ベトナム国境の街３：　中国最西南端　東興　「モンカイ日帰り」　プチ旅行

2008/01/04 - 2008/01/04

中国、最西南端　：東興
ベトナム最東北端：モンカイ（亡[ｸｻｶﾝﾑﾘが乗る]街）
を結ぶ、友誼大橋は庶民の橋のようだ。

物流の主役は、担ぎ屋さんのようだ。
トラックなどの運送は、この小さな橋では無理だ。
両国の境を流れる川を船で渡してから、トラックに積み替えるようだ。

今日は、ちょっとベトナム見学に出かけた。

旅先ではネット環境が劣悪なので４トラには表紙のみアップしています。行く先々でアップデートなＨＰを展開する為に、現地で緊急避難ページを作成しています。４トラには帰国後改めてアップして行きます。
http://www.geocities.jp/ariyan9908/eurasia2_020.html

エリア モンカイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

午前１０時頃。

国境の川は静かだ。

中国側イミグレーションも、静か。

イミグレーションの建物に入って、左側に行列用柵がある。

その脇の窓口で、通行用チケットを販売している。
外人１０元(155円)。
地元民２元(31円)。

外人用チケットが品切れなのか？、地元民用チケットを１０枚くれた。（２人分）

これを、ゲート係官に渡して、回転バーを回して（日本の駅のゲートと同じ形式）通過。

２階に上がって、橋の上の人となる。

天秤棒に商品のベトナム人民と、一緒に進む。

橋は南北に渡っており、ベトナムは南側にあたる。

陽が、どちらかといえば東南よりのため、ベトナム側のゲートは逆光となり、

中国側ゲートに陽が当たる。

中国、ベトナムのどちら側でもない橋の上、運び人の人民が、いかに関税を低く抑えるか、彼らの荷の運び方にかかっている。

それ故に、橋の上で商品を体に巻きつけたり、苦心惨憺している。

橋からの眺め。

ベトナム方面に向かって、右側の中国サイド。

橋の真ん中からの眺め。
ベトナム方面に向かって、左側。

にぎやかな方が中国。
つまり、白い建物があるほうが中国。

橋を渡り切ると、左側に、モンカイ免税店がある。

この店に入る人は、見られなかった。

ベトナム側ゲート。

誇り高き両国政府は、似たような大きなゲートを、どこにでも作る、らしい。
（河口ーラオカイにも、両側に大きな建物が覇を競っていた。http://4travel.jp/traveler/ariyan-eurasia/album/10160421/　）

メンツの張り合いか？

ベトナム入国イミグレーション。

左側＝中国人用、右側＝越南（ベトナム）人用。
外人用は、この写真を撮っている所の窓口。

入国カードが無い。
パスポートを窓口に出せば、カードを付けて戻ってくる。
カード記入。
予めベト側のホテ ル名を調べておいて、滞在場所の欄に書き込む。
（これを書かずに、「どこに泊まるかまだ決めてない。分かりませんので書けません」っと言って書かないと、国境を通してくれない事がある。バーレンのトランジットビザをもらう時に、滞在場所が分からず書かずに、イミグレーションで拒否された人が多かった。）
参考まで。

＊適当に、どこかのホテル名さえ書けばＯＫ。
　できるだけ実在するホテル名が良い。
　最悪、適当な名前でも書いておく。
　ブランクはアウトになる可能性が大。
＊バーレン関連：http://4travel.jp/traveler/ariyan-eurasia/album/10347250/

