2009/01 - 2009/01
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ベイグラントさん
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2800年の長〜い歴史を持つ街、広州。
メインストリートの歩道を掘り返せば、歴代の時代の舗装の跡が階層になって現れ、運河を渡れば、長崎の出島のように中国からは隔絶されていた租界の名残のコロニアルテイストの美しい街が現れる。
街のそこここで見られる、そんな都市の変遷の様子を見つけるのが楽しい街です。
そんなオサレな街も、ひとたび歩けばあちこちに驚くような発見の数々が!
面白い。面白過ぎるよ、中国・・・。
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広州までは、香港から中国大陸を繋ぐ九廣東鐵という列車で移動することにしました。
出発駅になる九廣東鐵の紅ハム(ホンハム)駅は香港九龍サイドにあり、金網のあちら側に見える香港地下鉄紅ハム駅のホームと隣接していますが、こちら側に入るまでには出国手続きを済ませてパスポートにも出国スタンプが押されていますので、厳密に言えばこんなに近いのに別の国に居るような、不思議な感じになります。 -
九龍発、広州東行き。
簡体字・・・・・、めちゃめちゃ読み辛いです。
素直に繁体字を使ってくれれば日本人には読みやすいのにーーーーー! -
食堂車も付いた国際列車です。
今回は利用しなかったけど、以前乗った時はビール頼んだら茹でピーナツが付いてきて、それがすごく美味しかった。
それ以来日本でもピーナツは茹でピーナツ以外食べなくなってしまったほどハマりました。 -
2時間ほどであっさり広州東駅に到着。
途中で通過する深セン(シンセン)は、すごく治安が悪いことになってるみたいだね。
怖い怖い。
広州でも気を抜かずに行くわ。
広州には、最近できたばかりのピカピカの地下鉄があるので移動が非常に快適でスムーズ。 -
こんなトークンが切符がわり。
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珠江近くのホテルを取りました。
ナイトクルーズにも行きやすいし、沙面にも近いし、繁華街も徒歩圏内のいいロケーション。 -
周囲にはちらほらと洋館が建っていて、租界に近い雰囲気で素敵です。
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さっそく沙面まで散歩。
運河で仕切られていて、橋が渡してある、川沿いの一角。
以前はその橋の往来は制限され、外国人はこの島にまとまって住んでいたのだなぁ。
こんなに広いの?
こんなにたくさんコロニアル風の洋館が残っているの?
すっごく楽しみ〜。 -
すごく立派な洋館が、次から次から現れる〜。
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これもカッコイイ〜。
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華麗な街並を背景に結婚写真を撮っているカップルが多いです。
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通りに沿って植えられた並木の高さが、ここの歴史の長さを物語っています。
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本当にオシャレな散歩道だよ〜。
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夜のライトアップされた沙面も、すごくいい雰囲気!
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内部を改装してレストランとして営業している歴史的建造物もあります。
ほんと、中国に居るってことを忘れそう。 -
並木はグリーンのライトで照らされていて、とっても幻想的。
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川沿いに出れば、建物のライトアップの明かりと、遊覧船を飾る明かりが、川面に美しいグラデーションを作っている。
うっとり〜。 -
お腹が空いたんで繁華街に来たよ〜。
・・・なんだこのド派手な街はーーー!!
どんだけギラギラさせりゃ気が済むんだ?
エレクトリカルパレードか?っつーくらいの眩さ感。
すごい作り物っぽいけど、本当の街なんだよねー。 -
いや〜、歩いてるだけでウッキウキしてくるわ〜!
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あっちにもこっちにも美味しそうなものが売っている。
お店だったり、屋台だったり。
買い食いの宝庫♪
こちら、お肉とか揚げ物系のお店。 -
こちら、海老とか牡蠣とかの海鮮系。
目移りして困っちゃうわ〜! -
こちら、新鮮な果物に飴がけしてあるお菓子、糖葫芦(タンフールー)。
イチゴのやつを一本いただいてみた。
一口齧ると、カリッとした飴の中から、甘酸っぱくて柔らかくてジューシーなイチゴが。
こんなに美味しいものなんだ〜! -
路地にもたーーくさん露店が並んでいます。
ベルトや鞄、洋服なんかの服飾系、麺や鉄板焼きなんかの食べ物系、といろんなジャンルのお店が並んでる。
「この人は何を売ってる?」「次は何のお店?」と覗いて見るのがとにかく楽しい〜!
でもね、たまにそのお店の全てが「ガーラガラガラ〜〜〜!」っと物凄い音をたてながら、一斉に走って逃げていきます。
違法なんだな(笑)
こんだけの数の人が大々的に道路を埋め尽くして商売してるというのに・・・。
いっそ合法にしてやって。
警察の見回りを察知した瞬間、彼らはアスリートのような素早さで屋台を引いたまま走って路地などに隠れに行きます。
みんなすごい形相をしています。
うかうかしてると轢かれそうなイキオイです。
超エキサイティングで面白いです。 -
さて、翌日も早朝から行動的に活動開始。
ホテルから隣の店の看板を見たら、おかしな日本語が・・・。
「候補を失います」・・・・・・・・・?
