★ＰＨＩＰＨＩ・大津波後のピピ島＆パトンビーチ滞在記’０５(?)

2005/01/31 - 2005/02/11

☆インド洋大津波から早いものでもう１年です。私が“大津波後のピピ島滞在記”をＵＰしてから、新しいピピ島旅行記のＵＰが無くとても残念です。ネット等の情報によると一番被害の大きかったトンサイベイ地区も少しずつ復興してきているようで、レストランやお土産やさんも再開してきているようです。Ｐａｒｔ（?）でＵＰしきれなかった分を追記して、より一層の復興を願うと共に、亡くなられた方達のご冥福をこころからお祈りしたいと思います。

エリア ピピ島(タイ)

☆ピピ島の地図。大津波で一番被害の大きかったのは、島と島がつながったような部分のトンサイ地区です。北側のローダラムベイと南側のトンサイベイの両側から挟み撃ちされるように津波が押し寄せました。この地区がピピ島の中心でホテルやレストランが集中していたため、被害もより甚大でした。前回はここにあったピピ・プリンセスリゾートでしたが、今回滞在したのは被害の少なかった島の一番北側のレムトンビーチにあるピピ・ナチュラルリゾートです。

☆ピピ島へはここプーケット港からフェリーで約２時間。レムトン地区へはアンダマンウェブマスター社の船で直接向います。トンサイ湾地区へは反対側にある大型フェリー用の船着場を利用します。

☆ピピ島のレムトン地区裏手の船着場が見えてきました。大津波はこの山と山の間の切り通しを乗り越え反対側にあるレムトンビーチに襲いかかったのでした。大きな方の桟橋が破壊されたのでフェリーは沖合いに停泊し、客や荷物は写真のロングテールボート(ハンヤオ)でピストン輸送します。

☆今回は８年ぶりにピピナチュラルリゾート(当時はピピインターナショナルＨ)に滞在しました。写真はＤＸシービューコテージから望むアンダマン海とモスキート島(コ・ユン)です。ＤＸシービュールームはレセプションに近いほうから１０１→１１６で、少しガーデン側に１１７→１２１まであります。レストランやプールに近い１０１側が便利です。

☆ＤＸシービュールームは海側全面ガラス窓で大きくあけ広げられるので、アンダマン海の大パノラマがとても素晴らしく、泊まるなら絶対ＤＸシービュールームが薦めです。

☆ＤＸシービュールームのウットデッキのテラスはとても広く、ビールを飲みながらのんびりするのに最高です。右側に下に降りる階段がありますが、部屋によっては海までかなり急斜面なので直接海に入るのは難しいと思います。

☆ピピナチュラルのプール。あまり大きくはありませんが高台なので眺めは抜群です。このプール脇から下のビーチに降りる階段があり、正面の海はスノーケリングのベストポジションになっています。アジア各地の珊瑚礁は破壊されたり、白化現象で死んでしまったりしている所が多いのですが、ここの珊瑚礁は津波にもめげずとても元気で綺麗です。ホテルの目の前にこれほど元気な珊瑚礁が広がっている所はそうそうありません。いつまでも大切にして欲しいなと思います。

☆ピピナチュラルのプライベートビーチ。小振りですがのんびり出来ます(^^♪。

☆ホテルの敷地はかなり広く、カヌン(ジャックフルーツ)やマムアン(マンゴー)の大木等もたくさんあります。賎しそうに眺めていたら庭師さんがおすそ分けしてくれました(^^♪、コップン・マーク・カップ！

☆ヘリコニアの一種かな？。

☆南の島と言えばやっぱブーゲンビリア。椰子ノ木と青空をバックに鮮やかです。スワイ・マーク！

☆ピピナチュラルのビーチハウス。この辺からピピホリディインまで幅広のレムトンビーチが続いています。中ほどにシージプシーの村があり簡素な売店があり、ビールなど３０バーツ(約９０円)とホテルの半値以下で買えます(^^♪、でも持って帰るのが大変だ〜。

☆レムトンビーチ(?)、ホリディイン辺り。レムトンビーチはピピナチュラル辺り以外は遠浅なので、ソーダブルーの海の色は美しいのですが、スノーケリングでお魚や珊瑚を見るのには、色の濃くなっている辺りまでかなり泳いでいかなくてはなりません。

