旅記録犬連れ編1989　鳥取〔浜村温泉編〕

1989/03/19 - 1989/03/20

【“犬と泊まれる宿”へ行ってみよう！犬連れ１泊ドライブ旅】
出かけるのが大好きな父に率いられ、電車利用・車利用を問わずに家族揃って外出することが多かった我が家。「家族揃って」は飼い犬にも適用されることも多く、車で出かけるのであれば大抵の場合は犬が乗っていた。けれども、インターネットのない当時、“犬と泊まれる宿”を見つけることは困難で、これまでの旅では犬の寝床は常に車の中。一人車の中に残すのが段々可哀相になり、家族の中で誰か一人が犬と共に自宅に残ることが多くなりつつあった。
そんなある日、何かの雑誌記事だっただろうか、とうとう見つけてしまった“犬と泊まれる宿”。それを見た父は、既に行く気になっている。久々に家族揃って泊まりがけの旅に行こう！私たちの旅の荷物よりも随分と嵩張る２代目ポピーのお泊りグッズを、せっせと車のトランクに詰め込んだ。

【メンバー】
両親と犬連れ。

【泊まったところ】
浜村温泉・浜乃家。

【ルート】
3/19　自宅−吹田IC−＜中国自動車道＞−院庄IC−＜Ｒ１７９＞−三朝温泉−＜Ｒ１７９・Ｒ９＞−浜村温泉
3/20　浜村温泉−＜Ｒ９＞−鳥取（玄忠寺）−＜Ｒ５３・Ｒ２９＞−山崎IC−＜中国自動車道＞−吹田IC−自宅

【表紙の写真】
２日目に立ち寄った鳥取市内にある玄忠寺。伊賀・鍵屋の辻の仇討ちで有名な荒木又右衛門の墓がある。

※この旅行記の写真はスキャン画像ですので、見づらいですがご了承下さい。

エリア 鳥取

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 自家用車

■三朝温泉に立ち寄る①
今回のドライブルートはほんの少し遠回り。
宿へ直行するだけでは面白くないな、今回は宿泊しないけれど比較的近くにある三朝温泉の雰囲気だけ味わいに行ってみようと、通常より西側の道を北上する。
温泉街の真ん中を流れる三徳川に架かる三朝橋たもとの河原風呂。
タオルも持っていないし、手だけ“入浴”。

■三朝温泉に立ち寄る②
三朝温泉発見のエピソードを刻んだ石碑と、エピソードにちなんだ銅像。

■ポピーのお散歩①
三朝温泉を観光している間、２代目ポピーは車で留守番。
ちょっとノビノビさせてやろうと、途中で見つけた自然たっぷりの場所で車を停めた。

■ポピーのお散歩②
２代目ポピー、この頃はもうすぐ１４歳になる立派なおばあちゃん。
子犬の頃から車酔いすることは滅多になく、むしろ家族と共にいられるのならと、車のキーが入っている引き出しに手をかけただけでドライブを催促した。

■宿でのポピー①
宿泊を伴うドライブ旅では、寝床はいつも車の中。
時々様子を見に行くと、一緒に連れて行って貰えるのかと期待する姿が可哀相で、以前ほど一緒に旅することがなくなりつつあった頃。
それが今回は一緒に泊まれる宿、少しでも落ち着いてくれるようにと、愛用の寝床を積んで来た。
私達の食事中、お気に入りの寝床でおとなしく旅の疲れを癒すポピー。

■宿でのポピー②
「お布団って気持ちイイものなのね、ここでアタシ寝ていいの～？」
ダメ、ダメ～～～ッ！！！

■宿でのポピー③
「あ～ぁ、パパに捕まっちゃった・・・」
これこれオヤジ、ダメじゃん、抱き上げなきゃ・・・(冷汗)。

■宿でのポピー④
「パパ・・・どこ行ったの？・・・」
車に荷物を置きに行った父をひたすら一途に待ち続ける、パパっ子のポピー。

■鳥取市内に立ち寄る①
初めての宿でのお泊りに少々興奮気味のポピーが疲れないよう、今回の旅はあちらこちらに立ち寄ることをやめた。
大阪へ戻る途中、唯一立ち寄ったのが、鳥取市内にある玄忠寺。

■鳥取市内に立ち寄る②
荒木又右衛門と言えば、伊賀上野・鍵屋の辻での仇討ちで知られる江戸時代の剣客。
伊賀上野には何度かドライブしていたし、鍵屋の辻にも２度行ったことがあるのだが、この鳥取に墓があることは知らずに出かけて来たところ、宿で貰ったパンフレットの「付近の名所」に掲げられているのを見つけて、立ち寄ってみようということになった。

■鳥取市内に立ち寄る?
境内にある又右衛門の墓で手を合わせる。
かつて訪れたことのある場所と物語が繋がる場所を見つけるのは、謎が一つ解けたみたいで面白いもの。