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 台湾映画の巨匠・候孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の青春映画「風櫃(フンクイ)の少年」の舞台を訪ねて澎湖島を旅した記録です

澎湖島~候孝賢監督「風櫃(フンクイ)の少年」の舞台を訪ねて~

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2008/01 - 2008/01

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スプートニク1975

スプートニク1975さん

 台湾映画の巨匠・候孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の青春映画「風櫃(フンクイ)の少年」の舞台を訪ねて澎湖島を旅した記録です

同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス

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  •  澎湖島の中心都市・馬公市<br />港町だけあって、海産物を売る店が多く<br />海鮮レストランも多い。澎湖島は風が強い事で<br />有名で、特に冬季は毎日台風のような風の強さだ。<br /><br /> 今回で澎湖島に来るのは7年ぶり。<br />個人的に好きな「風櫃(フンクイ)の少年」の<br />舞台・「風櫃(フンクイ)」を久しぶりに訪問したい。

     澎湖島の中心都市・馬公市
    港町だけあって、海産物を売る店が多く
    海鮮レストランも多い。澎湖島は風が強い事で
    有名で、特に冬季は毎日台風のような風の強さだ。

     今回で澎湖島に来るのは7年ぶり。
    個人的に好きな「風櫃(フンクイ)の少年」の
    舞台・「風櫃(フンクイ)」を久しぶりに訪問したい。

  •  出発前に少し遅めの昼食を取る。<br />海産物を煮込んだ「海鮮麺(海産麺)」70元(約250円)を食べる。牡蠣、イカ、海老、白身魚、あさりと海産物が山のように入ってて海のエキスが染み出してとても旨い。澎湖にいる時は毎日食べていました

     出発前に少し遅めの昼食を取る。
    海産物を煮込んだ「海鮮麺(海産麺)」70元(約250円)を食べる。牡蠣、イカ、海老、白身魚、あさりと海産物が山のように入ってて海のエキスが染み出してとても旨い。澎湖にいる時は毎日食べていました

  • 街の中心地にある天后宮<br />澎湖島は中国大陸と台湾本島の間に位置し、<br />歴史は台湾本島より古い。漁業が主産業の為か<br />寺社が極めて多いそうだ。現在はマリンスポーツと<br />海鮮を楽しむ観光客も多く、観光業も盛んらしい。

    街の中心地にある天后宮
    澎湖島は中国大陸と台湾本島の間に位置し、
    歴史は台湾本島より古い。漁業が主産業の為か
    寺社が極めて多いそうだ。現在はマリンスポーツと
    海鮮を楽しむ観光客も多く、観光業も盛んらしい。

  • バスで「風櫃(フンクイ)」に向かう<br />澎湖島は英語の「C」を引っくり返したような<br />地形で、「風櫃」は南の先端にある漁村。<br />中心都市馬公からバスで40分くらいかかる。

    バスで「風櫃(フンクイ)」に向かう
    澎湖島は英語の「C」を引っくり返したような
    地形で、「風櫃」は南の先端にある漁村。
    中心都市馬公からバスで40分くらいかかる。

  • 風櫃に到着。<br />海岸沿いの岩に波がぶつかってフイゴのように<br />音を出すことから風櫃と名づけられたそうだ。<br />夏場は観光客も来るが、冬場のローシーズンなので<br />誰もいない。<br /><br />映画の主人公「阿清」が少年時代を過す実家を目指す

    風櫃に到着。
    海岸沿いの岩に波がぶつかってフイゴのように
    音を出すことから風櫃と名づけられたそうだ。
    夏場は観光客も来るが、冬場のローシーズンなので
    誰もいない。

    映画の主人公「阿清」が少年時代を過す実家を目指す

  • 澎湖島は昔、大陸の福建省あたりから<br />移民してきた人が住み着いたそうで、建物も<br />福建式の建築様式が多いそうだ

    澎湖島は昔、大陸の福建省あたりから
    移民してきた人が住み着いたそうで、建物も
    福建式の建築様式が多いそうだ

  •  強い風をさえぎる為に塀を囲っている建物も多い。<br />風が強く、土地も痩せている為、作物もさつま芋や<br />ピーナッツ、へちまくらいしか収穫されないそうだ。

