森に奥へ ゴータ 夢の中のトラム旅 おっさんの第二卒業旅行? [編集中]

2007/11/10 - 2007/11/10

人生の仕切り直しに旅発ったオッサン。第二卒業旅行に選んだのは、旧東ドイツ。チューリンゲン州の州都・エルフルト（エアフルト）で一泊した後、隣の町：ゴータへ。ゴータ・・・マルクスの「ゴータ綱領批判」ってのがあったと思うけど、何だっけ？
とにかくこの町に小さな市電と、郊外へと続く森林トラムがあると聞き向かったのでした。
ゴータは旧ザクセン＝コーブルク＝ゴータ公国（1826〜1918年）の首都で、第二次大戦の戦闘から免れてかつてのドイツ帝国の面影を残す、人口は周囲を含めても数万人の静かな町。
“ドイツの心臓”と謳われるチューリンゲンの森は山地もあるけれど、丘陵に湿地が点在する雑木林のことも指すのだとゴータの郊外線に乗って改めて認識した。
オッサン、旅から帰ってからも反芻するのはこのトラム。チューリンゲンの森の中へ・・・本当に行ってきたんだろうか？

表紙の写真は、チューリンゲン森林鉄道（現在はゴータ市電と同会社）のReinhardsbrunn Bh.電停へ森の中からするりとやってきたトラム。さぁ、御伽噺のような風景の中をトラムが走り始めます。

ゴータ市電（チューリンゲン森林鉄道含む）/路線長：26.4km、軌間：1000mm

行程：Erfurt Hbh./08:21→ICE1654→08:39/Gotha Hbh.

エリア ドイツ

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: スイスインターナショナルエアラインズ

Gotahaへ
Erfurt Hbh.発08:21のICE1654はまもなくやってくる。Gotha Hbh.には08:39に到着する。
このICE1654は、Dresden Hbh.を0555に出て、Fuldaを通り、Frankfurt(M)の先Wiesbadenに11:32につく列車。ドイツのお腹を東から西に突っ切るような列車だ。

ICE1654
一等車座席のヘッドレスト。写真はそこに列車ガイドを乗せた状態。
欧州の優等列車の座席には、たいていその列車のタイムテーブルと車内サービスを記した列車ガイドが置いてある。これ、旅の絶好の記念品になります。

Gotha Hbh.
広い石畳の広場に面してGotha Hbh.が建っています。
小雨が降っ石畳が濡れています。

トラム乗り場
Gotha Hbh.を出た左前方にあるトラム乗り場です。
バスと同居しています。
以前はこんなに広くはなかったようで、近年区画整理でこんなに広くなったようです。

Berlin行きを待つ
ICE1549はErfurtを出るとWaimar、Halle-Saaleを通ってBerlinへ向かいます。