2008.5福岡出張旅行2-有田

2008/05/30 - 2008/05/30

一日の休みを利用して佐賀に小旅行した．最初に列車を決めていて，待ち時間に町を見学する．
0825　かもめ９・みどり３・ハウステンボス３という14両の長大編成，3つにも分かれる列車で有田へ
0955　有田着　1148　松浦鉄道621Ｄ　で1213伊万里
1400　伊万里発　筑肥線　8530Ｄ　1453唐津
1623　唐津発　快速　1652Ｃ　1736　博多着の予定である．
有田は予想以上に風情のある良い町だった．また深川製磁参考館の職員の丁寧な応対にも感激した．

エリア 有田(佐賀)

かもめみどりハウステンボスと32つのれっしょの長大編成14両．長崎・佐世保・ハウステンボス行．途中肥前山口・早岐で切り離す．

車両の真ん中がドアのため，少々まごつく．昔初めて乗った時はとまどった．

ハウステンボスの車両に乗った．車内にはアベックと若い女性のグループばかり．男二人の旅．

結構古い車両！

吉野ヶ里近くで，行先表示がとても大きいバス．

車窓に吉野ヶ里が見えてきた．1992年に子供を連れてきた時のことをおもいだす．

肥前山口でかもめとわかれ，武雄温泉へ．武雄温泉付近の山．結構山がちのところだ．

有田駅に着いた．定刻通り955．

うしろは「みどり号」で塗装が異なっている．さらに早岐で別れる．

有田駅前．多くのスポットは約3ｋｍ弱はなれた「上有田」にある．

有田駅　おもしろい形だ．とりあえずタクシーで「上有田駅」まで旧道をいってもらった．ふつうは近くに35号線のバイパスがあってそれの方が早い．しかし私たちは街並みが見たい．一度町が途切れて，「上有田」にはいったが街並みが長く1キロ以上続く．

上有田駅．地元の人がのんびりとおしゃべり．普通列車が1-2時間に1本とまるのんびりした駅．

町案内も陶器．

小さな道を駅から降りていく．

川沿いを旧道へ．

川の名前も陶器

旧道，上有田駅入り口付近．トンバイ塀のある方へ路地を入る．

古い建物があった．なんだろうと思っていると土地の人が通り過ぎ，「陶器工場」で文化財と教えてくれた．今も使っていると．映画のロケにもこの付近は使われると．

工場の名前

煙突が懐かしい

ドンバイ塀の路地にあるしゃれた工房

ドンバイ塀

川があった．白川の支流だが名前はわからなかった．この川沿いに発達した街である．

ふるいおはかがあり，その前にお地蔵さんが．明治40年と読めた．

有田陶磁美術館による．石蔵を改造．中は趣がある．有田磁器の由来がわかる．

異人館，外国からの商人が買い付けにきたときの宿泊施設として明治初期に建てられた．ここまでよく来たものだ．

前の深川製磁参考館へ．中はお店だった．

いいものはいいなあとおもった．フィンランドの友人へのおみやげに小皿とタンブラー十数点購入する．素敵なお土産ができた！！
感心したのは店員さんの応対！
押しつけもなくさりげなくサービスに努める．お茶とコーヒー，キャンディをいただいた．徒歩で疲れた後の一服！　
サービスはこうあるべしという典型とおもった．職員教育が素晴らしい．私も見習おうと思った！これはリピーターが多くなると思う！

洒落た店内．

ステンドグラスがしゃれている．

ミラノにもオープン．今度ミラノに行ったら探してみよう．

後ろが工場だった．

はいれそうもないのでひきかえす．奥に作業場が見える．

札の辻の交差点をわたり陶山神社へ．

なんと参道の途中に，階段を上ったところに踏切が．

なんとドイツ語で書いてある！ハングルは韓国が近いのでわかるが．ドイツ人観光客が来るのかな．マイセンとの関連？？想像が楽しい．

台風で倒壊した後，つなぎ合わせて再建した白磁の鳥居

白磁の狛犬

奥の院から見た景色

神社から見た街並み．ゆっくり見たのでもう歩いていたら列車に間に合わない．深川陶磁参考館まで戻りタクシーを呼んでもらう．タクシーは有田駅から880-960円くらい．

有田駅についてから，特急と普通列車の割合を知りたいと思い，時刻表を撮っていたら，駅員さんから「駅の時刻表を差し上げます」と手渡された．とても親切で心が和んだ．