☆レムトンビーチ(?)ジボラ辺り。

☆ホリディインのプール。年配のドイツ人1組しか滞在していませんでした。なのでプールでは閑古鳥しか泳いでいませんでした。

☆ピピナチュラルのハウスリーフ(珊瑚礁)は海面の上からでも元気な様子がうかがえます。

☆ピピナチュラルのハウスリーフは色とりどり。

☆ピピナチュラルの珊瑚礁は素晴らしいのですが、魚の種類はそれほど多くない気がします。写真の魚は暖かい海ならどこにでもいるオヤビッチャ。

☆でも大好きな“ニモ”(カクレクマノミ)が簡単に見られるので大満足(*^_^*)　ちなみにクマノミ類は大きい方が雌(♀)で、小さい方が雄(♂)だそうです。蚤の夫婦ならぬクマノミ夫婦かいな。その上コロニー(棲家)に♀がいない場合、一番大きな♂が♀に性転換するらしい。・・・ふぅ〜ん、ニューハーフなの？

☆レムトンビーチに滞在したなら目の前に見える２つの島“バンブー島＆モスキート島”へ足を伸ばす事をお薦めします。特に写真のバンブー島(コ・パイ)のビーチは真っ白でモルディブのようです。向こうの島はモスキート島(コ・ユン)で珊瑚礁がキレイです。

☆バンブー島の誰もいないビーチに椰子の実が一つ流れ着いていました。ありそうでなかなか見かけない南の島らしい一コマです。

☆モスキート島のテーブル珊瑚は水深が浅い所にあるので日差しをいっぱい浴びて元気です。

☆モスキート島でスノーケリングをしている間にボートマンは釣りをしてイサキのような魚をゲットしました。

☆嗚呼、悲しいかなお魚君達は心ならずも夜のテーブルで成仏したのでした。アーメン

☆ピピナチュラルの朝食は基本的にアメリカンブレックファーストですが、そこはタイのホテルなのでお粥でもＯＫです。ごはん党には有難いです。

☆ビーチ沿いに歩いてレムトン学校に向う子供達。

☆レムトン学校はピピナチュラルに隣接し、学校を取り囲むようにホテルのコテージが建っています。

☆帰りの船はトンサイ湾経由でした。向こうのビーチはロングビーチです。津波の影響は少なかったのでほとんどのホテルは営業を再開していたのですが、ビーチには人っ子一人いませんでした。

☆プーケットのパトンビーチ(?)
大津波後のビーチはブロック事にビーチパラソルの色が違っていて、写真を撮る場所によって少しずつ印象が変わるので、なかなかフォトジェニックになりました。

☆パトンビーチ(?)、ピンクのパラソルもちょっとラブリーな感じでカワイイ(^^♪ですね。

☆パトンビーチ(?)　このディープブルーのパラソルもステキですが、その後に何故かビーチ全てが妖しげな紫のパラソルに統一されてしまったようです。紫はタイ人の感覚だと高級感があるのかも知れないのですが、パトンと言う土地柄ちょっとイヤラシイ感じがするのは私だけ？・・それともパトンだからこそのハマリ色なのか？・・

☆パトンビーチ(?)は大津波後１ヶ月が過ぎ、ほとんど美しく整備し直されていました。唯一インピアナ(旧カバナ)の裏手の監視塔辺りに津波の爪あとが残っていました。

☆パトンビーチ(?)、以前のパトンビーチとは比べられないくらい美しくなりました。観光客も少なく、信じられない程の静けさでした。大津波後１年、ピピ島に比べればパトンビーチはだいぶ人が戻ってきたようです。ピピ島にも早くもっと観光客が戻りますように。

この旅行記へのコメント （2）

• pinkpandaさん 2005/12/14 00:41:55

  あれから・・・

  j-ryuさん、初めまして。pinkpandaです。プーケットが大好きで毎年年末に行っていました。去年１２月２７日から行く予定でしたが、津波でキャンセル。それ以来行っていません。
  来年３月に行く予定を立てています！！
  j-ryuさんの写真をみてビックリ。パトンビーチ、津波前よりはるかに綺麗になってますね。２泊３日なので時間的に厳しそうですが、時間があればピピにも行ってみようと思います！

  j-ryuさん からの返信 2005/12/14 15:16:30

  RE: あれから・・・

  ☆pinkpandaさんはじめまして！ご訪問＆感想ありがとう
  　ございます。昨年末は大変でしたね、災害に遭わずに
  　済まれたのは幸運でしたが、さぞかし複雑な心境だったろう　　　　　　　かと、ご推察いたします。私もすでに予約を入れておいたので
  　いろんな意味で心配していたのですが、少しでも地元の方の
  　足しになればと思い、出かけました。
  　確かに津波の直接的な被害も甚大だったのですが、風評や
  　イメージダウンによる被害のほうがより大きかった気がします。
  　パトンビーチは本当に以前より、見違えるようにキレイに
  　なりました。皮肉にも大津波がビーチや海の中の砂を総取換え
  　したような気がします。
  　来年の訪プー楽しみですね。日程的にピピ島は厳しいかも
  　知れませんが、是非プーケットより数段美しい海を体感してみて　　　　　下さい。きっと、虜になりますよ。
  　旅行記のＵＰを楽しみにしています。