ハンフリー・ボガードとイングリット・バーグマン主演の映画「カサブランカ」。<br />そのタイトルは、舞台であるモロッコの同名の町に由来するのでしょう。<br /><br />ところが。<br /><br />今年2006年３月に初めてデジカメを手にして以来、花の写真撮影に夢中になった私は、にわか気まぐれ花探求者となり、手元にポケット版を含め、あっという間に10冊の花の本を買い入れてしまいました。<br />ユリ科のカサブランカも、当然、載っています@<br /><br />その清楚なユリ科の花の写真を眺めているうちに、いつのまにか映画「カサブランカ」を連想するようになりました。<br />この白い花とあの映画ってどこに接点があったかしら。<br />と思ったときから、私の頭の中からモロッコの町カサブランカが消えました。<br /><br />とどのつまりは、単なる耳知識だけで、実際の映画を見てないから、こんな誤解をするんですよねぇ。<br /><br />サギソウまつりを目当てに昭和記念公園のことを公式サイトで下調べしていたとき。<br />「花だより」のページの開花情報に、サギソウの他に、カサブランカも見頃とあって、ぜひ見たいと思いました。<br /><br />そして、ありました、ありました、真っ白なカサブランカ。<br />心ゆくまでサギソウの写真を撮った後、ちょっと移動したら、すぐに目に入りました。<br /><br />公園なので、いかにも園芸しました、という風に咲いていたのは仕方がありませんが、そのスペースの斜面を白い水玉模様で埋めるように咲き誇っていたカサブランカたち。<br /><br />こちらも無我夢中で撮ってきました@

昭和記念公園に行ってきました@その２：映画とは無関係だったのね、カサブランカ

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2006/08/27 - 2006/08/27

1449位(同エリア1525件中)

#自然・動植物

まみさん

ハンフリー・ボガードとイングリット・バーグマン主演の映画「カサブランカ」。
そのタイトルは、舞台であるモロッコの同名の町に由来するのでしょう。

ところが。

今年2006年３月に初めてデジカメを手にして以来、花の写真撮影に夢中になった私は、にわか気まぐれ花探求者となり、手元にポケット版を含め、あっという間に10冊の花の本を買い入れてしまいました。
ユリ科のカサブランカも、当然、載っています@

その清楚なユリ科の花の写真を眺めているうちに、いつのまにか映画「カサブランカ」を連想するようになりました。
この白い花とあの映画ってどこに接点があったかしら。
と思ったときから、私の頭の中からモロッコの町カサブランカが消えました。

とどのつまりは、単なる耳知識だけで、実際の映画を見てないから、こんな誤解をするんですよねぇ。

サギソウまつりを目当てに昭和記念公園のことを公式サイトで下調べしていたとき。
「花だより」のページの開花情報に、サギソウの他に、カサブランカも見頃とあって、ぜひ見たいと思いました。

そして、ありました、ありました、真っ白なカサブランカ。
心ゆくまでサギソウの写真を撮った後、ちょっと移動したら、すぐに目に入りました。

公園なので、いかにも園芸しました、という風に咲いていたのは仕方がありませんが、そのスペースの斜面を白い水玉模様で埋めるように咲き誇っていたカサブランカたち。

こちらも無我夢中で撮ってきました@

エリア

立川(東京)

同行者: 家族旅行

一人あたり費用: 1万円未満

交通手段: JRローカル

「さざなみ広場」の西斜面に今、見頃のカサブランカあり、という情報は、昭和記念公園の公式サイトで事前にチェックしました。
おお、ありました。あれに違いありません。
カサブランカがユリの仲間だと知ったのは、今年の春以来のことです。
デジカメを買って、花の写真撮影に夢中になり、撮った写真の花の名前を知りたくなって本を買い集めてから。
それまではどんな花だろうなぁと思ってはいても、いちいち調べたりしませんでした。
カサブランカのアップです。

ユリの仲間ですが、その中でも特にヤマユリに似ている気がします。
武蔵嵐山の館山城跡で撮ってきたヤマユリは、花びらの真ん中に黄色い筋が走り、オレンジの斑点がありましたが、ここのカサブランカは筋なしで、控えめな黒い斑点。
筋の有無はともかく、花びらの形といい、満開のうつむき加減といい、斑点が色違いなだけで、そっくりに見えます。
ちょぉっとピントが甘くなってしまいましたね、この写真は。
ユリはたくさんの品種があるのでキリがないのですが、ちょっくらネット検索してみました。

ステキなカサブランカのスケッチ画のあるサイトを見つけました。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/sukina-hana/kasaburannka.htm

ユリの「オリエンタルハイブリッド系」ってときどき見かける用語でしたが、なんのことかなぁと思ったところ、こちらのサイトに説明がありました。
「ヤマユリ、カノコユリなど日本に自生する百合を後輩して策出された品種群のこと」

言われてみれば容易に見当がつきますが、これもある種の「コロンブスの卵」です@
後から知ったかぶりをするのは、簡単です。ここは素直に、そうだったのか！と感心しましょう。

花の名前を確定するのに何度も利用しているサイトにもありました。
http://www.hana300.com/yuri00.html
でも、こちらのカサブランカには黒い斑点がないですね。純白です。
http://www.hana300.com/yuri002.html
http://www.hana300.com/aaooyuri007.html
http://www.hana300.com/aaooyuri009.html
花が重くて、垂れてしまうのでしょう、つっかえ棒で支えられていました。
また、花があっちこっちに散らばらないように、茎を軽く紐でくくられているのもありました。
でも、おかげで、こうして見ると花束のようです。うん。
自生している雰囲気を出していますが、あくまで人の手で育てられた「花壇」というかんじはぬぐえません。
でもまあ、記念公園ですものね。
それにこれだけのユリを世話するのは大変でしょう。
公式サイトによると、350球あるようです。うん。
とても甘い香りがします。
あいにく匂いには鈍感な私。
武蔵嵐山の館山城跡のヤマユリを撮りに行ったときには匂いには気付きませんでしたが、これらカサブランカからは、よい匂いが立ち上ってきています。うん。
どのように撮ってもカサブランカはカサブランカ。
でも、これだけたくさん咲いていると、いろんなポーズで撮りたくなります。
ややピークを過ぎたのか、枯れている花や花びらがすっかり落ちたものもちらほらありましたが、でも十分に見頃です。うん。
たくさん咲いている様子はどうやって表現したらよいでしょう。
こんなかんじではどうでしょう。うん。

サギソウとカサブランカで十分写真を撮りましたが、昭和記念公園の散策を続けます。
続けて良かったです。
その先の「バーベキューガーデン」では、公式サイトでは「見頃過ぎ」とあったひまわりを、それでもまだまだ十分楽しむことができましたから@