北欧記　No.５　ノルウェー＆デンマークの旅～ヘルシンオア、コペン編～

2006/07/08 - 2006/07/17

オーデンセからコペンハーゲンに戻り
今日は、シェラン島北をメインに、オーレンス海峡沿いを下りながら、
古城めぐり→ルイジアナ現代美術館→ヤコブセンのプチ聖地巡り
と北欧デザイン好きの私にはたまらないコースです♪

ＣＰＨ駅で24時間チケット（市バス、エストーなど乗り放題）を105DKKで購入し存分に使う準備を整えて出発！！
24時間チケットはエストーなど駅にある刻印機で時刻を打刻してから使用します。（日本のように改札口で切符をチェックする駅員さんはいないので忘れずに！）
まずは、ＣＰＨ駅からエストーに乗り、一気にヒレロズ駅まで行き、フレデリクスボー城を目指しました。

せっかくなので、後半に最終滞在地コペンハーゲンでの様子も載せています♪

エリア ヘルシンオア(デンマーク)

• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: スカンジナビア航空

フレデリクスボー城に到着

CPH駅からエストー（10,11,12ホーム）AE線終点のヒレロズ駅で下車して、駅前から市バス（701,702）に乗って5分のところにありました。

フレデリクスボー城

城内の写真撮影はフラッシュをつけなければOKでた。
城の内部には、とても印象に残る豪華な部屋がありました。
お見せできないのが残念！わたしは荷物と一緒にカメラをロッカーに預けてしまい、城内部の写真を撮りそこねました。

３階には、モダンコレクションが展示してありました。
バロック庭園も必見です。

中世へといざなう入口。

クロンボー城
http://www.kronborg.dk/

ヒレロズ駅からローカル列車に乗って終点のヘルシンオア駅で下車、駅を出ると遠方にお城が見えるので、ひたすら歩いてお城を目指しました。

クロンボー城
シェークスピア「ハムレット」の舞台となったお城！

城内も立派です

シェイクスピアの胸像

海の向こうはスウェーデン

クロンボー城へ向かう途中の街の風景
安いお酒を買いに来るスウェーデン人も多いんだろな。。（笑）

クロンボー城を満喫した後、いよいよこの旅で一番行きたかった場所、ルイジアナ現代美術館に向かいました！

ヘルシンオア駅に戻り、フムレベック駅で下車
駅を出てから真っすぐ歩いて、最初のとおりを左折してひたすら真っすぐ歩いたところにありました。美術館は右手にあります。
１５分くらい歩いたかな、ホントにこんなところにあるんだろうかと思いながら結構歩いたような気がします。

帰りは、美術館を出て来た道の反対側にバス停があったので、２０分位まって駅まで帰りました。
暑い中歩くのは大変だったので、行きもバスに乗ればよかったな。

ルイジアナ現代美術館に到着！
入場料は１人、８０Dkr
http://luisiana.dk/

ここは絶対オススメ！！

外観は蔦で覆われてこじんまりしてましたが、中に入るとローケーションが素晴らしく、とてもセンスのよい美術館でした。
美術館で過ごすことが大好きな私にとってはたまらない場所です！
訪れたときは、「ポール・ケアホルム展」が開催されていました。
椅子を創る過程や図面が展示してあってとても興味深かったです。

館内からもオーレンス海峡が望めます。
窓越しに見える海が一体となって馴染んでるところも素晴らしい美術館だと伺えました。
海では地元の人たちでしょうか！？海水浴を楽しんでいました。

Cafeからの眺め

庭園にはヘンリー・ムーアの彫刻

彫刻が海と一体化して新たなアートに変化してるような気がしました！（あくまで自身の感想です。笑！）
訪れた時期は夏でしたが、真冬の庭も見てみたいな〜。
きっと、感じ方が違うだろうな。

今度は緑に生える彫刻

ガラス張りの回廊から庭園にある作品を見るのも素敵です。

庭園にはいくつもの彫刻がありました。
美術館をくまなく回り、作品を堪能した後は、
最後にお決まりのミュージアムショップへ
面白くて、ついつい長時間過ごしてしまいます。

十分満喫したあとは、ヤコブセンの聖地へ。

レストラン・ヤコブセン
http://www.restaurantjacobsen.dk/

美術館からバスでフムレベック駅まで戻りクランペンボー駅で下車
駅を出て右に進んだら右折し、海側（ベルビュービーチ）に向かって下り歩き、通りに突き当ったらまた右折して海沿いを歩くと右手に【レストラン・ヤコブセン】はありました。
ベルビューシアターに隣接しています。
地図を持たずに行った私たちでしたが、地元の人に聞くと辿り着けました。

ここはアルネ・ヤコブセンが手がけたリゾート地。
レストランの近くには白い集合住宅ベラビスタもありました。いずれも徒歩圏内なのですぐに見つけられます。

レストランは思ったほど大きくなく意外でした。
カトラリーから照明、椅子までヤコブセンづくしです。
ヤコブセン好きにはたまりませんよ。
予約なしで突撃しましたが、時間帯が悪かったのかな？レストラン内での食事は無理でした。
テラスでの食事はOKだったので夕食をとることに。。
食後、せっかくなので、店員さんにお願いしてレストラン内を見させてもらいました。満足！

