2009/05/06 - 2009/05/06
180位(同エリア582件中)
繁霞さん
知人のカフェに寄った時、リューデスハイムの友人宅を訪れる旨を話したら、
ライン川クルーズで有名な船会社・KDラインの招待券をもらいました☆
なので、コブレンツ−リューデスハイム間を船で往復!!
1度やってみたかったんだ〜♪
ところで、世界遺産として指定されている【ライン川中流上部地域】って一体どこからどこまでをいうのさ!?
とずっと謎だったのだけど、まさにこの日私が1日かけて往復したコブレンツ−リューデスハイム間がそうなんだってさ。
表紙は今回の往復でお世話になったフェリー。
※えーーーっと……。
まだ作り途中だと言うのに既に3票の投票が…。
ありがとうございます…☆
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 船
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-
朝6時半に起きて、7時半の電車に乗って、コブレンツHbfに向かいます。
8時にコブレンツHbf到着後、18分に1番バスに乗ってドイチェスェックまで。
今日のスタートはここ、ドイチェスエック(Deutsches Eck)です。
ドイチェスエックからライン川沿いに歩くとすぐにKDラインの乗船場に着きます。
バスでも同じく1番バスでドイチェスエックの1つ前に「船着場」というバス停(Faehre〜なんとか…/爆)があるのでそこで降りるのも可。 -
KDラインのチケット売り場。
どの町でもこんな感じで目立つので分かりやすいと思います。
ちなみに「カーデーライン」と読んでやってください。
↑
(ドイツ語読み) -
要塞エーレンブライトシュタイン(Festung Ehrenbreitstein)。
ドイチェスエックのどこからでも見える巨大な要塞。
10世紀末にまず砦が作られ、16世紀にここまで拡大し巨大化したが、兵糧攻めで落城(巨大化故の運命か?)。
今のこの城は1817年に再建とか。
実は数少ない古城ユースホステル☆
ただし、2011年コブレンツで開かれる【連邦庭園博覧会】とかいうイベントに向けてか、2009年いっぱいは改装中で休業との事(残念)。 -
9時ちょうど!!
いざ出陣!!
長旅ですよ〜。
丸1日かけますから。
今度ここに戻ってくるのは20時10分です(爆)。 -
コブレンツの貴族館。
ここはふもとを歩いて近くから見るのも壮観です。 -
まだコブレンツ市。
この町は対岸から見るのがいい。
この2日前に対岸をチャリで走ってた時も、平日だというのに何人ものドイツ人カメラマンを見かけた。
町なかを行くなら6番バスに乗るといいです。。。 -
ニーダーラーンシュタイン市(Nieder-Lahnstein)に入りました。
この建物…何でしょうね?
先月この町を通過したのですが……。
近々再訪した時には詳細を追加したいと思います。 -
正面が支流のラーン(Lahn)川です。
このラーン川はリンブルク方面へ向かいます。
↑
電車もこの川に沿って同じくリンブルク方面がある。
真正面に小さくラーンエック城(Burg Lahneck)が見えます。
『エック』ってドイツ語で『角』って意味なんですよね。
先の「ドイチェスエック」も然り。
ちなみに、この川の川下がニーダーラーンシュタイン、川上がオーバーラーンシュタイン -
ラーンシュタインの対岸(ちょうどラーン川支流の対岸)コブレンツ市カペレン(Kapellen)に建つシュトルツェンフェルス城(Schloss Stolzenfels)。
-
13世紀に築城、17世紀に廃城、
19世紀に市がどこかの王子様に献上して、その王子様が再建。
どことなく英国風なのは王子様が依頼した建築家の独断らしい…(笑)。 -
左奥にちょんと見えるのがラーンエック城(Burg Lahneck)。
目印は白の左上のギザギザギザの屋根。
手前はオーバーラーンシュタイン市(Ober-Lahnstein)。
1240年築、1688年に壊され、1852年に再建。
この城を間近で見たいならラーン川方面に行くべきですな…。
ライン川からじゃこれが限界……。 -
オーバーラーンシュタイン市のもう1つの城・マルティンス城(Martinsburg)。
ライン川に多い、税関城の1つ。
こちらの目印は茶色い六角柱の塔でしょう。
マルティンス城はライン川沿いなのでよく分かります☆ -
お次はどこかな〜?
…と、正面に小さくマルクス城が見えますね。
でもその前に……。 -
ライン川の右側の町。
レンス市(Rhens)。
目立ってる教会はディオニュソス教会(Dionysioskirche)。
どこの聖人よ……ってギリシア神話の葡萄酒の神様じゃんかーーー!(爆) -
レンスは実はライン川沿いよりも町ナカを巡る方が楽しいのです…。
城塞都市(小田原城みたいな感じですね)のようになっていて、木組みの家がびっっっしり詰まった旧市街を、要塞壁で囲ってる跡が見事に残ってます。 -
ラインの古城で日本でも有名なベスト3に入るであろうブラウバッハ市(Braubach)のマルクス城(Marksburg)。
左下はマルクス教会。
何?マルクスさんってここで一体何やった人?(笑) -
ライン川で主要な場所に位置しながら、攻撃どころか包囲すらされなかったという、
それってすなわち「ここに建てた意味はあったのか?」と思わなくもない(笑)が、
マルクス城の周囲はここより高位に位置する山もないから、まぁ要するに絶景で…。
本当に何で攻撃されなかったのか謎……。
更に、今一番の疑問が後方の3本の塔。
何あれ……?
