1979/02 - 1980/01
135位(同エリア376件中)
kioさん
私の60篇以上ある旅行記の中で5年前にアップしたにも拘らず、未だに毎月、毎月一番に閲覧が多い旅行記が、なぜか、この<恐怖のゲイビーチ編>なのです(*^_^*) 何故でしょ?、、ホントに判りません(^_-)
翌日、高台の宿から港近くのミコノスタウンに降りていった私は港に近いバスターミナルでBeachと行き先板に書かれたバスを見つけ、何も考えずにそのまま乗り込んだ。
ビーチ目当ての観光客でバスは、ほぼ満席だった。島を半周するように海づたいに進んだバスは、やがて何もないただの岸壁のような場所で乗客を降ろしていく。私もボンヤリと皆の後をついて行った。そこには一隻の漁船が繋留されている。バスの乗客達は勝手知った如く、その船に乗り込んでいく。
50人ちかい乗客のほとんどは欧米系のツーリストだった。
アジア系は私一人だった。 男女比は半々くらいだったような気がする。船に乗り込んだ我々を乗せた、漁船は岬づたいに進む。やがて比較的大きなビーチに出ると、半数以上の観光客が降りていった。降りようか、降りるまいか逡巡しつつ思案してるうちに船は岸を離れていった。あれれ・・なんか変だぞと思った。漁船に残っている乗客は男ばかりになっている(ー_ー)!!
かなり鈍感の最上級に位置し、察しの良くない私は、その時点でまだ実体を把握出来ないでいた。ま、いいかくらいに考えていた。この世にヌーディストビーチが有ることは知っていてもゲイビーチなどという面妖なものが存在するなんざ知る由もなかった頃の話である。そして、船上で私に声をかけてくる男がいた。
「日本人か?一人か?」
自称、カナダのビジネスマンだというその男は、商用でしばしば来日することがあるらしく、新宿の妖しい地名を列挙しながら、 野卑な笑いを浮かべた。
この男はプロレスラーのような体躯をしていた。適当に相づちを打っているうちに漁船は岬を越え100M位の幅のビーチに到着した。
男ばかりの怪しい集団はそれぞれのポジションをビーチに見つけるようにして散っていく。驚いたことに、私を除くほとんどの男達はなんとカップルのようだった。月桂樹の葉のようなモノを男性シンボルにぶら下げて私の横を通り過ぎる男が居たりする。頭が変になりそうな気分になった。ほとんど気が違ってる人達ばかりに見えた。
件のカナダ人が私に話しかけてきたのだ。<どの辺に座ろうか?>と私に問いかける様に聞く。ま いいか、と思ってしまう自分も自分だったと今になって思う。早く気が付けよ、、おいら、、、m(__)m
拙い会話のやりとりでも話し相手がいた方がいいかなと思った。 私たちは海辺にほど近い場所にシートを敷いた。 陽差しが雲間から覗くと強烈なエーゲ海の紫外線が痛いほどに身体を突き刺した。
居心地の何となく良くない私は、海に入っていったが水温はとてつもなく冷たいのだ。膝小僧までが精一杯なほどの冷たさだった。氷の海のような感じだった。 私がビーチから戻ると、そのカナダ人が<オイルを塗ってあげよう>と言ってきた。断ればいいものを背中だけ塗ってもらってしまう私も馬鹿というか、救いようがないと思う。その塗り方が絡みつくような嫌なものに鈍感な私でさえ感じた。 やっと察した自分よ(ー_ー)!!
刹那<ノーモア!!>と私は短く叫び、<別のビーチに行く!!>と宣言した。 何も相手に宣言することもないのだが、私が荷物をまとめだすと盛んにWHYを連発する。<自分はゲイではないのだ!> と短く言って私はその場を離れた。 この岬を越えればおねえちゃん達の居る本来のヌーディスト・ビーチにたどり着けるはずだった。ところが!な、なんとそのカナダ人が私の後ろを追いかけて来たのだ!たまげたなんてものではなかった。心臓バクバクである。何だよ?お前?近づいてくるなよ?付いてくるなよ(ー_ー)!!
