初めての台湾旅行はゴルフツァー

1979/03/10 - 1979/03/14

【紅陵に命燃ゆ】(名宰相・桂　太郎）http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/100828/acd1008280805004-n1.htm
日露戦争を戦ったときの宰相桂太郎の業績はあまり知られていなかった。


昭和５４年３月１０日（土）
　取引銀行の得意先の会で台湾へゴルフのツァーである。初めての台湾旅行であるから経験者から免税店での買い物についていろいろと知恵を授けられる。

成田空港で出国手続きを終えて空港内へ。免税店へ行き、45,000円のブランデー・ヘネシーとグルボアジェナポレオン35,000円をそれぞれ8,000円、7,000円で購入。香水のタブーを1/2オンス2個、ニナリッチ1/4オンスを4個購入。ダンヒルの煙草20本入り10個を求めた。免税店では合計35,000円程の買い物をしたことになる。免税範囲限度一杯の買い物である。これを飛行機に持ち込み台北まで運び桃園空港でボンドし、また持ち帰るという算段である。

注．【2006.4.14現在 昔の日記を繙いてみて感じたこと。

１．免税店で買い物をすることが如何に重要であったかが判る。
特に洋酒や香水が当時如何に高かったかがよく判る。社会全体がグローバル化した現在では、想像もつかない海外旅行に関する現実があったことに思いを致し、今昔の感一入である。

２．当時はブログ等というＩＴ時代の便利な日記は存在しなかったので、大きなアルバムに写真を貼り付けてあるが褪色が激しい。銀鉛写真が時を経るにつれて化学変化を起こすのだろうか。

３．たまたまこのフォーサイトを偶然から発見し、利用してみると過去の紀行記を纏めるのには実に使い勝手よく工夫されている。アルバムに貼られた褪色中の写真をデジタル化して保存するためにもこのサイトは活用したい。

４．当時は筆者も若かったということを写真を繙いて実感するとともに当時一緒に旅行した人達も既に鬼籍に入った方が何人もいる。光陰矢の如しを改めて感じている。】　　　　　　　　　　　　　　　　　　

シンガポール航空のSQ007に搭乗し、出発を待つ。10時の出発が待ち遠しい。離陸するまで事故がなければよいがと少し不安である。
台北桃園空港へ13時に到着。桃園空港は本年年初に開港したばかりの新しい立派な空港である。

今回はゴルフツアーなので市内観光はなしで、専らゴルフ場巡りである。国華カントリークラブと淡水ゴルフクラブでプレイした。プレイ後は他のの参加者はそれぞれに現地の事情を熟知しているので三々五々散っていった。台湾は初めての私は故宮博物館は是非見学したいと思っていたので、ガイドの劉さんに頼んで連れていって貰った。また窯元も見学することが出来、唐三彩の壺を買うことができた。

エリア 台湾

搭乗したシンガポール航空。成田空港で。

ガイドに連れていかれた店で火傷に効く薬の実演

台北の中華館

薬屋でのアトラクション

台北の中華館

桃園空港に到着

国華ゴルフクラブ

丸山飯店をバスの車窓から撮影

丸山飯店をバスの車窓から撮影

中国文化館

椰子畠

壁に書かれたスローガンが珍しかった。

退勤風景に自転車が多いのが珍しかった。

三泊した美麗華飯店から望見した街並み

三泊した美麗華飯店

淡水ゴルフカントリークラブのスコア表

筆者のスコア・カード。この時は二日間連続して優勝するという奇跡が発生した。

頂いた賞金は全て宴会の飲み代に寄付をした。

スコアカードの右上隅の日付は台湾式表記である。この日は西暦1979.3.12であった。

一緒にプレイしたグループの人々。
この中で鬼籍に入った人が三人もいる。

祭日のお寺

祭日のお寺に集まる人々

陸軍の将軍の葬式に出くわした

故宮博物館。
　最近は人物を入れないように注意しているが、この頃は名所旧跡では必ず自画像が入っているのでサイトにアップする時、がっかりする。

　故宮博物館では人物の入っていない写真が一枚もなかった。

故宮博物館で警備する人々

窯元の店先