ストックホルムの…夏？　その2

2008/08/01 - 2008/08/01

２泊３日でイギリスからスウェーデンのストックホルムへ行ってきました。とても３日では足りませんでした。駆け足でまわってきました。このアルバムは２～３日目のアルバムです。

(1-2日目はこちら　　https://4travel.jp/travelogue/10263824）

１日目：ストックホルム着。
　　ガムラスタン周辺散策、昼食→王立公園→
　　セルゲル広場→アイスバー→港のそばで夕食

２日目：
　王立公園→スカンセン→北方博物館→ヴァーサ号博物館
　　→スモーゴスボードの夕食→夜の王立公園散策

３日目：
　地下鉄駅へ→ガムラスタンやセルゲル広場周辺でおみやげ探し
　→帰英

旅立つ前に、このページで予習していきました。
http://stockholmdiary.client.jp/index.html

エリア ストックホルム(スウェーデン)

ストックホルム2日目。
前日、朝ごはんにぴったりなパンをスーパーで探したのですが、とても変わったパンが多く、悩みに悩みました。

結局買ったのはこのパン。
柔らかいパンです。ほんのり甘くて、朝食にぴったりでした。

こちらはスウェーデンの牛乳。

まずはストックホルムカードという、博物館や乗り物のパスのようなものを買いにInfoへ向かいます。途中、王立公園でスウェーデンの卓球女王と対決。

残念ですが、女王の方がはるかに強かったです。（当たり前だ・・・）

主人は帰英後Facebook（イギリス版のミクシーのようなもの）の検索で卓球女王を発見、マイミクならぬFacebook友になってもらっていました。

ご飯の後はスカンセンへ。スカンセンは、屋外博物館と呼ばれるところです。うーん、日本のハウステンボスみたいなところかな？？　

結局途中でおなかがすいたので、朝ごはんPart2〜！ホットドッグです。ストックホルムのいたるところにあります。ちょっとドイツやオランダを思い出します。同じゲルマン系の国だから、食文化も似ているんでしょうね。

船に乗ってスカンセンのある島へ。

途中にチボリ公園発見。

チボリって・・・スウェーデンにもあるんですね・・・

デンマークにあることは知っていましたが、スウェーデンにもあるとは、岡山県民の私も知りませんでした。

船を下りて、スカンセンへ出発。

アヒルが散歩中・・・というか、ベビーカーを追いかけていました。

中にはいろんな動物もいます。
これは中にあった動物園で。こんなにちかくで動物を見られるとは！　手を伸ばしたら届くんですが、触らないでと言われました。

キツネ。

中にはパン工場もありました。

なぜかおしゃぶりタワーがありました。カラフルですよね！

スカンセンにはスウェーデンの古い農家の建物がたくさんありました。100年程前には、こんな素朴な暮らしがあったんだな、と感慨深く見ました。木でできた建物が多かったからか、日本の田舎に来たようなそんな気がしました。

それにしても、広くてとても全部見られませんでした。
ラップランド地方の展示やトナカイも見たかったのですが、その前にギブアップ。

そうそう、子どものときの絵本に出てきた「ムース」という動物もここにいるようですが、そこにもたどり着けませんでした。

スカンセンから市電で博物館のほうへ。

市電をおりて、ちかくの北方博物館へ。
とってもきれいな建物でした。中は・・・うーん。

これは中の夏至祭りの展示。

Vasa号博物館。ここは必見です！　
バイキング時代のオランダのことがわかります。
海底から何年もかかって引き上げたVasa号もすごいです。タイタニックを思い出します。

