高岡旅行記(ブログ) 一覧に戻る
瑞龍寺は,高岡の町を開いた加賀藩第二代藩主前田利長の菩提寺です。<br />仏殿,法堂,山門が国宝にしてされており,これらは富山県唯一の国宝です。<br /><br />

富山を歩く(6) 加賀藩ゆかりの地 高岡①~国宝 瑞龍寺を訪ねる~

11いいね!

2009/07/16 - 2009/07/16

256位(同エリア583件中)

0

49

ぺこにゃん

ぺこにゃんさん

瑞龍寺は,高岡の町を開いた加賀藩第二代藩主前田利長の菩提寺です。
仏殿,法堂,山門が国宝にしてされており,これらは富山県唯一の国宝です。

PR

  • 高岡市を訪れました。<br /><br />高岡市は今年開町400年ということで,駅にはマスコットキャラクターの利長くんのパネルが飾られていました。<br /><br />高岡市に来た目的は瑞龍寺を見ること。<br />駅からてくてく歩いていきました。

    高岡市を訪れました。

    高岡市は今年開町400年ということで,駅にはマスコットキャラクターの利長くんのパネルが飾られていました。

    高岡市に来た目的は瑞龍寺を見ること。
    駅からてくてく歩いていきました。

  • 駅から5分ほど歩いて八丁道にやってきました。<br /><br />瑞龍寺と前田利長墓所を結んでいる参道で,その長さが約八丁(870m)あるところから八丁道と呼ばれているそうです。<br /><br /><br />

    駅から5分ほど歩いて八丁道にやってきました。

    瑞龍寺と前田利長墓所を結んでいる参道で,その長さが約八丁(870m)あるところから八丁道と呼ばれているそうです。


  • 参道は綺麗に整備されており,歩いていて気持ちよかったです。<br />

    参道は綺麗に整備されており,歩いていて気持ちよかったです。

  • なかなか梅雨明けしない今年の夏。<br />この日は午前中だけ晴天でした。<br /><br />どこまでも続いていくような真っ直ぐな道と青空が印象的でした。

    なかなか梅雨明けしない今年の夏。
    この日は午前中だけ晴天でした。

    どこまでも続いていくような真っ直ぐな道と青空が印象的でした。

  • 前田利長墓所の入り口までやってきました。

    前田利長墓所の入り口までやってきました。

  • 参道を進んでいくと,見えてきました。

    参道を進んでいくと,見えてきました。

  • 鳥居の向こう側,お堀に囲まれた中にあるみたいです。<br />門が閉じられていたので,中には入れないようですが,できる限り近づいてみます。<br />

    鳥居の向こう側,お堀に囲まれた中にあるみたいです。
    門が閉じられていたので,中には入れないようですが,できる限り近づいてみます。

  • 中央には御廟が建てられていました。<br />その高さは5m,台座も含めると約12mあります。

    中央には御廟が建てられていました。
    その高さは5m,台座も含めると約12mあります。

  • 前田家の家紋でしょうか。

    前田家の家紋でしょうか。

  • お堀には蓮が咲いてました。

    お堀には蓮が咲いてました。

  • 八丁道を引き返して,瑞龍寺へと向かいます。<br />参道には石灯籠が54基配置されているそうです。<br />

    八丁道を引き返して,瑞龍寺へと向かいます。
    参道には石灯籠が54基配置されているそうです。

  • 瑞龍寺に到着しました。<br />平日の朝ということもあり,一番乗りです。<br />観覧料500円を払って中に入ります。

    瑞龍寺に到着しました。
    平日の朝ということもあり,一番乗りです。
    観覧料500円を払って中に入ります。

  • 総門です。<br />門から見える向こう側が気になりましたが,ここでお勉強。<br /><br />この瑞龍寺は,高岡の町を開いた加賀藩第二台藩主前田利家の菩提寺です。<br />三代藩主利常は兄利長への深い恩から,瑞龍寺の建立を命じました。<br /><br />時の名工山上善右衛門嘉広をして,江戸初期の典型的な禅宗寺院様式である七堂伽藍を完備し,広山恕陽禅師をもって開山とされたそうです。<br /><br />日本で唯一,七堂伽藍を今に残している建築物として高く評価されています。