すげー気になるんですけど……。
いかにも「気にしてるがいいわ!!」って感じで建ってるからさ〜(爆)。 -
もういっちょマルクス城。
ってか、この写真の目的は手前の川べり。
バラ園です。
この日はつぼみがポツポツとって感じでした。
あと2週間ってところでしょうか……? -
ブラウバッハの対岸・シュパイ村(Spay)。
田舎ですが(何と言ってもパンフや観光案内所も、市庁舎ですらレンス市に組み込まれてますし/爆)、川べりの木組みの家々は見事なものです。
中心の教会はアルターキルシェ(Alterkirche)。
=『古い教会』
それでいいのか!?シュパイ!!(爆) -
ライン川はカーブをえがき…
シュパイとマルクス城。
この時点で1時間20分経過(笑)。 -
次の町はライン左側にオスターシュパイ市(Osterspai)。
左上に位置するのがリーベンエック城(Schloss Liebeneck)。 -
『愛の片隅城』ですって(笑)。
17世紀築との事で、だとするとフランス軍侵攻の後ですか……。 -
ライン川で一番の大湾曲に入りました。
正面の町は東京都青梅市のシュヴェスターシュタットであるボッパルト市(Boppard)。 -
対岸フィルゼン(Filsen)のなんとか教会(すみませんすみません)とポッパルトのシンボル・聖ゼーフェルス教会(St.Severus Kirche)。
-
聖ゼーフェルス教会があればすぐにボッパルトだと分かる!!(笑)
ボッパルトも町ナカが楽しいです☆
個人的好みはレーマー砦(Roemer Kastell)や要塞壁の残るビンク門(Binger Tor)の通りなんか★ -
ボッパルトを過ぎて左岸にカンプ市(Kamp)。
個人的にはこの先が好み☆ -
「その先」
ボルンホーフェン市(Bornhofen)と2つの城。
この2つの城が個人的に色んな意味でツボですね……(笑)。
「敵対する兄弟」城……。 -
兄、シュテレンベルク城(Burg Sterrenberg)。
シュテレンベルク伯爵が帝国要塞として11世紀に建てました。
前方3面は急斜という難攻不落に相応しい立地。 -
弟、リーベンシュタイン城(Burg Liebenstein)。
これまたシュテレンベルク伯爵が前衛の城として13世紀に建てました。
どちらかというと、兄の背中を守るって感じ(というか目的)で建てられているんですが。
シュテレンベルク城を攻めるとすれば後ろからでしょうから。
なので個人的には「後衛の城」と言いたい。 -
最後にシュテレンベルク伯爵は、後ろの守りを強固にするために厚さ2.5mの壁を建てました。
……が!!
何がどうとち狂ってそうなったのか、その壁がいかにも「弟を拒否してます!!」と言わんばかりの位置に……(爆)。
しかも両城とも装備は完璧です。
「敵対する」という形容詞がついたのはそんな理由だそう……(憐)。
弟の方なんか『愛の城』とまで名付けられたのにねぇ……(笑)。
擬人化したら面白そうだな……(爆)。
哀れな兄弟に幸あれ!!(笑)
まぁ、そんな妄想をしながら通過していきました★(爆) -
ボッパルト市バートザルツィヒ(Bad Salzig)。
温泉が湧き出ているようです。
名前からすると泉質は塩でしょうか?
※塩=Salz -
日本でも有名な製薬会社が!
バートザルツィヒはセラピーに力いれてるのでしょうか? -
左岸はケステルト(Kestert)、
右岸はボッパルト市ヒルツェナハ(Hirzenach)。
両方とも特に何かがあるワケじゃなし…(オイ)。
あえて言うなら、ヒルツェナハの電車の駅が、町の片隅にあること。
1kmぐらい横伸びの町なのに対隅に住んでる人可哀相…とか思わなくもなかった(笑)。 -
正面、見えてきたのがマウス城(Burg Maus)。
…ま、ライン川下りのメインはここからなんでしょうね……(笑)。
事実、ボッパルトからのお客さんは凄く多かった…。 -
マウスはそのまま『ネズミ』の意。
ライン古城で最強の防御機能を誇っていたというのは素晴らしいが、それを僻んでか後のカッツ城(猫城)城主が「ネズミ」と名付けた…
というのは結構有名な話。
元の名はトゥルンブルク(Thurnburg)ともトイアーブルク(Theuerburg)とも……。
……どっちやねん!!(爆)
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