パスポートにスタンプもらって、検疫窓口で一度パスポートチェック。

出口で再度、チェックされます。
何で？って？分かりません。

外に出ると、大勢の雲助が声を掛けて来ます。

ベトナム側ゲート前の大通り。

工事中が多く、埃っぽい。

国境付近のホテルチェック。

これ、１１０元(1,565円)。

高い！

＊ベトナムは中国より生活水準が低いハズ、なので、ホテルのレートも中国より安いハズ。

これ、10ドル。

高い！
相対的に高い。

国境すぐ近くの宿は高いようだ。

市場を目指して、南に進む。

街はキタナイ。

途中、ベトコン銀行で１万円両替。

レートは、昨年４月より良い。

１万円=1,438,000ﾄﾞﾝ。
１ﾄﾞﾝ=0.007円。

市場。

中国と比べ、相対的にキタナイ。

もっとガサガサしている。

インフラ整備の差だろう。

お腹が空いたので早速、食堂でフォーを一杯。

1万ﾄﾞﾝ(70円）。

ウマイ！
アッサリしている。

国境付近をザッと見て廻ったが、モンカイは見るべきモノ無しだ。

チャーコビーチが価値あり、とのロンリー・プラネット情報。
行ってみようと、バス停でバスを待つも中々来ない。

寒いので、行くのをあきらめた。

チャーコ・ビーチまでバス5000ﾄﾞﾝ（35円）。

犬、発見！

うちで飼っていた愛犬、ブル、にソックリの犬だ。

そう言えば、東興では犬も猫も一匹も見なかった！

ベトナムでは食べないのか？

どこも埃りっぽく、キタナイ、喧しい。

比較的静かな、中道を選んで、国境方面に帰る。

ベトナム側の、通行チケット売り場。

最初、チケットが要ることを知らずに、イミグレーションを通ろうとして止められた。
このチケット売り場、小さな窓口一つしか開けておらず、中国側へ行く人々が、先を争って殺到する。

ずっこい所で、値段が幾らなのか？が、まず分からない。
人が押し合いへし合いなので、聞く余裕も無い。

ただでさえ、外人価格を支払わされるのに、外人と分かるとつり銭をごまかす。

価格が分からないので、１０万ﾄﾞﾝ札(700円)を出した。
おつりが６万ﾄﾞﾝ(420円)返ってきたので、アー、一人２万ﾄﾞﾝ(140円)かあ？

つり銭とチケットを受け取り、殺到してくる連中を押しのけて出てきて、つり銭を確かめ、チケットをゆっくり眺めて、

ンッ！？
一人１.５万ﾄﾞﾝ(105円)？
２人で３万ﾄﾞﾝ(210円)だ。

お釣りは？
６万ﾄﾞﾝ！

つり銭が１万ﾄﾞﾝ(70円)不足している！　
ここでやっと、つり銭詐欺にあったことに気が付く。振り返って、押し合いへし合いの窓口を見て、今更、あの窓口に行って、おつりが１万足らん！
っと掛け合う？
気力もありまヘン。

恐るべしベトナムのボッタクリの手口。
それも、国家機関でのセコイ、ボッタクリだ。

チケットをベトナム出口で渡して、先に進む。

ちなみに、付近住民は３０００ﾄﾞﾝ(21円)。

現地人及び周辺住民は、身分証明書の提示のみでパス。

ﾜﾚﾜﾚは、この窓口で、パスポートと出国カードを見せて、スタンプを押してもらってパス。

橋の上は、来るときと同じ光景。

中国人の観光客らしき人々が、中国側に帰ってきた。

中国を出国するときは、この出口（写真）から橋に出てきた。

今度は、こちらの入口から、中国側に入る。

中国へのエントリー・カード。

中国側イミグレーション・オフィスの出口。

その出口を外から見ると、エントリー、と書いてあるが、不思議なことに、出口です。

この旅行記へのコメント （2）

• 熟年ドラゴンさん 2008/08/13 08:39:23

  早速のご教授ありがとうございます。

  　実際に行かれた方のお話ありがたいです。入国カードにホテル名必要などガイドブックに書いてませんもんね。フィリピンでも同様ですが、いつもホテルなど決めてないので適当な名前書いています。
  
  　この旅行記も大いに参考にさせていただきます。今後もよろしくご指導ください。

  アリヤンさん からの返信 2008/08/13 20:42:31

  RE: 早速のご教授ありがとうございます。

  熟年ドラゴンさん
  
  どんなに旅慣れていても初めてのところに行くのはワクワク、ドキドキするものです。それが旅行の楽しいところでもあるのですが。
  一度行ってしまえばなんてことはナイ。でも初めての事は心配です。
  これからのご健闘をお祈りしております。