海パンとdaybagだけで岬に向かいだした私の後を全身毛むくじゃらのプロレスラー体型が追いかけてくる。ゲイビーチとヌーディストビーチの間の岬超えをする人間なんかいない。人に助けなど求めることも不可能だ。こんなところで捕まったらもう、、襲われたら、、そりゃもう〜エライ事になっちまうと心拍数は上がり、恐怖心で暑い日差しの下でも暑さも感じず汗も出ない感じだった事を覚えている。
石だらけの岬の道なき道を歩む私から15M位の距離を保ってついてこられる恐怖たるや!!何事か叫びながらその全身毛むくじゃらが後を追いかけてくる。私は早足から 今度は走り出したが道などない岩山の上を歩くのだから走るのもままならない。コブシ大ほどの大きさの石をいくつか拾っては手にした。この男に投げつけてやるか武器にするつもりだった。しかし、その様子を見た敵はくるりと振り向くと何事か叫びながらビーチに戻っていったのだ。ホッとしたのは言うまでもなかった。この右側の画像は男が引き上げた直後に撮ったゲイビーチの画像である( ^)o(^ )。
やっとの思いで、岬を超え、生まれたままの姿でビーチバレーなどに興じているおねえちゃん達が沢山いる本来のヌーディストビーチに辿り着いたとき、ようやく気持ちが柔らいでいった事を覚えている。
ヌーディストビーチで水着を着ている事はとても違和感があり浮き上がってしまう感がある。私もとりあえず海パンを脱いでみた(*^_^*)
しかし、あお向けに日光浴をしている外人ツーリストのような真似はとても気恥ずかしくて、うつ伏せになってビーチバレーを生まれたまんまの姿で興じる娘達の姿をチラチラと眺めては焼けつくような陽を背中一杯に浴びていたミコノスの熱い午後の事でした・・・・
※ 後年、 私の紛れ込んでしまった、このビーチにはスーパーパラダイスビーチという名称があることを知った。いったいこのビーチの何処がスーパーで何がパラダイスなんだと、心底思ったものである。
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この旅行記へのコメント (13)
-
- アンタライさん 2009/02/09 15:09:05
- 懐かしいね・・・! パラダイスビーチ! スーパーパラダイスは危ないヨ!!
- 70年代に旅行をしていた人を、捜していたんですよ!!
私は、1978年9月にサーモス島、エフェソス、インド方面へ向かう
(楽宮大旅社まで)途中にミコノスに寄りました。
いつ頃まで、ミコノスのヌーディストビーチがあったか知りませんが、
どうしても、行って見たかった場所ですよね!!
http://smcb.jp/_ps01?post_id=433257&oid=127841
このHPで、昔の貧乏旅行者を捜していたんですよね。
どこかですれ違っていませんか?
何か、旅行記とか出版されてるのですか?
- kioさん からの返信 2009/02/09 22:39:19
- 30年前の四方山話(^○^)
- アンタライさん はじめまして〜
書き込みありがとうございます。
> 70年代に旅行をしていた人を、捜していたんですよ!!
私は、1978年9月にサーモス島、エフェソス、インド方面へ向かう
(楽宮大旅社まで)途中にミコノスに寄りました。
アンタライさんはホンダのカブで欧州行脚されていたんですね
素晴らしい!! 若いときはどんな事でも出来ますね。
アンタライさんのタイ旅行記を読ませて頂きました。
確かに楽宮旅社は1978年当時で一泊30バーツ、邦貨換算で
300円だったと私の記憶にもインプットされてます。
天井に釣り下がったプロペラ式の扇風機がハエが止まれる位の
スピードでゆっくり廻っていたことを覚えてます。
自分は楽宮の部屋を見て、泊まるのはパスしました。
バンコックではルンピニーボクシング・スタジアムに程近いマレーシアホテルの
斜向かいのプライバシーホテルに滞在してました。
ここはエアコン付きで88バーツでした。ここはタイ式ボクシングに
出場する選手の定宿のひとつになっているようです。
随分と色々な街や都市に滞在しましたが、バンコックが
他のどの街よりも一番刺激的で面白かったですね。
射撃場には行かれましたか?当時は日本○軍のコマンドが
ここで射撃練習をしているという事で日本人は建前では
出入り禁止だったのですが、どうにでもなるものですね。
> いつ頃まで、ミコノスのヌーディストビーチがあったか知りませんが、
> どうしても、行って見たかった場所ですよね!!
