2013/06/28 - 2013/06/30
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norijiroさん
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最後の目的地は、隣国モンテネグロにある世界遺産の町・コトル。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス 船 タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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コトルへは、Alan1の日帰りツアーを利用した。プリトは法外な値段をふっかけていたが、コトルのツアーは一人57ユーロとお手ごろ価格。集団のツアーだが、現地では自由行動なので、それで十分。
バスで出発し、初めてドゥブロヴニクの東側へ出た。旧市街を描いた絵や写真などは、ほとんどが東側からの構図になっている。旧港が手前に入るからだろうか。あまりこちら側へ来ることがないので、バスの車内より慌てて撮影した。 -
美しいアドリア海を見ながら、バスはコトルを目指す。
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国境が近づき、クロアチアの出国ゲートが見えてきた。ツアーの担当者からはパスポートを必ず持参するように念押しされたが、特に見せることもなく、ほぼ素通り。モンテネグロの入国時も同様だった。モンテネグロの入国審査は厳重と聞いたが、ツアーだから免除されたのかもしれない。帰りも同様で、別に忘れても問題はなかった(現地で何かあった場合は困るのだろうが)。
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一方、トラックはチェックが厳重で、入国に時間がかかる模様。シェンゲン協定のありがたさが分かる気がする。
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モンテネグロの国境設備は、クロアチア側よりかなり簡素。
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モンテネグロに入ると、峻険な岩山が迫ってきた。モンテネグロとは、「黒い山」の意味らしい。
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コトル湾に入った。山が海岸線のギリギリまでせり出し、複雑な形の入江を形成している。その一番奥にコトルの町がある。
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途中のペラストにて一旦バスを降り、湾に浮かぶ「岩礁のマリア教会」を見学する。
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教会のある岩礁と並ぶように聖ジョージ島があり、教会と古い墓地がつくられている。
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ペラストの町から10分ほどで島に到着した。天然の島ではなく、かつて町の人々が岩礁に石や岩を沈めてつくった人工島だという。人工島なので樹木などの植物はまったくない。
外壁は簡素な教会のように思えるが…。 -
内部は絢爛豪華な絵画で埋め尽くされている。田舎のひなびた教会を想像していたので、かなりの驚きだった。
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教会の見学を終えて外へ。湾の中を豪華な帆船が過ぎていく。
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ペラストの町と修道院。山の存在感も際立っている。
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湾をさらに奥へ奥へと進み、コトルの町へ到着。旧市街の入り口にある門をくぐり、散策を開始。
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町へ入ると、すぐに「武器の広場」へつづく。大きな時計台が印象的。
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細い路地から、裏手にそびえる岩山が見える。
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セルビア正教会の聖ルカ教会。
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礼拝堂脇の部屋に飾られたイコンと呼ばれる聖画が見事。
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さすがにお疲れモード。
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1166年に建てられた聖トリフォン大聖堂は、コトルでもっとも重要な宗教建築物とされているらしい。
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大聖堂の内部。天蓋付きの主祭壇や絵画などが美しく飾られる。
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足に穴が空いてしまっていますが…。意味ありげな表情だが、異教徒の我々には何のことやら分からず。
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コトルの裏手の岩山には城壁が築かれており、山の上まで登ることができる。が、ちゃんと登ると1時間以上はかかるようなので、とりあえず途中までと決めて登山を開始。
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先は長い。
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見晴らしがよくなってきた。
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まだまだ続く。
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登ること30分、妻子が限界を迎えたため、最初の展望台があったあたりで登頂を断念した。先はまだまだ長そうだったが、岩山に囲まれたコトルの雰囲気は十分に味わうことができた。
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下界から裏山の城壁を一望。おそらく、4分の1くらいのところまでは行ったと思われる。
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町には貴族の屋敷がいくつか残され、かつての繁栄の面影をしのぶことができる。
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町の外側から眺める岩山。迫力十分。
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入り組んだ湾なので、直線距離は短くとも、実際の走行距離はかなりのものになってしまう。帰りはフェリーでショートカット。
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コトルからドゥブロヴニクに帰着。最後にぶらぶらと町を歩く。
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町中にあるセルビア正教会の教会。イコンが飾られているのと、立って礼拝をするため椅子がないのが正教会の特徴らしい。
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この日2回目のアイス中。ちなみに、彼に帰国後にこの旅で一番印象に残ったことを聞いたところ、「アイス」という答えが返ってきた。
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夕ご飯は、旧港沿いに大きなオープンテラスをもつ「ロカンダ・ペシュカリヤ」にて。
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名物のロカンダ盛り合わせを注文。中にはサバ、カジキ、イワシ、イカ、小エビ、ムール貝がたっぷりと盛り付けられている。どれも香ばしく、食が進む。
この国は、最終日まで何をたべてもおいしく飽きなかった。 -
夜になると、ルジャ広場に面した聖ヴラホ教会にて、合唱がはじまった。
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日が暮れたプラツァ通り。この夜景もこの日で最後。
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翌日はドゥブロヴニクの空港からミュンヘン経由で日本へ。
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お土産品の一部に免税品があったのだが、税金払い戻しのための税関の場所が誰に尋ねてもまったく分からず、結局取り戻しそびれた。
よい思い出をつくってくれたこの国に、気前よく寄付することにしよう。 -
乗り換えのミュンヘン空港は、再びの荷物検査で大渋滞。なぜもう一度荷物検査が必要なのかが分からない。ドイツの空港って、どうしてこうなのだろうか。
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帰りはすこし小さめのエアバスA340だったが、トイレが地下(荷物室部分)にあるのが面白かった。
今回の行程はこれにて終了。
クロアチアは自然も町も、何を見ても驚き感動することばかりで、これまでの旅のなかで間違いなくナンバー1だった。
近いうちに再訪し、今回は行けなかった島やイストラ半島の方へ足を伸ばしてみたい。
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