2012/07/07 - 2012/07/07
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Muffinさん
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アユタヤに近い川沿いの農村にあるタイの民芸文化支援施設「バンサイ民芸文化村」に行ってきました。
95年にシキリット王妃によって設立された広大な施設内には、工芸品工房や4大地方の伝承家屋があり、公園を巡るようなゆったりとした雰囲気の中で見学することができました。
また、たぶん施設としては珍しいと思われる淡水魚専門の大きな水槽を持つ水族館や、タイ固有の鳥を集めたバードサンクチュアリも併設されていて、お寺でもなく市場でもないタイ観光を楽しみたいと思っていた時にぴったりの日帰り旅になりました。
タイ国政府観光庁「バンサイ民芸文化村」
http://www.thailandtravel.or.jp/detail/sightseeing/?no=585
The Bangsai Arts and Crafts Village
ศูนย์ศิลปาชีพบางไทร
http://www.bangkoksite.com/folder109/Bangsai1.htm
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー
-
バンコクから車で1時間弱
今回は車での移動で、片道1時間弱。
その他の行き方は、タイ国政府観光庁のHPによればー
「バス:バンコクのFuture Park Rangsitバス停よりNo.838に乗りバンサイまで。または、北ターミナルよりアユタヤ行きに乗りバンパインまで。それからソンテウかミニバスに乗り換えてバンサイ民芸文化村へ。
列車/「バンパイン」駅下車、バスに乗り換え(上記参考)。
船/バンコクから船を利用する日帰りツアーが毎週日曜日に設定されています」
今回は行き損ねましたが、近くのバーンパインにプレミアム・アウトレット・アユッタヤーが今年オープンしています。
Premium Outlet Ayutthaya
http://www.facebook.com/pages/Premium-Outlet-Ayutthaya/203640836342143 -
入り口はいくつかに分かれています。”Support Center”の入り口の中には巨大な白いタイ伝統家屋が見え、そこが展示会場兼ショップになっていたようですが、見逃してしまいました。
隣の”Art and Culture Center”内の様子がこの旅行記の内容になっています。 -
工房見学から
入り口を入るとまず倉庫のような工房がいくつも並んでいます。
1つの工房で2-3種類の伝統工芸を実演制作していて、自由に見学することができました。 -
金属加工の工房
精巧なクラッシックカーや恐竜などが展示されていました。 -
ステンドグラスの工房
西洋的なステンドグラスも、柄はタイの象や蓮の花であったりと、また一風変わったエキゾティックなものに仕上がっていました。 -
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ステンドグラスのフレームを制作中
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奥はバティック工房
タイのバティック(藍染)は文字通り藍色なのですが、こちらは周辺のインドネシアやマレーシアのバティックの様式で作っているようです。 -
染色中
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ガラス工房
今までお店で売っている動物のガラス製品にはそれほど興味がなかったのに、制作している1cmほどのウサギを見ているうちに「これはすごい!」と思うようになりました。
2本のガラス棒をつつきながら足を増やしたり、耳を増やしたり… -
お姉さんが作っていたのは、さらに小さい子ウサギでした。
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レリーフの下地を作る工房
アユタヤの木の根に埋まった仏像のレリーフ -
タイシルク工房
足でも3本の板を操って細かい柄を作り出しています。 -
こちらは織り上げる途中で違う色の短い糸を所々に結んでいました
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ヤンリーパオ工房
蔓性植物を糸よりも細く裂いて編み上げるヤンリーパオ。あの細かい柄をどうやって編み上げるのか?と常々不思議でしたが、レース編みの針のようなものを使っていました。 -
ヤンリーパオ製品
バンコクではTamnan Mingmurang(タニヤプラザ内)で販売されています。小さなものでもかなり高価ですが、工程を見ると納得です。
クチコミ
http://4travel.jp/overseas/area/asia/thailand/bangkok/shopping/10001784/tips/10160603/#contents_inner -
刺繍工房
手刺繍で絵に描いたようなグラデーションを作っていました。 -
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伝承家屋が並ぶ庭園へ
高床式のタイ家屋がいくつも建てられていて、公園のようになっています。
中では土産物やスナックを売っていました。
まだまだ増設中のようです。 -
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大きな池の周りに高床式家屋が建てられていて、あまり人出も多くないこの施設ではのんびりと散歩ができました。
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小さな川も流れています
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家屋の1つでは結婚式が執り行われていました
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床下で宴会中です
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淡水魚水族館へ
案内では村の入場料が100Bになっていましたが、実際には徴収所もなくフリーパス。こちらも受付はありましたが無料でいいとのこと。バードサンクチュアリだけ20Bかかりました。 -
村の水族館は大きいぞ
あまり盛況とはいえない田舎の施設には似つかわしくないほどの大きな水槽。どの魚も見たことないなぁと思っていたら、淡水魚ばかりを集めていました。
海の魚のシャープな顔立ちに比べ、どこかぽっちゃりなあばた顔。市場で売っていそうな魚がなんとも可笑しく、水族館はやっぱり楽しい…。 -
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動きがなんか違う…
普通の水族館もこうだったっけ?