自分は妙なビーチに紛れ込んでしまったので(T_T)
本当に参りましたわ(-_-; 。
> どこかですれ違っていませんか?
表紙画像にしているこのザックに見覚えありませんか?(゚-゚)ニヤリ
- アンタライさん からの返信 2009/02/10 15:17:32
- RE: 懐かしい!! 30年前のバンコク
- こんんちは Kioさん
そうそう!! 私も行きましたよ〜!!
何処で仕入れた情報だったか、バンコクでは、唯一本物の銃が撃てる。 他の国では射撃が出来なかつたのかな?
バンコクの軍部の射撃場(?)が、確か、ヤワラーのワット・ポーに近い地域じゃなかったかな(現在、銃器ショップの多い地域)
私も、やっと場所を捜し当てたけど、丁度その時はバンコクでアジア大会が、開催されている為、日本人は、大会期間中は、撃つ事ができないって(本当かいな?)言われて、ガッカリして帰った事を思い出しました。
楽宮はそんなに、ひどくはなかったですヨ!!、
78年12月13日にネパールからバンコクに着いて、最初はファランポーン駅前のグリーンホテルに行く予定だったのが、部屋が無かったのか、気に入らなかったのかで、たまたま、タイ人に聞いて、連れて行って貰ったホテルが、楽宮だったんですね。
その頃のインド、ネパールでは、楽宮の情報はまるっきり、無かったんですね。
ネパールに比べたら、そんなに汚いとは、感じませんでしたね。
ダニもいなかったですよ。
マレーシアホテルは、アジアでは有名で、ネパールから後、先に移動した人が、掲示板にメモを残したりする、待ち合わせ場所だったですよね。
私も、友人に会いに行くと、楽宮の方が安いからと、皆が移って来ました。
好みもありますが、もし、その頃カオサンがあっても、私は多分、泊まらないでしょう。
私はチャイナタウンが好きでしたね〜!!
その当時は、バリ島に行く予定だったのですが、デンパサールからバンコクへのチケットが$100ならば、スマトラをバスで横断して、バリまで行こうと思ってました。
しかし、チケットが$200で、お金が、足りないし、もう、旅にも少し疲れていたのかな。
のんびりとプーケット、ペナン、コサムイに行き、バンコクで、エアー待ちで79年の1月20日に帰国したものでした。
しかし、長すぎる旅と言うのも、だんだん感動も弱くなるし、体調も悪くなるし、ダラダラ生活になって、あんまり良くは無かったですね。
あの頃は、もう、二度と海外旅行は出来ないと思っていましたね。
一度帰って、出直しは有り得なかった・・・・。
今は、便利な時代ですね。
- kioさん からの返信 2009/02/11 23:55:44
- バックパッかー
> しかし、長すぎる旅と言うのも、だんだん感動も弱くなるし、体調も悪くなるし、ダラダラ生活になって、あんまり良くは無かったですね。
長い時間、非生産的な日々を送るバックパッカーを続けていると
神経が磨耗してくるというか、気持ちに荒み感が纏わりついてくるというか、
嫌なテイストを自ら発光しつつ、身についてしまうような感じ、ありましたね。
自分もそうだったのかなと思いつつも、好奇心や、探究心、感性はそれほど
磨耗もせず、面白がる旅を続ける事が出来ていたのかなと自分が書いた旅行記を
読み返すと感じます。
でも観光ってホントしていないですねえ(^○^)
> 今は、便利な時代ですね。
ユースホステルさえネットで予約出来ちゃうんですからねえ
魂消ますね
- アンタライさん からの返信 2009/02/12 14:44:11
- RE: 懐かしいね・・・! パラダイスビーチ! スーパーパラダイスは危ないヨ!!
- こんにちは!
