2009/03/08 - 2009/03/08
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がおちんさん
雲南旅行7日目。
江城から緑春方面へ向かうことにしたのですが、
バスの便数が少なく、数時間待たされることが判明。
そこで、先に曲水の定期市へ行って時間をつぶし、緑春へは午後のバスで向かうことにしました。
ところが曲水から江城へ戻るバスで「発車できない」というハプニングが発生。
久しぶりに昔の雲南を思い起こさせるショートトリップとなりました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
-
2009年3月8日(日)
雲南旅行の7日目。
もう1週間経ってしまったのかという気持ち。
時間の過ぎるのが早すぎるよー。
寝る時間も惜しいほどなので、今日も早朝から活動開始。
まずは豆乳と油条でデフォルトの朝食。
でも紙コップじゃなくて、やっぱり豆乳はお椀で飲みたかったなー。 -
今日は緑春に移動しようと思ってバス駅に行くが、
江城始発は便数が少ない事がわかった。
天秤を持った行商人の男性は曲水へ行くという。今日は定期市があるようだ。
ならば曲水へ日帰りで行き、緑春へは14時半発の最終便で行くことにするか。
でも、出発20分前に切符買って、座席番号が1番というのはどういうこと?
他の乗客はいるのかなあ。 -
本当に曲水で市が開かれるのか地元の人に聞いてみると、「今日だよ」との返事。
ちょっと安心。 -
バスは定刻どおり出発した。
乗客はたった5人。
しかし数分後、バスは街中で停車。
そこには大勢の行商人が待ち構えていた。
大量の荷物を車内に積み込む。
座席はどんどん荷物で埋まっていく。
どこかからオート三輪もやって来て、バスの屋根に荷物を載せ始めた。
一体どーなってるんだ。 -
後部座席はご覧のとおり。
これじゃ人が座れないのに。
そうか、運転手とグルだな。
明らかに過積載だが、お構いなしに荷物を積ませるし、
駅で切符が売れていない理由もこれだったのか。
運賃は運転手がピンハネするわけだ。 -
俺の座席の前(というか運転席の後ろ)にもネギを置きやがった。臭いじゃないか。
それにラジエータ用の水タンクから水が漏れて床はビショビショだし。
でもなんか楽しい。 -
「いつになったら出発するんだ、市に間に合わなくなっちゃうよ」と、行商人の青年。
一方、大人たちがドタバタ荷積み作業をしていても、
小朋友は余裕の表情。 -
結局、荷積みには30分もかかってしまった。
ほとんどトラックと化した行商バスは、ノロノロと曲水に向けて走り出す。 -
バスは山あいの田舎道を進むが、きれいに舗装されているのでドライブは快適。
薄くガスがかかった中を走るのは幻想的だが、車内は満員の乗客でうるさい。
しかし、これぞ中国。 -
混んでいるので、乗客は身動きがとれない。
-
生後2ヶ月の赤ちゃんを抱いた、ハニ族ママ。
こんなうるさい車内でもぐっすり快眠、
君はきっと大物になるぞ。
市へ向かう人もいろいろだ。 -
江城から曲水までは64km。
ただでさえ山道なのに過積載。
上り坂ではエンジンが壊れるんじゃないかと思うくらい、ずーっとローギアで走り続ける。
☆その時のエンジン音です
http://www.voiceblog.jp/gaochin/1009604.html -
10時半に曲水に到着。
荷積みが終わってから2時間半、バス駅を出てからは3時間が過ぎていた。
たった64kmの道のりだけど、曲水は遠かった。 -
これといって特徴の無い、辺境の町だ。
-
民族衣装は着なくなっても、刺繍されたかばんで少数民族であることがわかる。
-
この町、せめて90年代半ばに来てたら面白かっただろうな。
-
初めて見る格好の少数民族だ。
何族ですか?と聞くと、「ルーマウーズー」と返事が返ってきた。ハニ族の支系であるという。
頭の布はソフトクリームみたいに尖がり、
そこに耳輪から伸びた鎖を巻きつけている。 -
後ろから見た図。
頭の布は後方に長く垂らし、先にはカラフルな紐が伸びていた。
スカートの下には、青いスリムパンツ。
雲南には本当にいろんな少数民族がいるなー。
20年ぶりにマニア心がちょっと首をもたげたが、
すぐに引っこんだ。
