すべすべ温泉の郷、寸又峡(前編）。

2009/02/27 - 2009/02/28

途中、大井川鉄道のＳＬを追いかけながら寸又峡温泉へ。毎度の熟年夫婦の珍道中。

エリア 寸又峡温泉(静岡)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

名古屋から東名で掛川まで。ここには私の御贔屓のうなぎ屋が。まずはここで腹ごしらえ。

仕事で一度掛川を訪れて、紹介されたのがこの店「甚八」。この店でうなぎの美味さに目覚めました（大げさか・・）。地元の人、私のような出張族のサラリーマンで平日は賑わっています。賛否両論ありますが、ウマいものはやはりゆっくりと頂きたいですからね。

店内の様子。

本日はこのカウンターでいただきました。ガラス越しの向こうではご主人と息子さん？が捌いて、焼いて。

座敷の様子。

昔はうな丼（２段重ねでご飯の量も多い）ばかりだったのに今ではとても食べ切れません。これを食べると１年間うなぎは×という位の充実感。

本日はサラダ（おひたし風でポン酢味）付きの松を。

このお茶がまた美味い！さすが茶どころ。

うなぎの「甚八」鰻好きの方は一度訪れてみてください。捌いてすぐに焼きますが（炭焼きでは無い）ふっくらとしています。甘さも控えめで、何といっても御飯が美味い。

http://r.tabelog.com/shizuoka/A2202/A220203/22002704/

腹ごしらえしてから、いざ寸又峡へ。途中、偶然にもＳＬの走っている時間帯にあたり抜きつ抜かれつの競争。先回りしてこの駅でカメラに収めようと待ち構えていました。

もちろん無人駅。向かいにあるお店で切符を販売。

駅舎の中の様子。

料金表

あそこに見えるトンネルは、ＴＶでも紹介された日本一短いトンネル（全長７ｍ）。山から藤枝へと続くケーブル輸送の際に荷物が線路に落下しないよう防止するために設けられたという事です。

そうこうしているうちにやってきました。金谷〜千頭まで昼中ＳＬ列車は３往復。

偶然走っている時間帯に当たってラッキー！

オマケ。相方も携帯のカメラでパチリ。

先ほどの列車が終点の千頭駅に入ってきました。

乗客の皆さんはホームのＳＬの前で記念撮影。私たちは構内かからパチリ。

千頭駅。

構内の様子。

千頭駅から車で３０分程で寸又峡温泉郷に到着。
早く着きすぎたので町営露天風呂へ。￥４００也。タオルは持参してね。

ここで入浴券を買います。タオルも売っています。

男女それぞれ露天風呂が。

脱衣所から見た露天風呂。もちろん、貸切状態。

風呂の様子。加温・循環式。加水はしていません。

ツルツル、すべすべ・・。気持ちい〜い！

洗い場。

ひとっぷろ浴びてから散策に。ハイキングコースの１周約１時間の「グリーンシャワー」コースを。

いざ、しゅぱ〜つ。

この様な道を熟年夫婦２人でテクテクと。平日の夕方、雨上がりのぬかるんだ山道・・もちろん誰一人としておりません。“きょ〜ん”山道にこだまする異様な声のほかには・・。この声の主は後から判明します。

“んっ？”・・・・何やら気配が・・・

！！！！！・・・・ごたいめ〜ん。うるんだ瞳が私を釘づけに。何とすぐそこに野生の鹿が。全部で４頭いました。

そんな自然を満喫してぐるっと小一時間散策して戻ってきました。

寸又峡の入り口。広い無料駐車場があります。日帰りのハイキングや紅葉のときはここに停めて散策をどうぞ。

本日お世話になる民宿「深山（みやま）」源泉かけ流しという事でチョイス。この寸又峡温泉では貴重なお宿。

http://www.sumatakyo.com/

女風呂を貸し切りにして頂き夫婦でい〜い湯だな。

源泉かけ流しでぜいたく気分。本当にこの寸又峡温泉のお湯はツルツル、すべすべ。石鹸も泡立ちません。

お部屋はこんな感じ。民宿だからアウトバス・トイレ。

一泊２食で入湯税含めても￥８０００以下。お風呂（泉質）が目当ての方にはお薦めします。

夕餉の風景。熟年夫婦にはこれで十分。

菊芋の味噌漬け（食感は山芋）と大根のつけもの（もちろん自家製）

◆菊芋（キクイモ、きくいも）は、北アメリカ原産の菊科植物です。食用する根茎の主成分はイヌリンという多糖類で、デンプンを含みません。食物繊維も多く含まれています。糖分が気になる方おためしください。
　

ゼンマイのお浸しと自野菜の田舎煮。

鱒の甘露煮

黒胡麻タレのヤッコ。

猪鍋。

揚げたての季節の野菜てんぷら。

（ユキノシタ、フキノトウ、ムカゴ、シメジ、カボチャ）

あとはご飯にデザートのリンゴ。御馳走様でした。初日は寝る前にまた風呂に入って終了です。