2009/03/27 - 2009/03/29
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korotamaさん
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福岡にやって来てからも、最終日にどこへ行くかなかなか決められなかったkorotamaたち。
福岡の街中を見て回るのも、それはそれで面白いかなぁ、との案もありましたが、できれば普段見ることのできないものを見つつ、のんびりしたいなぁ、と思い、当日の朝ご飯を食べながら、まだ行ったことのない唐津まで足を延ばすことに決めました。
まったく下調べをしていなかったため、携帯の乗換案内で市営地下鉄&JRで行けることを確認し、いざ、出発です。
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ ANAグループ JRローカル 私鉄
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最寄りの地下鉄「渡辺通」から電車に乗ります。
いや〜、こりゃまた〜。
福岡市地下鉄のICカードは「はやかけん」!
んもー、びんびん走っちゃうぞー、って気分です。 -
市営地下鉄沿いのホテルに荷物を預けていて、夕方には戻らないといけない関係から、一日乗車券を購入しました。
毎週土日と祝日に500円で乗り放題できる「エコちかきっぷ」です。 -
ホテルの最寄り駅「渡辺通」から七隈線に乗ります。
乗る時に撮った写真はブレブレだったので、天神駅に到着してから撮り直しました。
(このあと、運転手さんがにっこり笑ってくれました!) -
この七隈線、初めて乗った3日前、ひそかに興奮したのです。
まず、トンネルの中が明るい! -
そして、運転席がすぐそこに!
オープンなのです。
まるでLRTのような親近感が芽生えます。 -
車内も明るくきれい!
七隈線は福岡市の西南部と都心を結ぶ鉄道として、着工から8年の歳月を経て2005年(平成17年)に開通したのだそうです。
七隈線で使われている3000系はドイツの工業デザイナーによるものだとか。
このワクワクする気持ちも、うーん、うなづけるなぁ(^・^) -
楽しい七隈線からはあっという間に降り、天神から空港線に乗って、まずは姪浜へ向かいます。
天神駅では9:38発の電車に飛び乗ったので、写真は姪浜に着いてから。
ここは地上駅です。
オールステンレス製の2000系。青と白のストライプのラインは玄界灘をイメージしたものだそうです。 -
2000系 車内の様子。
グリーンのシートに大きな窓から燦々と陽が差し、明るい車内です。
ところで、唐津へはバスを使っても行けるのですが、所要時間は鉄道とさほど変わらず、エコちかきっぷも買っていたので、鉄道で行くことにしました。
ちょっと後で後悔するのですけれどもね。 -
姪浜で降りたら、唐津行きへの乗り継ぎがなんだかよくない…。
駅で待っているのも何なので、とりあえず、筑前前原まで進むことにしました。
市営地下鉄の車両では一番古いタイプの1000系。 -
運転席の様子
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1000系のシートはオレンジ系。
仕切り壁は木目調でした。 -
筑前前原の駅で20分弱待ち、JR筑肥線 西唐津行きに乗り換えました。
クハ103-1517 -
車内の様子。
のんびりこんです。 -
この電車にはトイレがあります。
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その、トイレ。
きれいです。 -
単線をのんびり走ります。
唐津まで、約50分。 -
唐津に近づいてきたら、遠くに唐津城が見えました!
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11:20、4つの電車を乗り継いで、ようやく唐津に到着しました。
天神を出て、約1時間40分!
事前準備をしてなかったので、思いもかけず長〜い列車の旅になってしまいました。
まぁ、これはこれでのんびりと楽しい時間でしたが。 -
改札口の正面に観光案内所があります。
ここで市内のマップをいただきました。 -
唐津駅
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まずはお昼にしよう、と、食事ができる店を探しながら歩き始めました。
佐賀県水難救助会支援自販機。
あ、呉でも似たような自販機を見たなー。
あれはサッカーチームの支援自販機だったな。 -
城下町です。
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駅前の商店街
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時間が悪かったのか、開いている食事処がほとんどありませんでした。
通りに出ていた「お昼の500円メニュー」という看板に誘われて、ちょっと暗がりの奥だけど、訪ねてみることにしました。 -
お食事処「徳来(トライ)」
正解でした〜\(^o^)/
落ち着いた雰囲気も良かったし、もつ焼きそば(左)、もつちゃんぽん(右)、ともに美味しかった! -
桜の花がきれいなお堀端
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755年創立の唐津神社
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船をかたどった手水鉢。
唐津神社は航海の安全を祈願したことを起源にもつ、というところからきているのかな。 -
唐津神社 御本殿
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唐津神社 御本殿
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唐津神社の並びに「旧唐津藩藩校中門」があります。
敷地内は広場のような、空き地のような。
元々はこの場所にあったのではなく、移築されたものだそうです。 -
西の門辺りの石垣
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海岸沿いに「旧高取邸」があります。
国指定重要文化財で、炭鉱主 高取伊好(たかとりこれよし)の邸宅です。
邸内ではボランティアの方が説明をしてくださいました。
残念ながら撮影は禁止。
約2300坪の広大な敷地に、2棟の建物が建っています。
こちらは居室棟。
長いこと親族の方が住まわれていて、リフォームもされていたのですが、公開に先立ち、元の状態に戻したのだそうです。 -
こちらは大広間棟。
迎賓館的な役割を持ち、なんと能舞台まで設けられています。 -
居室棟の一部ですが、2棟の中間に洋間があります。
石造りのように見えますが、木造なのだとか。 -
大広間棟です。
2階には15畳2間の大広間があり、2間の境には孔雀などが描かれた美しい欄間があります。 -
雨戸に小窓が付いている、って、面白いなぁ。
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居室棟の書斎がある辺り。
和風建築ではあるけれど、暖炉がありました。
杉戸絵や動植物を描いた欄間、アールヌーボー調のシャンデリア、手吹きのガラス窓などがあり、まるで芸術品を鑑賞しているかのような邸宅でした。
様々な趣向も凝らしてあり、面白かった! -
使用人の厠
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湯殿
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ワインセラー!