また、少し思い出しました。
プライバシィホテルって、プライベートホテルとも言いませんか?
記憶ですが・・・。
大きなテントの様な屋根のある、広い通路か駐車場(?)なのか、その脇に、部屋の入口が並んでいた様な。
連れ込みモーテル風のホテルじゃなかったですかね〜?
1階に小さいレストランがあり、ジュークボックスがあった。
そこだったら一回、行った事があります。
その当時、一泊150B だったので、長期で一人88B なら近いけれど。
違うのかな? 違ったら忘れて下さい。
-
- night-train298さん 2005/06/12 01:29:35
- マイリマシタ!
ミコノスは私もその昔に訪れた島。
最初はそのときのことを思い出し、「うん、うん・・・」と頷きながら、読み進めておりました。
客引きのおじさん、おばさん。kioさんは12歳のがんばり屋さんの女の子についていったのですね。
あの頃の私は、宿が町から遠くても、何も疑問を抱かなかったような、ぼけ〜っとした人でした。
確かに遠いですよね、ああいう客引きのお宿は!
そうそう、町は小さい。迷路のようなのにね。
私もビーチに行ったのだけど、バスに乗って、なにがしかのビーチに行って満足しておりました。
その頃は、パラダイスビーチ、スーパーパラダイスビーチがあったのだけど、
とうとう行かずじまいでした。
なので、kioさんが船に乗ってビーチに行ったと聞いて、「そんなの知らなかったよぉ〜〜〜っ!」と、拳を振り上げ叫んでおりました。
しかし読み進めていくうちに、ただならぬ展開にどんどん引き込まれ、何度
声を出して笑ってしまったことか・・・!
(ごめんなさ〜い!悲劇なんですよね、これ!)
kioさんが、一生懸命道なき道を登って逃げるお姿。それを追いかける毛むくじゃら。もうすごい構図です。
とにかく無事で良かった〜!
もしあの時、毛むくじゃらさんと間違いがあったら!今頃ずいぶん違った
生活をしていることでしょう。
娘さんとpcを取り合っている平和な夜を過ごすkioさんに、しみじみと
「良かったね!」と声をかけたくなります。
あ〜、おもしろかったー!
最後にヌーディストビーチのレポートも、ありがとうございました。
ところで、チビケイさまから、ここの掲示板で私のウワサをしているという
ナイスな情報が入ったので、ちらっとのぞかせていただくと・・・・、
これまた涙を流さんばかりに笑ってしまいました。
ナイトライダー・・・気に入りました!!!
写真がいっぱいになって二冊目にするときは、間違いなくこの名前にしたいと思いました。
この場をお借りして・・・
チビケイさん、私もこのHNは気に入っていないのです。適当につけちゃったから。
だいたいよく見ないで登録しちゃったもので、ローマ字じゃなきゃいけないと思っちゃったの。
今、後悔しています。night_riderいただき!
- kioさん からの返信 2005/06/12 21:24:13
- night-trainさんの 新HNについてオイラも考えてみた・・
- >しかし読み進めていくうちに、ただならぬ展開にどんどん引き込まれ、何度
声を出して笑ってしまったことか・・・!
(ごめんなさ〜い!悲劇なんですよね、これ!)
いやいや〜恐怖劇ですねん・・もう逃げながら恐怖心のあまり
膝がガクガクしましたもん(笑)喉はカラカラになっちまうし・・
相手のガタイがでかかったので逃げ通せるとは思っていましたけどね(^^;
しかし こ〜ゆ〜話を好む人が多いのか、旅行ランキング・ミコノス編では
随分と投票を頂いているのは、不思議な感じですねん(・・;)
>kioさんが、一生懸命道なき道を登って逃げるお姿。それを追いかける毛むくじゃら。もうすごい構図です。
とにかく無事で良かった〜!
もしあの時、毛むくじゃらさんと間違いがあったら!今頃ずいぶん違った
生活をしていることでしょう。
はいっ きっと違った人生を歩んでいたかと思います(笑)
そっちの人生の方が案外と愉しかったりして?(爆)
んで4トラでのHNも<kio_kio@新宿二丁目>とかになったりして、、(^^;
>ナイトライダー・・・気に入りました!!!
今、後悔しています。night_riderいただき!
更にひねって、巡礼者、night trainさんの為に
新HN向上委員会と致しましては<knight_walker>とHNを考えてみました。
- night-train298さん からの返信 2005/06/14 17:02:56
- ありがとうございます!すてきなニューHN!
わっはっはぁ〜っ!(あっ、また笑っちまった!)あれって本当に恐怖劇でした〜!
今日たまたまランキングを見ていたわけではなく、検索していたら、kio さんの
旅行記がどれもこれもすごい人気を獲得してました。(今日見たのはスペインね)
やっぱりみんな楽しんでいるんだ!
内容は覚えているのに、何度も読んでみたくなるお話ばかり。
きっと今まで大切に心にしまってきた思い出だからなのでしょうね。
(あの話も!)
kioさんのニューHNは新宿2丁目ですか!?あっ、そうならなくて済んだのでしたね。
私のニューHNについて、チビケイさんに引き続き(彼女も確か、一生懸命考えてくれたのでしたよね)
とてもとても、光栄でございます!
nightにkまでつけていただいちゃって、うれし恥ずかし・・・です。
はい、このHNも貯金しておきますね!
ところでkio さん、この場をお借りしてひとこと!
一週間くらい前かな?もっと前かな?kioさんのお気に入り登録の許可が降りてないのですけどぉ・・・・・!
お忙しいので、チェックしていない?もしくは許可してくれない?
承認待ちの状態で、首を長〜くしてお待ちしております!!!
(お忙しそうなので、ゆっくりでいいですよ〜!)
ではまた遊びにきますね〜!
- kioさん からの返信 2005/06/14 23:05:56
- 書き込みありがとう〜 knight walker もとい! night train様〜
>今日たまたまランキングを見ていたわけではなく、検索していたら、kio さんの
旅行記がどれもこれもすごい人気を獲得してました。(今日見たのはスペインね)
<ミコノス・ゲイビーチ編>とか<バンコック・微笑のタイ嬢編>とか
妖しげネタ文が意外と得票していて自分でも驚いちまいます(笑)
自分が一番気に入ってるのは<リスボンの針金師>なんですけどね・・
>内容は覚えているのに、何度も読んでみたくなるお話ばかり。
きっと今まで大切に心にしまってきた思い出だからなのでしょうね。
読み手のタメにも為らず、勿論、勉強にも為らず、
人様の旅のアドバイスには更に為らずな文字通りな与太文の数々・・
ひたすら四半世紀前の個人的な旅の日々を<旅の自分史>として
綴ってきただけなのです。night trainさんの仰る通り、
心にしまってきた思い出というか、自分の人生の中でも
20代のかけがえのない旅の日々だったという事は云えます。
そんな文章でも お世辞でも<何度も読んでみたくなるお話ばかり・・>
などと云って貰えて嬉しくないわけがない(#^_^#)
4トラに集う多くの人達のようにリピートで何度も海外に出掛けられる
ような環境にない自分にとっては20代の中の一年近くに及ぶ旅の日々は
思い返せばキラキラと輝く宝石のような、日本に居たら得られないような
濃密な非日常の日々だったと云うことに今なら気付くことが出来ます。
>私のニューHNについて、チビケイさんに引き続き
(彼女も確か、一生懸命考えてくれたのでしたよね)
違いますねん、、そんないいもんじゃありませんってば(笑)
チビケイしゃんは一生懸命に考えたのではなく、
単にnight trainさんのHNを勘違いしていただけの事ですねん(爆)
いいなぁ・・チビケイしゃん、、あと二、三日寝るとバリの人・・・
>ところでkio さん、この場をお借りしてひとこと!
一週間くらい前かな?もっと前かな?kioさんのお気に入り登録の許可が降りてないのですけどぉ・・・・・!
お忙しいので、チェックしていない?もしくは許可してくれない?
承認待ちの状態で、首を長〜くしてお待ちしております!!!
(お忙しそうなので、ゆっくりでいいですよ〜!)