ビールとメインにお魚料理をチョイス
とても身がプリプリして美味しかったです！！
しかし、お値段は高〜い。

ベルビュービーチが望めます。
私たちの外に、品のある年配のご夫婦１組、それに４、５人のグループで食事している人達がいました。
７月なのに外は海の近くとあって風も強く日陰のせいもあって寒かったです。
寒そうにしていた私たちを見かねてか、店員さんがストーブまでとはいかないけどそれに近い暖房器具に火を付けて暖かしてくれて、さらに膝掛けを配ってくれました。
レストランもよかったけど、共に旅してきた友人とゆっくり食事できたことがなにより愉しいひとときでした。。でも友人は寒さに震えながら話してたけど〜！笑！

ヤコブセンのプチ聖地巡りを終え、CHPへ戻りました！

【ロイヤルコペンハーゲン】のシンボル！！

CPH駅からストロイエ通りを散策してみました。
途中、ホットドックスタンドを見つけ、
「ホットドック」をペロリ。。さすがに、ソーセージは美味しい！！
小腹が空いたときには超オススメです♪

ストロイエは、とっても賑やかで通りの左右にはさまざまなお店がありました♪
行きたかったお店、「イルムス・ボリフス」へ。
モダンな雑貨、家庭用品、照明などなど北欧デザインの数々、見てるだけでも愉しかったな〜！！

せっかくなので、隣接する「ロイコペ」「ジョージ・ジャンセン」で世界の逸品も見逃さず鑑賞♪

「ジョージ・ジャンセン」の向かい側には「カフェ・ヨーロッパ」があったんですね。。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
最近、ブルータスの特集で知ったのですが、世界チャンピオンのバリスタが一番多い街はCPHだそう。。
行ったときには、全く知らず、素通りしてしまったと思うとちょっと残念！！です。。
CHPのカフェは注目されているんですね。次回はカフェ歩きをしてみたい！！
これから旅する方いらっしゃったら、ぜひ、カフェ巡りを！！

カラフルな建物が建ち並ぶニューハウン
アンデルセンが下宿した場所２０番と６７番があったのに、ここの雰囲気に飲込まれすっかり探すの忘れてました。
オープンカフェで楽しむ人達、ジャズを楽しむ人達、みんなビールを片手に思い思いに楽しんでました！
私たちもビール片手に運河沿いに腰を降ろし、イギリスから来たという彼らと会話したり、賑やかなニューハウンを愉しみました。

運河沿いのカフェは人々でいっぱいです。
この街にきてよく目にしたのは、地元の若者達がスーパーで買ったビールをたくさん持って歩く姿です！
運河に座って飲むのが地元の人のスタイル！？
さすが、ビール大国。
確かに、スーパーで売ってたカールスバークのビールは安かった。

ニューハウンを突き抜けるとハーバー・バス（901、902番）乗り場がありました。
友人の「乗ってみようよ」の一言で飛び乗ってしまいましたが・・・
これが乗って大正解！
王立図書館（ブラックダイヤモンド）やクリスチャンスボー城、オペラハウス、聖アルバニ教会の方までのコースを往復していました。
ハーバー・バスからこれら有名な建物を観てまわるのも愉しかったです。
一往復くらい乗ってたかな。時間制だから料金は１度支払ったきり。
おまけに予定外だったゲフィオンの泉や人魚姫の像まで行く事ができラッキーでした。
Nordre Toldbodで降りると、カステレット要塞やゲフィオンの泉、人魚姫の像まで歩いて行けました。この行き方は案外オススメかも。

ハーバー・バスから観たブラックダイヤモンド（王立図書館）

ハーバー・バスから観たオペラハウス
とても立派な建物でした！

ゲフィオンの泉

次から次へと写真を撮る人が絶えませんでしたが、この図は笑えるので思わず撮っちゃいました！
群がる男性はみんな人魚姫の足をさすっていました。これって、何か意味があるのかな〜？
それともあまりに美しい足だから触りたくなるの？？
だれか、教えてください〜笑

人魚姫の像

帰りは最寄りのエスターポート駅前にあるバス２６番に乗り、CPH中央駅まで乗って帰りました。

歩行者天国、ストロイエ中心
この時期、あちらこちらでJAZZフェスティバルが催されていました。
わたしも陽気な雰囲気にワクワク！

無料自転車で街を回ってみたかったのですが、人気なのか残念ながら見つけることができませんでした。。
それにしても、自転車専用道路があるのはさすが環境先進国です！

クリスチャンスボー

クリスチャンスボー、国会議事堂

手前の橋を渡るとホイブロ広場にアブサロン司教の像があります。
そのさらに向こうにはストロイエにあるジョージ・ジャンセンのお店があります。

運河ツアーの乗り場
沢山の観光客を乗せてました！！

街中で見つけたオブジェ！

市庁舎の横にあるアンデルセンの像！
アンデルセンが向く方向にはチボリ公園がありました。
さようならアンデルセン！
また、会う日まで。
（北欧記　完）