アラカン夫婦の無鉄砲イタリア40日⑧(ラ･スペチィア、ポルトベネーレ、チンクエテッレ編)

2010/10/28 - 2010/10/30

このサイトを見ていてチンクエテッレに感動し、今回の旅行に組み入れました。
当初10月1日に日本を出発しクルーズまでの前半戦にジェノバからチンクエテッレを周る予定だったが、1日の飛行機が取れず、止む無く後半戦フィレンチェから回る行程に切り替え。
どなたかの旅行記に「ラ･スペチアに着いた後、ポルトヴェネーレへ」とあったので、同じようにその日にポルトヴェネーレへ。
ところがこのポルトヴェネーレ、チンクエテッレのオマケのコースではなく、堂々とチンクエと渡り合える素晴しいところです、是非お勧め。

エリア ラ・スペツィア(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

２８日晴れ
フィレンチェ９：５７→ラ･スペティア１２：１９
実質１０分遅れて発車、１２:３０着　　Rの電車は遅れて当たり前。

ピッサを過ぎてラ･スペティアまでの間、遠くの山は雪をかぶったような灰色の山、採石場なのか石材工場が沿線に続いている。

ラ･スペティアの駅

ホテルは駅を出て左に約５０ｍのコンチネンターレ
ところが駅の右手に　i　が有り、そこで聞き方が悪かったのか道を尋ねるとi横の階段をおり、向かいの道を左に････
結局大荷物を持って坂道を大回り。

ホテルに荷物を置き、早速バスでポルト･ヴェネーレへ、
バスで約３０-４０分
サン･ピエトロ教会と城

チンクエテッレまで見える、と言うが･･･

ラ･スペティア湾は「詩人たちの湾」と言われ、バイロンが愛した地。

城が見える
ジェノバとピッサは１１１９年から１２９０年まで戦い続け、ピッサに対する城としてジェノバが整備した要塞　　　　とか。

これは一体何の意味があるのやら・・・・？

絶景です

良いカメラと良い腕が欲しいところです。

これだけのものを見たら、明日からのチンクエテッレが心配です。

港に入ってきた漁船。
すると地元の人たちが集まってきて、取れたての魚を直接買っている。

夕刻のラ･スペティア。
バス乗り場近くの教会

ラ･スペティア駅構内にiがあり、そこでチンクエテッレカードを買い、列車の時刻表を貰う。

この日の歩数：２６０００歩（夜、食を求めて街をプラプラ、結局スーパーで出来あい物を買ってホテルの部屋で食事）

２９日　快晴
ラ･スペティア７：５８の電車でスタート。
先のﾓﾝﾃﾛｯｿから降りてくるか、手前のﾘｵﾏｯｼﾞｮｯﾚｰから進むか迷ったが、奥のﾓﾝﾃﾛｯｿからのルートをとる。　
朝、早いせいか電車の乗客は観光客と言うより、観光地に勤める人たちのような感じ・・・　　

モンテロッソ　８：２３着、朝早くiはまだ閉まっていたが、開くまで待って街中を観光。

駅前のビーチ。
朝早いからか、１０月も末だからか、ビーチに人は誰一人いませんでした

アウローラの塔と犬と戯れるフランチェスコ

中腹のconvento dei cappuccini

高台から街を眺める

高台頂にあるcastello /cimitero castle/cemetery
墓地になってました

高台からオリーブ畑の中を町に向かって降りる
Via Buranco

BURANCO

縞模様がかわいいサン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会

ガリバルディ広場前のビーチ

ヴェルナッツァの駅
モンテロッソから電車ではいる。

駅を下りていくと港にでる

ローマ時代からワインを積み出す港として栄える

この地方の特産の白ワイン「シャケトラ」乾燥したぶどうから作り、甘味もアルコール度も高いとか

最も美しい村　　といわれているのがよく分かります。

絶景です！

ヴェルナッツァから次のコルニリアへはトレッキング。
チンクエテッレの町は街中から見るより外から見た方がすばらしい。

コルニリアは唯一海に面していない村、
ヴェルナッツアからのトレッキング（約４Km、９０分）もしくはマナローラからのトレッキング（約２Km　６０分）
逆コースは分からないが、絶景の連続に疲れは感じません。

「・・・・・・・・」言葉なし

峰を歩くのではなく、山の中腹、崖の中腹を歩きます。
チンクエテッレに本格的トレッキング目的で来ている人も結構います。
「愛の小道」は舗装されてるため、ヒールのある靴でもいいでしょうが、ここはそれなりの靴でないとキツイ。

逆光のせいと腕のせいで旨く撮れてませんが、岬の上にコルニリアの集落が見えます。

絞りを調節しながら撮ってるのですが・・・

コルニリアまで後１/４程度、コルニリア側からヴェルナッツァへ向かって歩く人に会いますが、残りどれくらいなのかを聞いて、この辺で断念する人もいます。

コルニリアの街自身は特に見るものはありません。
みかんと水を買って駅まで下りる

街の中の可愛い教会

海抜１００mの街から３６５段の階段を下りて駅に。

コルニリアの駅

次のマナローラの駅

駅を降り、トンネルを通って街中へ

港までのメイン道り、何故船を陸に上げているのか分かりません

クレーンで船を上げているところ

有名なマナローラからリオマッジョーレまでの「愛の小道」
約１ｋｍ強の舗装された道

「愛の小道」なのか、「落書きの小道」なのか・・・

もし、「愛の小道」がお目当てなら、チンクエテッレは手前のリオマッジョーレから周るべし！　モンテロッソから周ると、ここに着くころは、ほぼグッタリ。
愛もヘッタクレもない。
下手するとお互いの疲れから「イライラの小道」「喧嘩の小道」になりかねない。

景色も素晴しいものばかり見たあとだと、然程の感動もなし。

「何とかの小道」の終点

リオマッジョーレの港

この街も美しい

今日は１０月２９日、まだ泳いでいる人が結構いる

疲れきった足に鞭を打ち、街をかなり上った所の教会にたどり着く。
1340年に建てられたゴシック様式のSan Giovanni Battista教会。

駅まで下りるのにショートカットでこの階段を途中まで降りたのですが、窓からおばさんが「ナントカカントカ」、私道のようです。
この階段を又上がり、正規の道で下りました。

リオマッジョーレの駅からラ･スペティアへ

本日の歩数：２７０００歩