2008/10/18 - 2008/10/18
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morino296さん
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川越まつりは、川越氷川神社の例大祭として行われるもので、今年は発祥360周年に当たるそうです。
小江戸とも呼ばれる川越の蔵造りの町並みを豪華絢爛な山車が曳かれます。
川越には、29台の江戸型の山車がありますが、今年は2日間で15台の山車が参加しました。
(川越まつりのパンフレットを参照しています)
昨年の川越まつり
http://4travel.jp/traveler/morino296/album/10191946/
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川越 喜多院
川越には12時半ころ到着。
市役所前に山車が集合する14:30までは少し時間があるので、少し散策に。
喜多院は、天長7年(830)に慈覚大師が無量寿寺を開いたのが始まりと伝えられています。
喜多院となったのは慶長17年(1612)、徳川家康の信任を得る天海僧正が、住職となってからのことです。
寛永15年(1638)、喜多院のほとんどを焼失。
三代将軍家光が江戸城内から客殿、書院などを移築したものだそうです。 -
川越 喜多院の多宝塔
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川越 喜多院 御神木の槇
樹齢約350年といわれ、天海僧正のお手植といわれます。 -
川越 喜多院 五百羅漢
日本三大羅漢の一つに数えられ、川越北田島の志誠(しじょう)の発願により、天明2年(1782)から約50年にわたり建立されたものだそうです。
いろいろな表情の羅漢が並んでいます。 -
14:30、川越市役所前の広場に8台の山車が集合しました。
姉妹都市の小浜市やドイツのオフェンバッハ市などのお客様をはじめ、多くの人が集まりました。 -
向かって右側から川越市の山車、三久保町の山車、中原町の山車、大手町の山車。
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大手町の山車の左に、幸町金山会の山車、元町の山車、脇田町の山車、喜多町の山車が並びます。
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川越市の山車 人形は猩々(しょうじょう)
平成2年に丸広百貨店が作成し、平成14年に川越市へ寄贈されたもので、毎年参加します。
今回も、18,19日の2日間参加します。 -
三久保朝の山車 人形は源頼光
明治30年代に造られた山車で、人形は昭和24年に源頼光になったそうです。 -
中原町の山車 人形は河越太郎重頼
昭和23年に山車の原型ができ、昭和57年に改造が加えられ、人形は川越ゆかりの河越太郎重頼になったそうです。 -
大手町の山車 人形は天鈿女命(あまのうずめのみこと)
明治5年作、山車は全体に前傾斜しており、牛に曳かせた江戸型山車の面影を残すものです。 -
幸町の山車 人形は小狐丸
宝剣の小狐丸を持つ小鍛冶宗近の人形は天保6年に修理をした記録が残るそうです。 -
元町一丁目の山車 人形は牛若丸
昭和34年に復活した山車。人形の牛若丸は、昭和44年に完成したもの。 -
脇田町の山車 人形は徳川家康
昭和57年に白木造り、平成12年に彩色を施して完成しました。 -
喜多町の山車 人形は俵藤太秀郷
人形は文政9年以前のものと云われ、山車は明治33年に東京・神田明神前で造られたもの。 -
14:50頃、市長の挨拶などのセレモニーが終わり、各山車のお囃子が披露されます。
川越市の山車 お囃子の狐が髪を整えています。 -
川越市の山車 お囃子の狐が舞います。
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秋晴れの空に山車の人形が映えます。
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三久保町の山車のお囃子
芝金杉流石田囃子連 -
中原町の山車 お囃子
木ノ下流月鉾囃子連 -
中原町の山車
お囃子を披露しながら舞台が回転します。 -
中原町の山車 お囃子
舞台が一周して正面に戻ります。 -
大手町の山車のお囃子
堤崎流鈿女会囃子連
可愛い子供が踊っていました。 -
幸町の山車のお囃子
堤崎流幸町囃子連
山車の豪華な飾りが秋の空に映えます。 -
山車の目の前まで観客が押し寄せ、お囃子を楽しんでいます。
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脇田町の山車のお囃子
王蔵流葵囃子連 -
喜多町の山車のお囃子
芝金杉流藤間囃子保存会
ひょっとこのおどけた仕草が笑いをかいます。 -
15:20頃、お囃子披露が終わり、山車は曳きまわしが始まります。
山車を曳く時は、電線に引っ掛からないように人形が下されます。
これは、江戸型山車の特徴で、昔、江戸城の城門をくぐるための工夫から、二重鋒迫り上げ式の構造となっているものです。 -
人形を下ろした山車が次々と出発していきます。