・・・・・・・・・。
あーーーー、英語で言うNo Competition、つまり"無敵"を直訳もどきにしちゃったのかしら・・・。
看板にする前に、どっかの日本人にアドバイスを受けるとかすることは思い浮かばなかったのかい・・・?
まあ、日本でも恥ずかしい英語とか書いてあるTシャツ、平気な顔して着てる人たくさん居るから笑えないか。
ちなみに夜に見てみたら、店の前にこの街には不似合いな歌舞伎町のホスト風の髪型や服装をした若い男たちがたむろしてるクラブみたいなお店でした。
なんか車で乗り付けたVIP風の人が大音量の店に吸い込まれていった。 -
ポストは緑色。
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朝からパワフルに活動している頼もしい市民の皆様。
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とにかく、運んでるものの大きさが半端ないんだよ!
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地元の皆さんの生活風景を見るのはとても楽しい。
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何を売っているんだろう?
お線香? -
並べ方にこだわりが感じられるわ〜。
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こっちでは亀、いっぱい売ってるよ〜。
旨いのかい?
てか、自分で料理する度胸は持ち合わせていないよ・・・。 -
おっちゃん、カッコよ過ぎるよ〜!
こんだけの蒸篭積んでいながら、上手にバランス取りながらスイスイと乗りこなしていった。
素敵〜♪ -
青空の下の床屋さん。
屋外で髪の毛切ってもらったら気持ち良さそう〜。 -
風船売り。
天秤棒で物を運ぶって、日本では見ない光景。 -
地図に載っていて気になっていた「石室」という名所。
名前では何なんだかさっぱり分らなかったが、来てみたらすごく立派な教会でした。
何?石室って。ナントカ教会って書いておいてよー。
この立派な感じが伝え切れてないよー。 -
中国で、こんな規模の素晴らしい教会を見れるという驚き。
「清の同治2年(1863年)から25年間かけて造られたカトリック教会。中国最大の最も高い尖塔を持つゴシック建築で、花崗岩で造られていることから石室とも呼ばれる。」ということだ。 -
複雑な形状の天井部分。
レンガとシャンデリアと微妙なカーブが美しい。 -
祭壇も立派。
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そしてステンドグラスがとても美しい〜。
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うっとり。
見ごたえ満点の教会です。 -
湖のほとりに有る、素敵なレストラン。
まるでお城みたい!!
ここで絶対ご飯食べたかったのに、昼遅めに来たらちょうど営業時間終了で入れなかった・・・・・。
ああ、リサーチ不足。 -
代わりに同じ公園内のこのガーデンレストランでご飯。
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このお魚のフライが美味しかった〜。
サクッとした衣の中は、すごくふんわりした白身のお魚。
なんか口の中でトロッと溶けていくような、不思議な食感のお魚。
日本では食べたこと無いな〜。 -
麺を手作りしているところに遭遇。
見事な手つきにホレボレ〜。 -
うぉーい、道路におもいきりはみ出してますよー!
車に気をつけてーーー!!! -
六榕寺というお寺に行ってみた。
これはその中で一番目立つ、広州で最も古い仏塔、花塔。
高さ57.6メートルの八角形をした塔で九層になっている。
上のほうで動いてる人が居るんで登れるかと思ったらダメだった。
あれはお掃除中の人たちらしい。
非常に残念。 -
しかたないから接近してじっくり観察。
繊細な彫刻が施されてた。 -
こちらでは、こんなアレンジのお花を供えるんだね〜。
綺麗。 -
今夜は別の繁華街へ来てみた。
北京路。
ここの路面を掘ったら、何百年も前からのいろいろな時代の道路の跡が何層にもなって現れたので、その一部をそのままガラス張りにして保存してあるのです。 -
「ここは宋の時代」、「ここが明の時代」、などといろいろな所に説明書きが添えてある。
その時代その時代で、敷いてある石の形や積み方が全然違う!
でも、そんな時代に、こんなに立派に舗装してあったとは。
「当時もここは広州のメインストリートで、当時の人民の皆さんがこの上を歩いて、お買い物とか、おデートとかを楽しんでいたのだろうな〜」、と遥か昔の人々に思いをはせる。 -
そろそろ出発から2週間近く。
日本食が恋しくて入ったおすし屋さんでぴっくりした。
なんで?