    総門です。
    門から見える向こう側が気になりましたが,ここでお勉強。

    この瑞龍寺は,高岡の町を開いた加賀藩第二台藩主前田利家の菩提寺です。
    三代藩主利常は兄利長への深い恩から,瑞龍寺の建立を命じました。

    時の名工山上善右衛門嘉広をして,江戸初期の典型的な禅宗寺院様式である七堂伽藍を完備し,広山恕陽禅師をもって開山とされたそうです。

    日本で唯一,七堂伽藍を今に残している建築物として高く評価されています。

  • 門の向こう側が気になるのそのはず,総門,山門,仏殿,法堂が一直線に配置されており,格調高さが垣間見えてきていたからでしょう。

    門の向こう側が気になるのそのはず,総門,山門,仏殿,法堂が一直線に配置されており,格調高さが垣間見えてきていたからでしょう。

  • 総門をくぐり奥へと進みます。<br />総門には先ほど墓所で見た家紋が見られました。

    総門をくぐり奥へと進みます。
    総門には先ほど墓所で見た家紋が見られました。

  • 目の前に見えてきたのは国宝に指定されている山門です。<br />当時としては珍しく,和算により設計されているそうです。

    目の前に見えてきたのは国宝に指定されている山門です。
    当時としては珍しく,和算により設計されているそうです。

  • 白い砂がまぶしいです。<br />

    白い砂がまぶしいです。

  • 山門に近づいていきます。<br />

    山門に近づいていきます。

  • 門の左右には金剛力士像が安置されています。

    門の左右には金剛力士像が安置されています。

  • 山門をくぐり,さらに奥へと進みます。

    山門をくぐり,さらに奥へと進みます。

  • 国宝に指定されている仏殿です。<br /><br />屋根は鉛板をもって葺かれています。<br />これは全国的に金沢城石川門に例を見るだけで,非常に貴重な建物です。

    国宝に指定されている仏殿です。

    屋根は鉛板をもって葺かれています。
    これは全国的に金沢城石川門に例を見るだけで,非常に貴重な建物です。

  • 今回のベストショット。<br /><br />芝生の手入れのために散水車が撒いた水が石畳の上に。その水溜りに仏殿が映っています。<br />

    今回のベストショット。

    芝生の手入れのために散水車が撒いた水が石畳の上に。その水溜りに仏殿が映っています。

  • 仏殿の左手には僧堂があります。

    仏殿の左手には僧堂があります。

  • 右手には大庫裏が見えます。<br />山門,大庫裏,法堂,僧堂が回廊でつながっています。

    右手には大庫裏が見えます。
    山門,大庫裏,法堂,僧堂が回廊でつながっています。

  • 仏殿に近づきます。<br />ご本尊として,釈迦・文殊・普賢の三尊をまつっています。

    仏殿に近づきます。
    ご本尊として,釈迦・文殊・普賢の三尊をまつっています。

  • 複雑な屋根組みです。

    複雑な屋根組みです。

  • 仏殿前から見た山門です。

    仏殿前から見た山門です。

  • 仏殿の裏に回ると法堂があります。

    仏殿の裏に回ると法堂があります。

  • こちらも国宝に指定されています。<br />総檜造りの建物で,方丈建築に書院建築を加味したものとなっています。

    こちらも国宝に指定されています。
    総檜造りの建物で,方丈建築に書院建築を加味したものとなっています。

  • 中に入れたので,恐る恐る見学させていただきました。

    中に入れたので,恐る恐る見学させていただきました。

  • 法堂から回廊に沿って回ります。

    法堂から回廊に沿って回ります。

  • 仏殿(手前)と山門(奥)。<br /><br />トンボが多く飛んでいました。

    仏殿(手前)と山門(奥)。

    トンボが多く飛んでいました。

  • 散水車が水を撒いているところ。<br />

    散水車が水を撒いているところ。

  • 大庫裏から見た法堂。

    大庫裏から見た法堂。

  • 大庫裏です。台所です。<br />

    大庫裏です。台所です。

  • 柱の模様が綺麗。

    柱の模様が綺麗。

  • 僧堂内部です。<br /><br />坐禅修行をする建物で,坐禅だけを行う場合は禅堂,食事等の修行をも合せ行う場合を僧堂というらしいです。<br /><br />全国で国の指定を受けている禅堂又は僧堂は三棟あり,京都東福寺,字治の万福寺と瑞龍寺の僧堂です。

    僧堂内部です。

    坐禅修行をする建物で,坐禅だけを行う場合は禅堂,食事等の修行をも合せ行う場合を僧堂というらしいです。

    全国で国の指定を受けている禅堂又は僧堂は三棟あり,京都東福寺,字治の万福寺と瑞龍寺の僧堂です。

  • 僧堂の回廊にあった魚。

    僧堂の回廊にあった魚。

  • 僧堂回廊から見た山門。

    僧堂回廊から見た山門。

  • 一通り見終えて,総門から外に出ます。<br /><br />整然とした配置が印象に残りました。<br />格調高さを芝生の緑が引き立てていました。

    一通り見終えて,総門から外に出ます。

    整然とした配置が印象に残りました。
    格調高さを芝生の緑が引き立てていました。

この旅行記のタグ

関連タグ

11いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP