2012/01/07 - 2012/01/10
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尖椒土豆絲さん
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テレビでトムクルーズ主演映画 Mission: Impossible ?を見て、今回の夫婦旅行は、この映画撮影地の西塘に行こうということになりました。
それならば・・・折角なので、近隣の水郷の町 嘉興も観光してきました。
この嘉興市は、浦東空港から直通リムジンバスが出ています(楽々旅行じゃ〜ん!!)。
北馬南舟の歴史を鑑みながら、いざ江南水郷へ出発!!
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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-
東京成田から上海浦東までのフライトは約3時間半。
窓の外には、大きな火口の富士山が見えました。
国内線とは航路が違うのかな?
いつかは登ってみたい、憧れの富士の山です。 -
上海浦東空港到着後、まずは日本語対応の CITI BANK(花旗銀行)ATMで中国元を引き出し。
1元11.9円と円高の恩恵に預かっちゃいました(>^^<)。
そして、第1・2ターミナルの間の南連絡通路の2階にある長距離バス乗り場に移動し、1人66元の13:10発の嘉興迄の直通バス切符を2枚購入しました。
ここで事件が勃発!!昨年11月29日から到着バスターミナルが変更になった模様で、行き先はネットで調べた従来の嘉興汽車西站ではなく、新しく出来た嘉興汽車客運中心というバスターミナルとなっていました。
旅行の初っ端から不安・・・ -
浦東空港からの空港バスは、上海中心部を全く通らず、渋滞知らずの約1時間半で、新しく出来た嘉興汽車客運中心に到着。
この新しいバスターミナルは市南西部の郊外にあり、ここから19路のバスに乗って当初予定の嘉興汽車西站に無事到着、いよいよ観光の始まりです。
最初に訪れたのは京杭運河沿いの三塔。
魚釣りを楽しむ人たちが集まる公園に一角に三本の塔が佇んでいました。 -
次は三塔から徒歩5分程の血印禅寺に移動。
歴史を見続けてきたであろう碑坊を潜り抜けて参拝。
この碑坊は、補強修理されてはいたものの、倒壊するのでは?と感じちゃいました。
だいじょうぶかな〜?? -
京杭運河に沿って、血印禅寺から今日の宿泊地の梅湾街に向けて歩いていると、対岸の范蠡湖公園に建つ状元及第が見えてきました。
日没間近で、やや焦り気味・・・新しいターミナルが開設され、19路のバス移動の分だけ時間が足らなくなっちゃいました。
公園に寄る時間は無く、梅湾街へ急ぎ足です。
不思議と、日本の天守閣に似てませんか?
いやいや・・・日本が真似たのかな? -
梅湾街は、日韓併合時の臨時亡命政府があったらしく、老街には金久避難処という観光名所もありました。
残念ながら入場は16時半迄で、私たちが梅湾街に到着した時は閉館後でした。
金久氏は、韓国の人が嘉興訪問時に必ず訪問する祖国の英雄らしいです。
この再開発された梅湾街の街並みは、中国の古典的な江南建築様式の外観が美しく、地元の観光&デートスポットのようでした。
例えて日本で言うと、横浜や函館の古い倉庫を活用したような、お洒落な空間ですね。 -
ネット予約した嘉興君臨精品酒店(朝食付きツイン238元)のチェックインを済ませて、今度は夜景観賞です。
週末土曜日だからか、梅湾街のレストランには沢山の人たちが来ていました。
運河沿い、湖沿い、そして老街全体が綺麗にライトアップされていました。
私たちも地元のカップルに混ざって散策を楽しみました〜(嬉しい恥ずかし)。 -
翌朝、ホテル近くの朱生豪故宮を見た後、運河を渡って南湖公園へ移動です。
遠くからも見える壕股塔(10元)へ登り、嘉興市の町全体を俯瞰しました。
塔に登るのは体力勝負、日々の運動不足は明白です。
ここは「死者に鞭打つ」春秋時代の呉宰相 伍子胥の伍相祠です。