船でまたホテルのある島へ戻りました。カフェで休憩。みんな外の席で毛布に包まってコーヒーを飲んでいます。

今、8月だというのに、さすがストックホルムです。
そして毛布に包まってまで外でお茶をのむとは、さすがストックホルム人・・・といいながらも私たちも外でお茶。

まん中のチョコレートボールみたいなのは、どのカフェにもありました。

ココナッツ入りの柔らかーいチョコレート、ちょこっとスポンジ、って感じです。日本だったら溶けてしまいそうなデザートでした。

ホテルへ戻って晩御飯まで休憩。ホテルの中は仮装した人で一杯でびっくりしました。

見えるかな？　ホテル外の港が騒がしいと思ったら、結婚式でした。旅行の旅に結婚式に出会う私たち、今回も出会いました。

新郎新婦とゲストのみんなが船に乗って出発・・・。
ストックホルムらしくていいなって思いました。


お幸せに！！

さて、晩御飯です！！！

本場バイキング料理（？？）、スモーガスボードに挑戦です。Grand Hotelのスモーガスボードです。

ウエイトレスさんに寄ると、まずはニシン料理でスタート、ニシンはポテトと一緒に食べるのだそう。で、その後サーモン、ハムなどの料理、温かい料理、そしてデザートと続く、7-8コース料理と考えてくださいといわれました。

まずはパンを選択。黒いパンと、サワーブレッドを取りました。黒いパンは、黒砂糖のような味がして、ほんのり甘くておいしかったです。

ニシン料理の登場です。酢漬けなんですが、ビート味、キャビア（＝魚の卵の意味みたい）味、マヨネーズ味などなど、写真のほかにもいろいろな味がありました。

サーモン料理の後はハム。
左端はトナカイハムです。

温かい料理には、スウェーデンの伝統的な料理がありました。右はミートボール、左はヤンソン氏の誘惑という不思議な名前のジャガイモとアンチョビの料理でした。

デザートの数々。これはとっても濃厚なヨーグルトでした。すごくおいしいです。隣のテーブルの人は、1人で5皿くらいヨーグルトを取っていました。

おいしいけど、ふとりそう〜！

レストランを出たのは10時前でした。外にはまだまだ人がいっぱい。こんな感じです。屋外コンサートも行われていました。

夜のストックホルムをうろついた後ホテルへ。
ふと気づくと、20クローネ札にはニルスの絵が描かれていました。

3日目。今日は街歩きとお土産探しです。
ストックホルムカードの期限までにと有名な地下鉄にのりに行きました。

さすがデザインの国スウェーデン、地下鉄構内もなかなかかわっています！

デパ地下で食べ物系のおみやげをあさりました。

デパートではオリンピック観戦をする男性たちもたくさん。

昼食です。
セルゲル広場を見下ろせるビルの上にある食堂で。
まん中に見える円盤状のものは、スウェーデンのパンです。イギリスのあるライ麦ビスケットみたいな感じです。

手前はローストビーフ、奥は魚の煮物のようなもの？　
それにしても、ポテトの量が半端じゃないです。
いもぶとりしそう。

昼食後はホテルに戻って荷物をとり、空港へ戻りました。

おまけにスウェーデンで買ったものをいくつか。
これはガム。Extraのガムはイギリスにもありますが、これはなんと、Licorice味！　日本語で甘草かな？
（http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%AD#.E3.82.B5.E3.83.AB.E3.83.9F.E3.82.A2.E3.83.83.E3.82.AD）

すさまじい味がします。ぜひ北欧に行ったら食べてみてください。

どうやら北欧の人はこのLicorice　味が大好きなようで、本当にいろんな種類のLicorice味のお菓子がありました。

たまに日本人にもこの味にはまってしまう人がいますが、すごい味ですよ、ほんとに。いちど食べてみてください。

スモーゴスボードを食べたレストランで、コーヒーと一緒にでてきたのがこの「こけももグミ」。買って帰りました。

コーヒーにはあまり合わないと思うんだけど。

スウェーデンにはかわいい雑貨がたくさんありました。特に有名な布製品はかわいかったです。ニットも。でもやはり高かった！　高くていいものを買う、そういう国なんでしょうね。

これはスウェーデンのいたるところに売られていたDishcroth.スウェーデンの人はこんなスポンジでお皿を洗っているのかな。

安いような気がして買ってしまいましたが、4枚で100クローネ、つまりは一枚が400円以上！？　

冷静になって考えると高いですよね。でも、他のものがみんな高かったので、安いような気がしたんです・・・

ストックホルム、想像よりずっとよかったです。お薦めです。今度はぜひ、真冬に行って見たいです。（完）