スペイン最高峰、テイデ山登頂成功!

2006/09 - 2006/09

スペイン最高峰、テイデ山登頂成功!
テイデ山山頂は標高3,718メートル。
なんとスペイン最高峰は、アフリカの横にあるカナリア諸島にあるのだ。そして特別の登山許可を取らないと、頂上には立てない。
表紙は、テイデ山の夜明けを独り占め。

この付近には、さまざまなトレッキングルートが、設定されている。
テイデ山もいろいろなルートで登山できる。
親切なガイドブックは、各ルートごとにルートの標高差(平らで無理の無いコースもある)、見所、所要時間が明記され、素晴しい。パラドールに宿泊したら、置いてある。
英語版もあり。

エリア スペイン

• 交通手段: レンタカー

初めて、テイデ山を見る。
場所は、プエルト　デ　ラ　クルーズに向かう道より。
プエルトデラクルーズは、ガッカリな街だった。
猥雑で、薄っぺらで、窮屈で。翌朝さっさと逃げ出した。

しかし走り回って、宿を探してくれた友達には、感謝感謝。ありがとう!

ぷらぷら移動は、もちろんレンタカー。
TF-5を再度、北上、北空港にまで戻り、島の中央をまた南下することにした。下では、雨が降り、テイデに登れないのではないかとやきもきする。
しかし突然、雲の上に出て、テイデが見えた!

道は、テイデに続く。

さて、登山開始。

しかしほとんどの観光客が、ここで涙を飲む。
なぜなら、この看板より先の山頂への道は、許可証なしでは登山できないのだ。みな、これを知らない。そして悲しいことに現地、テイデ山では、許可証が発行されない。

これが許可証。
サンタクルーズで発行。パスポートがあれば、わりあい簡単に発行してもらえるらしい。友達にここでも感謝。私が不在時に発行代行してくれた。

登頂許可時間は、たったの2時間。
ペーパー表には、名前と登山許可時間が明記してある。
登山口ゲートでは、しっかりとチェックされる。
なぜか、ゲートキーパーの兄ちゃんと話をしていたら、帰りに、お土産にこのペーパーをくれた。(普通は、回収。)

山頂到着!
素晴しい。360度見える。
私も興奮して携帯電話で、世界中の友達に電話をした。
夜中の人もいたから、迷惑だったろう。スマン。

下からでは、まったくうかがい知れないが、山頂は、硫黄臭く、火口一面で、水蒸気を吐き出しているのだ。まさに生きた火山である。

今日の宿泊は、Parador: CAÑADAS DEL TEIDE。
パラドールカンダス　デル　テイデは、高級ホテル。テイデ山では、ここ一箇所しか泊まれない贅沢な場所だ。別のHPに多くの観光客が寄るので、トイレが、汚くて宿泊もどうか?の記述があるが大きな誤解。一般客と宿泊客は、まったく別の存在にされる。宿泊客は、隔離され、古さは、ちょっと感じるが、とてもすごしやすい。写真は、一般客用のエリアから撮影。

宿泊した部屋より、撮影。
悔やまれるのは、星の光の背景にくっきりと浮かび上がったテイデ山を撮れなかった事。もっと良いカメラを持っていけばよかった!!

ベッドに寝転がっても、ガラスに反射したテイデ山を楽しめる。

ホテル付属のミネラルウォーター温水プールから、山を望む。プールは、得意の独り占め。アスレチック施設あり。


でも本当のことを書くとどこかのHPには、ミネラルウォータープールと書かれているが、塩素臭い。

パラドールの道の反対側には、有名な奇岩スポットが。

全景。

翌朝、朝焼けのテイデ山を観る。
なんいう気高さ、時間で刻々と変化する山の色に息を飲む。

頂上部。

南側より。

昼のテイデ山。全景。

テイデ山に続く道。
一部カルデラが切れていて、雲海が流れ込む。
不思議な光景。そして雲に車を突入させる。

テイデは、素晴しい山であった。

飛行機より、テイデ山が見えた。
雲の上にぽっかりと浮かぶ。