2005年カナダ西部の旅（１１）ビクトリア（１）

2005/10/19 - 2005/10/19

本日日本に帰国する家内を空港へ送って行った後でビクトリアへ移動する。午後からの移動なので旅の効率を考えて水上飛行機を利用することにした。水上飛行機のターミナルはダウンタウンのクルーズ船のターミナルより少し西、スタンレーパークに近い方にあるがこの付近は再開発の工事中で、バスの運転手に水上機のターミナルで停めてくれるように頼んでおいてよかった。見通しを妨げる工事用の塀があってしかも廻り道となっているのでいつもの癖の見当だけで歩くとえらい苦労したろう。
余裕をとって遅めに予約し早めに到着するいつものパターンでこれもいつもの手で前の便に変更を頼むとOK.
この方法は旅のテクニックとしていつも使うが日系航空会社は慇懃無礼でこの変更サービスをしてくれないことが多い。
ビクトリアの波止場に到着後予約しているB&Bに電話して夕食を済ませた時間に波止場に迎えに来てもらうように頼んで市内の見物をすませる。B&Bは在留40年でカナダ国籍の日本人が経営する宿だ。
＊写真は飛行機からのバンクーバー島の一部

エリア ビクトリア(カナダ)

バンクーバーのコールハーバーを離水する。バックのテントのつながったようなのはエグジビションセンターのカナダ・プレース

同様に離水準備中の水上機

定員15名ほどの小さな機体。前にコックピットが見える。殆どがビジネス客。

ビクトリアに着水前。一面が黄葉の林。

着水の瞬間

水上機に乗り降りするための桟橋

ビクトリア観光案内所の上から湾内を眺める。対岸には眺めの良さそうな水際の散歩道がある。

ホエールウォッチングのボートがものものしく黄色のウェットスーツを着た客を乗せて出発する。ホエールといっても実は Killer Whale (シャチ）。

湾内遊覧の可愛いボート

インナーベイの正面にでんとある高級ホテル、フェアモントエンプレスホテル。ツアーの人たちが次々と出入りしてる。

蔦を被って時代の重さを感じる。

ホテルの前庭を散歩する人たち

堂々たるブリティッシュコロンビア州の議事堂。州にしては立派過ぎ。

州議事堂の正面にあるビクトリア女王の銅像。

議事堂前に観光馬車が居た

ブリティッシュコロンビア博物館の玄関。カナダの名物トーテムポールがここにも

ブリティッシュコロンビア州立博物館の展示。開拓時代の展示が殆どでこれは材木を河に流す場面

帆船ディスカバリー号の艫（とも）だけの模型。17世紀にハドソン湾の、１8世紀にアラスカ、北カナダとハワイの、19世紀に北極海の探検に同名の船が。これはおそらくはキャプテンクックで有名な18世紀のだろう。そう言えば野口さんの乗った人工衛星もこの名だ。

博物館内の先住民族の展示品。トーテムポールなど。

市内にある海事博物館。例によって見学する。

カナダ太平洋岸に関係ある帆船の模型。

精錬した金（上）と銀(下）はこのように細長い形にして本国などに送られた。棹といったと思うが。

欧米の海事博物館の殆どではこのように模型愛好家のための工作室が設けられている。

カナダ開拓史に関連する帆船模型の一例。これは探検船というより80門ぐらいの軍艦。

かってのビクトリアの交易のセンターであった界わいで倉庫や作業場があったがいまではモールになってなんの風情もない。