2013/09/24 - 2013/09/24
115位(同エリア163件中)
WT信さん
喜寿の歳を記念して高校同級会が開催され、熊本に出向いた機会を利用して、ご無沙汰している友人や親戚の人々と邂逅し、懸案にしている場所にも足を伸ばすことにした。
その最初が3年前にお世話になったK・Nさんご夫妻の案内で初めて訪れた山鹿でのサプライズの連続。
サプライズの第一はそこで最初に目にした劇場”八千代座”。
明治44年にこけら落とし行われ、昭和の時代には長谷川一夫、松本幸四郎、の忠臣蔵、谷桃子、伊藤京子などのバレーも演じられ、山鹿の文化発信の中核を担った。
その後の戦争に時代に廃れた劇場を、平成になっ劇場復興運動が起こり、平成2年、坂東玉三郎が新しい八千代座の初演を飾った。
我々が八千代座を訪れた時は、丁度新しい出し物の仕込みの真っ最中であったが、特別に劇場の内部を見学させていただくことが出来た。
予想をしいなかった所為もあり、芝居が行われてもいなく、観客もいない会場なのに、心にふんわりと染みわたってくる何かが存在する。
第二のサプライズは山鹿訪問の主目的であった”さくら湯”。
”さくら湯”は八千代座のほど近くにどっしり構えていた。
肥後細川藩初代藩主細川忠利が、山鹿温泉の魅力に惹かれ、ここに茶屋を建てたのが”さくら湯”の始まりと云う。
何度か改築が行われ、平成24年、昔の面影をそのまま残す現在の姿が目を惹きつける。
玉名の立願寺温泉とは水質が違い、ヌルヌル感を持った湯で、美肌にてきめんと女性には人気が高いらしい。
第三のサプライズは、全く予想もしなかった、山鹿民謡のお囃子練習風景。
”さくら湯”と道路を隔てた居酒屋で食事をし、店を出た先の”さくら湯”の夜景に見惚れていると、何やら曲が聞こえる。
どうもお囃子の節回しで、”さくら湯”の内部から湧いてくるらしい。
覗いてみると、服装は普段着のままだが、三味線、笛、鼓、小太鼓、中太鼓、鈴などが勢ぞろいした、お囃子の座の練習中。
山鹿灯籠祭りは8月15日だからもう終わっているはずだが、それにしては練習に熱が帯び、素晴らしいお囃子の演奏。
なんでも10月中旬に”山鹿風情物語”と”さくら湯物語”と云う行事が有るらしく、その為の特訓中だったらしい。
久しぶりに日本の良き伝統文化に浸った山鹿温泉。
K・Nさんご夫妻に感謝。
*お囃子は下記予定で演奏されます
==山鹿風情物語==
2013年10月12日(土)、13日(日)、19日(土)
==さくら湯物語==
2013年10月14日(月)、18日(金)
山鹿温泉観光教会
http://www.y-kankoukyoukai.com/event.php#02
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