なんでサーモンのお刺身をお皿に盛り付けないで、
わざわざ丼にラップをピーンと貼って、その上に乗せる???(笑)
丼の使い方、根本的に間違ってるけど?? -
「生ウニと魚は生みます刺身」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(笑)
こういうの見つけるの、無性に嬉しい。 -
再びお散歩に出れば、あちこちに散らばる突っ込みどころ満載の人々。
人の集まるデパートの前で、自分の頭の上に自転車を載せた棒を立てて、バランスをとってるお兄ちゃん。
やってることはすごいし、ずっとやってるのは首が重くてしんどそうなんだけど、なんせあんまりにも地味〜に、じ〜っと立ってるだけなんで、誰も寄ってかない・・・。
誰か、見てやって〜。
チャリーンと入れてやって〜。 -
こちらの池では、鯉に餌やりしてる。
・・・・・・・・・・、なんで哺乳瓶??
なんで揃いも揃って、みんな哺乳瓶使用??
それぞれ物凄い数の鯉が折り重なるようにしてその吸い口を奪い合ってる。
いったい何を与えているんだろう??
ほんと、飽きないわ〜、広州。 -
結局、昨日ちょろっと試してみて、すごい美味しかった鉄板焼の屋台に戻ってきてしまった。
お兄ちゃんも顔を覚えていてくれて、私に気づいた瞬間ニッコリ笑って手を振ってくれた(*^_^*)
ただいま〜!帰ってきたよ〜!
お弁当持って帰ろう。
「今日は、茄子とキャベツとレンコン、焼いてくだされ〜!」と指差し注文したら、「ま、ま、焼けるまでこっち来て座っとき!」という身振りで自分の後ろの石段のスペースを提供してくれたので、ちょっこり座って待ってる〜♪
お隣のお兄ちゃん、昨日はいろいろすすめてくれたのに買ってあげられなくてごめんね。
今日はお兄ちゃんにもお願いしよう。
この麺で、焼ソバ作って〜!
なになに??
うんうん、卵も入れて〜♪
え、え? そ、そんなにサービスしてくれるの??
容器に入りきらんがな!(笑)
ありがと。ありがと。(*^_^*)優しいねぇ〜。
英語で、「サンキュー!」って言ったら、ちょっと恥ずかしそうに、「・・・サンキュー」って英語で答えてくれた。
かーーわいーー♪
今度は、きっとこっちから中国語で挨拶ぐらいできるくらいにしてくるからね! -
ホテル帰って、蓋を開けてみて笑っちゃったよ〜。
器になる部分と、本来なら蓋として上から閉める部分の両方にこれでもかと焼きソバを山盛りにして、そのままカポッと閉じてくれたから、いざ開けたら麺が蓋の形のままこんもり盛り上がってる!
どこの巨漢が食べる量だよー!(笑)
軽い朝ごはんのつもりで買ったんだけど。
このお野菜は、どうしてちょろっと焼いただけなのにこんなに美味しいの???
いろんな具材をあの鉄板一枚で焼いてるから、他の魚介とか野菜から滲み出てきた旨みが、ぎゅっと滲みこんでるんだ、きっと。
最後になんか刷毛でペロッと、塩味系の調味料を塗ってくれるんだよね〜。
めちゃ旨〜!
毎日、すごいペースでいろいろ買い食いしまくってたのに、帰ってきたら体重1.5キロも減ってた。
意図せずウォーキングダイエット、成功。 -
宿泊しているホテルに併設のマッサージ屋さんで、フットマッサージしてもらった♪
通してもらった個室には、インターネットも、テレビも付いてて快適♪ -
のんびり紅茶を飲みながら、1時間たっぷりマッサージしてもらいました〜。
気〜持ちい〜い(*^_^*) -
いいところ、いいところだよ〜、広州〜(*^-^)b
とっても気に入ったわ〜。
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この旅行記へのコメント (2)
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- まゆままさん 2009/08/16 21:15:47
- ありがとうございました!
- ベイグラントさん、はじめまして!
この度はお気に入りの登録どうもありがとうございました。
広州の旅、拝見させていただきました。
広州にもこんなにたくさんコロニアル風の建築が残っているのですね。
屋台の食べ物や生活感漂う町並み歩きも楽しそうですね。
丼鉢に乗ったサーモンの刺身にもウケました〜
いろいろと異文化を発見するのは楽しいですね。
広州の魅力をいろいろと堪能させていただきました。
- ベイグラントさん からの返信 2009/08/16 22:27:06
- RE: ありがとうございました!
- まゆままさん、いらっしゃいませ!
来てくださってありがとうございます。
私も古い建造物が大好きなのですよ〜。
まゆままさんの旅行記、知らなかった素敵な建物がたくさん紹介されていてすごく楽しいです。
見つけられてよかった♪
広州はほとんど知識がないまま行った分、発見が多くてとても楽しかったです。
あんなにたくさん租界の歴史的建造物が残っているなんて思ってもいなかったし。
中国的な部分と西洋的な部分のギャップがすごかった。
街じゅうに突っ込みどころ満載の人々が居て飽きないし(笑)
もっと時間をかけて周りたかったです。
それでは、また遊びに行かせていただきますね〜。
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