昔だったら、村までついて行くパターンだったな(笑)。 -
この人が江城のバス駅で会った、行商の青年。
道行く人に大声でナツメ等を売っていた。 -
売る者も売られる者もよく似ている。
※ぜひ拡大してご覧下さい。 -
気に入った柄のシャツを何度も見比べる、ルーマウーズーのおばあさん。
-
おっと、ダイ族風味を発見。ナンミーや、鳥の爪とセロリのあえ物などを売っていた。
曲水にはダイ族も住んでいるようだ。 -
人気があった、歯のホワイトニング屋。
-
今日のベストショット、ハニ族おばあさん。
実にイイ笑顔なのであった。 -
曲水の市は規模がごく小さい。
少し歩くと通りが終わってしまった。
じゃ、戻るとするか。 -
「おーい」と声をかけられて振り向くと、バスの運転手が米線を食べていた。
「ここのは美味いから食べてみな」とのこと。
じゃあ、食べてみるか。
小さい鍋で一杯づつ作るタイプの米線だ。
期待できそう。 -
「米線食べたら江城に戻るぞ」と運転手。
帰りの運賃はなぜか安くしてくれた。
やっぱり、金は自分のポッケ行きか。 -
本当に美味かった、3元の米線。
地元のハニ族風辛子と生姜の効いたアッサリ味。
こんな田舎の米線が、都会の高い過橋米線なんかよりも美味いという事実。
旅は面白い。 -
満腹になったとこでバスに乗るが、ここで問題勃発。
一人の乗客が時間になっても戻らないのだ。
人民達は我慢し続ける。 -
ところが、15分、30分と経っても彼は現れない。
何度もクラクションを鳴らすのだが、効果なし。
「参ったなー」と運転手。
座席には彼の荷物があるので置き去りに出来ないという。
おそらく、切符代をせしめているのでトラブルを起こしたくないのだろう。 -
とうとう乗客らの怒りが爆発した。
「何やってるんだ、早く出発しろ!」と、
立ち上がって抗議するおばさん。
他の人も口々に同意する。
もう1時間が過ぎていた。
私だって緑春行きのバスに合わない可能性が出てきた。
そうだよ、早くしてくれー。 -
1時間以上もバスを待たせ、酔っ払って現れた男。
車内から批判の声を浴びせられる。
面子丸つぶれ。
行きの時はけっこう威張っていたので、いい気味だ。
でも、バスが走り出すと、もう誰も彼を責めない。
こういう現場に居合わせると、中国人の大らかさを実感する。
「お前のせいで緑春行きのバスに間に合わなくなるじゃないか!」とつい私も文句を言ったら、まあまあと運転手になだめられてしまった。
しかし、1時間も待たされるとは。
いろいろあるのが、雲南のバスの旅。 -
さ、気分を変えてドライブを楽しもう。
運転席の隣に座ったので、眺めは抜群だ。
積荷を下ろして軽くなったので、帰りは軽快に走ることが出来た。 -
運転手は、「大丈夫、緑春行きのバスには間に合うから」と自信気に言った。毎日同じ路線を走るので道路状況を熟知しているようだ。
「ここからは1時間半」、「ここからは45分」というように到着時間を教えてくれた。 -
南国ムード抜群。
地図で見ると、この辺はほとんどベトナムやラオスと接している。
納得。 -
やっぱり一番前の席に座ってると、風景がよく見えて楽しい。
飽きることがないのだ。 -
おっと、牛!
-
遅れた時間を取り戻すため、運転手はけっこう飛ばす。
-
途中の村から乗り込んできた少女。
-
のどかな風景の中をバスは快調に走り続ける。
行きには無かった公安の辺境検査も、運転手の顔パスで無事やり過ごした。
この運転手、あんがい大物? -
言われたとおり、江城には14時20分に到着した。乗り換えまであと10分ある。
「ほら、間に合っただろ」と運転手は笑顔。
しかし緑春行きのバスは、ちょっと離れた別の駅から出ることがわかり、急いでそちらに向かうも窓口は閉まって人気が無い。
ベンチに座っていたおじさん曰く、「さっき出て行ったよ」。
ガーン! 緑春行きのバスは予定より10分早く出発したのだった。最終のバスに乗りそこなったのだ。
ちっくしょー、あの酔っぱらいのバカチンめ!
さて、これからどうしよう?
【雲南省旅行記 2009】Vol.9 棚田を眺めながら緑春へ に続く
http://4travel.jp/travelogue/10404027
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