の男性が、新郎のPさん。
昨夜、歌を歌ってくれた娘さんの兄だ。
ちょっと照れくさそう。
でも、その表情がイイ。
ばっちり撮ったよ。 -
チャルメラと爆竹の音で、すれ違った水牛もさぞ驚いただろう。
牛さん:「モー、ビックリしたよ!」 -
新婦の家に到着した。
まず、親戚の男性が、家人に挨拶をのべる。
彝族の言葉でわからないが、きっと「本日は大変おめでたい日となりまして」などと言っているのかな。 -
新婦さんが家から出てきました。
胸に鏡をつけている人が、そうです
特に言葉のやり取りもなく、皆で村の門へと向かいます。 -
まるで人形のようにキュートな新婦さん。
めでたい日に普者黒に来れて、私も嬉しいよ。 -
長い列を作って歩いていく。
カメラマン役は、前に行ったり後ろに下がったりと大変なのだった。
酔っ払ってやる仕事じゃないのが、よくわかった。
でも、皆さんのために、頑張って撮りますよ! -
橋を渡ると、村の入り口(門)に到着だ。
-
ここでPさん、自宅に急いで戻る。
なんかわからないけど、ついて行く私。
すると、家の人から布団をぐるぐる巻きにされた。
儀式を行うのに、必要なようだ。 -
そのままの格好で、再び村の入り口まで戻る。
-
村の入り口では、長老による儀式が行われた。
弓矢を放つ老人。 -
魔方陣のような図の周りを回る。
新郎は手にザルを掲げて歩き、その後ろを一同が続く。
方角的なことか、あるいは踏んではならぬ場所があるのか、クネクネと曲がりながら歩く。 -
村の門での儀式が終わると、一同は新郎の家に向かう。
-
家神にお祈りをする。
-
新婦の服をお椀(酒か?)に浸し、儀式は全て終了。
彝族というと「奪い婚」のイメージがあるが、ここでは実に厳かでスマートな結婚式が見られた。 -
晴れて夫婦となった二人。
-
美しい、彝族の民族衣装。
皆で記念写真を撮り、何枚かはPiviでプリントして渡し、残りは帰国後に郵送した。 -
民族衣装を着た彝族の女性は、ハッとするほど美しい。
情熱的で強くたくましく、暖かくて優しいが、その気性の激しさは、そこらの男では手に負えない。
下手をして近づけば、必ずヤケドをするだろう。
彝族の女は、たき火で燃える炎のような存在なのだ。 -
これから宴が始まるとのこと。
大勢が集まってご馳走を食べ、酒を飲んで盛り上がるそうだが、もう私の体も限界。これ以上飲んだらヤバイ。
「明日出発しろ」とか「これからが楽しいのに」と、何度も引き止められたが、皆さんの気持ちに感謝しつつ、村を後にする。
新婦さんが見送ってくれた。
さようなら。
いつまでも幸せに!
【雲南省旅行記 2009】Vol.15 石林の撒尼族と再会 に続く
http://4travel.jp/travelogue/10409049
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この旅行記へのコメント (2)
-
- captainfutureさん 2009/12/11 23:27:09
- ため息をつきながら読みました!
- がおちんさん、こんにちは。
返信が遅くなりすみません。ちょうど家を空けておりました。
前回訪れた際になりますが、農民姿になって昆明から夜行バスに乗ったことや、麻袋からカメラを取り出すなど、がおちんさんの少数民族訪問に対する情熱がひしひしと伝わってきました。
それにしても、スゴイです!!
録音も拝聴しました。
馬爪や鳥、ヤギの鳴き声、人々の声等など、キレイな音質で録れていてホントに素晴らしいです!
馬爪の音等がかすかに響いている(こだましている?)ところが、深い山間の村で朝靄の中、そろりそろりと朝が始まっていく感じが良く出ていて、スゴク臨場感があって良かったです。
結婚式に遭遇するとは、本当にラッキーでしたね。
彝族の歌、スオナのチャルメラの音、爆竹があちこちで鳴っている音と併せ、色とりどりの民族衣装や風俗、笑顔の写真を拝見していると、村人の手作りの温かい伝統的な結婚式の様子がジワ〜と伝わってきて、あたかも自分も列席しているかのような感じがしました。
こういう体験をしてしまうと、少数民族を訪ねる旅は止められなくなってしまうのだろうなあと思ってしまいました。
本当にこういう伝統は漢族化せず、したたかに残していってもらいたいですよね。
ところで、僕のユーチューブを見て頂き、有難うございます。
僕もあのウイグルのTVCMは、何度も見てしまいます。
あれらの動画は全てデジカメに付いているビデオ機能で撮ったものなんですよ。
横のものを縦に撮って、それを後で修正できないことを知ってそのままUPしたものもあり、見づらかったものがあったと思います。すみません。
ちょうど昨晩、BS朝日の中国神秘紀行という番組で「シーサンパンナ 楽園の民 タイ族」をやっていました。
がおちんさんもここを訪ねたのかなあと思って見ていました。
来週はその第二弾をやるそうです。
がおちんさんのコメントも素晴らしいです。
こちらものめり込んで読んでしまいます。
次の旅行記も、楽しみにしております♪
captainfuture
- がおちんさん からの返信 2009/12/12 09:56:59
- RE: ため息をつきながら読みました!
- captainfutureさん
こんにちは。感想をありがとうございました。
> 農民姿になって昆明から夜行バスに乗ったことや、麻袋からカメラを取り出すなど、がおちんさんの少数民族訪問に対する情熱がひしひしと伝わってきました。
当時の雲南は未開放の地域が多かったことや、外国人とわかる格好はスリなどに遭う確立が高かった(留学中は何度かやられました)ので、変装することも多かったです。村人に警戒されないためでもありました。腕時計してるだけでジロジロ見られた時代でした。
> 録音も拝聴しました。
ありがとうございます。
感想をいただき、反対にcaptainfutureさんの鋭い視点と豊かな感受性を改めて認識しました。だからこそ、あんなに素晴らしいシルクロード旅行記が出来たのですね。恐れ入りました。
captainfutureさんのおっしゃる「村人の手作りの温かい伝統的な」、正にこれなんです。ただ民族衣装を着ているとか、民族村で観光客に踊りを見せるのが雲南の魅力ではないと私も思います。ほとんどの旅行者は、そこに触れずに雲南を通り過ぎてしまいます。
> ところで、僕のユーチューブを見て頂き、有難うございます。
いや、実はcaptainfutureさんの動画に影響されて、私も旅行記に音声をつけてみようと思ったんです。カシュガルの市場を流し撮りされた動画を見て、衝撃を受けました。とつぜん自分がそこにいるような感覚になってしまったのです。また、旧市街のカンカンカンという生活の音もグッと来るものがありました。編集せずに、あえてそのままなのも臨場感があって良いですね。
私にとっては音声も旅の大事なオミヤゲなのですが、ビデオまでは考えていませんでした。デジカメのビデオ機能でも、旅の記録としては充分ですね。
> ちょうど昨晩、BS朝日の中国神秘紀行という番組で「シーサンパンナ 楽園の民 タイ族」をやっていました。がおちんさんもここを訪ねたのかなあと思って見ていました。
そんなのやっていたんですか。でも、うちはTVが無いんです。残念だなー。
心のこもった感想、どうもありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
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