もっと中国の歴史や故事を勉強しておくべきだったなぁ〜。
そういえば臥薪嘗胆も同時期の諺ですよね?(この歴史も無知で失礼!) -
そのまま南湖景区攬秀園を散策。
今回は行けなかったのですが、共産党の革命記念館や遊覧船で行く煙雨楼などが点在していました。
近代史に興味が有る人は、楽しい観光名所だと思いますよ。 -
南湖景区観光後、紫陽橋を渡って旧城内に入りました。
橋を渡った大きな通りは環状南路といい、昔は城内を囲む城壁が有ったようです。
既に城壁は撤去されており、城壁フェチとしては残念です。
その城内中心部の子城に到着するも、2009年から一般公開は中断中(ガ〜ン)。
残念ながら城壁や門楼は見学できず・・・軍病院の駐車場代わりになっていました(悲しい事実・・・)。 -
次に、嘉興城旧北門城外の月河街に到着です。
梅湾街同様に、江南建築様式の外観が美しい街並みが保存されていました。
長廊もあり、西塘に行かなくてもいいのでは?そんな気分になるほどの観光施設でした(後で観光した西塘のクラシックさには完敗でした!!)。
この月河街歴史街区には宿泊施設やレストラン、粽子文化博物館、花鳥坊市場といった場所が点在していました。
その花鳥坊には、兎やモルモットが所狭しと並んでいました。
そして、ペットの餌は、日本から仕入れたペットフード(日本語のまま)が沢山売られていました。 -
月河街には大小沢山の石橋がありました。
のんびり約2時間の散策後、今度は西塘古鎮への移動です。
月河街をうろつき迷い、西塘行きバスを捜し求めて彷徨いました。
遂に見つけた建国北路と東升東路の交差点(建国北路バス停)から嘉善K152路のバス(1人6元)で、終点西塘まで爆睡しながら約40分間でした。
群がる客引きを押しのけ、今日も予めネット予約しておいた西塘假日酒店(朝食付きツイン260元)に無事にチェックインしました。
それにしても、客引きの勢いは凄まじいもので、ある意味関心しました。 -
西塘の夜景は、何とも言えない風情がありました。
写真は永寧橋から西側を写した構図です。
観光客は少なく静寂で、運河に映し出される古鎮風景は、幻想的でした。
どうやら西塘古鎮への入場は無料化されたようです。
ネットで調べた時に書いてあった50元の入場券も廃止され、主な11箇所の観光施設入場付きの100元の入場券のみになっていました。
運河沿いで西塘ビール(8元)と一緒に景色込みの食事をしました。
いい思い出になったノスタルチックな時間でした。
明日は、Mission: Impossible ?の撮影場所を探さなきゃ!!! -
宿泊した西塘假日酒店前の南苑路に、新しい西塘古鎮の入口が出来ていました。
この入口から入らないと、遊覧船を含めて各観光施設は利用できないようです。
因みに、写真は環秀橋から東方を見た構図です。
左側(北側)に煙雨長廊が見えます。
Mission: Impossible ?のトムクルーズが早足で歩いた廊下ですね。 -
イチオシ
同じく煙雨長廊です。
平日だからか?観光客は少ないようです。
運河沿いのレストランも空いていて、窓際は座り放題でした。
屋根に設置した太陽光設備を黒く塗って、街の景観を保っている姿勢には感銘しました。
この設備が、水郷古鎮内の客桟の温湯を賄っているのでしょうね。 -
この写真の石橋は安秀橋です。
ちょうど古鎮の中心部に架かっているアーチ橋です。
最後に西塘市場(豚の頭や上海蟹・田螺等々)と市場前の古薬師禅寺(かなり立派で広大、2001年改築)を見た後、今日もバスで移動です。
行き先は上海です。
新しく出来た西塘バスターミナルは、南苑路と平川路の交差点の少々南側の奥まったところにありました。
運悪く上海行きのバスが出た直後だった為、約50分待って、17時発の上海汽車南站行きバス(1人32元)に乗車、夕方のラッシュにも巻き込まれながら、約1時間半で到着しました。 -
地下鉄1号線で人民公園駅に移動、今日もネット予約しておいた南京東路の東亜飯店(朝食付きツイン380元)に無事チェックイン。
今夜も夜景観賞の為、南京東路を歩いて外灘に行きました(足が棒のように動かない・・・・・)。
