2009/03/08 - 2009/03/08
234位(同エリア1019件中)
がおちんさん
雲南旅行7日目の続き。
曲水へのショートトリップを終えて江城へ戻るも、
緑春行きの最終バスは予定時刻より早く出発してしまいました。
こりゃ参ったと思ったのですが、捨てる神あれば拾う神あり。
運良く西双版納のモンラーから来たバスに乗せてもらえました。
俄然、元気が出た私。
棚田が続く眺めの良いルートを満喫しながら緑春に向かいました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
-
曲水ではバスの出発が1時間も遅れ、江城では緑春行きのバスがフライング出発するというダブルパンチ。
少々へこむ私。
旅社の窓から、ハニ族姉さんがこっちを見て笑っていた。この街にもう一泊すべきか・・・。
どうしようかなあ。思茅方面にならバスはあるけど、戻るのもシャクだよなー。
もう一度バス駅に戻って考えていると、待合室のベンチに座っていたおじさんが「緑春へ行きたいのか?」と聞いた。
「はい」。
「席は無いけど、乗せてあげるよ」。
おじさんはモンラーから来た、バスの運転手なのだった。
なんという幸運。 -
14時35分。
バスに乗り込むと、席が無いどころか足を置くスキマも無い。
おまけに車内はワイルドな臭いが充満している。
仕事帰りの民工たちが放つ労働臭であった。 -
幸い、運転席の隣へ座らせてもらう。
とにもかくにも、乗ることが出来てよかった。
これで今日中に緑春に行けるぞ。
謝謝! -
精悍な体つきをしたハニ族の男性は、勐腊(モンラー)で国道の建設作業を2週間してきたという。
彼の言葉は訛りが強くて半分も聴き取れないが、
「結構な金になったよ」と笑った。 -
しばらくは茶畑を見ながらのドライブだ。
-
茶畑で作業をする人が見える。
-
1時間ほど走って嘉禾という町を通り過ぎる。
ここから先は未舗装の悪路となった。 -
懐かしいダート道を走っていく。
思わず、昔の雲南旅行がフラッシュバックする。
なんか気分が良いなー。 -
バスはどんどん標高を上げて走る。
雲南らしい山並みが見える。 -
下の方に川が見えてきた。
ベトナムへと流れる李仙江だ。
対岸には崖を切り崩した道が通っている。
なんか危なそう。 -
土ぼこりが舞う悪路を、慣れたハンドルさばきで走破するドライバー。
過酷な条件もへっちゃら。 -
ついに川岸まで下りてきた。
前方に橋が見えてきたぞ。 -
李仙江にかかる橋を通過中。
川を越えると緑春県だ。 -
橋を渡ると、道はさらに川に沿って山の奥へと続く。
まあ、よくぞこんな辺境に街道を通したものだ。 -
運転手に、昔の雲南製バス「雲南号」のことを聞いてみた。
「ああ、もちろん知ってるよ、昔はあのバスばっかり走っていたからね」と運転手。
もう今では見かけることは無いそうだ。
個人的には、とても残念。 -
★これが雲南製バス、雲南号(1990年)
かつて雲南省全土の交通を支えていたのが、このバスだ。
1980年代に雲南で製造され、低性能で乗り心地は最悪だが、険しい山道や悪路を走りきるニクイ奴だった。
今回、雲南号を見たいと密かに思っていたが、それは叶わなかったようだ。
とっても残念!
※雲南号について興味ある方は下記へどうぞ。
http://www.yunnanlegend.com/special/index.html -
青い水がきれいな李仙江。
-
このあたりは工事中だ。
迂回するための分岐点があったが、バスは構わず進んでいく。 -
すごい砂ぼこりだ。
これ道じゃなくて、工事現場に来ちゃったんじゃないの? -
がけ崩れを修復する皆さん。
作業着じゃなしに、着の身のままなのは昔と同じだ。
砂ぼこりの中をご苦労様です。 -
うーん、この先に行けるのか?
