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フランクフルト空港経由してマドリッド郊外ブルゴス, ヴァジャドリード、トルデシージャス、メディナ・デル・カンポなど古い街々を周遊した。<br /><br />たまたまフランクフルト中央駅近くのホテルの宿泊クーポンもあったのでストップオーバーにならないように日程を組んでフランクフルトで1泊。<br />翌日の午前中シュテーデル美術館のロベール・カンパンの絵画達にゆっくり挨拶して〜午後マドリッドへfly〜〜と、、<br />気軽にフランクフルトに降り立った。<br /><br />ホテルにチェックインしてTVを見ていたら、何やら私の嗅覚に引っ掛かる画像が。<br />&#39;えぇえっ?!うぅ!?!’Goldenen Bulle’の画像とレーマーの辺が何度も出てくる。英語とドイツ語での案内。<br />どうやら何か特別イベント開催か。<br />直ぐにコンシェルジュに問い合わせるが隔靴掻痒の返答。<br /><br />翌朝急いで大聖堂までタクシーを走らせる。<br />何しろ15:00発の便でマドリッドへ飛ぶのだからいくら市内と空港が近いといってものんびりはできない。<br /><br />写真は大聖堂美術館入口のポスター。<br />『フランクフルト・アム・マインとゴールデンブル・1356年〜1806年展』<br />このデザインはフランクフルト歴史博物館蔵の&#39;1742年の神聖ローマ帝国皇帝カール7世戴冠式&#39;の様子を描いた絵画より意匠を取っている。<br /><br />金色のマークと赤いリボンで遠くからでも目立つ。

フランクフルトで偶然( ̄▽ ̄)”Goldenen Bulle"拝観、ちょっとビックリ、大いに感激。

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2006/09/30 - 2006/10/07

13578位(同エリア27827件中)

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かたまね

かたまねさん

フランクフルト空港経由してマドリッド郊外ブルゴス, ヴァジャドリード、トルデシージャス、メディナ・デル・カンポなど古い街々を周遊した。

たまたまフランクフルト中央駅近くのホテルの宿泊クーポンもあったのでストップオーバーにならないように日程を組んでフランクフルトで1泊。
翌日の午前中シュテーデル美術館のロベール・カンパンの絵画達にゆっくり挨拶して〜午後マドリッドへfly〜〜と、、
気軽にフランクフルトに降り立った。

ホテルにチェックインしてTVを見ていたら、何やら私の嗅覚に引っ掛かる画像が。
'えぇえっ?!うぅ!?!’Goldenen Bulle’の画像とレーマーの辺が何度も出てくる。英語とドイツ語での案内。
どうやら何か特別イベント開催か。
直ぐにコンシェルジュに問い合わせるが隔靴掻痒の返答。

翌朝急いで大聖堂までタクシーを走らせる。
何しろ15:00発の便でマドリッドへ飛ぶのだからいくら市内と空港が近いといってものんびりはできない。

写真は大聖堂美術館入口のポスター。
『フランクフルト・アム・マインとゴールデンブル・1356年〜1806年展』
このデザインはフランクフルト歴史博物館蔵の'1742年の神聖ローマ帝国皇帝カール7世戴冠式'の様子を描いた絵画より意匠を取っている。

金色のマークと赤いリボンで遠くからでも目立つ。

同行者
一人旅
一人あたり費用
50万円 - 100万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス
航空会社
JAL

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  • 大聖堂(=ドーム=と呼称されるがこの街は司教区になったことはない)の附属美術館で早出?の係員からまずは情報を集める。<br /><br />この展覧会はここも含めて市内4箇所で分散して開催中との事。<br />じゃぁ,<br />『ゴールデン・ブル』は何処に??<br /><br />フランクフルト大聖堂は歴代神聖ローマ帝国皇帝の戴冠式が挙行された由緒ある場所。<br />1763年4月、少年ゲーテは女帝マリア・テレジアの長男ヨーゼフ2世の戴冠式をここで観ている。<br /><br />受付の話しでは、私のお目当ての、かのGoldenen Bulleはここではなくて、<br />歴史博物館(Historisches Museum)に展示してあるとのこと。<br />親切に地図まで書いてくれたが、<br />実際にはそこでもなくて!!! 3軒目に訪ねた、市史研究所(Institut f&amp;uuml;r Stadtgeschichte)にあった(;ω;)<br /><br />まだ朝早く、通勤の人に道を訪ねながら地図片手にやっと歴史を感じさせるこの建物にたどり着く。<br /><br />ここでも赤地に金色の輪の看板が目立ち【発見】に役立つ。ひぃ〜はぁ〜。

    大聖堂(=ドーム=と呼称されるがこの街は司教区になったことはない)の附属美術館で早出?の係員からまずは情報を集める。

    この展覧会はここも含めて市内4箇所で分散して開催中との事。
    じゃぁ,
    『ゴールデン・ブル』は何処に??