東浦新区の高層ビル群や租借地の歴史ある建物がライトアップされ、沢山の人で賑わっていました。 -
外灘の夜景です。
綺麗ですね。
沢山の中国人・外国人が来ていました。
さすが国際観光都市です。
東京の夜景とは、ある意味違った魅力が有りますね。 -
旅行最終日は日本へ帰国です。
上海浦東空港は地下鉄2号線が乗り入れている為、旅行のプランニングがしやすく、沿線途中の観光施設を訪れました。
浦東新区の欽賜仰殿の屋根には三国志関連の装飾がなされ、非常に興味深かったです。
5元払って線香を貰い、中国人の参拝を真似てみました。
国が違えば参拝の仕方も全くの別物になるのですね。 -
地下鉄川沙駅近くの川沙公園の鶴鳴楼です。
江南三楼閣や湖北省武漢黄鶴楼を参考にして1993年に建てられたようです。
市民の憩いの広場になっていました。
徒歩で城内へ移動し、観光予定の黄炎培故居に到着するも・・・・・閉鎖中で断念せざるをえなくなりました(悲しい現実に涙・涙)。
嘉興市の子城同様に非常に残念です。
ネットで事前に調べても、なかなか判らないことが多々ありますね。
この公園の北門の前に、川沙市場という魅力ある空間が広がっていましたよ。 -
4日間の観光旅行の最後は、上海川沙城の城壁巡りです。
巡りとは言っても、観瀾小学校の東側に保存されているだけで、残りの城壁は撤去されていました。
嘉興同様に、近代化の途中で城壁は邪魔物だったのでしょうね。
上海豫園の城郭と同じ運命を辿ってしまったのですね・・・・・残念。
後ろ髪を引かれながら、地下鉄川沙駅に戻り、一路浦東から成田に戻りました。
あっという間の4日間の嘉興・西塘・上海の旅行でした。
次は、三国志関連の史跡に行きたいと思っています。
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この旅行記へのコメント (2)
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- nao0880さん 2012/02/20 08:25:27
- 嘉興
- 尖椒土豆絲さん、こんにちは。
訪問ありがとうございます。
嘉興へ、浦東空港からのバスがあったのですね。
気付きませんでした。
2010年の夏、私は西塘を訪れてきました。
街の写真をこの4travelの旅行記で見て、実際に訪れてしまいました。
宿や水郷の夕暮れ、夜明けを散策しながら写真を撮りまくってしまいました。
中国の夜景、上海も好きですが、西塘もとても情緒があって素敵でした。
失敗写真も多かったですが、数百枚撮影してしまいました。
お邪魔しました。ではまた。
- 尖椒土豆絲さん からの返信 2012/02/26 01:28:49
- RE: 嘉興
- こんばんわ、0880様。
中国旅行を模索している時に、2010年7月10日からの、貴殿の【西塘の夜】のブログを拝見しました。
たまたま、国内でトムクルーズ主演のミッションインポッシブル?がTV放映され、0880様の夜景ブログも相まって、西塘行きを決めました。
さて、別件ですが今年の5月GWに、北京インで鳴鶏宿→宣化古城→張家口→北京の旅を準備中です。
最も行ってみたい、鳴鶏宿への北京からの公共移動手段を探している最中です。
上記のコースで助言を頂ければ幸いです。
尖椒土豆絲より
> 尖椒土豆絲さん、こんにちは。
> 訪問ありがとうございます。
>
> 嘉興へ、浦東空港からのバスがあったのですね。
> 気付きませんでした。
> 2010年の夏、私は西塘を訪れてきました。
> 街の写真をこの4travelの旅行記で見て、実際に訪れてしまいました。
> 宿や水郷の夕暮れ、夜明けを散策しながら写真を撮りまくってしまいました。
>
> 中国の夜景、上海も好きですが、西塘もとても情緒があって素敵でした。
> 失敗写真も多かったですが、数百枚撮影してしまいました。
>
> お邪魔しました。ではまた。
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