私たちが魚を見ているのと同じように、あっちも私たちをじーーーっと見てるんです。
微笑みの国の魚だから?! -
対峙すること10分
彼らは見つめ合ったまま動かなかった。
横から見ていると、カメラを近づける度に白さかな君の目がちょっと開くんです。
情が移ってきた…。 -
カメラ目線。
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ステンドグラス工房で作られた魚の窓ガラスがはまっていました
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バードサンクチュアリへ
タイではなかなかハイキングに行くことが出来ませんが、ここでミニチュアの森に来たような気分になれます。タイ固有の鳥がこんなにも美しいのを初めて知りました。
バンコクではドゥシット動物園ぐらいしか動物を見られるところはありませんが、鳥類ではここには敵わないでしょう。 -
小学生がガイド役の実習をしていました
物怖じすることなく「ガイドの勉強をさせて下さい!」と言ってくれてさすがタイの子供たち、あっぱれ!でしたが、申し訳なくも私たちはタイ語がほとんどわかりません。
先生が英語で通訳をしてくださって、子供たちは下調べした鳥の説明を先生に教えています。 -
大きなケージの中に森があり、きれいな水辺では鳥が自由に飛び回っています。
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あんな所に大きな鷺が…
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極楽鳥花のような鳥はGreat Hornbill(大犀鳥)というそうです。
まるで木彫りに原色をペイントしたような頭を持った鳥。懐っこく、両足でジャンプしながらすり寄ってきますが、このくちばしが網からはみ出して凶器のよう(笑)
こんな鳥を自然の森で見てみたい! -
こちらもタイ固有の鳥だそうです。
ずっと羽根を広げたままで、羽根の虫干しをしているそう。 -
亀やワニもいました
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大きな蜂の巣からは7本分のはちみつが採れるそう。
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こちらは世界一小さい蜂。タイにしかいないそうです。
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ダチョウはタイの鳥なんでしょうか?
微笑んでます。
卵が5-6個産みっぱなしで蹴り飛ばしそうですが、タイだからそのまま放って置いても産まれてきそうな気もします。 -
広い邸宅を贅沢に使って隅っこで丸くなっていました。
珍しいもの満載でケージを通り過ぎる度に私たちは大はしゃぎですが、子供たちも鳥たちも「えっ、そうなの?」と淡々と歩き回っています。 -
極めつけはスローロリス
一応絶滅危惧種。それより何より、夜行性なので動物園でも巣の中で寝ているところしか見たことがありませんが、何てサービスのいい子なんでしょ!
感激のあまり最後はスローロリス特集で。 -
水族館の魚同様、好奇心旺盛なロリス君
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撮った?
手のひらが人形みたい。 -
Sawadee ka!
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敷地の外は田園風景が広がるのみ
民芸村は田んぼの中に突如現れた御殿のように見えます。
バンコクからも近く、人出もそれほどでもなく、ゆっくりと楽しい時間が過ごせました。
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