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曳かれる山車の舞台では、お囃子が演じられています。
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こちらの山車の曳き手には、揃いの法被を着た外国からのお客様も参加され、皆さん楽しそうです。
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髪を綺麗に結い上げた可愛いお嬢さん
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川越の地ビール COEDO 伽羅
地ビールは5種類あり、いずれもモンドセレクションで金賞以上を受賞しています。 -
元町一丁目の会所
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山車が曳かれる道では、信号機が邪魔にならないように回転して納めてあります。
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町を曳かれる山車
先頭は先触れ役で、他の町の会所や山車への挨拶を行います。それに続き、金棒を手にした露払い、色あでやかな手古舞衆が進みます。 -
川越の菓子屋横丁
昔懐かしい駄菓子屋さんなどが並びます。 -
菓子屋横丁の店頭
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菓子屋横丁
大勢の人で賑わっていました。 -
川越のシンボル 時の鐘
寛永年間(1624〜44)に川越城主酒井忠勝が建てたものが最初といわれています。
現在の鐘楼は、明治26年(1893)の川越大火の翌年に再建されたもので、高さ約16mの三層構造の塔です。
現在も、1日4回(6時・12時・15時・18時)に、鐘の音を響かせています。
平成8年6月、「日本の音風景百選」に選ばれたそうです。 -
蔵造りの町並み
明治26年(1893)の川越大火で町の3分の1を消失したのを契機に建てられた蔵造りの家が多いそうです。 -
銀行の建物
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蔵造りの町並みを山車が曳かれます。
この通りは、人形を迫り上げても大丈夫なように電線は地下に収められています。 -
山車の曳きまわしは、21時頃まで行われます。
夕暮れとともに、提灯を点した山車の風情がなんとも言えません。
残念ながら、この日は、17時頃で引き揚げました。
小江戸とよばれる川越のお祭り、昔は神田を中心に沢山あった江戸型の山車が、東京近郊の町で大切に守り継がれています。
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この旅行記へのコメント (4)
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- Rさん 2008/10/25 16:24:23
- 川越まつり
- morino296さん、こんにちは。
今年も川越まつりは盛大だったようですね。
人形が立っている山車を曳くのは軒先や電柱に気を遣いますね。
信号機が横に倒れるのは知りませんでした!
morino296さんのお写真は祭りの勢いをそのままに伝える迫力があって
拝見していてその場にいるような錯覚を覚えます。
前に一度川越まつりに行ったときは歩き回って
クタクタになった記憶がありましたが、大丈夫でしたか?
(私が露店で食べ歩きをしていたからかな?)
来年はご一緒できたら嬉しいです。
Rita
- morino296さん からの返信 2008/10/25 18:20:05
- RE: 川越まつり
- Ritaさん
こんにちは。
いつも有難うございます。
川越まつり、国内外の姉妹都市からのお客様も多く大盛況でした。
東京の人形山車が、各地へ売られたのは、
電化が進み電線が増えたことも一因のようですね。
川越では、メインストリートの電線が地中に埋められていますし、
佐原では、電線の位置を高くするなど、お祭りのために対応されています。
来年の川越まつりは、是非、ご一緒したいですね。
楽しみにしています。
morino296
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- まみさん 2008/10/23 08:07:18
- 山車の写し方、迫力あります
- morino296さん、はじめまして。
川越祭り、このあいだ初めて行きました。
山車の写し方、上手ですねぇ。
完成お待ちしています。
先に一票!
- morino296さん からの返信 2008/10/23 23:20:13
- RE: 山車の写し方、迫力あります
- まみさん
こんばんは。
作成中にもかかわらず、ご覧いただき有難うございます。
まみさんも、川越まつりに行かれたのですね。
天気も良く、凄い人でしたね。
今週中には、完成させたいと思いますので、
また、宜しければご覧ください。
まみさんの川越まつりも拝見させていただきます。
morino296
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