(。−_−。)mス・スイマセーン メールチェックしていませんでした( ;^^)
night trainさんを非許可にするわけがないじゃないですか〜
night trainさんのスペイン巡礼記、まだ相変わらずNO3まで既読で
止まっていますが(・・;)、途中ながら今まで読んだ4トラの旅行記で
自分の中では5本の指に入るほどに印象的な旅行記ですよ。
と、云うわけで、先ほど 慌てて承認させて頂きました。
遅くなって申し訳ありませんでしたm(._.)m ペコッ
- night-train298さん からの返信 2005/06/15 00:50:12
- 早速の・・・
- 承認を、ありがとうございました!!!
(いやぁ〜、毎日ハラハラしながら待ってたんですよ〜!???)
うん、kioさんの旅行記は、どれも大切に書かれていると思います。
最近はね、他で掲示板をやっていたり、自分のhomepageもやっているので、
けっこうネタがないのに、書いている自分ですが、昔の旅行の話は、ものすごく大切なものですね。
私が一番長く旅行したのは100日間ですが、それでもkioさんと同じく、
20代の自分を、いや、今に至るまでなんらかの形で私を形成してくれたことは間違いないですね。
しかしですね、kioさんのはもっともっと文章が上手いので、さらに誰にでも
楽しめる一品となっているんですよ。
その100日間の旅行で、私がわかったことは・・・なぜかここで書かせていただくと、
私のその旅行記の最後にこう結んであります。(4トラの旅行記には書いてないです)
『地球はとても広くてさまざまな人が住んでいて、皆それぞれに違うということ。 その違う人々を理解するのは〈違う〉という事実を知っているということが、その人達を認めるということを。
地球は広いけれども、でもやっぱり人間の心はどこへ行っても皆同じだということ。 この対照的で相反することが、実際どちらも事実であることを教えてくれた。
もう二度と会えない人達ばかりだろう。 でもその人達ひとりひとりが私の心の中で生きて、これからも勇気づけてくれるに違いない。 皆がそれぞれあの場所で、今も元気で生きていると思うだけで、心が熱くなる思いがする。 』
これ、20年前の私の感想です。(やば〜っ!ほんとにこの夏で20年になってしまった〜)
あっ、お礼だけを言いにきたのに、kioさんの掲示板を使ってこんなこと書いちゃってすみませんでした!
じゃあ、もうひとついいですか?
チビケイさん、いってらっしゃ〜い!(しつこいでしょ!追っかけだから!!)
- kioさん からの返信 2005/06/15 22:31:02
- 旅のスタイル・・・night trainさんへ
- night trainさん 20代の頃の体験から得た旅の矜持と思いを
書いて頂き本当に有難うございます〜。
>地球は広いけれども、でもやっぱり人間の心はどこへ行っても皆同じだということ。 この対照的で相反することが、実際どちらも事実であることを教えてくれた。 もう二度と会えない人達ばかりだろう。 でもその人達ひとりひとりが私の心の中で生きて、これからも勇気づけてくれるに違いない。 皆がそれぞれあの場所で、今も元気で生きていると思うだけで、心が熱くなる思いがする。
night trainさんの書かれた事は自分が感じている思いに
とても近いものがあります。
人種、国籍、生活様式、言語、違えど、人間の喜怒哀楽、感情の様は
まったく同じという感を旅の日々の中で自分も強く感じたものでした。
自分も四半世紀が過ぎようとも、旅先で出会った
心に残った人達<良い人、そうでない人>もひっくるめて
表情や様子を今でも容易に思い出す事が出来ます。
モロッコで自分にしつこく喰いついてきたガイドでさえ、
日々の暮らしという戦いの中で必死だったのでしょう。
今では妙にイトシイ気持ちにさえなりますよ(笑)
自分の旅行記はそういう人達との遭遇話だけで全編出来て居ます。( ;^^)ヘ..