    フランクフルト大聖堂は歴代神聖ローマ帝国皇帝の戴冠式が挙行された由緒ある場所。
    1763年4月、少年ゲーテは女帝マリア・テレジアの長男ヨーゼフ2世の戴冠式をここで観ている。

    受付の話しでは、私のお目当ての、かのGoldenen Bulleはここではなくて、
    歴史博物館(Historisches Museum)に展示してあるとのこと。
    親切に地図まで書いてくれたが、
    実際にはそこでもなくて!!! 3軒目に訪ねた、市史研究所(Institut f&uuml;r Stadtgeschichte)にあった(;ω;)

    まだ朝早く、通勤の人に道を訪ねながら地図片手にやっと歴史を感じさせるこの建物にたどり着く。

    ここでも赤地に金色の輪の看板が目立ち【発見】に役立つ。ひぃ〜はぁ〜。

  • 古そうな外観。<br />でも建物の内部はモダンな螺旋状の階段があってかなり近代的感覚。<br /><br />回廊ふうな設えの手入れの行き届いた中庭が美しい。今日がイベント初日らしくここで何かセレモニーがあるのか<br />椅子や演壇が準備されていた。<br /><br />椅子の赤色が緑の木々に映えてとっても見てきれい。主催者側はそれを承知で椅子の色を赤に決めたのかしらと思いながらしばらくうっとりして佇んだ。<br /><br />ドイツ人ってばお洒落だ。

    古そうな外観。
    でも建物の内部はモダンな螺旋状の階段があってかなり近代的感覚。

    回廊ふうな設えの手入れの行き届いた中庭が美しい。今日がイベント初日らしくここで何かセレモニーがあるのか
    椅子や演壇が準備されていた。

    椅子の赤色が緑の木々に映えてとっても見てきれい。主催者側はそれを承知で椅子の色を赤に決めたのかしらと思いながらしばらくうっとりして佇んだ。

    ドイツ人ってばお洒落だ。

  • ゴールデンブルが展示されているガラスケース。<br /><br />さすがにこの度の催しの目玉に一つ。<br />厳重な警備ながら、周囲が廻られるように<br />設置されている。

    ゴールデンブルが展示されているガラスケース。

    さすがにこの度の催しの目玉に一つ。
    厳重な警備ながら、周囲が廻られるように
    設置されている。

  • やっと、この金印勅書(きんいんちょくしょ、ラテン語:bulla aurea)にたどり着いてご対面。<br />神聖ローマ帝国憲法.<br />大きなガラス張りのケースに仰々しく鎮座し、金ピカの金印が輝いている。<br />ガラス板の下に鏡が置かれ、本の表・裏表紙もよく見える。<br /><br />やっと一息ついて、落ち着いてから、改めて入口に戻って<br />案内パネルを読むと<br />【今年が、1356年に神聖ローマ帝国皇帝カール4世が《金印勅書》(Goldene Bulle)を発布してから650周年にあたる事。<br />この勅書により、フランクフルトが最終的に神聖ローマ帝国皇帝の選出の町として定められ、7人(後に9人)の選帝侯がバルトロメウス教会(ドーム)で皇帝を選出した事。<br />又1562年から1806年=ナポレオンによって神聖ローマ帝国が崩壊=まで、皇帝の戴冠式がこの町で挙行された事】などが書いてあった。<br />

    やっと、この金印勅書(きんいんちょくしょ、ラテン語:bulla aurea)にたどり着いてご対面。
    神聖ローマ帝国憲法.
    大きなガラス張りのケースに仰々しく鎮座し、金ピカの金印が輝いている。
    ガラス板の下に鏡が置かれ、本の表・裏表紙もよく見える。

    やっと一息ついて、落ち着いてから、改めて入口に戻って
    案内パネルを読むと
    【今年が、1356年に神聖ローマ帝国皇帝カール4世が《金印勅書》(Goldene Bulle)を発布してから650周年にあたる事。
    この勅書により、フランクフルトが最終的に神聖ローマ帝国皇帝の選出の町として定められ、7人(後に9人)の選帝侯がバルトロメウス教会(ドーム)で皇帝を選出した事。
    又1562年から1806年=ナポレオンによって神聖ローマ帝国が崩壊=まで、皇帝の戴冠式がこの町で挙行された事】などが書いてあった。

  • 大急ぎでフランクフルト空港へ。<br /><br />アリタリア航空のチェックインカウンター前はいつもながらの長蛇の列。<br />尻尾を探して並んだ時、<br />大声で「evacuation!!」と叫びながら警官?軍隊風?警備員らしき物々しい面々が飛び込まん勢いで入ってきた。<br />広〜いフロアーにいた大勢の客もカウンターのおネエさんも、売店のおばさんも、皆な張られたテープの内側に誘導された。<br />どうやらテロ予告があったらしい。<br />「床に持ち主不特定の荷物がある」と聞こえてくる。ちょっと緊迫ムードながら避難させられた皆は結構のんびりしていて、<br />自分の搭乗予定機が遅れないか心配している。結局30分くらいで開放されて元の列に並ぶ。<br />後日、マドリッドの新装なったバラハス空港で実際の爆弾テロが起こった。<br />平和ボケを痛感した。

    大急ぎでフランクフルト空港へ。

    アリタリア航空のチェックインカウンター前はいつもながらの長蛇の列。
    尻尾を探して並んだ時、
    大声で「evacuation!!」と叫びながら警官?軍隊風?警備員らしき物々しい面々が飛び込まん勢いで入ってきた。
    広〜いフロアーにいた大勢の客もカウンターのおネエさんも、売店のおばさんも、皆な張られたテープの内側に誘導された。
    どうやらテロ予告があったらしい。
    「床に持ち主不特定の荷物がある」と聞こえてくる。ちょっと緊迫ムードながら避難させられた皆は結構のんびりしていて、
    自分の搭乗予定機が遅れないか心配している。結局30分くらいで開放されて元の列に並ぶ。
    後日、マドリッドの新装なったバラハス空港で実際の爆弾テロが起こった。
    平和ボケを痛感した。

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