まだ道になっていないようだが・・・。
しかし運転手はフロンティア精神で進むのであった。 -
16時23分、大黒山に到着。
小さな川沿いのガラーンとした集落だ。
なぜか版納賓館と書かれた旅社があった。
ダイ族が経営してるのかな? -
バスが満員のため、乗車できなかったハニ族の人たち。
-
川沿いの集落を見ると、
どことなく貴州の村のような感じがする。 -
ついに、私が乗るはずだったフライングバスに追いついた。
絶えず窓からゲロを吐く奴がいる。
さあ、早くあんなゲロバスなんか追い抜いてくれ! -
バスは再び標高を上げ始める。
急斜面に棚田が広がっていて、すごい眺め。 -
迫力ある風景に圧倒される。
しかし、よくもこんな立派な棚田を作ったなー。 -
バスは峠に差しかかる。
ほとんど山岳ラリー状態。 -
辺防検査があるというので、一旦後ろの席に移動させられたのだが、結局検査はなかった。
運転手によると、おそらく日曜日だからとのこと。
それじゃ検査する意味が無いじゃん・・・。 -
車窓には雄大な風景が続く。
すごい所を走っているのだと実感する。 -
右も左も棚田ばっかり。
-
ふるさとの原風景・・・。
-
夕陽がキラッっと反射して美しいのであった。
-
人と牛が作り上げた芸術品。
-
あっ、トラジが崖から転落してる。
事故は起こったばかりだった。
ドライバーはとっさに飛び降りて無事。
よかった。 -
18時25分。
牛孔の集落が見えてきた。
緑春までは、あと1時間走らなければならない。
遠いな。 -
私は何てことのない田舎の集落が好きだ。
宿は汚いけど、静かだし、街よりも治安が良い。
昔はこういう所によく泊まったなー。 -
夕暮れ時、集落の売店前に憩うハニ族の村人。
私は通り過ぎるだけ。 -
出稼ぎ帰りのハニ族がバスを下りた。
彼らの村は黄連山にあるという。交通手段がないので村から車で迎えに来てもらうそうだ。
「遊びに来るか」と言われて、ちょっと行きたくなった。ここで別れたら、もう一生会うことは無いだろう。
でも、互いに笑って別れることにした。 -
バスは再び、緑春に向けて走り出した。
疾走するバスの窓から身を乗り出し、沿道のハニ族をショット。 -
まだまだ棚田が続くが、空が暗くなってきた。
このバスは西双版納から来たのだから運転手もさぞ疲れただろう。
彼らの話では、モンラーから緑春までは400km、2人のドライバーが交代して12時間半の道のりだという。
そして明朝はまた12時間半かけてモンラーに戻るのだそうだ。
こんな過酷なルートを毎日のように走っているのだから、中国のドライバーは鉄人だ。 -
19時半、ようやく緑春に到着。
江城から5時間の道のりだが、今日は曲水を往復したので、都合10時間半もバスに乗っていたことになる。
疲れるわけだ。 -
運転手の勧めでバス駅にある交通賓館へ。
フロントで困っているポーランド人女性を発見、今回の旅で初めて会った旅行者だ。
英語で元陽行きのバス時刻を尋ねる彼女に対し、フロントのおじさんは中国語で「お前の部屋は4階だ」と答えていたのだった。
チェックイン後、彼女が部屋に遊びに来た。タイから北上してきたとのこと。最近のロンプラでは、ラオスから雲南に抜けて観光地を巡る旅がスタンダードになっているようである。
彼女は2週間で北京まで行き、シベリア鉄道でヨーロッパに戻る予定だそうだ。 -
ポーランド女性は、(中国では)パンしか食べれないそうなので、一緒の夕食はご辞退いただいた。
こっちは焼豆腐が食べたくてウズウズしているのである。急いで夜の街へ飛び出す。
当たり前だが、焼豆腐は豆腐の新鮮さが命だ。
屋台を回って、豆腐をチェックした。
しかし、泌尿器科の前で屋台っていうのも雰囲気がなー。
中国では有りかもしれんが、俺はパスする。 -
何軒かまわって、ここの豆腐屋に決定。
13年ぶりの焼豆腐だ。
皿ごと持って数軒先の小吃に移動、白酒と米線も頼む。
これで準備オーケー。
あとは酔っ払うだけだ。 -
今夜のささやかなディナー。
全部で100円程度の安さだが、日本では決して味わえない憧れの味。
白酒は瓜の入った泡酒をおかわりする。
疲れた体に、一気に酔いが回る。 -
ここの女工は、こき使われて可哀相だ。
働いている娘に歳を聞くと「15歳」だという。
まだ中学生の年齢じゃないか。
がま蛙のような女老板に負けず、頑張ってくれ! -
酔ったまま、街を激写。
-
緑春の夜は静かで雰囲気が良い。
赤くて暗い街灯のせいか、
どことなく昔の昆明のような感じがするなー。
今日も楽しい旅となりました。
明日はどこへ行こうかな?
【雲南省旅行記 2009】Vol.10 寒い元陽はパスしてモンラへ に続く
http://4travel.jp/travelogue/10405269
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