     強い風をさえぎる為に塀を囲っている建物も多い。
    風が強く、土地も痩せている為、作物もさつま芋や
    ピーナッツ、へちまくらいしか収穫されないそうだ。

  •  主人公「阿清」の家。<br />前来た時は人が住んでいたが、今は空き家。<br />この映画が撮影されたのは1983年だからもう20年以上も経っている事になる。

     主人公「阿清」の家。
    前来た時は人が住んでいたが、今は空き家。
    この映画が撮影されたのは1983年だからもう20年以上も経っている事になる。

  •  主人公が登場する印象的なシーンで使われた<br />玄関入り口。外壁などが塗り替えられているが、<br />雰囲気は全く変わっていない

     主人公が登場する印象的なシーンで使われた
    玄関入り口。外壁などが塗り替えられているが、
    雰囲気は全く変わっていない

  • 無頼の日々を送る主人公の少年が<br />母親と口論するシーン等で撮影された<br />台所・通路。<br />ここは当時のまま残っている。

    無頼の日々を送る主人公の少年が
    母親と口論するシーン等で撮影された
    台所・通路。
    ここは当時のまま残っている。

  • 陽が傾いてきた。<br /><br />「風櫃(フンクイ)の少年」は何も無い<br />寒村(風櫃)で鬱屈した日々を送る不良少年達<br />を描いた青春映画。主人公達は風櫃から台湾西部の<br />大都市・高雄を目指すが・・<br /><br /> 都会を目指す田舎の若者、という青春映画の<br />普遍的な題材を描いているが、とても素晴らしい作品です。<br />風櫃に来て風に吹かれていると主人公達の無聊が分かるような気がしました。

    陽が傾いてきた。

    「風櫃(フンクイ)の少年」は何も無い
    寒村(風櫃)で鬱屈した日々を送る不良少年達
    を描いた青春映画。主人公達は風櫃から台湾西部の
    大都市・高雄を目指すが・・

     都会を目指す田舎の若者、という青春映画の
    普遍的な題材を描いているが、とても素晴らしい作品です。
    風櫃に来て風に吹かれていると主人公達の無聊が分かるような気がしました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • genanzhiさん 2010/05/02 00:07:37
    この写真で特定できました。
    感謝です。この写真で風櫃の少年の家が特定できました。
    私はこの映画の舞台となった澎湖島に住んでいますので、勿論この
    映画についても知っていますし、風櫃にも良く行きますが、どの家なのかを
    特定することが出来ませんでしたが、この明確な写真により、
    少年の家を特定することが出来ました。これからも澎湖島にいますので
    ご連絡下されば http://www.geocities.jp/genanyoujijiang2000/ 案内して
    差し上げますよ。台湾@管理人です。

    スプートニク1975

    スプートニク1975さん からの返信 2010/05/05 14:51:32
    RE: この写真で特定できました。
    genanzhiさん今日は。掲示板への書き込みありがとうございます。
    15年ほど前からホウ・シャオシェン監督の作品など、台湾映画に影響され、
    台湾を個人旅行で5回ほど訪れています。中でも「風櫃の少年」は大のお気に入りの作品です。最初の台湾旅行でも澎湖島を訪問する事が主目的で、それ以後訪台の際は必ず訪問しています。
     最初の旅で泊まった安宿の従業員の方と仲良くなり、その後澎湖を訪問の際は案内してもらったり家に招待されたりで、今でも手紙・メールのやり取りがあります。出会いや映画の影響で澎湖は個人的に非常に思い入れの強い土地で、カジノ問題など澎湖のニュースには関心を持っています。
     実はgenanzhiさんの語学学校の存在は以前からサイトで見て知っておりました。人情味溢れる澎湖で語学を勉強するのも良いな、と思った記憶があります。私自身も一人の澎湖ファンとしていろいろと情報交換させて頂けると幸いです。

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