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唐津焼の置物
ちょっと、目が怖い。 -
旧高取邸の前には 唐津湾、そして 離島 高島。
高島には宝くじが当たるという評判の宝当神社があり、宝くじのシーズンには観光客がどっと訪れるとか。 -
唐津湾の西の浜から眺める唐津城。
左に斜めに走っているのは、上の舞鶴公園に上がるエレベーター。
時間短縮のため、korotamaもこのエレベーターを利用しました。
斜めに走る小さいエレベーターです(片道100円)。 -
唐津城、5層5階の天守閣。
日本のお城には桜が本当によく似合う。 -
天守閣の内部には藩制時代の資料や武具、唐津焼の資料などが展示されています。
そして、korotamaの好きなジオラマも(^.^)。 -
天守閣展望所から唐津湾、そして虹の松原を眺めます。
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続いて、唐津湾に流れ込む松浦川を眺めます。
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唐津城は、豊臣秀吉の側近 寺沢志摩守広高により、1608年(慶長13年)に築城された平山城です。
寺沢氏の後は5氏が城主を勤めました。
築城に当たってはここから15キロほど離れた所にあった名護屋城の解体資材が用いられたとか。 -
城内橋と天守閣
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町のいたるところから天守閣を眺めることができます。
当時の人たちもこうやって美しい天守閣を眺めていたのかなぁ、と感慨にふけってみたのですが、この天守閣、築城当初はあったものの江戸の頃にはなかったそうな・・・。
現在の天守閣は、1966年(昭和41年)に、築城当初のものを想像して再建した模擬天守なんだとか。 -
城内橋が架かる川にアオサギ
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首をすくめるアオサギ
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こちらはコサギかな?
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あらあら、サギさんが沢山いました。
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街中にポッと出現した三ノ丸辰巳櫓。
唐津城三ノ丸東南隅に建てられた、見張りや防御のための櫓です。 -
明治の廃藩後に解体されてしまった三ノ丸辰巳櫓ですが、1993年(平成5年)に新築復元されました。
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この辺りからも美しい天守閣が眺められます。
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明治期の本格的洋風建築で斬新なデザインが特徴とされる「旧唐津銀行本店」を探して歩いてみたら、あらあら残念、保存整備建築工事中でした。
唐津出身で東京駅や日本銀行などを手がけた近代建築学の第一人者 辰野金吾氏の愛弟子 田中実が設計した建物。
1912年(明治45年)に竣工。 -
旧唐津銀行本店工事中の現実に軽いショックを受けつつ、そのお向かいさんを見ると、なにやら老舗風の店構えのお店が・・・。
嘉永3年(1850年)創業の大原老舗さん。
名物の「大原松露饅頭」は、こしあんを薄いカステラ生地に包んで焼き上げた一口サイズの手作り饅頭。 -
さてさて、福岡へ戻る時間がやって来ました。
帰りは1本で天神まで行けるバスを利用しました。
大手口バスセンターから天神までは片道1000円なのですが、二人なら1700円の往復券を買えばいいですよー、との事務員さんのアドバイスに、300円も浮いてkorotamaニッコリ!(^^)! -
15:30に唐津を出発したバス。
天神日銀前到着は、定刻では16:30ですが、福岡に近づいてからの高速道路の渋滞で17分遅れの到着となりました。
道中は爆睡。乗り継ぎもなく、楽チンでした。 -
ホテルに戻る前、軽く腹ごしらえ。
せっかく福岡へ来たのだからもつ鍋が食べたい! というお抱えカメラマンのリクエストにお応えして、メニューにもつ鍋のある居酒屋に入りました。
「酔灯屋(すいとうや)」
軽ーく生ビールで乾杯。
お薦めのおつまみをいただいた後、期待のもつ鍋へ。
一人前の注文しましたが、〆にチャンポン麺も頼んで、満腹満腹でした(^・^) -
お腹も満たされ、帰路につきます。
まずはお抱えカメラマンの出発。
19:15発 ANA268便。
使用機材はB777-200です。 -
その機内の、フライトマップの映像が、わぉっ!
立体的だぁ(@_@) -
お抱えカメラマンに遅れること10分。
19:25発、JAL338便。
使用機材はお抱えカメラマンと同じ、B777-200。 -
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JALの機内の様子。
帰りは通路側の席に座れました(^・^)
この機材のフライトマップはどんなだったかなぁ。 -
JAL B777-200の最後部ギャレー。
結構広いのねー。
というわけで、2泊3日の九州旅行も無事に終えました。
満開の桜にお城。十分に満喫できたのでありました。
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