欧州まで出掛けても、実は観光らしい観光はあまりしていません。(・・;)
だから観光旅行記も書けないのです。(^^;
スペインに1ヶ月以上居ても、トレド観光にも行かないようなヤツです(・・;)。
でもトレドには行かなくてもバルセロナのランブラス通りの妖しげ婆さんの
追っかけはしてしまうという、思い返せば他人様と旅の座標軸が
あきらかに違っていると自分の書いたモノを読み返す時に
改めて自覚して思わず苦笑いしてしまうほどです(*^。^*)
自分は20代の頃はとてつもなく妙に好奇心の塊だったとしか
いいようがありませんね・・ふう (;^_^A アセアセ・・・
今はもう随分と磨耗してしまったおいらの好奇心・・・
night trainさんの書き込みがとても良かったので
自分の若い頃の旅のスタイルも思わず吐露してしまいました〜〜(#^_^#)
- night-train298さん からの返信 2005/06/18 22:15:53
- 思わず吐露・・・に、ニッコリ!
う〜ん、そうですね、あの頃の自分が眩しく思えることがあります。
あの文は、まさにその時に旅を終えたばかりの自分の素直な感想なんです。
そのときは、人間いくつになっても同じような旅はできる・・・と、思ったものですが、
やはり・・・、悲しいかな・・・、頭は固くなるし、先入観もたくさん詰め込まれ、好奇心もやや薄れ、あきらめもやや早い。(やや・・・というのもオソロシイものがありますが)
その年に応じた旅をするべきなのだろうけど、いまだに私はあの、自由な放浪感を求めて
旅にでるのですが、なかなか大変なんです。
当時は日常的な一コマも、やはり眩しい宝物なんですね。
あっ、だめだめ!これからもきっと、同じようにキラキラした旅をしなくてはね!
うん、kioさんの旅行記を読んでいると、私よりももっと、深〜い細〜いピンポイントに
入り込んでいますねぇ〜!
バルセロナの怪しげおばあちゃんの追っかけは、それを象徴していますね。
私はね、一応観光に努めたんですよ。でも他のみなさんに比べて、ボコボコ穴だらけ。
(何度行っても、肝心なものを見ていなかったりします)
細かく回るとかできないようです。
すべての人たちに対するイトシイというkioさんの気持ち、よくわかるなぁ。
きっと心の中に、ドーンッ!と、音をたてて入ってきたのでしょうね。
すぅ〜っとじゃなくて、ええと、ドッカンかな。
良くも悪くも、そんな強い思いは、なかなか日本での日常では味わえないものだから・・・。
- kioさん からの返信 2005/06/20 22:31:16
- RE: 再び吐露・・・(#^_^#)
- >う〜ん、そうですね、あの頃の自分が眩しく思えることがあります。
あの文は、まさにその時に旅を終えたばかりの自分の素直な感想なんです。
そのときは、人間いくつになっても同じような旅はできる・・・と、思ったものですが、やはり・・・、悲しいかな・・・、頭は固くなるし、先入観もたくさん詰め込まれ、好奇心もやや薄れ、あきらめもやや早い。
当時は日常的な一コマも、やはり眩しい宝物なんですね。
んだ〜 んだ〜 変な先入観なぞ持たぬ虚心な気持ちで人々の中に
入り込んでいくと、良い人間関係も持てるしナイスな出逢いと遭遇する
ものですね。
でもさぁ、、お互い20代の感性も体力も豊かな時にこ〜ゆ〜旅を体験できて
本当に良かったよね、、実に陳腐な言葉になるけど<カケガエノナイ日々>に
為り得たよね。
>すべての人たちに対するイトシイというkioさんの気持ち、よくわかるなぁ。
きっと心の中に、ドーンッ!と、音をたてて入ってきたのでしょうね。
すぅ〜っとじゃなくて、ええと、ドッカンかな。
良くも悪くも、そんな強い思いは、なかなか日本での日常では味わえないものだから・・・。
あの国はこうだった〜 とか あの国の人達はああ〜だとか、
表層的な部分で簡単に単眼で括ってしまう人達がいるけど、
(゜゜;)\(--;)ォィォィという気持ちになってしまうね。
この歳になって悟った事は騙された事も親切にされた事も含めて
すべてがbeing on the roadの出来事なり という感じですね。
PS そんな旅の最中に出逢った理髪師修行の人の事をアップしました。
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