2008/08/22 - 2008/08/23
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カイフララニさん
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以前から気になっていたのですが、実家が近いため、親の反対にあい、なかなか宿泊できなかった「べにや無何有」。
荘子が好んだ言葉「無何有」。
何もないこと、無為であるという意味。
部屋がからっぽなほど光が満ちる。何もないところにこそ自由な、とらわれない心がある。
まるでぽっかりあいたスケジュール表の余白のような時間。
そんなコンセプトで、建築家、竹山聖氏が生み出した空間です。
洗練されたシンプルモダンのインテリアに、コンセプト通りの余白のような時間。。。上質な時間を過ごすことができました。
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山野草の手入れされた前庭を進み、館内へ。
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館内に入ると、シンプルモダンな空間が広がります。
エントランスロビー。 -
エントランスロビーにあるカフェで、宿帳を書きながら、ウェルカムドリンクの搾りたてのリンゴジュースを頂きます。
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カフェ。
作務衣をきたスタッフが、無駄ない動作でジュースを作る姿が見えました。 -
ピクチャーウインドゥからは、季節で変わる自然が。。。
緑が美しい。 -
ウェルカムドリンクを頂いた後、客室係の方とフロントの方二人に館内を案内されながら、客室へ向います。
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置かれているものもおしゃれです。
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雑誌が置かれています。
自由に部屋に持って行って読んでも良いそうです。 -
PCが置かれており、館内で唯一インターネットを利用できる場所になっています。
各部屋になくても、ここにあればデジタルキッズの私でもOKです。 -
和室が並ぶ廊下を通り、
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その奥の外にいったん出て。。。
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竹を抜けるさわやかな風を感じ。
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奥に進むと。。。
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4部屋の扉があります。
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今回、宿泊した、洋室タイプの「木蘭」の部屋。
表札の棒の色が木蘭色だそうです。
各部屋違うので楽しんでくださいと説明されましたが、難しくて読むことができませんでした。 -
部屋のドアをあけて17段の階段をあがります。
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階段の右手に、ミニキッチン。
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左手の引き戸をあけると、部屋になります。
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ちょっと狭いような気がしましたが。。。
シンプルで素敵なお部屋です。 -
外の月見台には、希望に応じ、ハンモックをかけてくれます。
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部屋の案内が一通り終わると、客室係の方が、加賀棒茶と和菓子を準備してくれました。
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ベッドの向い側には、水周りにつながる引き戸があります。
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引き戸を開けた先には、洗面台がありました。
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左手にはシャワーブース。その先には。。。
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露天風呂があります。
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露天風呂に浸かり、上を向くと円い天窓があり、星空を眺めることができます。
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アメニティは、英製のモルトブラウン。
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ミニバー上に食器等が置かれていました。
シャンパンやワインが冷蔵庫にあり、オープナーもあるのですが、ワイン、シャンパングラスはフロントにお願いし、持って来てもらうのだそうです。 -
温泉に入り、ゆっくりする前に館内の探検をしました。
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おみやげやさんは、セレクトショップっていう感じです。
部屋や館内で使われているグッズを取り扱っているようです。 -
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ロビーの階下に、大浴場があります。
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男性風呂。
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客室に露天がついているので、大浴場でも貸し切りになる確率が高いです。
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洗い場は10。十分です。
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内湯からも緑が見える気持のいい空間です。
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露天風呂。
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女性風呂。
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女性も洗い場は10。
お風呂は外から見えるのか、奥にありました。 -
露天は男性と同じです。
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エレベーターで3階へ上がると、「方林円庭」というSPAスペースがあります。
手前にあるのが、グラフィックデザイナーの原研哉氏作「つくばい方寸」。
撥水加工された作品の上を円い水滴が動く様を、時間を忘れて見てしまいます。 -
「方林」というスペース。
寺のような背筋がピンとなるような空気感。
マイナスイオンが漂う、不思議な空間です。
朝は8時10分からYOGAスペースとなります。 -
21時には、灯りがともるそうです。
残念ながら、忘れていて、見ることができませんでした。 -
太陽が燦々と照りつけ、緑を望む。方林の外のテラス。
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SPAの施術部屋。
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エントランスロビーと同じ階にある、「図書室」。
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図書館には、チェスセットも置かれています。
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部屋に戻って、カフェメニューのルームサービスで「エスプレッソグラニテ」を頂きました。
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夕方になったら、また違う雰囲気に。
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蚊取り線香。
容れ物は、南部鉄瓶。
今回宿泊した部屋の備品で一番のお気に入りです。 -
ディナーは、客室を出たすぐ近くの別室で。
洋室タイプのお部屋2組は食事処、その他の部屋は部屋食です。 -
食事処のパーテンション。
相手の顔も見えないので、あまり気になりませんでした。 -
食前酒は、石川(松任 吉田酒造)の酒「手取川大吟醸」。
前菜は、夏野菜と鮑、海老の梅紫蘇ゼリーかけ。
百合根、アスパラガス、どん子、平目昆布〆の白和 -
食事のお供は、まずはビールで、SAPPOROのエーデルピルス。
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橋立漁港で獲れた毛蟹。
能登の岩牡蠣と選択できました。 -
ビールの次は。。。福井の地酒。
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氷室酒。
アイス、シャーベット、冷酒。それぞれの状態のお酒が楽しめます。 -
からすみそば。
日本酒にピッタリ。 -
平目、甘海老のお造り。
縞鯵、針野菜のたたき。 -
若鮎の炭火焼。たで酢。
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加賀野菜の焚き合せ。
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はもしゃぶ。
夫が頂いたメイン。 -
和牛の山椒焼き。
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お食事。
白ごはんか雑炊から選べます。 -
デザート。
黒みつ峰岡豆腐と加賀梨。 -
お夜食。
おなかいっぱいで頂けませんでした。
残念です。 -
寝るときには、何種類かのオリジナルアロマから選ぶことができるサービスがあります。
私達は、よく眠れるというアロマをチョイス。
おかげでよく眠れました。 -
翌朝の朝食。
種類が多くてうれしい。。。
ディナーと同じように食事処にて。 -
食後には、コーヒーを頂けます。
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お客様はみんな、ゆっくりチェックアウトするらしく、11時に一斉にっていう感じでした。
でも待つこともなくすばやく対応してくださいました。
始めから最後まで、気の抜かないサービス。
お気に入りの宿になること間違いありません。
次回は、部屋のタイプをかえて宿泊したいです。
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